フィリピン講師とネイティブ講師の違い:オンライン英会話ガイド

はじめに

オンライン英会話を始めようと思ったとき、最初に多くの人が悩むのが「フィリピン講師にするか、ネイティブ講師にするか」という点です。
どちらも英語を教えるプロですが、授業のスタイルや発音、料金、そして得られる効果にははっきりとした違いがあります。

ここ数年、オンライン英会話は世界中で急速に広まり、日本でも英語学習の定番となりました。特にフィリピン人講師の人気は高く、親しみやすさやコスパの良さから多くの日本人が利用しています。一方で、「本場の英語を学びたい」という理由からネイティブ講師を選ぶ学習者も少なくありません。

本記事では、フィリピン講師とネイティブ講師の特徴を発音・教え方・料金・目的別の向き不向きといった観点から比較します。
初心者の方はもちろん、中級者・上級者の方にも役立つ内容です。オンライン英会話を選ぶ前に、自分に合った講師タイプを見極めましょう。

フィリピン講師とは?

フィリピン講師とは、英語を第二言語として流暢に話すフィリピン人の英語教師のことです。
フィリピンでは英語が公用語のひとつであり、教育・ビジネス・メディアの多くが英語で行われています。そのため、日常的に英語を使いこなす環境が整っており、非ネイティブでありながら国際的に通用する英語力を持つ人が多いのが特徴です。

多くのオンライン英会話スクールでは、TESOL(英語教授法資格)を持つフィリピン講師が在籍しています。彼らは「英語を外国語として学ぶ日本人」に教える経験が豊富で、発音や文法の指導もわかりやすいと高く評価されています。

フィリピン講師の特徴

  • 英語教育を専門的に学んでいる人が多い

  • 明るくフレンドリーな性格で、初心者でも話しやすい雰囲気を作ってくれる

  • アメリカ英語に近い発音を使う講師が多い

  • 1レッスンあたりの料金が安く、継続しやすい

  • 日本人の英語学習の弱点を理解している

メリット

  1. 料金が安いので続けやすい
     1レッスンあたり200〜500円ほどで受けられることが多く、毎日レッスンを受けても家計への負担が少ないのが魅力です。

  2. 教えるスキルが高い
     多くの講師が教育学部出身で、指導法を体系的に学んでいます。英語を「母語ではなく学んだ経験」を持っているため、学習者のつまずきポイントを理解しています。

  3. 優しく話しやすい雰囲気
     フィリピン人はフレンドリーで穏やかな人柄が多く、緊張せずに英会話を楽しめる環境を作ってくれます。

デメリット

  • 発音が完璧にネイティブと同じではない(わずかに訛りがある場合も)

  • スラングや文化的表現には弱い講師もいる

  • 上級者には物足りなさを感じることもある


ネイティブ講師とは?

ネイティブ講師とは、英語を母国語として話す国(アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなど)出身の英語教師を指します。
彼らの英語は自然な発音・リズム・スピードが特徴で、まさに「本場の英語」をそのまま学ぶことができます。

ネイティブ講師の授業では、教科書的な文法よりも「実際に使われている表現」や「自然な言い回し」を重視する傾向があります。
そのため、英語を“勉強する”というよりも、“使って身につける”感覚でレッスンが進むのが特徴です。

ネイティブ講師の特徴

  • 英語を母語として話すため、自然で流暢な発音

  • 会話スピードが速く、リアルな英語環境を体験できる

  • スラングや文化的背景、ニュアンスまで教えてくれる

  • 英語だけでレッスンを進めるケースが多い

  • 1レッスンあたりの料金は高め(1,000〜3,000円ほど)

