目次
ワーホリ前のセブ島留学費用と準備期間の目安
はじめに
ワーキングホリデーは、海外での生活・就労・学びを同時に体験できる貴重なチャンスです。
しかし、英語力が不十分なまま出発してしまうと、仕事探しに苦戦したり、現地の人との交流が難しくなったりと、せっかくの経験が十分に活かせないこともあります。
そこで近年、多くのワーホリ希望者が選んでいるのがワーホリ前のセブ島短期留学。
セブ島はマンツーマン中心の授業で実践的な英会話を短期間で習得でき、費用も欧米圏の語学学校に比べて大幅に抑えられるのが魅力です。
この記事では、ワーホリ準備におすすめの「世界一周・ワーホリ英語コース」を例に、留学費用の目安や出発前に必要な準備期間をわかりやすく解説します。
1. なぜワーホリ前にセブ島留学が効果的なのか
ワーホリの現地生活で必要となるのは、教科書的な文法力よりも、とっさに言葉が出てくる実践的な英会話力です。セブ島留学は、短期間でそのスキルを集中的に身につけられる環境が整っています。
1-1. 圧倒的なスピーキング量
セブ島の語学学校はマンツーマン授業が中心。1日最大9コマのうち、半分以上が先生と1対1で会話できる時間です。これにより、日本で独学するよりも圧倒的に多くの英語を「口から出す」練習ができます。
1-2. ワーホリに直結するカリキュラム
ワーホリ前に必要な英語は、空港・飲食店・職場など、日常生活の中で即使えるフレーズ。世界一周・ワーホリ英語コースでは、「サバイバル英語」「観光英語」を中心に、履歴書や面接対応までカバーします。
1-3. 欧米留学の半額以下の費用
オーストラリアやカナダの語学学校は、授業料だけで1か月15〜20万円かかることも珍しくありません。セブ島なら授業+宿泊+食事込みで4週間20〜25万円程度に抑えられ、生活費も安価です。
2. 世界一周・ワーホリ英語コースの特徴
このコースは、ワーキングホリデーや世界一周旅行に必要な英語力を、短期間で効率的に習得することを目的としています。特に、現地到着後すぐに使える実践会話力を身につけたい方に最適です。
2-1. サバイバル英語(マンツーマン授業)
イラストや写真を使った教材で、空港・銀行・病院・買い物など、シチュエーション別の典型会話を反復練習します。英語を「理解する」だけでなく、「瞬時に口から出す」練習が中心です。
2-2. 観光英語(グループ授業)
ホテル・レストラン・ツアーガイドなど、旅行や接客に関わる英語を、スタッフ側と旅行者側の両方の視点から学びます。履歴書やカバーレターの書き方、面接の受け答えなど、ワーホリ就労に役立つ内容も含まれます。
2-3. 実践英語(ESL)で基礎力も補強
サバイバル・観光英語以外のマンツーマン授業やグループ授業は、日常会話や発音、文法などを扱うESLカリキュラムに準じています。基礎力から応用までバランス良く学べます。
2-4. 自由参加のオプションクラス
授業時間外には、ネイティブ講師とのカジュアルディスカッションやヨガクラスなどのオプション授業に参加可能。英語を使う機会をさらに増やせます。
3. 授業スケジュール例(平日)
ワーホリ前の短期留学は、限られた期間で英語力を最大限に伸ばすことがポイントです。世界一周・ワーホリ英語コースでは、朝から夕方までぎっしり英語漬けの1日を過ごせます。
| 時間帯 | 内容 | 
|---|---|
| 07:00〜08:00 | 朝食 | 
| 08:00〜08:50 | マンツーマン授業(サバイバル英語) | 
| 09:00〜09:50 | グループ授業(観光英語) | 
| 10:00〜10:50 | マンツーマン授業 | 
| 11:00〜11:50 | フリータイム/Casual Discussion(自由参加) | 
| 11:50〜13:00 | 昼食 | 
| 13:00〜13:50 | グループ授業(ネイティブ講師) | 
| 14:00〜14:50 | マンツーマン授業(サバイバル英語) | 
| 15:00〜15:50 | マンツーマン授業 | 
| 16:00〜16:50 | グループ授業 | 
| 17:00〜17:50 | フリータイム/Yoga Class(自由参加) | 
| 17:50〜19:00 | 夕食 | 
- 
1コマ=50分授業+10分休憩 
- 
オプション授業は自由参加ですが、会話量を増やしたい方には特におすすめです。 
4. 留学費用の目安(授業+寮+食事込み)
世界一周・ワーホリ英語コースの料金には、授業料・宿泊・1日3食の食事が含まれています。
別途、入学金15,000円が必要です。
4-1. 部屋タイプ別料金表
| 期間 | 1人部屋 | 2人部屋 | 3人部屋 | 4人部屋 | 6人部屋 | 
|---|---|---|---|---|---|
| 1週間 | ¥93,100 | ¥73,100 | ¥66,500 | ¥59,800 | ¥50,500 | 
| 2週間 | ¥153,000 | ¥126,400 | ¥106,400 | ¥95,700 | ¥85,100 | 
| 3週間 | ¥212,900 | ¥174,300 | ¥150,300 | ¥135,700 | ¥119,700 | 
