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セブ島移住者必見:GCash・Mayaの使い方完全マニュアル【2025年最新版】
はじめに
セブ島に移住すると、まず直面するのがお金の管理と支払い方法の違いです。フィリピンでは依然として現金文化が根強い一方、近年はGCashやMayaといった電子マネーが急速に普及し、モールやコンビニ、公共料金の支払いまでスマホひとつで完結できる時代になりました。
特に移住直後は、家賃や生活費の支払い、ローカルマーケットでの買い物、GrabやFoodpandaの決済など、日々のやり取りで「どうやって支払う?」問題に直面します。銀行口座がまだ開設できていない時期や、大金を持ち歩きたくないときにも、電子ウォレットは強い味方です。
本記事では、セブ島移住者の視点から、GCashとMayaの登録方法、チャージ(入金)・支払い・送金・出金のやり方、そして安全に使うための注意点までを【2025年最新版】として完全解説します。これを読めば、現地生活のキャッシュレス化が一気に進み、移住後の生活がぐっと快適になります。
2. GCashとMayaとは?
セブ島移住生活を始めるうえで、まず押さえておきたいのがフィリピンで主流の電子ウォレット GCash と Maya です。どちらもスマホアプリで利用でき、送金、支払い、チャージ、公共料金決済まで幅広く対応しています。銀行口座がなくても利用できるため、移住初期の生活資金管理にも役立ちます。
2.1 GCashの概要
GCash はフィリピン大手通信会社 Globe Telecom が提供する電子マネーサービスです。
ユーザー数は6,000万人以上とも言われ、セブ島を含む全国で最も広く使われています。
利用できる主な機能は以下の通りです。
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送金:GCashユーザー同士、または銀行口座への送金
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支払い:店舗やオンラインでのQRコード決済
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携帯ロード:プリペイドSIMのチャージ
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公共料金の支払い:電気・水道・インターネット・保険料など
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出金:提携店やATMからの現金引き出し
特にセブ島では、モール内のチェーン店からローカルマーケットの屋台まで、GCash対応の店が急増しています。
2.2 Mayaの概要
Maya(旧名称:PayMaya)は、フィリピン大手通信・金融グループ PLDT 傘下のVoyager Innovationsが提供する電子ウォレットです。
GCashと同様に送金・支払い・公共料金決済が可能ですが、Mayaは**「銀行アカウント機能」**を備えている点が特徴的です。
主な機能は以下の通りです。
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デジタルバンク口座:利息付き貯金が可能(最大年利10%のキャンペーン時もあり)
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送金・支払い:QR決済・銀行送金・オンラインショッピング決済
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暗号資産の購入・売却:ビットコインやイーサリアムの取引に対応
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デビットカード発行:VISAまたはMastercardブランドでオンライン決済や海外利用も可能
セブ島では、Maya対応店舗はGCashに比べてやや少ないものの、銀行口座や投資機能を一つのアプリで管理したい人に向いています。
2.3 GCashとMayaの比較表
| 項目 | GCash | Maya |
|---|---|---|
| 提供会社 | Globe Telecom | PLDTグループ(Voyager Innovations) |
| 主な利用シェア | フィリピン全土で圧倒的 | 都市部・銀行利用者に多い |
| 登録条件 | フィリピン携帯番号+本人確認 | フィリピン携帯番号+本人確認 |
| チャージ方法 | コンビニ・銀行振込・海外送金・提携店 | コンビニ・銀行振込・海外送金・提携店 |
| 対応店舗数(セブ島) | ★★★★★(モール・マーケット・屋台まで幅広く対応) | ★★★☆☆(モール・チェーン店中心) |
| 特徴的な機能 | 携帯ロード・公共料金支払いが簡単 | 銀行口座機能・暗号資産取引・高利息貯金 |
| 海外送金受取 | 〇(WorldRemit、Remitly等) | 〇(Western Union等) |
| カード発行 | 物理/バーチャルMastercard(追加申込) | 物理/バーチャルVISA or Mastercard |
| 手数料 | 店舗決済は基本無料、送金は条件により無料/有料 | 同上 |
2.4 移住者はどちらを選ぶべき?
