カマテス諸島ダイビング|セブ島近郊で楽しむ隠れ家リゾートの海
はじめに
セブ島の東側に浮かぶカマテス諸島(Camotes Islands)は、「隠れた楽園」とも呼ばれる穴場のリゾート地です。セブシティからフェリーで約1時間とアクセスも良く、観光地化が進んでいないため、手つかずの自然と透明度の高い海を満喫できます。
ダイビングを目的に訪れる人々にとって、カマテス諸島は理想的な場所。海中にはカラフルなサンゴ礁、豊富な熱帯魚、時にはウミガメなどの大物も現れ、静かな環境でのんびり潜れるのが大きな魅力です。セブ島での滞在中に、喧騒を離れて自然のままの海を体験したい方におすすめのダイビングスポットといえるでしょう。
カマテス諸島の魅力
カマテス諸島は、観光客が多く訪れるマクタン島やモアルボアルとは異なり、まだ素朴さを残したエリアです。ここでは、都会の喧騒から離れてゆったりとした時間を過ごすことができます。
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圧倒的な透明度の海 
 水深30メートル先まで見渡せるほどのクリアな海が広がり、サンゴ礁や熱帯魚が美しく映えます。
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静かで落ち着いた雰囲気 
 大規模リゾートが少なく、混雑を避けてのんびりダイビングやシュノーケリングを楽しめる環境が整っています。
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アクセスの良さ 
 セブシティからフェリーで約1時間。日帰りも可能なため、旅行プランに組み込みやすいのも魅力です。
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陸の自然も豊富 
 湖や洞窟など海以外の観光スポットも多く、ダイビングとあわせてアクティブに楽しむことができます。
カマテス諸島のダイビングスポット
カマテス諸島の周辺海域は、バリエーション豊かなポイントが点在しており、初心者から上級者まで楽しめるダイビングエリアです。
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ティムブハン岩礁(Tulang Point) 
 カラフルなソフトコーラルが群生し、小魚の群れやウミガメに出会える確率が高い人気スポット。
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ブサイリーフ(Busay Reef) 
 ドロップオフが広がるダイナミックな地形が魅力。透明度も高く、時には大物の回遊魚が姿を見せることもあります。
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マングローブ周辺エリア 
 浅瀬が多く、シュノーケリングにも最適。サンゴ礁に群れる小さな熱帯魚が間近で観察できます。
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未開拓感のある隠れスポット 
 マクタンやモアルボアルに比べ、まだあまり知られていないポイントも多く、人の少ない海で潜れるのも魅力の一つです。
ダイビングショップとツアー
カマテス諸島には、大規模なダイビングリゾートは多くありませんが、ローカル運営の小さなダイビングショップが点在しています。アットホームな雰囲気でゲストを迎えてくれるところが多く、少人数制でじっくり潜れるのが特徴です。
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体験ダイビング 
 初めての方でも安心して挑戦できるプログラムが用意されており、浅瀬の穏やかなスポットで海の世界を楽しめます。
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ファンダイビング 
 ライセンス保持者向けに、ティムブハン岩礁やブサイリーフなど人気ポイントを巡るツアーが開催されています。
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ライセンス取得コース 
 PADIやSSIのコースを提供しているショップもあり、静かな環境でじっくりスキルを学ぶことが可能です。
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セブ島からの日帰りツアー 
 セブシティやマクタン島の旅行会社やダイビングショップが、日帰りでカマテス諸島を訪れるツアーを催行していることもあります。時間が限られている旅行者にはこちらがおすすめです。
その他の楽しみ方
カマテス諸島はダイビングだけでなく、陸でも自然やアクティビティを満喫できるスポットが豊富です。ダイビングとあわせて楽しめば、さらに充実した旅になります。
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湖巡り(ダナオ湖・ダヌガン湖) 
 緑に囲まれた美しい湖では、カヤックやボート遊びが楽しめます。静かな景観の中でリラックスできる癒しの場所です。
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洞窟探検(ブキリ洞窟・ティムブ湖洞窟) 
 カマテス諸島には天然の洞窟が点在しており、地下に広がる神秘的な空間を体験できます。鍾乳石や地下プールがあり、冒険気分を味わえるスポットです。
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ホワイトビーチでのんびり 
 島の周辺には観光客が少ない静かなビーチが広がっており、白砂の上でゆったり過ごす贅沢な時間を楽しめます。
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ローカルの暮らしに触れる 
 島では観光業だけでなく農業や漁業も盛ん。市場をのぞいたり、地元料理を味わったりすることで、セブ島本島とはまた違った雰囲気を体験できます。
まとめ
カマテス諸島(Camotes Islands)は、セブ島からわずか1時間ほどで行けるにもかかわらず、観光地化されすぎていない静かな雰囲気が魅力のダイビングスポットです。透き通るような海と色鮮やかなサンゴ礁、豊富な海洋生物はもちろん、湖や洞窟など陸の自然も楽しめるため、アクティブ派にもリラックス派にもおすすめできます。
マクタンやモアルボアルに比べるとダイビング施設は限られていますが、その分、少人数でじっくり潜れる環境が整っており、混雑を避けたい方には理想的。セブ島滞在中に「人の少ない海でゆったりと潜りたい」「手つかずの自然に触れたい」という方には、ぜひ訪れてほしいエリアです。
FAQ:カマテス諸島ダイビング
カマテス諸島はどこ?セブ島からの行き方は?
