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セブ島移住者必見!セブ市内移動手段総まとめ【2025年最新版】
はじめに
セブ島に移住すると、日々の生活や仕事、買い物、通学などで市内を移動する機会が多くなります。しかし、初めての土地では「どんな交通手段があるのか」「料金や安全性はどうなのか」が分からず、移動に不安を感じる人も少なくありません。
セブ市内には、タクシーや配車アプリ「Grab」、市民の足として親しまれるジプニー、冷房付きの快適なバス、近隣島へ渡るフェリー、渋滞回避に便利なバイクタクシー、そしてレンタカーや徒歩といった多彩な移動手段があります。それぞれの特徴や料金、利用時の注意点を理解しておくことで、移住後の生活は格段にスムーズになります。
本記事では、セブ島移住者の視点から市内の主要な移動手段を網羅的に紹介し、料金の目安や安全に利用するためのポイントも解説します。これから移住する方や、既に暮らしている方も、日常の移動をもっと快適にするための参考にしてください。
セブ島移住と市内移動の基本
セブ市内は距離が短い移動でも渋滞の影響を受けやすく、時間帯や曜日によって交通状況が大きく変わります。移住生活を快適にするためには、移動手段を使い分ける柔軟さが必要です。
移動手段の選び方
セブ市内では、目的・距離・予算・安全性を基準に移動方法を選びます。
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安全性重視:Grab、タクシー 
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コスト重視:ジプニー、バス 
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渋滞回避:バイクタクシー(Angkasなど) 
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荷物や人数が多い場合:レンタカー、タクシー 
時間帯と交通事情
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平日朝(7〜9時)・夕方(17〜20時):通勤・通学ラッシュで主要道路は渋滞 
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雨天時:冠水や交通量増加で大幅遅延 
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休日・祝日:モール周辺や観光地付近は混雑 
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深夜〜早朝:道路は空いているが、交通手段は限定的 
安全面でのポイント
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貴重品は常に身につける 
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公式アプリや正規乗り場から利用 
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夜間や人気の少ないエリアでの徒歩移動は避ける 
タクシー
セブ市内で移動する際、タクシーは移住者や旅行者にとって最も利用しやすい交通手段のひとつです。エアコン完備で快適に移動でき、ドアツードアで目的地まで直接行けるのが大きなメリットです。
ホワイトタクシーとイエロータクシーの違い
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ホワイトタクシー 
 市内全域で一般的に走っているタクシー。初乗り料金は約45ペソで、距離に応じて加算されます。
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イエロータクシー 
 主にマクタン・セブ国際空港の正規乗り場から利用できるタクシー。初乗り料金が約70ペソとやや高めですが、安全性と信頼性が高いとされています。
初乗り料金と目安運賃
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ホワイトタクシー:初乗り約45ペソ、1kmごとに追加課金 
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イエロータクシー:初乗り約70ペソ、料金はホワイトより20〜30%高め 
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市内中心部からアヤラモールまで:100〜150ペソ前後(渋滞なしの場合) 
利用時の注意点
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乗車前にメーター使用を必ず確認 
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大きな紙幣は避け、小銭を用意 
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夜間や人通りの少ない場所では配車アプリ(Grab)経由の利用が安心 
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渋滞が多い時間帯は料金が高くなることを想定 
Grab(配車アプリ)
Grabは、東南アジア全域で利用されている配車アプリで、セブ島でも日常的に使われています。スマホから簡単に車やバイクを呼べ、料金が事前に表示されるため安心感があります。
料金と支払い方法
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料金は距離・所要時間・需要に応じて変動(渋滞時や雨天時は高くなる傾向) 
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支払いは現金、クレジットカード、**GrabPay(アプリ内ウォレット)**から選択可能 
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プロモコードやキャンペーン利用で割引も可能 
予約の仕方
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アプリを起動してピックアップ地点と目的地を入力 
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車種を選択(4人乗り、6人乗り、バイクなど) 
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料金を確認し、ドライバーを確定 
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アプリ内チャットや電話でドライバーと連絡可能 
利用時のメリット
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料金が事前に確定しているため、ぼったくりの心配がない 
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アプリ上でドライバー情報や車両ナンバーを確認できる 
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支払い履歴が残るので経費精算や記録に便利 
注意点
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ピーク時(朝夕ラッシュ・雨天)やイベント時はサージ料金が発生し割高になる 
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空港や混雑エリアではピックアップ場所が限定されることがある 
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通信環境が悪い場所ではアプリ利用が難しい場合がある 
ジプニー(Jeepney)
ジプニーは、セブ市内を走る最も庶民的で安価な移動手段で、市民の生活に欠かせない存在です。カラフルな外観とオープンエアな座席が特徴で、フィリピンの象徴的な交通手段でもあります。
料金と乗り方
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料金:市内短距離は約8〜15ペソ(距離により変動) 
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支払い方法:乗車後、運転手へ直接現金を渡す(後方席からは前方の乗客に手渡し) 
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お釣りは出ますが、小銭を用意するとスムーズ 
路線の探し方
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フロントや側面にルート番号と経由地が表示 
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Google Mapsやローカルアプリで路線検索可能 
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不慣れな場合は、近くの人に行き先を確認するのがおすすめ 
利用時の注意点
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スリや置き引き防止のため、バッグは前に抱える 
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夜間や人通りの少ないエリアでは利用を控える 
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雨天時は濡れる可能性あり(オープン構造のため) 
メリットとデメリット
メリット
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圧倒的な低価格 
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本数が多く、市内各所にアクセス可能 
デメリット
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渋滞の影響を受けやすい 
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座席が狭く、快適性は低い 
バス(MyBusなど)
セブ市内や近郊の主要エリアを結ぶバスは、冷房完備で快適に移動できる公共交通機関です。特に MyBus は空港アクセスや大型ショッピングモール間の移動に便利で、移住者にも利用価値が高い手段です。
主な路線と運行時間
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マクタン・セブ国際空港 ⇔ SM City Cebu ⇔ ITパーク などの主要ルート 
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一部路線は タリサイ、コンソラシオン 方面まで運行 
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運行時間はおおむね 6:00〜22:00(路線によって異なる) 
料金と支払い方法
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距離に応じて 13〜50ペソ 程度 
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支払いは現金または プリペイドカード(MyBusカード) 
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カードはバスターミナルや一部SMモールで購入・チャージ可能 
利用時のメリット
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冷房完備で快適 
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定額料金でぼったくりの心配なし 
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荷物が多い旅行者や買い物帰りにも便利 
注意点
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本数はタクシーやジプニーに比べ少なめ 
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ピーク時は座席が埋まりやすい 
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路線は限られており、目的地によっては乗り換えが必要 
フェリー・船
セブ市は周辺の島々や港町と海路で結ばれており、フェリーや高速船は観光やビジネスでの移動に欠かせない交通手段です。特に ボホール島、オランゴ島、マクタン島近郊 への移動に多く利用されます。
主な航路
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セブ港(Pier 1〜4) ⇔ ボホール島(タグビララン・トゥビゴン) 
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セブ港 ⇔ オランゴ島 
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セブ港 ⇔ ネグロス島(ドゥマゲッティなど) 
料金と所要時間(目安)
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セブ ⇔ ボホール(タグビララン):約500〜800ペソ、約2時間 
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セブ ⇔ オランゴ島:30〜50ペソ、約30分 
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セブ ⇔ ネグロス島(ドゥマゲッティ):約600〜900ペソ、約4時間 
チケット購入方法
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オンライン予約(OceanJet、SuperCatなど) 
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港のチケットカウンター 
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旅行代理店経由 
利用時の注意点
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出航時刻の30〜60分前には港に到着 
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身分証(パスポートやACR I-Card)が必要な場合あり 
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天候によって欠航・遅延の可能性があるため、スケジュールに余裕をもつ 
バイクタクシー(Angkasなど)
バイクタクシーは、セブ市内の渋滞をすり抜け、短時間で目的地に到着できるスピード重視の移動手段です。特に Angkas はフィリピン全土で広く利用される公式配車アプリで、移住者や地元の人々にも人気があります。
特徴とメリット
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渋滞時でもスムーズに移動可能 
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料金がタクシーより安く、Grabよりも割安な場合が多い 
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アプリで料金確定、ドライバー情報を確認できるため安心感がある 
料金目安
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市内短距離:約50〜120ペソ 
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中距離(ITパーク ⇔ アヤラモールなど):約100〜150ペソ 
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料金は距離・需要・時間帯によって変動 
利用方法
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Angkasアプリをインストールし、ピックアップと目的地を入力 
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料金を確認して予約 
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ドライバー到着後、ヘルメットを受け取り着用(提供あり) 
注意点
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大きな荷物は持ち運び不可(バックパック程度まで) 
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雨天時や強風時は安全面から利用を控える 
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長距離移動や高速道路の利用には向かない 
移動手段別まとめ・使い分けのコツ
セブ島移住後の生活では、目的や状況に応じて交通手段を使い分けることで、時間・コスト・快適さのバランスを取ることができます。以下は代表的な使い分けの例です。
短距離移動
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Grabバイク(Angkas含む):渋滞回避&スピード重視 
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ジプニー:とにかく安く移動したい場合 
中〜長距離移動(市内・近郊)
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Grabカー/タクシー:快適さ・安全性優先 
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バス(MyBusなど):空港やモール間の定期移動に便利 
島間移動
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フェリー・高速船:ボホールや周辺島への観光・出張 
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プライベートボート:時間やルートを自由に設定したい場合(要手配) 
コツと注意点
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時間帯を意識する - 
朝夕のラッシュは渋滞必至。急ぎならバイクタクシーが有効。 
 