結論から言うと、まずはGCashをメインに、Mayaをサブとして併用するのがおすすめです。
GCashをメインにすべき理由
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セブ島内での対応店舗数が圧倒的に多い
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家賃や光熱費の支払い、マーケットでの買い物にも使いやすい
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ローカルの友人や家主がGCashを利用している確率が高い
Mayaをサブとして持つメリット
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貯金口座として金利を得られる
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暗号資産を使った投資や両替が可能
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VISA/Mastercardでオンライン・海外決済に強い
3. アカウント開設方法
セブ島でGCashやMayaを使うためには、まずアプリをダウンロードし、本人確認(KYC)を完了させる必要があります。
ここでは、移住者がスムーズに登録できるよう、事前準備から登録完了までの流れを解説します。
3.1 GCashの登録手順
必要なもの
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フィリピンの携帯電話番号(Globe、Smart、Ditoいずれも可)
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有効な身分証明書(パスポートが無難)
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安定したインターネット接続
手順
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アプリをダウンロード
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App Store または Google Playで「GCash」を検索・インストール。
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携帯番号を登録
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フィリピンのSIMカード番号を入力し、SMSで送られてくる6桁コードを認証。
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個人情報を入力
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名前、生年月日、住所(現地住所を推奨)を入力。
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本人確認(KYC)
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パスポート写真と顔写真を撮影し、アプリ内で送信。
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設定完了
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数分〜数時間で承認され、すぐに利用可能。
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3.2 Mayaの登録手順
必要なもの
-
フィリピンの携帯電話番号
-
有効な身分証明書(パスポート推奨)
-
安定したインターネット接続
手順
-
アプリをダウンロード
-
App Store または Google Playで「Maya」を検索・インストール。
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携帯番号を登録
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フィリピンSIM番号を入力し、SMSで認証コードを受信。
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本人情報の登録
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名前、生年月日、住所を入力。
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KYC認証(本人確認)
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パスポート写真+セルフィー動画を送信。
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アカウント有効化
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承認後、銀行口座機能やカード発行申請が可能になる。
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登録時の注意点(移住者向け)
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フィリピン携帯番号は必須:日本の番号では登録できないため、現地到着後にSIMカードを入手しましょう。
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住所は現地住所を入力:ホテル滞在中でも可ですが、長期利用を考えるなら賃貸契約書や居住証明があると便利。
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本人確認は明るい場所で:撮影不備による再申請が多いので、光の当たる場所で鮮明に撮影するのがコツ。
4. チャージ(入金)方法
GCashやMayaはアカウントを作成しただけでは残高がゼロのため、まずはチャージ(入金)する必要があります。
セブ島ではコンビニや銀行、海外送金など、複数の方法でチャージが可能です。ここでは、移住者がよく利用する代表的なチャージ方法を紹介します。
4.1 コンビニでのチャージ
最も手軽で、移住直後から利用できる方法です。
セブ島では以下のコンビニでGCash・Mayaのチャージが可能です。
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7-Eleven(Cliqqマシン利用)
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Lawson
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Mini Stop
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All Day Convenience Store
手順(例:7-Eleven)
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店内の「Cliqqマシン」を操作
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「e-Money」→「GCash」または「Maya」を選択
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携帯番号と入金額を入力し、レシートを受け取る
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レジでレシートと現金を渡すと即時反映
手数料:通常15〜20ペソ程度(店舗や金額による)
4.2 銀行からのチャージ
現地銀行口座を持っている場合、アプリやオンラインバンキングから直接チャージ可能です。
対応銀行例:
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BPI(Bank of the Philippine Islands)
