目次
- 英検スピーキング模擬面接の練習法- はじめに
- 1. まずは試験の流れを理解する
- 2. 模擬面接スクリプトを使って練習する
- 3. 録音・録画して自分の答えをチェックする
- 4. よく出る質問をテーマ別に練習する
- 5. タイマーを使って本番モードで練習する
- 6. フィードバックをもらう
- 7. 本番直前は「慣れ」を重視
- まとめ:毎日の小さな練習が合格への近道
- よくある質問(FAQs)
- 英検スピーキングの勉強は毎日どのくらい必要?
- 独学でも模擬面接は効果がありますか?
- 何を評価されますか?(採点の観点)
- 質問が聞き取れなかったらどうする?
- 文法ミスをしてしまったら?
- 時間配分のコツは?
- イラスト描写のポイントは?
- 意見を求められたら何を言えばいい?
- どの級でも通用する汎用フレーズは?
- 録音・録画で何をチェックすべき?
- 緊張して言葉が出ないときの対処法は?
- 直前期は何をすべき?
- 自作の質問リストはどう作る?
- オンライン英会話はどの頻度で使う?
- 沈黙が続いたら減点されますか?
- 当日の持ち物とマナーは?
- スコアが振るわなかった場合の見直し方は?
 
英検スピーキング模擬面接の練習法
はじめに
英検のスピーキングテストは、多くの受験者が「一番緊張する」「何を言えばいいのか分からない」と感じるパートです。
筆記試験やリスニングと違い、相手と直接英語でやりとりをするため、練習不足だと本番で言葉に詰まってしまうこともあります。
しかし、英検のスピーキングは質問のパターンが決まっており、練習すれば誰でも慣れることができるテストです。
この記事では、英検の面接試験を想定した「模擬面接の効果的な練習法」を分かりやすく紹介します。
自宅で一人でも取り組める方法から、より実践的な練習法まで、ステップごとに解説していきます。
1. まずは試験の流れを理解する
スピーキングの練習を始める前に、まずは英検の面接試験がどんな流れで行われるのかをしっかり理解しておきましょう。
形式を知らないまま練習を始めると、効果的に対策できません。
英検のスピーキングテストは級によって少しずつ構成が異なりますが、基本の流れは次のようになっています。
【英検3級・準2級の流れ】
- 
入室・あいさつ 
 簡単な自己紹介や「How are you?」に答える。
- 
音読(Reading aloud) 
 カードに書かれた短い英文を読む。
- 
内容についての質問 
 読んだ英文に関する質問に答える。
- 
イラストを見て答える質問 
 絵を見ながら状況を説明する。
- 
意見を聞かれる質問(準2級以上) 
 自分の考えを理由とともに述べる。
- 
退室 
 「Thank you.」「Good-bye.」で終了。
【英検2級以上の流れ】
- 
あいさつ・音読 
- 
内容理解の質問(2問程度) 
- 
イラスト描写・説明 
- 
意見表明(社会的なトピック) 
- 
自分に関する質問(自由質問) 
なぜ流れを覚えることが大切か?
実際の面接は5分ほどで進行し、テンポが非常に速いです。
流れを覚えておくと、次に何を求められているのか分かるため、落ち着いて話せるようになります。
ポイント:
英検公式サイトのサンプル動画を一度視聴しておく。
本番の会話スピードを耳で覚える。
「入室~退室」までを一連の流れとして練習する。
次の章では、実際に使える模擬面接の練習方法を紹介します。
スクリプトを使った練習や、家で一人でもできる方法を具体的に見ていきましょう。
2. 模擬面接スクリプトを使って練習する
試験の流れをつかんだら、次は実際の面接を想定した練習に入ります。
最も効果的なのが「模擬面接スクリプト(練習用の会話台本)」を使った練習です。
英検の過去問集や対策書、公式ウェブサイトには実際の質問形式に近いサンプルが載っています。
ステップ1:面接官役と受験者役に分かれて練習
家族や友人に協力してもらい、1人が面接官、もう1人が受験者役を担当します。
質問と回答を読み上げながら、本番と同じテンポで進めるのがポイントです。
例(準2級レベル)
Interviewer: Do you like watching movies?
You: Yes, I do. Because movies are interesting and help me learn English expressions.
