2025/06/7

セブ島現地情報

セブ島って危険?留学中の治安・安全対策まとめ【2025年版】

2025/06/7
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目次

セブ島って危険?留学中の治安・安全対策まとめ【2025年版】


はじめに

「セブ島って、治安は大丈夫なんですか?」
これは留学を検討する方の中でも、特に保護者や初めての海外渡航者からよく聞かれる質問です。

確かに、東南アジアというと「スリ」「ひったくり」「衛生面の不安」など、ネガティブなイメージを持たれることも少なくありません。
しかし実際のセブ島は、適切な知識と心がけを持っていれば、十分に安全な環境で学べる場所です。

この記事では、2025年現在のフィリピン・セブ島の治安状況を踏まえながら、3D ACADEMYの留学生の視点で実際に気をつけていること・学校が行っている安全対策・日常生活での注意点などを分かりやすくまとめました。

「フィリピン留学=危険」という誤解を解き、安心して渡航・生活できるよう、**英語学習以前に知っておきたい“セブ島のリアル”**をお届けします。

✍️ ※本記事は英語版「Is the Philippines Safe for Studying Abroad?」と対応しています。英語記事を読みたい方はこちらからどうぞ

フィリピン全体の治安事情と統計(2025年時点)

フィリピンは東南アジアの中でも観光・留学・ビジネス目的で多くの外国人が訪れる国のひとつですが、「治安が悪い」というイメージが先行しがちです。
確かに、一部の地域では武装勢力やテロなどが懸念されるケースもあり、外務省の危険情報マップでもミンダナオ島の一部には注意喚起が出されています。

しかし、実際の統計を見ると、多くの観光客や留学生が訪れる地域(マニラ、セブ、バギオなど)は比較的安全に整備されており、過度に不安視する必要はありません


犯罪統計(フィリピン国家警察PNPデータ)

  • 2024年の全国犯罪発生件数は前年比で約8%減少(フィリピン国家警察PNPによる)

  • 外国人が被害に遭う事件の多くは、スリ・置き引き・詐欺などの軽犯罪が中心

  • 暴力犯罪(強盗・傷害など)は都市部での発生率がやや高いが、外国人ターゲットではなく、現地住民間のトラブルが主

  • 観光地・商業エリアでは警備員や監視カメラの配置が進んでおり、近年は抑止効果も高まっている


外務省の評価(日本人向け)

  • 日本外務省「海外安全ホームページ」では、2025年6月現在:

    • セブ島を含むビサヤ諸島地域は「レベル1:十分注意してください」

    • 一部のミンダナオ島などは「レベル2以上:不要不急の渡航中止」が出ている地域もあるが、観光・留学エリアは除外


✅ 結論(セブ島につなげる視点)

つまり、**フィリピン全体の治安を語る際は「地域差が非常に大きい」**ことを理解する必要があります。
マニラやセブのような都市部は、特に外国人が多く出入りするエリアであり、一定の安全対策が整っている場所が中心です。

次のセクションでは、そんなフィリピンの中でも「実際に多くの留学生が生活するセブ島」がどうなのか、現地の実態や注意点を掘り下げてご紹介していきます。


セブ島の特徴と、留学生が生活するエリアの傾向

フィリピン中部・ビサヤ諸島に位置するセブ島は、「観光地」としてだけでなく、「英語留学の中心地」としても国際的に知られる都市です。
マニラと並ぶフィリピン第2の都市ながら、より穏やかな雰囲気とコンパクトな都市設計が魅力とされ、多くの語学学校や国際系企業が集まっています。


️ 都市の特徴:セブシティとマンダウエ、リゾートエリアの住み分け

セブ島といっても、その生活圏は大きく3つのエリアに分かれます:

エリア 特徴
セブシティ(Cebu City) 多くの語学学校、ショッピングモール、病院、オフィスが集中する中心地
マンダウエ(Mandaue) 工業地帯と住宅街が混在。空港や港にアクセスが良い
マクタン島(Mactan Island) 高級ホテルやビーチが多いリゾートエリア。空港所在地でもある

多くの留学生は、セブシティ内にある語学学校の寮や提携アパートメントに滞在し、徒歩またはGrab(配車アプリ)で生活を行っています。


️ 留学生の滞在エリアは“守られている”

例えば3D ACADEMYを含む多くの学校は、警備員付きの寮施設・門限管理・監視カメラ設置など、日常的なセキュリティ対策が整っています。
さらに、以下のようなエリアが留学生の行動範囲としてよく利用されます:

  • ITパーク:24時間営業のカフェやコンビニが多く、警備員も常駐

  • アヤラセンター:観光客やビジネスマンが多く集まる高級モール

  • JYスクエア周辺:3Dアカデミーからも近く、スーパーや飲食店が多数

これらのエリアは、「外国人が頻繁に出入りする場所」として警備が強化されているケースが多く、比較的安全に生活できる環境です。


ただし、生活エリアを外れた場所では注意が必要

一方で、ローカル市場やダウンタウンエリアなどでは、スリや置き引きのリスクが高まることもあります。
また、夜遅くに人通りの少ないエリアを歩くことは、現地の人でも避けるのが一般的です。

つまり、セブ島での留学生活は「場所を選べば安全に過ごせる」スタイルであり、無防備な行動さえ避ければ、極端に怖がる必要はありません。


実際によくあるトラブルとその対策【留学生視点】

セブ島の生活は基本的に快適で便利ですが、海外生活にトラブルはつきもの。ここでは、実際の留学生からよく聞かれる“ありがちなトラブル”とその具体的な対処法をご紹介します。