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BDO(Banco de Oro)
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Metrobank
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UnionBank
ポイント:銀行によっては手数料無料キャンペーンを実施している場合があります。
4.3 海外からの送金でチャージ
移住直後は日本や海外からの送金を受け取ってチャージするケースも多いです。
GCashやMayaは以下の海外送金サービスと提携しています。
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Wise(旧TransferWise)
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Remitly
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WorldRemit
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Western Union(Maya対応)
メリット:銀行口座がなくても直接ウォレットに入金できる
注意点:為替レートと送金手数料は事前に確認しましょう
4.4 提携店やリロードセンター
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Palawan Pawnshop
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Cebuana Lhuillier
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MLhuillier
現金を持参すれば、窓口でチャージ可能。地方エリアや小規模店舗利用時にも便利です。
4.5 チャージ時の注意点
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入金額と手数料を必ず確認する
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高額チャージは避け、必要な分だけ入金(紛失・不正利用リスク軽減)
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公共料金支払い予定がある場合は事前に残高を確保
5. 支払い方法
GCashやMayaの最大の魅力は、現金を使わずに日常生活の支払いが完結することです。
セブ島ではモール、スーパー、飲食店、オンラインショッピング、公共料金の支払いまで幅広く対応しています。ここでは、利用シーン別に支払い方法を解説します。
5.1 店舗でのQRコード決済
セブ島では、多くの店舗がGCashやMayaのQRコードに対応しています。
特にAyala Center CebuやSM City Cebu、Robinsons Galleriaなどの大型モール内では、ほぼ全ての店舗が導入済みです。
使い方
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店員に「GCash」または「Mayaで支払いたい」と伝える
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アプリを開き、「Scan QR」または「Pay QR」を選択
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店頭のQRコードを読み取り、金額を入力(自動入力の場合もあり)
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支払いボタンを押して完了(店員に確認画面を提示)
対応シーン:
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レストラン、カフェ
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スーパーマーケット
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ドラッグストア
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ローカルマーケットや屋台(対応店は増加中)
5.2 オンライン決済
GCashやMayaはオンラインショッピングやアプリ内決済にも対応しています。
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Eコマース:Lazada、Shopee
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配車サービス:Grab(配車・フードデリバリー)
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デリバリー:Foodpanda、Maxim
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旅行予約:Cebu Pacific、2GO Travel、Klook
オンライン決済では、ウォレット残高から直接引き落としされます。
また、MayaではVISA/Mastercardデビットカードを使って、海外ECサイト(Amazonなど)での購入も可能です。
5.3 公共料金の支払い
GCash・Mayaのアプリから直接、公共料金やサービス料金の支払いができます。
支払い可能な主な料金
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電気(Visayan Electric / VECO)
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水道(MCWD)
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インターネット(Globe、PLDT、Sky Fiber)
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携帯ロード(Globe、Smart、Dito)
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保険料(Sun Life、Prulifeなど)
手順(例:GCash)
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アプリの「Bills」メニューを選択
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カテゴリから支払先を選ぶ
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契約番号や金額を入力し送信
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支払い完了の確認画面が表示される
5.4 家賃や個人間送金
セブ島の家主やシェアハウス管理者の多くがGCashを利用しており、家賃をQRコードや携帯番号送金で受け取ってくれます。
銀行振込よりも手数料が安く、即時反映されるのがメリットです。
5.5 支払い時の注意点
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金額入力ミス防止のため、支払い前に必ず店員と確認
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ローカルマーケットでは一部の店しか対応していないため現金も持ち歩く
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オンライン決済では残高不足を防ぐため事前チャージを忘れずに
6. 送金と引き出し
GCashやMayaは、買い物や公共料金支払いだけでなく、個人間送金や現金引き出しにも対応しています。
セブ島での家賃支払い、友人への立替返金、海外からの送金受け取りなど、日常生活で役立つ使い方を解説します。
6.1 個人間送金(P2P送金)
利用シーン
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家賃を大家さんに送金
