目次
- 道を尋ねる英語をシャドーイングで練習する- はじめに
- シャドーイングで道を尋ねる英語を身につける理由
- 基本フレーズを練習しよう
- 会話例でシャドーイング練習
- 応用フレーズで幅を広げる
- まとめ
- FAQ:道を尋ねる英語をシャドーイングで練習する
- 道を尋ねるときに最初に覚えるべき英語フレーズは?
- “How do I get to …?” と “How can I get to …?” の違いは?
- ていねい度を上げたいときの言い方は?
- 道を説明されたときに聞き返す定型フレーズは?
- 方向を表す頻出単語は?
- “block” はどれくらいの距離?
- イギリス英語とアメリカ英語の違いで気をつける点は?
- 地図やスマホを使って説明してもらうフレーズは?
- 安全面で気をつけることは?
- 発音・聞き取りを鍛えるシャドーイングのコツは?
- 相手の説明が速すぎて聞き取れないときは?
- 時間や距離を確認する便利表現は?
- 最終確認に使えるひと言は?
- 練習用の短いモデル文は?
 
道を尋ねる英語をシャドーイングで練習する
はじめに
旅行や留学で知らない街を歩いているとき、「駅はどこですか?」「この場所へはどう行けばいいですか?」と道を尋ねる場面はよくあります。そんなときに英語でスムーズに質問できれば、不安が減り、安心して移動できます。
しかし、実際の会話では相手の返答が速かったり、独特の発音だったりして聞き取れないことも多いものです。そこでおすすめなのがシャドーイングです。実際の英語を真似しながら繰り返すことで、自然なリズムやイントネーションに慣れ、実践で使える英語力を身につけられます。
この記事では、道を尋ねる英語の基本フレーズと、それをシャドーイングで練習する方法を紹介します。
シャドーイングで道を尋ねる英語を身につける理由
道を尋ねるフレーズはシンプルですが、実際の会話ではスピードや発音の違いに戸惑いやすいポイントです。シャドーイングを取り入れることで、以下のような効果が得られます。
- 
リスニング力アップ:相手が自然なスピードで話す英語を聞き取れるようになる 
- 
口から出やすくなる:繰り返し声に出すことで、実際の場面で即座に使える 
- 
イントネーション習得:質問するときの自然な抑揚やリズムを身につけられる 
- 
実践感覚に近づける:本番の会話に近い練習になるため、自信が持てる 
「道を尋ねる英語は知っているけど、実際に使うと緊張する…」という方も、シャドーイングを続けることで自然に口から出てくるようになります。
基本フレーズを練習しよう
まずは、道を尋ねるときによく使われる基本フレーズを押さえておきましょう。これらは短くシンプルなので、シャドーイングにぴったりです。
- 
Excuse me, could you tell me how to get to the station? 
 (すみません、駅までどう行けばよいか教えていただけますか?)
- 
Where is the nearest bus stop? 
 (最寄りのバス停はどこですか?)
- 
How far is it from here? 
 (ここからどれくらいですか?)
- 
Is it within walking distance? 
 (歩いて行けますか?)
まずはゆっくり音声をイメージしながら繰り返し声に出し、慣れてきたらスピードを上げてシャドーイングしてみましょう。
会話例でシャドーイング練習
基本フレーズを覚えたら、実際の会話の流れで練習してみましょう。短いダイアログをシャドーイングすると、実践感覚がぐっと高まります。
会話例 1
Traveler: Excuse me, how can I get to the museum?
Local: Go straight and turn left at the traffic light.
Traveler: Thank you very much!
Local: You’re welcome.
会話例 2
Traveler: Excuse me, is there a subway station nearby?
Local: Yes, it’s two blocks away on your right.
Traveler: Great, thanks a lot!
Local: No problem.
ポイントは、声を重ねて真似ることです。セリフを覚えるのではなく、リズム・イントネーションごと体に染み込ませるつもりで練習しましょう。
応用フレーズで幅を広げる
基本フレーズに慣れてきたら、少し応用的な表現も練習しましょう。状況に合わせて使えるフレーズを増やすと、安心感がぐっと高まります。
- 
How long does it take to walk there? 
 (歩いてどのくらいかかりますか?)
- 
Can I take a taxi from here? 
 (ここからタクシーに乗れますか?)
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Is there a subway station nearby? 