| 4週間 | ¥259,400 | ¥212,800 | ¥184,900 | ¥171,600 | ¥151,600 | 
| 8週間 | ¥514,000 | ¥420,800 | ¥364,900 | ¥338,300 | ¥298,400 | 
| 12週間 | ¥773,500 | ¥633,800 | ¥549,900 | ¥510,000 | ¥450,100 | 
| 16週間 | ¥1,028,100 | ¥841,800 | ¥730,000 | ¥676,700 | ¥596,900 | 
| 24週間 | ¥1,542,100 | ¥1,262,600 | ¥1,094,900 | ¥1,015,100 | ¥895,300 | 
※ 料金は予告なく変更される場合があります。
5. 航空券・その他の費用
授業料・寮費のほかに、渡航には以下の追加費用がかかります。留学期間や生活スタイルによって変動するため、あらかじめ予算に組み込んでおきましょう。
5-1. 航空券
- 
日本⇔セブ島 往復航空券:おおよそ3〜8万円 - 
LCC利用でセール時に購入すれば、3万円台も可能。 
- 
夏休みや年末年始は高騰するため早めの予約が安心。 
 
- 
5-2. 海外旅行保険
- 
1〜3か月契約で約1〜3万円 - 
医療費が高額になる場合があるため、短期でも加入がおすすめ。 
- 
クレジットカード付帯保険を利用する場合は、補償内容を事前に確認。 
 
- 
5-3. ビザ延長費用
- 
30日以上滞在の場合:初回延長 4,440ペソ(約12,000円) - 
59日まで滞在可能になる延長手続き。 
- 
学校が代行してくれることが多く、別途代行手数料がかかる場合あり。 
 
- 
5-4. 生活費
- 
1〜2万円/月が目安 - 
外食、カフェ、軽食、週末の外出など。 
- 
自炊はほとんど不要(学校食事付きの場合)。 
 
- 
6. 準備期間の目安
ワーホリ前のセブ島留学は、学校の申込だけでなく、航空券や保険、荷物の準備なども必要です。スムーズに進めるためには、出発から逆算して計画的に準備を進めましょう。
| 留学期間 | 推奨準備開始時期 | 主な準備内容 | 
|---|---|---|
| 1〜2週間 | 渡航3か月前〜 | 学校選び・申込、航空券予約、海外旅行保険加入 | 
| 4〜8週間 | 渡航4〜5か月前〜 | パスポート確認・更新、長期滞在用の荷物準備、必要に応じて予防接種 | 
| 12週間以上 | 渡航6か月前〜 | ワーホリ渡航国のビザ申請準備と並行して計画、生活資金計画の見直し | 
準備のポイント
- 
学校選びは早めに:人気時期は満室になることも多いため、申込は渡航3〜6か月前が安心。 
- 
航空券は早割を活用:特にハイシーズンは早めの購入で費用を抑えられます。 
- 
現地情報を事前に収集:治安、交通、生活費の相場などを知っておくと現地での不安が減ります。 
7. ワーホリ前セブ島留学のモデルケース
留学期間や予算、現在の英語レベルによって、最適な学習プランは異なります。ここでは、ワーホリ渡航前によく選ばれるモデルケースを紹介します。
ケース1:英語に自信がない方(基礎〜日常会話習得)
- 
期間:8週間 
- 
費用:授業+寮+食事 約51万円(2人部屋の場合)+入学金・航空券・保険等 
- 
学習内容:サバイバル英語+観光英語をバランス良く学び、日常会話をスムーズにこなせるレベルを目指す。 
- 
メリット:会話の瞬発力がつき、現地での就労や交流がスムーズになる。 
ケース2:時間は短いが実践力をつけたい方(旅行・就労準備)
- 
期間:4週間 
- 
費用:授業+寮+食事 約25万円(4人部屋の場合)+入学金・航空券・保険等 
- 
学習内容:日常生活・観光関連の会話を集中的に習得。履歴書や面接対策も可能。 
- 
メリット:短期間でも現地で必要な英語フレーズを効率的に身につけられる。 
ケース3:ワーホリビザ取得までの時間を有効活用
- 
期間:12週間 
- 
費用:授業+寮+食事 約63万円(4人部屋の場合)+入学金・航空券・保険等 
- 
学習内容:基礎+応用をじっくり習得し、現地就労にも耐えられる会話力・発音・リスニングを磨く。 
- 
メリット:語学面だけでなく生活習慣も英語環境に順応できる。 
まとめ
ワーホリ前にセブ島で短期留学をすることで、現地での生活や就労をスムーズにスタートできるだけでなく、自信を持って英語を使えるようになります。
特に、世界一周・ワーホリ英語コースは、サバイバル英語+観光英語というワーホリ直結の内容を、マンツーマン中心で集中的に学べるのが魅力です。
さらに、授業料・宿泊・食事込みで欧米留学の半額以下というコストパフォーマンスの高さも、大きなメリットです。
- 
英語に自信がない方は 8週間以上 
- 
限られた時間で実践力をつけたい方は 4週間前後 
- 
ビザ取得待ちの期間を活用したい方は 12週間 
というように、自分の目的や渡航スケジュールに合わせて期間を選びましょう。
ワーホリは最初の1〜2か月が勝負です。
セブ島で事前に英語環境に慣れておけば、現地での人間関係・仕事探し・生活すべてがスムーズに進み、より充実したワーホリ生活を送ることができます。
よくある質問(FAQ)