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友人同士で割り勘精算
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家族への仕送り
使い方(GCash例)
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アプリを開き「Send Money」を選択
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相手の携帯番号またはQRコードを入力/読み取り
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金額とメモ(用途)を入力
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「Send」を押して完了(即時反映)
手数料
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同一ウォレット間は基本無料(条件により有料の場合あり)
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銀行口座への送金は銀行によって15〜25ペソ程度
6.2 銀行口座への出金
現金が必要な場合や、大きな金額を安全に管理したい場合は銀行口座への出金が便利です。
対応銀行例
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BPI
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BDO
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Metrobank
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UnionBank
出金手順
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アプリで「Bank Transfer」または「Cash Out」を選択
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出金先銀行を選び、口座番号と金額を入力
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確認後、送金実行(通常数分で反映)
6.3 提携店での現金引き出し
銀行口座を持たない場合でも、提携店の窓口で現金を受け取れます。
代表的な提携店
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Palawan Pawnshop
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Cebuana Lhuillier
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MLhuillier
引き出し方法(GCash例)
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アプリで「Cash Out」→「Over-the-Counter」を選択
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提携店を選び、コードやリファレンス番号を発行
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店舗で番号と本人確認書類を提示
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現金受け取り
注意点
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引き出し手数料は1〜2%程度
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高額の場合は本人確認が厳格化されることあり
6.4 海外からの送金受け取り
海外(日本含む)から直接GCashやMayaに送金できるサービスもあります。
対応サービス
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GCash:WorldRemit、Remitly、Wise、Western Union
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Maya:Western Union、Remitly、Ria Money Transfer
メリット
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銀行口座不要
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送金から受取まで最短数分
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為替レートが比較的良い
7. セブ島移住者向けの活用術
GCashやMayaは、単なる「支払いアプリ」ではなく、セブ島生活を効率化する必須ツールとして活用できます。ここでは、移住者の生活に直結する便利な使い方を紹介します。
7.1 家賃の支払い
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多くの大家さんやコンドミニアム管理会社がGCash対応
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毎月の銀行振込より手数料が安く、送金直後に確認できる
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QRコードや携帯番号で簡単送金
コツ:毎月の家賃分を事前チャージしておき、支払日当日に送金するとスムーズ
7.2 英語学校や習い事の授業料
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語学学校やオンライン英会話スクールの一部がGCash/Maya決済に対応
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ダンス、ヨガ、ジムなどの月謝支払いも可能
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現金を持ち歩く必要がないため安全
7.3 ローカルフード&デリバリー
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GrabやFoodpandaでの注文時にウォレット残高から支払い
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ローカル食堂やフードマーケットでもQR決済対応店が増加中
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特にナイトマーケットでは現金不要で便利
7.4 旅行・交通の予約
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フェリー(OceanJet、2GO Travel)のオンライン予約でGCash支払い可能
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バス(Ceres Bus)の一部路線ではモバイル決済対応
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航空券購入(Cebu Pacificなど)にも利用できる
7.5 公共料金&プリペイドチャージ
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電気・水道・インターネット・携帯ロードをアプリから数分で支払い
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引き落としや支払い忘れ防止にリマインダー機能を活用
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プリペイドSIM利用者はデータ不足時に即チャージ可能
7.6 海外送金の受け取りと両替
