目次
- マニラ留学の費用完全ガイド【2025−2026年版】- はじめに
- マニラ留学の費用相場(全体像)
- 学校関連費用
- 生活費
- ビザ・渡航関連費用
- 留学期間別の総費用シミュレーション
- マニラ留学を高めに見積もる理由
- 節約のコツと注意点
- まとめ
- FAQs
- マニラ留学の月あたりの総費用はいくら?(やや高め想定)
- 3か月・6か月だと総額はどのくらい?
- セブ島と比べて、マニラはどのくらい高い?
- 授業料の相場は?(マンツーマン中心)
- 滞在費(学生寮・外部コンド)の目安は?
- 生活費はどのくらい見ておけば安心?
- 交通費は?Grab中心だと高い?
- ビザ関連費用はどのくらい?
- 航空券と保険の相場は?
- 費用を10〜20%節約する現実的な方法は?
- 安全重視で絶対に削らない方がよい費用は?
- マニラのどのエリアに滞在すると費用が上がる?
- 1か月だけの短期でもSSPは必要?
- 現地到着後に想定外の出費になりやすい項目は?
- 見積り時に「高め設定」にする理由は?
 
マニラ留学の費用完全ガイド【2025−2026年版】
はじめに
フィリピンの首都マニラは、英語留学先としてセブ島に次いで注目される都市です。国際都市ならではの利便性や多様な学校の選択肢があり、首都圏エリアでの生活を体験できるのが魅力です。一方で、マニラは物価や生活費がセブ島よりもやや高く、安全や快適さを重視した生活を送ると費用がかさむ傾向にあります。
本ガイドでは、2025年版のマニラ留学費用を「やや高め」に見積もり、実際に必要となる授業料・滞在費・生活費・ビザ関連費用などを詳しく紹介します。短期(1か月)から長期(6か月以上)までの総額シミュレーションも掲載し、留学を検討している方が安心して予算を立てられるようにまとめました。
マニラ留学の費用相場(全体像)
マニラ留学にかかる総費用は、滞在スタイルや学校のランクによって幅がありますが、セブ島より全体的に1〜2割高めと考えると安心です。特に、首都圏のコンドミニアム滞在やGrab利用を前提にすると、費用は高めに推移します。
期間別の目安
- 
1か月留学:約 18〜30万円 
- 
3か月留学:約 50〜90万円 
- 
6か月留学:約 100〜180万円 
内訳のイメージ
- 
授業料・滞在費(学校関連):全体の約60〜70% 
- 
生活費(食費・交通費・娯楽):全体の約20〜30% 
- 
渡航費・ビザ・保険など:全体の約10%前後 
セブ島との違い
- 
学生寮や外部滞在費がやや高い 
- 
生活の安全性を考えGrabやタクシーを多用するため交通費が高くなりやすい 
- 
マカティやBGCなど一等地では外食・娯楽費が首都圏価格 
学校関連費用
マニラには多くの語学学校があり、授業料や滞在費は学校の立地や設備によって変動します。特にマカティやBGCなどの一等地にある学校は、セブ島の同レベル校よりもやや高額になる傾向があります。
授業料
マンツーマン授業を中心としたカリキュラムが一般的で、授業時間数によっても費用は異なります。
- 
1か月:15〜20万円 
- 
3か月:40〜60万円 
- 
6か月:90〜120万円 
プレミア校やビジネス英語特化校ではさらに高くなるケースがあります。
入学金・教材費
- 
入学金:1〜2万円 
- 
教材費:月3,000〜6,000円 
授業内容がマンツーマン中心のため、教材以外にプリントやオリジナル資料が多く使われる学校もあります。
学生寮・滞在費
学校が提供する寮か、外部コンドミニアム滞在かによって大きく変わります。
- 
ドミトリー(相部屋):8〜12万円 / 月 
- 
1人部屋:12〜15万円 / 月 
- 
外部コンドミニアム滞在:15〜20万円 / 月 
特に外部滞在は利便性・安全性の面で選ばれることが多いですが、費用は高めです。
生活費
マニラでの生活費は、生活スタイルや滞在エリアによって大きく変動します。首都圏の利便性を活かしつつも、安全や快適さを優先するとセブ島よりも高くなる傾向があります。
食費
- 
学生寮で食事込みプランを選べば追加費用は少なめ。 
- 
外食や自炊を中心にする場合は、首都圏価格のためやや高め。 - 
月3〜5万円 
- 
カフェやレストラン利用が多いとさらに上振れ。 
 