メリット

  1. 本場の発音とイントネーションを学べる
     ネイティブの自然なリズムや強弱、スピード感を体験できるため、リスニング力と発音が大きく伸びます。

  2. 実践的な英会話に強い
     ネイティブ講師は「日常で実際に使われている表現」を教えてくれるため、海外旅行や仕事の現場で役立つ実践的な英語を学べます。

  3. 文化や考え方も理解できる
     単語や文法だけでなく、英語圏の文化・価値観・会話のマナーなども自然と身につけられます。

デメリット

  • 料金が高く、毎日レッスンを受けるのは負担になりやすい

  • スピードが速いため、初心者には理解が難しいことがある

  • 英語だけで説明する講師も多く、初級者は戸惑う場合も


発音・アクセントの違い

オンライン英会話を選ぶうえで、多くの人が気にするのが「発音」の問題です。
フィリピン講師とネイティブ講師では、英語の発音やイントネーション、アクセントに明確な違いがあります。
どちらが「正しい」というわけではなく、学習目的に合っているかどうかがポイントになります。

フィリピン講師の発音

フィリピンの英語は、もともとアメリカ英語をベースにしています。
そのため、音の特徴や語彙の使い方もアメリカ式が多く、日本人にとって馴染みやすい傾向があります。
多くの講師は国際的な発音を意識しており、クリアで聞き取りやすい中立的な英語を話します。

ただし、地域や個人によってはわずかに訛りがある場合もあります。
とはいえ、それが理解を妨げるレベルであることはほとんどありません。

ポイント

  • 発音が明瞭で初心者にも聞き取りやすい

  • 中立的な国際英語として通用する

  • アメリカ英語に近いが、スピードはややゆっくり

ネイティブ講師の発音

ネイティブ講師は国によってアクセントが大きく異なります。
アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語など、それぞれ独特のイントネーションや語彙の違いがあります。
そのため、同じ「ネイティブ講師」でも地域によって聞こえ方がかなり変わります。

ネイティブの発音は自然でリズミカルですが、初心者にとってはスピードが速く、最初は聞き取りに苦労するかもしれません。
ただし、実際に海外で生活したり、国際的な仕事を目指す人にとっては、このスピード感に慣れることが大きな強みになります。

ポイント

  • 各国ごとにアクセントや表現が異なる

  • 自然で流れるような発音だが、初心者には難しく感じやすい

  • リスニング力強化や実践的英語には最適

まとめ:発音・アクセント面での違い

比較項目 フィリピン講師 ネイティブ講師
発音の特徴 クリアで中立的な英語 本場の自然な発音
アクセント アメリカ英語寄り 国によって異なる
聞き取りやすさ 初心者にやさしい 中級以上におすすめ
スピード感 ゆっくり・明瞭 自然・速め

学習アドバイス:
初心者はまずフィリピン講師のわかりやすい英語で耳を慣らし、慣れてきたらネイティブ講師でスピードと表現力を鍛えるのが効果的です。


教え方と指導スタイルの違い

フィリピン講師とネイティブ講師では、英語を教えるときのアプローチにも大きな違いがあります。
どちらが優れているというよりも、学習者のレベルや目的に合うかどうかで選ぶのが大切です。


フィリピン講師の教え方

フィリピン講師は、教育系の学位や英語指導資格(TESOLなど)を持つ人が多く、教えること自体を専門職としているケースが一般的です。
特に日本人や韓国人の学習者に教え慣れているため、非ネイティブの弱点を理解したうえで、丁寧にサポートしてくれます。

特徴

  • 生徒のレベルに合わせたペースで進めてくれる

  • 間違いを優しく指摘し、学習意欲を保たせてくれる

  • 文法や語彙の説明がわかりやすい

  • 会話中にフォローが多く、安心して話せる

たとえば、初心者が「I am agree」と言っても、否定せずに「Almost correct! We say ‘I agree’」と前向きに修正してくれる講師が多いです。
こうした柔らかい指導スタイルは、英語を話すことに不安を持つ日本人にとって大きな安心感につながります。


ネイティブ講師の教え方

ネイティブ講師は、英語を「母語として自然に使う」感覚で教えるため、より実践的でリアルな英会話を重視する傾向があります。
英語を使って英語を理解させる“イマージョンスタイル(英語漬け)”の授業が多く、実際の会話スピードや表現をそのまま体験できます。

