2016/12/22

3D学校生活

セブ島留学を通して”フィリピンの子どもたち”を取り巻く【現状】と向き合う。

2016/12/23
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フィリピンの平均年齢は23歳。毎分3人の子どもが生まれている。

nikkei.com

セブ島で生活する中、外を歩いていて感じるのが子どもの数が多いこと。特に少子高齢化社会に慣れている日本人は、その違いに驚くはずです。そして印象的なのが、子どもたちの多くはいつも笑顔エネルギッシュ

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アウトリーチプログラムや旅行先でフィリピンの子どもたちと触れ合うなか、彼らのキラキラした笑顔を何とか収めたいと、私の趣味はいつしか”フィリピンの子どもたちの写真を撮る事“になっていました。

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カメラを向けると満面の笑みで答えてくれる子どもたちにすごく癒されます^^
さらに私が日本人ということもあり外国人に興味津々。彼らから積極的に話しかけてくれます。

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そんな子どもたちと関わるうちに見えてきたのは”フィリピンの現状“です。

タバコ売りのジェイソン

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セブ島で生活をする中、ジェイソンという12歳の男の子に出会いました。彼は学校が終わった後、夕方から夜遅くまでお父さんの仕事の手伝いとして路上でタバコを売っています。学校が休みの日は1日中働いています。12歳というと日本では小学6年生。学校が終わった後は友達と遊んだり、塾に通ったりするのが日本の小学生です。しかしジェイソンは家庭の経済的な理由から仕事をしなくてはいけません。

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(生徒からもらったブレスレットを毎日身に付けています)
ジェイソンのように、経済的な理由から親の手伝いをしたり、もしくは学校に通えず路上で物を売る子どもは残念ながらフィリピンにたくさんいます。そして、そんな子どもたちは、学校では疲れて授業中に寝てしまったり、十分な自習時間が確保できません。そして、不十分な学力という理由で大人になってから仕事に就くのが難しくなります。そうして彼らの子どもたちもまた、働きに行くことになるのです。これが貧困の連鎖となり、現在フィリピンの大きな問題の一つとなっています。

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なぜフィリピン留学を選んだのですか?

多くの生徒さんはフィリピン留学を選んだ理由として、コスパが良いからというのが大半だと思います。しかし、”大学で国際社会について勉強し実際に見てみたかったから”、”看護師として海外で医療ボランティアに参加したいから”など、発展途上国の現状を知りたいと言う理由で留学される方も多くいらっしゃいます。そんな生徒さんのために、3Dではアウトリーチプログラムという独自のボランティア活動を毎月開催しています。いつも定員いっぱいの生徒さんが参加して下さる点からも、フィリピンの現状に興味を持つ方が多いことが分かります。
フィリピンは日本から一番近い発展途上国です。フィリピンの文化や課題と向き合い現地の人々の生活を知るのも勉強の一つだと思います。笑顔いっぱいの子どもたちの裏にあるフィリピンの課題。セブ島留学は今後、彼らに手を差し伸べる良いきっかけになるのではないでしょうか。

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