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日本からの生活費仕送りを直接GCash/Mayaに受け取り
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為替レートが有利なタイミングで現金化や銀行振込が可能
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Mayaではアプリ内で外貨両替もでき、旅行時に便利
7.7 緊急時の現金確保
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友人や家族から即時送金してもらい、提携店で現金引き出し
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ATMが混雑しているときや、銀行営業時間外でも対応可能
8. 安全に使うための注意点
GCashやMayaは便利な反面、不正利用や詐欺の被害事例もあります。
セブ島移住生活で長く使うためには、日常的なセキュリティ対策が欠かせません。
8.1 フィッシング詐欺に注意
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SMSやメールで「アカウント確認が必要」などと偽り、偽サイトへ誘導する手口
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正規のGCash/MayaはPINやワンタイムパスワード(OTP)をSNSや電話で聞くことは絶対にない
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不審なリンクは開かず、公式アプリや公式ウェブサイトからのみアクセスする
8.2 公共Wi-Fiでの利用を避ける
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カフェやモールの無料Wi-Fiは盗聴やデータ漏洩のリスクあり
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モバイルデータまたは信頼できるVPNを経由して利用するのが安全
8.3 強固な認証設定
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6桁のPINコードは推測されにくい番号に設定
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アプリの**生体認証(指紋/顔認証)**を有効化
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ログイン状態を放置せず、使い終わったらアプリを閉じる
8.4 送金先の確認
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携帯番号1桁違いで全く別人に送金してしまう事例あり
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金額・相手番号を送信前に必ずダブルチェック
8.5 高額残高の管理
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大きな金額は銀行口座や複数のウォレットに分散
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高額取引時は通知機能をオンにして異常をすぐ発見できるようにする
8.6 紛失・盗難時の対応
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スマホを紛失した場合は、別の端末や公式カスタマーサポートから即ロック申請
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SIMカードも再発行して不正アクセスを防止
9. 手数料と為替レートの比較
GCashとMayaは基本利用が無料な場面も多いですが、送金や出金、海外からの入金など一部の操作には手数料がかかります。
また、日本円や米ドルなど外国通貨との両替時には為替レートの差も影響します。セブ島移住者にとっては、これらのコスト管理が長期的に重要です。
9.1 店舗・オンライン支払いの手数料
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GCash:対応店でのQR決済は基本無料
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Maya:同じく対応店での支払いは無料
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※一部の小規模店舗やオンラインサービスでは、システム利用料が加算される場合あり
9.2 個人間送金の手数料
| 条件 | GCash | Maya |
|---|---|---|
| 同一アプリ利用者間 | 基本無料(条件により有料) | 無料(一定金額超過で有料の可能性あり) |
| 他行口座への送金 | 約15〜25ペソ | 約15〜25ペソ |
9.3 出金(現金引き出し)手数料
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銀行口座への出金:10〜25ペソ程度(銀行によって異なる)
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提携店での出金:1〜2%程度の手数料(高額になるほど負担増)
9.4 海外送金・入金時の手数料
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Wise、Remitly、WorldRemitなどは送金金額+固定手数料+為替スプレッドが発生
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MayaはWestern Unionからの直接受け取りが可能だが、為替レートはGCashと比較して差が出ることもある
9.5 為替レート比較(目安)
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GCash・Mayaともに、市場レートより0.5〜1.5%程度の上乗せが一般的
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高額両替時は外部サービス(Wiseや両替所)を併用した方が有利な場合あり
9.6 コスト削減のコツ
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日常の支払いはQR決済で手数料ゼロに抑える
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出金や海外送金はまとめて行い回数を減らす
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高額両替時はレート比較を必ず実施
10. まとめ
セブ島移住生活では、現金だけでなくGCashやMayaといった電子ウォレットを活用することで、支払い・送金・公共料金決済までスマホひとつで完結できます。
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GCash は対応店舗が圧倒的に多く、家賃や日用品の支払いなど日常使いに最適
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Maya は銀行口座機能や投資・暗号資産取引が可能で、資産管理やオンライン決済に強い
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両方のアカウントを作り、GCashをメイン・Mayaをサブとして使い分けるのがおすすめ
移住初期はフィリピンの銀行口座がないことも多く、これらのウォレットが生活インフラの一部になります。
チャージ方法や送金手順、安全対策を押さえておけば、現金を持ち歩くリスクを減らし、より安心・便利な生活が可能です。
2025年のセブ島ではキャッシュレス化がさらに進む見込みです。
この記事を参考に、今日からGCashとMayaを生活に取り入れ、スマートで快適な移住ライフをスタートさせましょう。
よくある質問(FAQ)— セブ島移住者向け GCash・Maya
GCashとMayaはどちらを先に作るべき?