特徴

  • 会話中心で自然な英語を身につけやすい

  • スラング、イディオム、文化的背景も学べる

  • 生徒が主体的に話す時間が多い

  • ミスを細かく直すより、流れを重視する傾向

中級者〜上級者にとっては、ネイティブ講師とのレッスンが「実戦トレーニング」になります。
一方、初心者にはスピードが速く、説明が英語のみの場合もあるため、最初はハードルが高く感じるかもしれません。


比較まとめ

比較項目 フィリピン講師 ネイティブ講師
指導スタイル 丁寧でサポート重視 実践的でスピード感がある
教育スキル 教育訓練を受けている人が多い 自然な英語力を活かすタイプ
対応レベル 初心者〜中級者向け 中級〜上級者向け
授業中の言語 ゆっくり・わかりやすい英語 ほぼ英語のみで進行
モチベーション 優しく励ましてくれる 自立的に学ぶ姿勢を促す

ポイント:
英語に慣れていない初心者はフィリピン講師で基礎と自信を固め、ある程度話せるようになったらネイティブ講師で「本番英語」を体験するのがおすすめです。


料金の違い

オンライン英会話を選ぶ際に、多くの人が重視するのが「料金」です。
フィリピン講師とネイティブ講師では、1レッスンあたりの費用が2倍以上違うことも珍しくありません。
この差は、主に講師の人件費や生活コスト、採用国の物価水準によるものです。


フィリピン講師の料金

フィリピン講師を採用しているオンライン英会話スクールは、料金の安さが最大の魅力です。
1レッスン(25分)の平均は200〜500円程度で、月額プランでも6,000〜8,000円ほどが相場です。
この価格で毎日レッスンを受けられるため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

メリット

  • 継続しやすく、英語を“習慣化”できる

  • レッスン回数を増やして会話量を確保できる

  • 講師を複数試すことができ、自分に合う先生を見つけやすい

注意点

  • 料金が安い分、講師の質にばらつきがあるスクールもある

  • 人気講師は予約が取りづらい場合がある


ネイティブ講師の料金

ネイティブ講師は、英語を母国語とする国の出身であるため、講師料も高めに設定されています。
1レッスン(25分)あたりの相場は1,000〜3,000円程度、月額では25,000〜35,000円前後になることもあります。
スクールによってはフィリピン講師とネイティブ講師を組み合わせるプランも用意されています。

メリット

  • “本場の英語”を直接学べる

  • 発音や自然な言い回しのトレーニングに最適

  • ビジネス英語や海外就職を目指す人に効果的

注意点

  • 費用が高く、毎日レッスンを受けるのは難しい

  • 初心者には難易度が高く、効率が落ちる場合も


比較まとめ

項目 フィリピン講師 ネイティブ講師
1レッスンの料金 約200〜500円 約1,000〜3,000円
月額プランの相場 約6,000〜8,000円 約25,000〜35,000円
コスパ 非常に高い 本場英語を学べるが高額
継続のしやすさ
おすすめ層 初心者・中級者 中級者・上級者

ポイント:
英語学習で最も大切なのは「継続」です。毎日話す習慣をつくるならコスパの良いフィリピン講師、特定のスキルを磨くならネイティブ講師を併用するのが理想的です。


学びたい目的別おすすめ

オンライン英会話を選ぶときは、料金や発音よりも**「自分の目的に合っているか」**を基準にするのが一番大切です。
同じ英語学習でも、「日常会話を話したい人」と「ビジネスで使いたい人」では最適な講師タイプがまったく異なります。
ここでは、目的別にどちらの講師が向いているかを整理してみましょう。


英会話初心者

おすすめ:フィリピン講師

英語を話すことに慣れていない初心者は、まずフィリピン講師の丁寧でやさしい指導から始めるのがおすすめです。
初心者が文法や単語を間違えても、明るく励ましながら教えてくれるので、緊張せずに話せる環境を作ってくれます。
また、日本人学習者の特徴(発音の癖や文法ミス)にも慣れており、わかりやすく修正してくれるのが強みです。