セブ市内の港から高速フェリーで約1時間。主にコンスエロ港やポロ港に到着します。現地の宿やダイブショップが港送迎を手配できる場合もあります。
ベストシーズンと透明度は?
年間を通じて潜れますが、乾季(おおむね12〜5月)は比較的安定しやすく、透明度は20〜30m級の日もあります。雨天・強風時は透明度が落ちることがあります。
初心者でも潜れる?
穏やかな浅瀬が多く、体験ダイビングや講習にも適しています。ドロップオフなど中上級向けの地形もあるため、当日の海況とスキルに合わせてポイント選択を行いましょう。
主なダイビングスポットは?
ティムブハン岩礁(Tulang Point)、ブサイリーフ(Busay Reef)、マングローブ周辺の浅瀬など。ソフトコーラル、群れ、時折ウミガメに出会えることがあります。
日帰りダイビングは可能?
セブ島発の日帰りも可能です。移動とエキジットの時間に余裕を持ち、遅延や天候悪化に備えたスケジュールを組みましょう。
費用の目安は?
体験ダイビング、ファンダイブ、講習で料金は異なります。器材レンタルの有無、ボート/ビーチ、送迎やランチの有無で変動するため、事前見積もりをおすすめします。
器材レンタルはある?持参すべきものは?
多くのショップでレンタル可能です。自分にフィットしたマスク・コンピュータ・ラッシュガードなどは持参すると快適です。環境配慮型(リーフセーフ)の日焼け止めも用意しましょう。
ライセンス取得はできる?
PADIやSSIの講習に対応するショップがあります。日数に余裕を持ち、学科・限定水域・海洋実習のスケジュールを確認してください。
海況は荒れやすい?流れは強い?
穏やかなことが多い一方、風向き・潮汐で流れやうねりが出ることもあります。ブリーフィングに従い、無理をしない計画潜水を徹底しましょう。
安全対策はどうすればいい?
ダイブコンピュータ着用、こまめな残圧・無減圧限界の確認、3分程度の安全停止、フロート(SMB)携行を推奨。レジャーダイビング保険加入や緊急連絡体制の事前確認も有効です。
シュノーケリングでも楽しめる?
はい。浅瀬のサンゴ礁やマングローブ周辺はシュノーケリングでも十分楽しめます。必ずライフジャケットやスノーケルベストを使用し、ボートに注意しましょう。
環境保全で気をつけることは?
サンゴや生物に触れない・持ち帰らない、フィンキックで底を巻き上げない、餌付けをしない、リーフセーフの日焼け止めを使うなど、基本的なマナーを守りましょう。
雨季・台風時の注意点は?
雨季は欠航やスケジュール変更が発生しやすくなります。フェリー運航とツアー催行の可否は前日〜当日に再確認し、予備日を確保しておくと安心です。
家族旅行やカップルにも向いている?
混雑が少なく静かな雰囲気で、ファミリーやカップルにも好相性。ビーチ滞在、湖や洞窟めぐりなどダイビング以外の楽しみも充実しています。
現地での支払い・通信環境は?
現金決済が中心の場所もあるため、十分な現金を用意すると安心です。島内はエリアにより通信が不安定なことがあるため、オフライン地図の準備をおすすめします。
予約はいつ・どこで行うべき?
繁忙期は早めの予約が安全です。希望本数、レンタルのサイズ、送迎の有無、食事の有無、参加者の経験レベルをまとめて問い合わせるとスムーズです。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			