Q. ワーホリ前にセブ島留学を挟むメリットは?
マンツーマン中心でスピーキング量を確保でき、サバイバル英語と観光英語を短期間で実践習得できます。費用も欧米圏の語学学校より抑えやすい点が大きなメリットです。
Q. 1日の授業コマ数は?
最大9コマ(通常7コマ+自由参加2コマ)。1コマは50分(10分休憩)です。
Q. 授業料に含まれるものは?
授業、校内寮宿泊、1日3食が基本に含まれます。別途、入学金(15,000円)が必要です。
Q. 部屋タイプと費用の目安は?
- 1週間:1人部屋 ¥93,100 / 2人部屋 ¥73,100 / 4人部屋 ¥59,800 など
- 4週間:1人部屋 ¥259,400 / 2人部屋 ¥212,800 / 4人部屋 ¥171,600 など
- 8週間:1人部屋 ¥514,000 / 2人部屋 ¥420,800 / 4人部屋 ¥338,300 など
※料金は変更となる場合があります。最新情報をご確認ください。
Q. 初回のビザ延長費用はいくら?
30日超の滞在は初回延長が必要で、4,440ペソ(目安)です。学校代行の場合は別途手数料がかかることがあります。
Q. 航空券やその他の追加費用はどれくらい?
- 往復航空券(日本⇔セブ):約3〜8万円
- 海外旅行保険(1〜3か月):約1〜3万円
- 生活費:月1〜2万円目安(外食・移動など)
時期や個人差により前後します。
Q. 申込から出発までの準備期間は?
- 1〜2週間留学:出発の3か月前〜
- 4〜8週間留学:出発の4〜5か月前〜
- 12週間以上:出発の6か月前〜(ワーホリ準備と並行)
Q. どんな人に向いている?
英語の瞬発力を短期で上げたい方、ワーホリ直結の会話(接客・面接・履歴書)を実践練習したい方、費用対効果を重視する方に向いています。
Q. オプション授業やネイティブ講師のクラスはある?
Casual Discussion、Yoga Classなどの自由参加クラスがあり、ネイティブ講師によるグループ授業枠もあります。
Q. 空港送迎や入寮日はどうなりますか?
多くの学校で空港送迎を用意しています。入寮・退寮日は学校指定日があるため、航空券手配前に確認してください。
Q. セブ島の治安や生活環境は?
主要エリアは留学生も多く、日中は比較的落ち着いています。貴重品管理や夜間の単独行動を控えるなど基本的な安全対策は必須です。
Q. 通信環境は?SIMは必要?
学校・寮にWi‑Fiがあります。外出時の通信安定性を重視する場合は現地SIMまたはeSIMの購入が便利です。
Q. 支払い方法やキャンセル規定は?
銀行振込・クレジットカードなどに対応する学校が一般的です。(現地費用は基本現地フィリピンペソでの現金払い)キャンセル料・返金条件は学校規定に従うため、申込前に必ずご確認ください。
Q. 英語初級でも大丈夫?
マンツーマン比率が高く、初級レベルから段階的に学べます。出発前にオンラインで基礎を復習しておくと効果が上がります。
Q. セブ滞在中にアルバイトはできますか?
学生としての短期滞在中は基本的に就労不可です。ワーホリは渡航先の国(例:豪州・加・NZなど)で取得したビザの条件に従ってください。
Q. 何を持っていけばいい?
パスポート、現金・クレカ、常備薬、変換プラグ、薄手の長袖、筆記用具、デジタル教材用デバイス、必要な場合は運動用ウェアなど。洗濯サービスがある学校も多いです。
Q. 食事やアレルギー対応は?
基本は1日3食提供。アレルギー・宗教食などは事前相談で対応可能な場合があります。必ず申込時に要望を伝えてください。
Q. いつから受講できますか?
1週間単位で申込可能です。満室時期があるため、希望時期が決まったら早めの問い合わせ・申込をおすすめします。
Q. 保険は加入した方がいいですか?
医療費が高額になる場合があるため加入推奨です。クレカ付帯の補償範囲・期間が足りない場合は別途保険を追加してください。
※為替や現地事情、学校規定により費用・条件は予告なく変更になる場合があります。最新情報はお申し込み時にご確認ください。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			