TOEIC・IELTS・英検などの試験対策

おすすめ:フィリピン講師(試験指導経験者)

試験対策では、解答テクニックや文法・語彙の整理が中心になるため、教育スキルの高いフィリピン講師が向いています。
特にIELTSやTOEICに強いオンラインスクールでは、スコアアップを目標にした専門講師が在籍しており、効率的に点数を伸ばせます。
フィリピン講師の明確な説明力は、受験型学習との相性が非常に良いです。


発音矯正・自然な英会話を学びたい

おすすめ:ネイティブ講師

本場の発音、イントネーション、スラングなどを学びたい場合は、やはりネイティブ講師が最適です。
実際に日常で使われている自然な表現を学べるため、「英語を聞き取れる・使える」レベルに近づけます。
特にアメリカやイギリスへの留学・海外就職を目指す人には欠かせないステップです。


ビジネス英語を身につけたい

おすすめ:ネイティブ講師(もしくはビジネス経験のあるフィリピン講師)

海外の取引先や同僚との会話、プレゼン、交渉などでは、ネイティブの表現やトーンを知っておくことが重要です。
ただし、近年はビジネス経験を持つフィリピン講師も増えており、より手頃な価格で実践的な英語を学べるケースもあります。


留学・海外移住の準備

おすすめ:ネイティブ講師

留学やワーキングホリデー、海外転職を予定している人は、ネイティブ講師とのレッスンで現地英語のスピード感や文化的背景に慣れておくと良いです。
実際の英語圏での会話スタイルを体験できるため、到着後のギャップを最小限に抑えられます。


比較まとめ

学習目的 向いている講師 理由
英会話初心者 フィリピン講師 優しく丁寧に教えてくれる
TOEIC・IELTS対策 フィリピン講師 試験の傾向と文法に強い
発音矯正・自然な会話 ネイティブ講師 リズム・イントネーションを学べる
ビジネス英語 ネイティブ講師(または経験豊富なフィリピン講師) 実践的な表現を習得できる
留学・海外移住 ネイティブ講師 文化やスピードに慣れるため

アドバイス:
英語を「学ぶ」段階ではフィリピン講師、英語を「使う」段階ではネイティブ講師、と考えると失敗しません。


ハイブリッド学習という選択

フィリピン講師とネイティブ講師のどちらにも、それぞれ明確な強みがあります。
そのため最近では、**両方の良さを組み合わせる「ハイブリッド学習」**という方法が注目されています。
これは、目的やレベルに合わせて講師タイプを使い分けることで、効率的かつバランス良く英語力を伸ばす学習スタイルです。


ハイブリッド学習のメリット

  1. コスパを保ちながら本場英語に触れられる
     普段は料金の安いフィリピン講師で会話練習を行い、週に数回だけネイティブ講師のレッスンを入れることで、費用を抑えながら自然な英語にも触れられます。

  2. 基礎と実践を同時に強化できる
     フィリピン講師で文法・語彙・リスニングを強化し、ネイティブ講師でリアルなスピードと文化的表現を練習する。
     この組み合わせにより、「知識としての英語」と「使える英語」の両方を伸ばせます。

  3. 飽きずに続けられる
     講師タイプを変えることで、学習のマンネリ化を防げます。講師の国やアクセントが変わることで、刺激のある英語環境を保ちやすくなります。


実践例:効果的な組み合わせ方

  • 平日(月〜金): フィリピン講師で基礎練習(文法・スピーキング)

  • 週末(土・日): ネイティブ講師で実践会話(発音・表現・ディスカッション)

