セブ市から約1時間くらいの所にあるナガ市という場所で大規模な土砂崩れがあり甚大な被害が出ました。少しでも助けになればと思い先生と生徒と一緒にボランティアに行って来ました。

ナガ市の土砂崩れとは

9月20日の早朝セブ州中部のナガ市で大きな土砂崩れがあり、約24棟が呑み込まれ少なくても50人以上が亡くなり、今も行方不明の方がたくさんいらっしゃいます。連日続いた豪雨の影響で、地盤が緩んでいたのとこの近くが採石場で土砂崩れが起こる前から一部に亀裂が入っており、前兆があったにも関わらず止めなかった過度なマイニングによる人災とも言われています。
現地の様子
今回私達は遺体安置所と避難所に行ってきました。


食料や生活用品を寄付してきました。ですが、まだまだ不足しています。
私達が寄付の順番を待っている間も遺体が運ばれてきて、家族以外で遺体を見たのは初めてで、自分の家族や友達じゃないのにも関わらず、亡くなった方達のことを思うと涙がとまりませんでした。亡くなった方の中には4歳や7歳の子ども、私と歳が変わらない人もいて本当に胸が痛かったです。一家のほとんどが亡くなってしまったところもあるそうです。想像を絶します。今でもあの光景が目に焼き付いて離れません。

次は避難所に行ってきました。ここはドゥテルテ大統領も慰問されたみたいです。
未だに何百人もの人々が避難を余儀なくされています。充分に休める場所も無くトイレも悪臭を放っていました。


こんな状況でも子ども達は明るく元気でした。何故かずっと子ども達からモモランド(韓国のアイドルグループ)と呼ばれていました。笑

こちらもどんどん支援物資が送られて来ていました。
実際に行ってみて
私は幸運にも災害を体験した事が無く、今まで写真やニュースでしか見てなかった光景を実際に目の当たりにして言葉が出ませんでした。土砂崩れがあった現場も見ましたが想像を超える大きさでした。
被災地の方々は私達の支援の手を必要としています。この記事を見て少しでも関心を持ち、支援していただけると幸いです。
一刻も早い復旧とまだ見つかっていない方が救助されますように。
これ以上被害が大きくならないことを祈っています。