① スリ・置き引き:“一瞬の油断”が命取り

ケース例:モール内でカフェの席に荷物を置いたままレジへ → 財布が消えていた
対策

  • バッグは必ず身体に密着させる(前がけがおすすめ)

  • 外食時はスマホ・財布をテーブルに放置しない

  • **公共の場では「荷物は目の前」**を徹底する

留学生の声:「人混みでは日本よりも“持ち物意識”が大事だと感じました」


② SIMカード詐欺・ぼったくり:空港やローカル店に注意

ケース例:空港で「プリペイドSIM+データ込みで2,000ペソ」と言われ購入 → 本来の価格の倍以上だった
対策

  • SIMは「Globe」「Smart」などの正規カウンター or モール内の公式ストアで購入

  • 不明な料金体系はその場で契約しない

  • Grabドライバーや友達に「相場」を聞くのも有効


③ 交通トラブル・違法バイク勧誘:安いけど危険が潜む

ケース例:道端のバイクタクシーに乗車 → 言い値以上を請求され口論に
対策

  • Grab(配車アプリ)を必ず使う

  • 価格交渉が必要な乗り物(ジプニー、ハバルハバル)は避ける

  • 夜間の単独移動は可能な限り控える


④ SNSでの位置情報共有:犯罪に“見られている”ことも

ケース例:インスタに現在地を投稿 → 見知らぬアカウントから接触が来る
対策

  • SNSの位置情報投稿は「帰った後」にするのが基本

  • 非公開アカウント or 限定公開での運用がおすすめ

  • 「学校名+名前」の公開も注意(スカウト・詐欺目的も)


⑤ 健康トラブル:油断すると胃腸系がやられがち

ケース例:屋台の串焼きを食べて翌日ダウン
対策

  • 水は必ずペットボトル or 寮の浄水器のものを使う

  • 初めてのローカルフードは少量から試す

  • 常備薬(整腸剤・胃薬・風邪薬)は日本から持参


3D ACADEMYで実施されている安全対策とは?

3D ACADEMYでは、留学生が安心して学び・生活できるよう、多角的な安全対策を導入しています。
ただ「安全な立地にある」だけでなく、校内・寮内・生活導線すべてに配慮が行き届いていることが、現役学生からも高い評価を得ています。


① 学校・寮は「セブ市内の安全な立地」に集中

  • 3D ACADEMYの本校舎と寮施設は、セブ市内のJYスクエアモールすぐ隣という非常にアクセスが良く、かつ人通りが多く明るい立地にあります。

  • 周辺にはスーパー、カフェ、レストラン、薬局などが集まり、徒歩圏で生活が完結するのも安全面で大きな強みです。


② セキュリティ体制の充実(24時間)

  • 学校・寮ともに24時間体制のガードマンが常駐

  • 建物入口ではIDチェックや荷物確認を実施

  • 寮出入り口や共用スペースには監視カメラ(CCTV)設置

  • 校舎の門は夜間自動ロック式+スタッフが巡回

留学生の声:「門限や見回りがあるから、親も安心して送り出してくれました」


⏰ ③ 門限ルールによる行動管理

  • 寮には門限があり、平日・週末で帰宅時間が設定

  • 門限時間外に外出したい場合は事前申請制(個別対応あり)

  • 規律を守ることで、無用なトラブルや深夜の事故を防止


④ 緊急時のサポート体制

  • 日本人スタッフ常駐で、トラブル時は日本語で相談可

  • 現地スタッフも24時間待機し、体調不良やトラブル時にはすぐ対応

  • 学校独自のLINE/WhatsApp連絡網を整備し、学生全員がすぐつながる安心環境


⑤ 初日の生活オリエンテーションで「リスクの共有」

  • 到着後すぐに行われる生活ガイダンスでは:

    • 危険エリアの説明

    • 外出時の注意点

    • 現地トラブル事例とその回避方法

  • 実際の生活事例を交えながら、学生が主体的に安全を守る力を身につけることを目的としています。


3D ACADEMYでは、こうした多層的な安全対策により、**「初めての海外生活でも安心して過ごせた」**という声が非常に多く寄せられています。

✈️ 海外生活で必要な心構えとアドバイス【まとめ】

どれだけ学校や現地が安全対策を整えていても、**最後に自分の身を守るのは「自分自身の判断と行動」**です。
セブ島は決して「危険な場所」ではありませんが、日本とは文化も価値観も違う海外であることは確か。だからこそ、ほんの少しの意識と準備が、毎日の安心に大きくつながります。


留学生として意識したい4つのポイント

  1. 「郷に入っては郷に従え」の心構え

    • ローカルの生活習慣や常識を尊重し、現地の流れに合わせる

  2. “日本と同じ感覚”を持ち込まない

    • 治安・交通・金銭感覚など、同じだと思い込まず「確認する習慣」を持つ

  3. “慣れ”こそ最大の油断

    • 留学中盤から気が緩みやすい。2か月目が一番トラブルが多い時期と心得る

  4. 困ったらすぐ相談する

    • スタッフ・先生・ルームメイト。1人で抱えず、すぐに声を上げることが最大の自衛策


海外留学は「自立」と「成長」のステージ

フィリピン・セブ島での留学は、英語力を伸ばすだけでなく、海外での生活を自分で切り拓く力も育ててくれます。

そしてその最初の一歩が、「安全に、安心して生活できること」。

この記事が、あなたのフィリピン留学の不安を少しでも和らげ、前向きな一歩につながれば幸いです。


関連リンク

✅ 英語版記事「Is the Philippines Safe for Studying Abroad?」はこちら
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