2017/08/10
留学生の皆さんは毎日顔をあわせる友達や先生と一日に何回もHow are you?と聞かれたり聞いたりしていることでしょう。留学生の生徒からちょくちょく聞く話なのですが、毎日毎回How are you?と聞かれても答え方に困る、いつも同じ質問と返答で飽き飽きするなど聞く事がありますので、今回はそれ以外のフレーズと返答方法、そもそもイングリッシュスピーカーのHow are you?の意味とイメージを紹介していこうと思います。
目次
まず初めにHow are you?の持つ意味とイメージを考えていこうと思います。そもそも日本人には頻繁に会う友達や同僚に対して体調や調子を尋ねるような文化がありませんよね。日本人が「元気ですか?」と尋ねる時は数週間ぶりだったり、久しぶりと感じた時だけですよね。ですのでHow are you?を日本語の元気ですか?に変換して考えると飽き飽きしたりする様な感覚になるのだと思います。個人的には日本より他人を気遣うこのHow are you?の文化は大好きです。
特に意味を深く考える必要は無いと感じます。状況によっては”Hello”や”Hi”となんら変わりない意味の場合もあれば、話しかける際のワンクッションの役割(日本でいう所のニュース情報や天気の話)などに使われます。海外で自分から友達を作りたい際に一番便利で役に立ち簡単に友達をつくることの出来る魔法の言葉です!すれ違う人、目が合った人、誰にでも気軽に使えるので、是非教室の外でも話したこと無い人にでも積極的に使ってみてください♪
ここからは”How are you?”同様によく使う挨拶のフレーズと返答を紹介していきたいと思います。質問次第で返答のルールやフォーマル、インフォーマルなどの相応しい状況も解説していきたいと思います。
How are you? よりもインフォーマルで砕けた印象のある表現です。初対面の相手にも親しみやすくフレンドリーに使う方もいますが、基本的には初対面の相手には使わない方が無難だと思います。意味としては元気ですか?(体調やメンタルに対しての質問)よりも、最近調子どうですか?(生活や現在の状況、現状など身の回りに対する質問)のイメージに近いです。
返答としては、主語がITなので答える際も“I’m” では無く“It’s”で答えましょう!ただ日常会話だと“Pretty good.””Not bad.””Not good.”など”It’s”を省いて答える事も多いです。
“How’s it going”と同じ意味で相手の生活、身の周りについての質問のイメージです。thingsで複数系なので”How are things”という事もできますがイメージとしてthingsを一纏めとがんがえる”is”の方が広く使われている表現の様に感じます。
こちらの二つはかなりカジュアルな表現で友人や親しい人の間で使われる表現ですので、初対面の人や場をわきまえて使うようにしましょう!
”What’s going on”は”元気かい”?や”最近どう!?”など直訳に近い”最近どうなってんの?”と言う意味でもつかわれます。
”What’s up”は意味的には”What’s going on”と同じ意味でかなりカジュアルな表現です。若者などの間でかなり多く使われている分、かなり使い勝手がいいのも確かです。日本語で言うところの「調子どうよ!?」「最近どう?」「どうしたの?」などの意味の他にも”「オスッ」「ヨッ」など質問の意味を持たないシチュエーションも多くあります。感覚的には質問ではなく会話を始める前のワンクッションやリアクションと受け取る状況もあるのでその際は”What’s up?”に対して”What’s up?”で返すこともかなり多くあります。また一般的には”what’s up?”の後に”man”girl”や”dude””bro”または相手の名前を呼ぶことがもっとも多いと感じます。【※ちなみに”What’s up”は”What are you up to?”の略語です。】
”How’s it going?””What’s going on”と同じく感情ではなく近況を尋ねるカジュアルな表現です。
親しい人の間でも使えて、かしこまった場面や目上の人と会うときなどに使えるフォーマルな「元気ですか?」を伝える英語フレーズを紹介します!
こちらのフレーズは、ちょっと体調を崩していた人や何かがあって落ち込んでいた人などに対して使われます。大変な事情を知っていた上で、「その後はどうなのかな?「がんばれているかな?」という気持ちを伝えることができます。
深刻な状況に限らず、ちょっとした声掛けとして相手を気遣うフレーズです。
直訳すると「あなたの身の回りの事はどうですか?」という意味になるこの英語フレーズ。”How’s things?”とは違って、様々な出来事をバラバラに考えて聞いています。そのため、”things”を複数形として”are”を使っています。こちらもある程度相手の状況などを知ったうえでの気遣いを示すフレーズとして使われます。
こちらのフレーズは基本的にビジネスシーンだけで使われると考えていただいていいでしょう。知人どうし、友達どうしで使うにはかなり堅苦しいイメージがあります。また返答で注意しなければいけないのが、”How do you do?”は質問ではなく、挨拶ですので返事は必ず”How do you do?”と返さなければいけないきまりがあります。
いかがでしたか?英会話においてもっとも良く使い、尚且つ会話に弾みをつける為に重要な挨拶の”How are you?”以外の聞き方について今回は書いてみました。留学期間中だけで数え切れないほど口にする場面がある言葉だけに、少しフレーズ使い分けてみたり返事を工夫し使うだけでどんどんそのフレーズが自分のものになっていきますよ!
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