 (近くに地下鉄の駅はありますか?)
- 
Could you point it out on the map? 
 (地図で指し示していただけますか?)
- 
Which bus should I take to get there? 
 (そこへ行くにはどのバスに乗ればいいですか?)
シャドーイングする際は、まず短いフレーズごとに声を重ね、慣れてきたら会話の一部として滑らかに発音できるようにしましょう。
まとめ
道を尋ねる英語は旅行や留学中に必ず役立つスキルです。基本フレーズを覚えておくだけでなく、シャドーイングで繰り返し練習することで、実際の場面でも自然に使えるようになります。
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基本フレーズで最低限の質問ができるようにする 
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会話例をシャドーイングして実践感覚を身につける 
- 
応用フレーズで幅を広げ、どんな場面にも対応できるようにする 
続けて練習すれば、道に迷っても自信を持って質問でき、スムーズに目的地へたどり着けるようになります。
FAQ:道を尋ねる英語をシャドーイングで練習する
道を尋ねるときに最初に覚えるべき英語フレーズは?
最優先は「Excuse me, could you tell me how to get to …?」「Where is the nearest …?」「How far is it from here?」の3つです。シンプルで汎用性が高く、どの場面でも使えます。
“How do I get to …?” と “How can I get to …?” の違いは?
どちらも自然です。細かなニュアンスでは “do I” は手順を、「can I」は可能な手段を尋ねる響きがありますが、実際の会話ではどちらでもOKです。
ていねい度を上げたいときの言い方は?
“Excuse me, could you possibly tell me…?” や “Would you mind telling me…?” を使うと丁寧さが増します。語尾に “please” を加えるのも有効です。
道を説明されたときに聞き返す定型フレーズは?
- “Sorry, could you say that again?”
- “Do you mean I turn left at the traffic light?”(左に曲がるので合っていますか?)
- “So it’s about a 10-minute walk, right?”(徒歩約10分という理解で合っていますか?)
方向を表す頻出単語は?
- straight(まっすぐ)
- turn left/right(左/右に曲がる)
- block(街区、〜本先)
- intersection/traffic light(交差点/信号)
- across from/next to(向かい/隣)
“block” はどれくらいの距離?
地域差がありますが、北米の都市部では交差点1つ分を指すのが一般的です。“two blocks” は「2つ先の交差点まで」と理解しましょう。
イギリス英語とアメリカ英語の違いで気をつける点は?
単語差よりも発音とスピードの差が大きいです。例:UKでは “zebra crossing”(横断歩道)や “roundabout”(環状交差点)がよく使われます。どちらでも “traffic light”“crosswalk” など基本語で通じます。
地図やスマホを使って説明してもらうフレーズは?
- “Could you point it out on the map?”(地図で指してもらえますか?)
- “Is this the best route on Google Maps?”(このルートで大丈夫ですか?)
- “Which exit should I take?”(どの出口を使えばいいですか?)
安全面で気をつけることは?
明るい通りや人通りの多い場所で質問し、貴重品は前に。夜間や人気の少ない場所では店舗やホテルのスタッフに尋ねるのが安心です。
発音・聞き取りを鍛えるシャドーイングのコツは?
- 短→長:1文→2文→会話へ段階的に。
- 遅→速:最初はゆっくり、徐々にナチュラルスピードへ。
- リズム重視:“Excuse me|could you tell me|how to get to …?” の拍で練習。
相手の説明が速すぎて聞き取れないときは?
“Could you speak a little more slowly?” “Could you show me with your hand?” のようにスピード調整やジェスチャーをお願いしましょう。要点は “slowly”“show”“left/right” を確実に拾うことです。
時間や距離を確認する便利表現は?
- “How long does it take on foot/by bus/by taxi?”(徒歩・バス・タクシーでどれくらい?)
- “Is it within walking distance?”(歩ける距離ですか?)
- “About how many minutes from here?”(ここから何分くらい?)
最終確認に使えるひと言は?
“Just to confirm, I go straight for two blocks and turn right at the traffic light, correct?” と手順を要約して確認すると、聞き間違いを防げます。
練習用の短いモデル文は?
“Excuse me, could you tell me how to get to the station? Is it within walking distance? If not, which bus should I take?” この3文をつなげてリズムごとシャドーイングすると実戦に強くなります。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			