慣れてきたらスクリプトを見ずに答える練習をしましょう。
ステップ2:一人練習も可能
練習相手がいない場合でも大丈夫です。
スクリプトを使って、自分で質問を読み→答えるという形で声に出すだけでも十分効果があります。
- 
質問をスマホに録音しておく 
- 
その音声を流して自分で答える 
- 
答えも録音して振り返る 
この方法なら、いつでも好きな時間に「一人模擬面接」ができます。
ステップ3:オンライン英会話を活用
最近では、英検スピーキング対策を専門に行うオンライン英会話も増えています。
実際の面接形式で講師が質問してくれるため、本番さながらの練習が可能です。
おすすめの使い方
週1〜2回、模擬面接を行う
録画機能がある場合は復習に活用
同じ質問を繰り返して「型」を体に覚えさせる
ポイントまとめ
- 
スクリプトを声に出して練習することで、自然な反応ができるようになる 
- 
英語を「読んで覚える」より「使って慣れる」方がスピーキングは上達する 
- 
模擬面接の練習を毎回同じ流れで繰り返すと、本番でも焦らなくなる 
次の章では、さらに一歩進んで「録音・録画して自分の答えをチェックする」練習法を紹介します。
自分の話し方を客観的に見ることが、合格への近道になります。
3. 録音・録画して自分の答えをチェックする
模擬面接を何度か練習したら、次は自分の話し方を客観的に確認する段階です。
多くの受験者が「自分ではうまく話せたつもり」でも、実際に録音して聞くと
発音・文法・テンポなど、意外な課題が見えてきます。
ステップ1:録音して自分の声を聞く
スマホやパソコンのボイスレコーダー機能でOKです。
面接のやりとりを録音し、以下のポイントを意識して聞き返してみましょう。
- 
発音は明確か? 
 →単語の最後の音(例:s, d, t)が抜けていないか
- 
文法のミスはないか? 
 →三単現のs、過去形の-edなどを確認
- 
答えのスピードは適切か? 
 →早口すぎず、詰まりすぎてもいないか
- 
声のトーンは自然か? 
 →小声になりすぎず、明るく聞こえるか
客観的に聞くことで、自分の「癖」に気づくことができます。
ステップ2:録画して表情と姿勢もチェック
スピーキングテストでは、話す内容だけでなく態度や印象も評価対象です。
カメラを使って録画し、自分の表情や姿勢を確認してみましょう。
✅ チェックポイント
面接官をしっかり見て話しているか(視線)
無表情になっていないか
手や体の動きが落ち着いているか
最後まで笑顔で「Thank you.」と言えているか
見た目の印象を意識するだけで、全体の印象が大きく良くなります。
ステップ3:記録を残して成長を実感する
録音・録画したデータは削除せず、日付をつけて保存しておきましょう。
数週間後に聞き返すと、
「最初より発音がスムーズになった」「答え方が安定してきた」など、
自分の成長を実感できます。
モチベーション維持にも効果的です。
ワンポイントアドバイス
- 
録音は**短いパートごと(1問ずつ)**でもOK。 
- 
同じ質問を週ごとに録音して、成長の比較をすると◎。 
- 
恥ずかしさを感じても、“自分の声を聞く勇気”が上達の第一歩。 
次の章では、英検でよく出る質問をテーマ別に練習する方法を紹介します。
意見を聞かれる質問に強くなるための「答え方の型」もあわせて解説します。
4. よく出る質問をテーマ別に練習する
英検のスピーキングテストでは、決まったテーマや質問の型が毎回登場します。
特に準2級・2級では、日常生活に関する質問や、社会的なテーマへの意見を求められることが多いです。
この章では、よく出る質問テーマと、答え方のコツを紹介します。
ステップ1:よく出るテーマを把握する
級によって内容の深さは異なりますが、どの級でも共通する“定番テーマ”があります。
| よく出るテーマ | 具体例の質問 | 
|---|---|
| 学校・勉強 | Do you like studying English? / Should students have more school holidays? | 
| 家族・友人関係 | Do you often spend time with your family? | 
| 趣味・スポーツ | Do you think doing sports is important? | 
| 環境・社会問題(準2級以上) | Do you think we should use less plastic? | 
| テクノロジー・日常生活 | Do you use your smartphone to study English? | 
コツ:
過去問を3〜4回分チェックすると、テーマの傾向が見えてきます。
ステップ2:「Yes/No+理由2つ」で安定した回答を作る
意見を求められる質問は、難しく考える必要はありません。
基本の構成は以下のように固定してしまいましょう。
構成の型
① 結論(Yes / No)
② 理由①
③ 理由②
④ 簡単なまとめ(あれば)
例:
Q: Do you think students should use smartphones at school?