また、試験対策中の学習者なら、

  • 模擬試験やライティング添削 → フィリピン講師

  • スピーキングテスト練習 → ネイティブ講師
    と分けて活用するのもおすすめです。


こんな人にハイブリッド学習が向いている

  • コストを抑えつつ質の高い学習をしたい人

  • 発音・表現力も伸ばしたい中級者

  • 留学・海外出張など、英語を使う機会が近い人

  • 英語学習を長期的に継続したい人


ワンポイントアドバイス:
「まずは毎日フィリピン講師で英語を話す習慣を作り、慣れてきたらネイティブ講師を週1〜2回追加」
これが最もバランスの取れた始め方です。


代表的なオンライン英会話サービス例

現在、多くのオンライン英会話サービスがあり、それぞれ「フィリピン講師中心」「ネイティブ講師中心」「両方選べる」など、特色が異なります。
ここでは、代表的なオンライン英会話スクールを講師タイプ別に紹介します。
初心者から上級者まで、自分に合ったサービスを選ぶ参考にしてください。


フィリピン講師中心のオンライン英会話

Native Camp

  • 特徴:レッスン回数無制限、予約不要で24時間受講可能

  • メリット:思い立った時にすぐレッスンができる柔軟さ

  • おすすめポイント:フィリピン講師が中心で、コスパが非常に高い

RareJob

  • 特徴:フィリピン人講師が多数在籍し、日本人サポートが充実

  • メリット:ビジネス英会話や日常会話など、目的別教材が豊富

  • おすすめポイント:日本企業運営の安心感とサポート体制

産経オンライン英会話Plus

  • 特徴:フィリピン人講師を中心に、日本人・ネイティブ講師も選べる

  • メリット:家族アカウントや柔軟なプランがあり、コスパが良い

  • おすすめポイント:家族や学生にも使いやすい多目的プラン


ネイティブ講師中心のオンライン英会話

Cambly

  • 特徴:アメリカ・イギリス・オーストラリアなど多国籍ネイティブ講師

  • メリット:予約不要で24時間対応、短時間でも気軽に会話練習可能

  • おすすめポイント:留学準備や発音・スピーキング特化の学習に最適

EF English Live

  • 特徴:世界的に展開する語学教育ブランドEFが運営

  • メリット:ビジネス英語・TOEIC・IELTS対策にも強い

  • おすすめポイント:ネイティブ講師による体系的なプログラムが魅力


フィリピン+ネイティブ講師の両方を選べるスクール

サービス名 講師タイプ 特徴
DMM英会話 両方 128か国以上の講師が在籍。教材が豊富で初心者〜上級者対応
Native Camp 両方 フィリピン中心だがネイティブ講師も選択可。回数無制限
Engoo 両方 柔軟な予約制。日常会話から試験対策まで幅広く対応
産経オンライン英会話Plus 両方 複数タイプの講師を自由に組み合わせ可能

選び方のポイント:

  • 初心者・学生:フィリピン講師中心(Native Camp, RareJob)

  • 留学・発音矯正目的:ネイティブ講師中心(Cambly, EF English Live)

  • 両方試したい人:ハイブリッド型(DMM英会話, 産経オンライン英会話Plus)


まとめ:どちらがあなたに合っている?

フィリピン講師とネイティブ講師、それぞれに明確な強みがあります。
「どちらが優れているか」ではなく、自分の英語レベル・目的・学習スタイルに合っているかどうかで選ぶのが一番のポイントです。

以下の表で、自分に近いタイプをチェックしてみましょう。


あなたに向いている講師タイプは?

学習者タイプ 向いている講師
英語初心者・基礎を固めたい人 フィリピン講師
毎日コツコツ続けたい人 フィリピン講師
TOEIC・IELTS・英検など試験対策をしたい人 フィリピン講師
ビジネス現場で英語を使いたい人 ネイティブ講師(または経験豊富なフィリピン講師)
発音・スピーキング力を磨きたい人 ネイティブ講師
留学・海外移住を予定している人 ネイティブ講師
コスパ重視・長期的に学びたい人 フィリピン講師
英語力を総合的に高めたい人 フィリピン+ネイティブ講師の併用

最後に:目的に合わせて柔軟に使い分けよう

英語学習に「これが正解」という選択はありません。
基礎を丁寧に学びたい時期もあれば、実践力を高めたい時期もあります。
だからこそ、一人の講師タイプにこだわらず、学習の目的に応じて使い分けることが最も効果的です。

  • フィリピン講師 → 基礎力・継続・会話量を確保

  • ネイティブ講師 → 表現力・発音・文化理解を強化

この2つを組み合わせることで、コストを抑えながら本場レベルの英語力を身につけることができます。
あなたの現在地と目標を明確にし、最適な学び方を選ぶことが、英会話上達への最短ルートです。


よくある質問(FAQs)

フィリピン講師とネイティブ講師の違いは?