- 
交通費
マニラは広大な都市圏のため、移動手段により費用差が出ます。
- 
Grab・タクシー中心:月8,000〜15,000円 
- 
MRTやジプニーを併用すれば半分以下に節約可能。 
- 
安全を重視する留学生はGrabを多用する傾向があります。 
娯楽・交際費
留学生活を充実させたい人にとっては欠かせない費用です。
- 
ショッピング、カフェ巡り、映画館、ナイトスポット、近郊旅行など 
- 
月2〜5万円 が目安 
- 
特にマカティやBGCで遊ぶ場合、消費水準は東京並みと考えると安心。 
ビザ・渡航関連費用
マニラ留学では授業料や生活費のほかに、ビザや渡航に関する費用も必要です。短期であっても一定の手続きが必要となるため、忘れずに予算に含めましょう。
航空券
- 
日本〜マニラ往復:6〜12万円 - 
LCCを利用すれば安く済みますが、直行便や大手航空会社を選ぶと10万円前後。 
- 
留学シーズン(夏休み・春休み)は価格が高騰しやすいです。 
 
- 
ビザ関連費用
- 
SSP(Special Study Permit):約3〜3.5万円(初回必須) 
- 
ビザ延長費用:1か月あたり 8,000〜15,000円 - 
30日以上滞在の場合は延長が必要。3か月以上の留学では複数回の延長手続きが発生します。 
 
- 
- 
ACR I-Card(59日以上の滞在で必要):約10,000円 
海外旅行保険
- 
1か月あたり 1.5〜2.5万円 が目安。 
- 
首都圏は交通事故や盗難リスクもあるため、補償内容を手厚くしておくのがおすすめです。 
留学期間別の総費用シミュレーション
マニラ留学の総額は「授業料・滞在費」「生活費」「ビザや渡航費」を合算して考える必要があります。ここではやや高めの見積もりでシミュレーションします。
1か月留学
- 
授業料・滞在費:20〜30万円 
- 
生活費:3〜5万円 
- 
航空券・保険:8〜10万円(初回のみ加算) 
- 
合計:約35〜50万円 
3か月留学
- 
授業料・滞在費:40〜60万円 
- 
生活費:9〜12万円 
- 
ビザ延長・SSP・航空券・保険:7〜9万円 
- 
合計:約65〜80万円 
6か月留学
- 
授業料・滞在費:100〜180万円 
- 
生活費:18〜25万円 
- 
ビザ延長・ACR I-Card・航空券・保険:20〜25万円 
- 
合計:約135〜250万円 
ポイント
- 
長期になるほど生活費とビザ関連費用がかさむ 
- 
外部コンドミニアムや1人部屋を選ぶと上限に近づく 
- 
節約重視なら、相部屋・ローカルフード・公共交通で10〜20%程度削減可能 
マニラ留学を高めに見積もる理由
マニラは首都圏であり、フィリピン国内でも物価や生活費が高い水準にあります。特に、安全や快適さを優先する留学生にとっては、必要経費がセブ島や地方都市よりも多くなりがちです。
1. 首都圏の物価水準
- 
マカティやBGCなどの一等地は、外食や娯楽費が東京並みになることもあります。 
- 
カフェやレストラン利用を増やすと、生活費は確実に上振れ。 
2. 安全性を重視する交通手段
- 
移動では公共交通よりも Grabやタクシーを利用する人が多い。 
- 
これにより交通費が毎月1万円以上かかるケースが一般的。 
3. 滞在先の選択肢
- 
相部屋の寮は費用を抑えられるが、プライバシーや快適性に欠ける。 
- 
多くの留学生は 1人部屋や外部コンドミニアムを選び、その分滞在費が高くなる。 
4. ビザ・保険などの固定費
- 
59日以上の滞在ではACR I-Cardが必要 
- 
首都圏滞在というリスクもあり、保険は手厚めを選ぶ人が多い 
節約のコツと注意点
マニラ留学は安全性と快適性を重視すると費用が高くなりがちですが、工夫次第で無理なく節約することも可能です。
節約のコツ
- 
相部屋寮を利用する - 
1人部屋より毎月2〜3万円安く済みます。 
 