まずは対応店舗数が多いGCashをメインで作成し、Mayaをサブとして併用するのがおすすめです。GCashは日常の支払い、Mayaは貯金・カード・暗号資産など拡張機能が強みです。
日本の携帯番号で登録できますか?
いいえ。どちらもフィリピンの携帯番号が必要です。到着後に現地SIM(Globe、Smart、Dito)を入手してから登録してください。
パスポート以外の本人確認書類でもKYCは通りますか?
可能ですが、最も通りやすいのはパスポートです。その他のIDはアプリの最新リストに準拠してください。
チャージ(入金)はどこでできますか?
7-Eleven(Cliqq)、Lawson、Mini Stop、All Dayなどのコンビニ、BPI/BDO/Metrobank等の銀行振込、Wise・Remitly・WorldRemitなどの海外送金、Palawan/Cebuana/MLhuillierの窓口で可能です。
手数料はどれくらいかかりますか?
- 店舗QR決済:基本無料
- 個人間送金:同一アプリ間は多くの条件で無料、銀行送金は15〜25ペソ目安
- 現金引き出し:提携店は1〜2%、銀行振込は10〜25ペソ目安
- 海外送金:送金手数料+為替スプレッド(サービスにより異なる)
家賃の支払いに使えますか?
はい。セブ島ではGCash対応の大家・管理会社が多く、QRコードや電話番号での送金が一般的です。送金前に宛先と金額を必ず確認してください。
公共料金(電気・水道・ネット)は支払えますか?
可能です。GCash/Mayaの「Bills」機能から、VECO(Visayan Electric)、MCWD、Globe/PLDT/Sky Fiberなどへ支払いできます。
オンラインショッピングや配車アプリで使えますか?
はい。Lazada・Shopee、Grab・Foodpandaなどで利用できます。MayaはVISA/Mastercardのデビットカード発行が可能で、海外ECでも使いやすいです。
セキュリティで注意することは?
- SMSやメールの偽リンクに注意(OTPやPINを他人に教えない)
- 公共Wi‑Fiの使用は避け、モバイルデータや信頼できるVPNを利用
- 生体認証・強固なPINを設定し、通知をオンにして不正を早期発見
海外から直接ウォレットに送金してもらえますか?
はい。GCashはWorldRemit/Remitly/Wise/Western Union、MayaはWestern Union/Remitly/Riaなどに対応しています。為替レートと手数料は事前に比較しましょう。
現金を引き出すにはどうすればいい?
アプリの「Cash Out」から提携店(Palawan、Cebuana、MLhuillier)を選び、リファレンス番号を発行して窓口で受け取り。銀行振込での出金も可能です。
Mayaの金利や投資機能は使うべき?
貯蓄や資産管理をアプリ内で完結させたい場合に有効です。キャンペーン金利は変動するため、最新の利率と条件をアプリ内で確認してください。
GCash/Mayaの上限額(リミット)は?
KYCレベルによりチャージ、送金、出金の上限が異なります。フル認証(Fully Verified)で上限が引き上げられます。大きな支払い予定がある場合は事前に認証レベルを確認してください。
トラブル時の連絡先は?
アプリ内のヘルプセンターから問い合わせできます。アカウント侵害の疑いがある場合は、即時ロックを申請し、SIMの再発行も検討してください。
現金と電子ウォレット、どちらを持ち歩くべき?
基本は電子ウォレット中心でOKですが、ローカルマーケットなど一部現金のみの店もあるため、少額の現金は常備しておくと安心です。