主な違いは「発音・アクセント」「指導スタイル」「料金」の3点です。フィリピン講師は丁寧な指導とコスパが強み、ネイティブ講師は自然な表現・発音・文化背景を学べる点が強みです。

英会話初心者にはどちらが向いている?

多くの場合、フィリピン講師がおすすめです。わかりやすい英語と丁寧なフィードバックで基礎を固めやすく、継続もしやすい料金帯です。

上級者や海外移住予定者にはどちらが向いている?

ネイティブ講師が有利です。実際の会話スピード、自然な言い回し、文化的ニュアンスに慣れるトレーニングができます。

料金はどのくらい違う?

目安として25分あたり、フィリピン講師は約200〜500円、ネイティブ講師は約1,000〜3,000円です。スクールやプランにより変動します。

発音・アクセントの違いは学習に影響する?

目的によっては影響します。初心者は聞き取りやすい中立的な発音(フィリピン講師)が有利、実践重視なら各国アクセントに触れられるネイティブ講師が有利です。

試験対策(TOEIC・IELTS・英検)はどちらが向いている?

フィリピン講師(試験指導経験者)が効率的です。文法・語彙整理、解法テクニック、スピーキングの型作りに強みがあります。

ビジネス英語はどちらが良い?

ネイティブ講師が第一候補ですが、ビジネス経験を持つフィリピン講師も有力です。予算・目的・必要な業界用語で選びましょう。

両方の講師を併用するのは効果的?

はい。平日はフィリピン講師で基礎・会話量を確保し、週1〜2回ネイティブ講師で発音・表現・スピード感を強化するハイブリッド学習は効率的です。

初心者がネイティブ講師から始めるのはアリ?

可能ですが難易度が高めです。基礎が不安なら、最初はフィリピン講師で土台作り→慣れてからネイティブ講師に移行が失敗しにくい流れです。

発音が気になる場合はどう選ぶ?

発音矯正が主目的ならネイティブ講師を中心に。聞き取りやすさと自信づくりを優先するならフィリピン講師から開始し、必要に応じて切り替えます。

子ども・学生に合うのはどちら?

フィリピン講師の相性が良いケースが多いです。フレンドリーで段階的指導に慣れており、英語への苦手意識を下げやすい傾向があります。

どのくらいの頻度で受けると効果的?

短時間でも「高頻度」が効果的です。目安は週3回以上、理想は毎日25分。継続できる料金とスケジュールで無理なく続けることが最重要です.

講師の質にばらつきはある?どう見極める?

どのサービスにも個人差はあります。体験レッスンで相性、修正の仕方、話す時間配分、レッスン後のフィードバック有無をチェックしましょう。

レッスンの効果を最大化するコツは?

  • 目的を明確にし、毎回の目標を1つに絞る
  • 自動録音やノートで復習(フレーズの再利用)
  • 固定教材+フリートークのハイブリッド
  • 弱点(発音・語彙・文法)を講師に共有

途中で講師タイプを切り替えても大丈夫?

問題ありません。学習段階に合わせて柔軟に切り替えるのが理想です。基礎期はフィリピン講師、実戦期はネイティブ講師という流れが定番です。

どのサービスを選べばいいか迷ったら?

優先順位(予算・目的・時間帯)を決め、体験レッスンを2〜3社受けて比較しましょう。教材の質、予約の取りやすさ、講師の相性が判断基準です。

オンライン英会話ガイド:いつでもどこでも英語を学ぶ

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