- 
- 
ローカルフードや学食を活用 - 
フィリピン料理の食堂やフードコートを利用すれば、1食100〜200ペソ程度。 
 
- 
- 
公共交通をうまく組み合わせる - 
Grabは安全ですが高め。通学はMRTやジプニーを使い、夜間や遠出だけGrabを利用するスタイルがおすすめ。 
 
- 
- 
航空券を早めに予約 - 
ピークシーズン(夏休み・春休み)を避けると5万円以上の節約になることも。 
 
- 
- 
週末の過ごし方を工夫する - 
ショッピングモールやカフェ巡りは出費がかさむため、無料の観光スポットや友人とのシェア旅行を活用。 
 
- 
注意点
- 
安全第一で極端な節約は避ける 
 → 深夜の公共交通利用や治安の悪い地域での節約行動はリスク大。
- 
安すぎる宿泊施設は選ばない 
 → 防犯・清潔面で問題がある場合が多い。
- 
保険は削らない 
 → 医療費が高額になるケースもあり、カバー範囲は必ず確認。
まとめ
マニラ留学は、フィリピンの首都という立地や物価水準から、セブ島留学よりもやや高めの費用がかかるのが特徴です。1か月あたり18〜22万円を目安とし、3か月なら50〜60万円、6か月なら100〜120万円程度を見込んでおくと安心です。
費用が高めになる主な要因は、安全性を重視した交通手段(Grab利用)、首都圏の外食や娯楽費、1人部屋やコンドミニアム滞在の選択にあります。反対に、相部屋寮やローカルフード、公共交通を活用すれば10〜20%ほどの節約も可能です。
留学を成功させるポイントは「自分に合った生活スタイルと費用のバランス」を見つけること。安心・快適さを優先するのか、コストを抑えて実用的に学ぶのかを明確にすることで、マニラ留学はより充実した体験になります。
FAQs
マニラ留学の月あたりの総費用はいくら?(やや高め想定)
安全・快適さ重視の前提で、1か月あたり35〜50万円が目安です。内訳は「授業料・寮(約12〜15万円)」「生活費(約3〜5万円)」「保険など固定費の月割(約1〜2万円)」が基準になります。
3か月・6か月だと総額はどのくらい?
3か月は65〜80万円、6か月は135〜250万円が目安です。長期ほどビザ関連費と生活費の積み上がりが大きくなります。
セブ島と比べて、マニラはどのくらい高い?
同ランクの学校・滞在条件で比較すると、マニラは1〜2割程度高くなる傾向があります(外食・家賃・移動コストが上振れしやすいため)。
授業料の相場は?(マンツーマン中心)
カリキュラムと時間数で変動5しますが、目安は以下です。
- 1か月:15〜20万円
- 3か月:40〜60万円
- 6か月:80〜120万円
滞在費(学生寮・外部コンド)の目安は?
- ドミトリー(相部屋):8〜12万円 / 月
- 1人部屋寮:13〜15万円 / 月
- 外部コンドミニアム:15〜20万円 / 月
利便性・セキュリティ重視で外部コンドを選ぶと、総額は上振れします。
生活費はどのくらい見ておけば安心?
外食やカフェ利用が多い場合、月3〜5万円が目安です。マカティやBGCでの娯楽・交際費が増えるとさらに上がります。
交通費は?Grab中心だと高い?
Grab・タクシー中心で月8,000〜15,000円ほど。通学はMRTやジプニー、夜間や長距離のみGrabに切り替えると半分程度まで抑えられます。
ビザ関連費用はどのくらい?
- SSP(初回必須):約3〜3.5万円
- ビザ延長:月10,000〜12,000円目安(30日超で延長が必要)
- ACR I-Card(59日以上):約10,000円
航空券と保険の相場は?
- 日本〜マニラ往復航空券:6〜12万円(時期や航空会社により変動)
- 海外旅行保険:1.5〜2.5万円 / 月(補償を手厚くすると上振れ)
費用を10〜20%節約する現実的な方法は?
- 相部屋寮の活用(1人部屋との差を圧縮)
- ローカル食堂・学食・フードコートの活用
- 日中は公共交通、夜間・遠距離はGrabに限定
- ピークシーズンを避けた航空券の早期手配
安全重視で絶対に削らない方がよい費用は?
保険・滞在先のセキュリティ・夜間移動の交通手段は削らないのが原則です。安すぎる宿泊施設や深夜の無理な移動は避けましょう。
マニラのどのエリアに滞在すると費用が上がる?
マカティ・BGCなど一等地は外食・カフェ・娯楽が首都圏価格で、滞在費も高め。利便性と治安の良さは魅力ですが、総費用は上振れしやすくなります。
1か月だけの短期でもSSPは必要?
短期でも学校に通う場合はSSPが必要です。初回にまとまった費用が発生するため、月あたりの総額が短期ほど割高に見えます。
現地到着後に想定外の出費になりやすい項目は?
- 学用品・コピー代・追加クラス
- 週末の近郊旅行・アクティビティ
- SIM/通信プランの上位化、宅配や小口移動の積み重ね
見積り時に「高め設定」にする理由は?
首都圏価格・安全重視の移動・1人部屋志向・保険の手厚さなどで、予算が上振れしやすいためです。最初から1〜2割高めに見積もると資金計画に余裕が生まれ、学習に集中できます。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			