A: Yes, I do. First, students can get useful information from the internet. Second, they can contact their parents in case of emergency.
この「Yes + 2 reasons」型を練習しておくと、どんな質問にもスムーズに対応できます。
ステップ3:テーマ別の自分専用メモを作る
「家族」「学校」「環境」などテーマごとに、自分の答えをノートにまとめておくと便利です。
単語や表現を暗記するよりも、「自分の言葉で話す」練習を意識しましょう。
✅ 例:環境トピックのメモ
recycle, save energy, protect nature
I always bring my own bottle.
I think everyone should try to use less plastic.
模範解答をそのまま覚えるより、自分の意見+簡単な理由の形にするのがポイントです。
ステップ4:時間を意識して答える練習
英検スピーキングでは、1問に対して30秒前後で答えるのが理想的です。
タイマーを使って、「短く・明確に・止まらずに」話す練習をしましょう。
目安:
1文目:Yes / No
2〜3文目:理由を2つ
4文目:簡単なまとめ
ポイントまとめ
- 
よく出るテーマを5〜6個に絞って重点的に練習 
- 
「Yes/No+理由2つ」を型として身につける 
- 
自分の意見をメモして、使い回せるように準備 
- 
タイマーで時間感覚を養う 
次の章では、「本番モード」で練習する方法を紹介します。
タイマーを使った実践練習や、試験当日を想定したシミュレーションのコツを解説します。
5. タイマーを使って本番モードで練習する
英検のスピーキングテストは、全体で約5分前後と非常に短い時間で進行します。
質問にテンポよく答えるためには、時間を意識した練習が欠かせません。
「時間を測りながら話す」ことで、答えの長さ・リズム・テンポ感を自然に身につけることができます。
ステップ1:1問ごとの時間配分を意識する
各質問にはおおよその理想時間があります。
実際の試験を意識して、下の目安を参考に練習してみましょう。
| 質問タイプ | 目安時間 | 練習ポイント | 
|---|---|---|
| あいさつ・音読 | 約30秒 | ゆっくりはっきり読む | 
| 内容質問(2問) | 各20〜30秒 | Yes/No+理由1つで簡潔に | 
| イラスト説明 | 約40秒 | 動作・順番を意識して描写 | 
| 意見を聞かれる質問 | 約30秒 | Yes/No+理由2つでまとめる | 
⏱️ ポイント:
話しすぎて途中で止まるより、「短くても言い切る」ほうが高評価につながります。
ステップ2:ストップウォッチを使ってシミュレーション
スマホのタイマーや英検対策アプリを使って、**「制限時間付き模擬面接」**を行いましょう。
やり方:
- 
タイマーを30秒にセット 
- 
質問を1つ選び、スタートを押す 
- 
30秒以内に答えを話し切る 
最初は焦るかもしれませんが、数回繰り返すと自然に「時間感覚」が身につくようになります。
ステップ3:通し練習で本番の流れに慣れる
ある程度慣れてきたら、最初から最後まで通して練習してみましょう。
入室、あいさつ、音読、質問、退室までを一連の流れで再現します。
チェック項目
“Good morning.”から“Good-bye.”までを自然に言えるか?
質問の間に沈黙が長すぎないか?
自分の声のトーン・姿勢・アイコンタクトは自然か?
