2025/06/30

留学準備・入国・ビザ関連

観光ビザでの入国は可能ですか?

2025/06/30
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観光ビザでの入国は可能ですか?

Q. セブ島留学では観光ビザで入国しても大丈夫ですか?
A. はい、まったく問題ありません。すべての語学留学生は、観光ビザ(ビザなし渡航)でフィリピンに入国し、その後、必要に応じて現地で延長手続きを行う形が一般的です。

語学留学には「学生ビザ」がいらないって本当?

はい、本当です。
フィリピンでは、大学・高校などの正規教育機関に進学する場合を除いて、「学生ビザ(Student Visa)」の取得は必要ありません。

セブ島の語学学校(いわゆる英語学校)に通う場合は、すべての学生が「観光ビザ(Tourist Visa)」で入国し、留学期間に応じて現地でビザを延長していく、という形式が採られています。

これは、日本人を含む多くの外国人にとって非常に便利な制度で、手続きも簡易化されています。


観光ビザ(30日間無料)で入国し、その後どうする?

フィリピン政府は、日本を含む一部の国からの渡航者に対して、事前のビザ申請なしで30日間滞在できる「ビザ免除」制度を設けています。

語学留学の多くは1ヶ月以上になるため、通常は現地到着後に「ビザ延長(Visa Extension)」を行うことになります。

滞在期間 手続き
入国〜30日 ビザなしで滞在可能(無料)
31日〜59日 初回延長(29日分の延長)
60日以降 2ヶ月ごとに延長可能(最長36ヶ月)

✅ すべてのビザ延長手続きは、学校側が代行してくれますので、個人でイミグレーションへ出向く必要はありません。


SSP(Special Study Permit)とは?

「観光ビザだけで授業を受けていいの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。
その答えが、このSSP(Special Study Permit)=特別就学許可証です。

これは、フィリピン政府が「語学学校などの短期教育機関に通う外国人」に対して発行する特別な就学許可証で、すべての語学留学生に取得が義務付けられています。

SSPの概要(2025年7月以降)

  • 申請対象者:フィリピンで語学学校に通うすべての外国人留学生

  • 費用:11,040ペソ(約28,700円 ※1ペソ=2.6円換算)

  • 有効期限:最大6ヶ月(再発行も可能)

  • 申請方法:学校が代行し、到着後に手続きが行われます

✅ このSSPは「学生ビザの代替制度」と考えると分かりやすいです。SSPを取得していないと、法的には授業を受けることができません。


観光ビザとSSPの違いとは?

混同しやすいのが、観光ビザの延長とSSPですが、これらはまったく別の制度です。

項目 観光ビザの延長 SSP(特別就学許可)
目的 滞在そのものの延長(観光扱い) 語学学校での就学の許可
発生条件 滞在が30日を超える場合 授業を受ける留学生は全員(1日でも)
手続き場所 イミグレーション(学校が代行) イミグレーション(学校が代行)
費用 初回延長:約3,930ペソ〜 11,040ペソ(2025年7月〜)

長期滞在には他にも必要な書類がある?

はい、59日を超える滞在の場合には、「ACR I-Card(外国人登録証)」というIDカードの取得も必要になります。

これは観光ビザ延長と並行して手続きされるもので、以下のような特徴があります。

  • 費用:約3,500ペソ

  • 有効期限:1年間

  • パスポート代わりに利用されるケースもあり、重要な身分証明書

※ACR I-Cardも学校側で手続きを代行してくれるため、留学生は安心して学業に専念できます。


まとめ|観光ビザでセブ島留学は可能です!

セブ島の語学学校に通うために、「学生ビザ」のような特別なビザを事前に取得する必要はありません。すべての留学生は、まず「観光ビザ(Tourist Visa)」で入国し、その後の滞在期間に応じて、現地でビザ延長手続きを行う流れとなります。観光ビザは最初の30日間であれば無料で滞在可能であり、31日目以降も延長申請によって最長36ヶ月まで滞在を継続できます。

また、語学学校で授業を受けるためには、入国後に「SSP(特別就学許可証)」の取得が必須となります。これは学生ビザの代わりとなる制度であり、すべての留学生が対象です。さらに、滞在が59日を超える場合には、外国人登録証である「ACR I-Card」の取得も必要になります。これらの手続きは基本的にすべて学校側が代行してくれるため、留学生自身が複雑な申請に頭を悩ませる必要はありません。

✅ 語学学校に通う場合、学生ビザの取得は不要
✅ 30日以内なら観光ビザ(無料)でそのまま滞在OK
✅ 30日を超える場合は現地で延長(学校が代行)
✅ 授業を受けるにはSSPの取得が必須(全員対象)
✅ 長期滞在にはACR I-Cardも必要になる場合あり

セブ島留学は、ビザ取得の煩雑さが少なく、初心者にも非常に優しい仕組みが整っています。日本からの渡航者であれば、事前のビザ申請も不要なため、「今すぐにでも留学を始めたい」という方にもおすすめです。ビザ手続きに不安がある方でも、学校のサポートがあるので安心して留学生活をスタートできます。


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