本番の「5分間」を完全に再現できるようになると、当日の緊張もぐっと軽くなります。
ステップ4:ミスを気にしすぎない
本番モードで練習していると、文法のミスや言い間違いが気になることがあります。
しかし、英検のスピーキングでは**「伝える力」**が最も重視されます。
大切なのは
完璧な英文よりも、
「止まらずに言い切ること」+「笑顔で答えること」
間違えても自信を持って最後まで話す姿勢が、印象を大きく良くします。
まとめ
- 
各質問の時間を意識して練習 
- 
タイマーで30秒ごとに答える癖をつける 
- 
入室〜退室までの流れを通して練習 
- 
ミスよりもテンポと姿勢を重視する 
次の章では、フィードバックをもらって改善する方法を紹介します。
他人からのアドバイスを上手に活かすことで、短期間でスピーキング力を大きく伸ばすことができます。
6. フィードバックをもらう
一人での練習も効果的ですが、**他人からのフィードバック(客観的な意見)**を取り入れると、上達スピードが一気に上がります。
自分では気づかない発音の癖や表現ミスを、他人の視点で教えてもらうことができるからです。
ステップ1:先生や講師からアドバイスをもらう
学校の英語の先生、英検対策の塾講師、またはオンライン英会話の講師などに模擬面接をお願いしましょう。
英検の採点基準を理解している人なら、より具体的な改善点を教えてくれます。
もらえるアドバイスの例
声が小さく聞こえにくい
文法よりも発音の方が課題
話すスピードが一定で安心感がある
「理由の2つ目」が弱いので補強が必要
1回15分程度の模擬面接を、週1〜2回受けるだけでも効果的です。
ステップ2:AI面接機能やアプリを活用する
最近は、AIが自動で発音や回答内容を評価してくれるツールも登場しています。
英検対策アプリや英会話練習アプリでは、以下のような機能を利用できます。
- 
質問音声に対して自分の声を録音 → 自動採点 
- 
スコア表示(発音・文法・自然さ) 
- 
改善ポイントをAIが提案 
メリット:
いつでも一人で練習できる
客観的なデータで成長が分かる
間違いを繰り返さないよう意識できる
ステップ3:友人や家族にも聞いてもらう
英語が得意でない人でも、**「聞き取りやすいか」「自信がありそうか」**という印象は分かります。
第三者の目線で「話し方」「声の大きさ」「表情」をチェックしてもらいましょう。
例:
“もっと笑顔の方が良い”
“声がこもって聞こえる”
“Yes, No の返答がはっきりしていて良い”
こうしたフィードバックは、採点には直接関係しないように見えても、面接官への印象を大きく左右します。
ステップ4:フィードバックを「見える化」して成長につなげる
アドバイスを受けたら、そのままにせずメモして整理しましょう。
| 日付 | 改善点 | 次回の目標 | 
|---|---|---|
| 10/10 | 声が小さい | もう少し大きな声で話す | 
| 10/12 | 理由が1つしか言えなかった | 2つ言う練習をする | 
| 10/15 | 発音の「th」が不自然 | 発音練習アプリで強化 | 
改善履歴を残すことで、自分の成長が目に見え、モチベーションも上がります。
ポイントまとめ
- 
英検講師・先生・AIなど複数の方法でフィードバックを受ける 
- 
アドバイスを記録して次の練習に活かす 
- 
他人の目で見た「印象面」も重視する 
- 
定期的に見直して成長を実感する 
次の章では、試験直前の最終チェックとリラックス法を紹介します。
前日にどんな練習をすればよいか、そして当日に落ち着いて臨むためのコツをまとめます。
7. 本番直前は「慣れ」を重視
試験前日や当日は、新しいことを詰め込むよりも、これまで練習してきた内容を繰り返して確認することが大切です。
英検スピーキングで最も大事なのは「知識」よりも「慣れ」。
最後の1〜2日は、安心して本番に臨むための準備期間にしましょう。
ステップ1:模擬面接を通しで2〜3回行う
前日は、模擬面接を2〜3回通して練習します。
流れやテンポを確認しながら、スムーズに答えられる感覚を体に覚えさせましょう。
ポイント:
タイマーを使って本番と同じ時間配分で進める
入室から退室まで一連の流れを再現
答えの内容を完璧にするより、テンポを重視
同じ質問を繰り返すことで、「次に何をすべきか」を自然に思い出せるようになります。
ステップ2:英語のリズムを保つ練習をする
試験当日は緊張で口が動かなくなることもあります。
そんなときに備えて、軽く英語を声に出す“ウォームアップ”をしておきましょう。
例:
短い自己紹介を言う(名前・趣味など)
“How are you today?” “I’m good, thank you.” を数回練習
音読練習で発声を整える
朝の5分でも声を出しておくと、スムーズに英語が口から出やすくなります。
ステップ3:リラックスする習慣を取り入れる
緊張で実力を出せない人も多いですが、深呼吸と笑顔だけで印象は大きく変わります。
試験直前のおすすめルーティン:
深呼吸を3回する
「練習通りにやれば大丈夫」と心の中で言う
面接官の顔を見て笑顔で“Good morning.”
これだけで、自分のペースで会話を始められます。
ステップ4:当日の持ち物とマナーも確認
当日の持ち物や流れを事前に確認しておくと、安心感が増します。
✅ チェックリスト
受験票・身分証明書
筆記用具(念のため)
マスクを外すタイミングを確認(必要な場合)
会場には10〜15分前に到着
面接官への丁寧な態度も評価の一部です。
「Thank you.」をしっかり伝えて退出しましょう。
ステップ5:最後は自信を持って挑む
何度も練習を重ねてきたあなたなら大丈夫です。
本番では、多少のミスがあっても焦らずに**「伝えようとする姿勢」**を大切にしてください。
心構え:
完璧じゃなくていい
笑顔とアイコンタクトを忘れない
自信を持って最後まで話す
まとめ:毎日の小さな練習が合格への近道
英検スピーキングで高得点を取るコツは、特別な英語力よりも**「準備と慣れ」**です。
1日5分でも声に出す練習を続けることで、確実に話す力が身につきます。
本記事のポイントおさらい:
試験の流れを理解する
模擬面接スクリプトで練習
録音・録画して自分をチェック
よく出る質問をテーマ別に練習
タイマーで本番をシミュレーション
フィードバックを受けて改善
最後は慣れとリラックスを重視
「練習の積み重ね=自信」です。
毎日少しずつ声に出すことで、きっと本番でも落ち着いて話せるようになります。
よくある質問(FAQs)
英検スピーキングの勉強は毎日どのくらい必要?
目安は1日5〜10分の音読・即答練習+週2〜3回の模擬面接(各15分)。短時間でも「声に出す」を毎日継続する方が効果的です。
独学でも模擬面接は効果がありますか?
十分あります。質問音声を自作して流し、録音→聞き返し→修正のサイクルを回しましょう。可能なら週1回は他者(先生・友人・オンライン講師)に見てもらうと加速します.
何を評価されますか?(採点の観点)
- 発話の明瞭さ(発音・イントネーション)
- 内容の適切さ(質問に対して答えているか)
- 文法・語彙の正確さと幅
- コミュニケーション態度(即答・アイコンタクト・自信)
質問が聞き取れなかったらどうする?
Pardon? / Could you repeat the question, please? と丁寧に聞き返してください。1回の確認は減点対象になりにくく、黙り込むより有利です。
文法ミスをしてしまったら?
気づいたらすぐに言い直せばOK。“I think students needs… sorry, students need …” のように自然に修正し、止まらずに言い切ることを優先します。
時間配分のコツは?
各回答は20〜30秒を目安に。あいさつ・音読は落ち着いて、意見問題は「結論→理由2つ→まとめ」の型でコンパクトに話します。
イラスト描写のポイントは?
- 全体→人物→行動→結果の順で説明
- 現在進行形(A boy is…)を活用
- 場所の前置詞(in, at, on, next to)を意識
意見を求められたら何を言えばいい?
型で対応:Yes/No → 理由① → 理由② → ひと言まとめ。理由は「便利・安全・環境・教育」など汎用テーマから準備しておきます。
どの級でも通用する汎用フレーズは?
- In my opinion, …
- First, … / Second, …
- For example, …
- That’s why I think …
録音・録画で何をチェックすべき?
- 語尾の子音が落ちていないか(s, d, t)
- 三単現・過去形のミス
- 間(沈黙)が長すぎないか
- 声量・表情・姿勢・アイコンタクト
緊張して言葉が出ないときの対処法は?
- Let me think for a moment. で2秒稼ぐ
- 用意した型(結論→理由2つ)に乗せる
- 深呼吸+笑顔で話し始める
直前期は何をすべき?
通し練習を2〜3回。新しい表現は増やさず、これまでの回答メモを整えてタイマーで最終確認。ウォームアップ音読を当日朝に5分。
自作の質問リストはどう作る?
「学校・家族・趣味・テクノロジー・環境」の5テーマで各5問ずつ。各問に対して自分の答え(30秒)をメモ化し、週1で更新します。
オンライン英会話はどの頻度で使う?
週1〜2回の模擬面接で十分。毎回同じ質問も繰り返し、録画が可能なら復習に活用。同じ型で安定して話せることを目標にします。
沈黙が続いたら減点されますか?
長い沈黙は不利です。“I think …” と言いながら考える、あるいは言い換えで進めましょう(help → support / good → useful)。
当日の持ち物とマナーは?
- 受験票・身分証・必要に応じてマスク
- 会場には10〜15分前に到着
- 入退室のあいさつをはっきりと
スコアが振るわなかった場合の見直し方は?
- 録音を分析し、ボトルネック1〜2点に絞って矯正
- 翌2週間は毎日5分の即答+週2回の30秒回答ドリル
- 次回までに通し練習を10回積み上げる

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			