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料金を事前に確認 - 
GrabやAngkasで事前確定料金を使うと安心。 
 
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安全第一 - 
夜間や人通りの少ない場所では信頼できる手段を選択。 
 
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まとめ
セブ島移住後の生活では、移動手段の選び方が日常の快適さを左右します。
Grabやタクシーは快適で安全、ジプニーは最安の庶民派交通、**バス(MyBus)は空港や主要モール間の移動に便利、フェリーは島間移動に必須、そしてバイクタクシー(Angkas)**は渋滞回避に強みがあります。
状況に応じてこれらを使い分けることで、時間もコストも効率的に管理できます。特に、
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急ぎのときは バイクタクシー 
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快適重視なら Grab 
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節約重視なら ジプニー 
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島間移動なら フェリー 
という組み合わせがおすすめです。
セブの交通は日本とは違い、天候や渋滞の影響を強く受けるため、常に代替手段を持つ柔軟な移動計画が安心です。
セブ島移住 × セブ市内移動手段 FAQ
Q1. 最初に覚えるべき移動手段は?
安全・確実さ重視ならGrab(配車アプリ)とタクシー。コスト重視ならジプニー、主要動線はMyBusが便利です。
Q2. 料金相場はどのくらい?
タクシーは市内短距離で100〜200ペソ、Grabは時間帯で変動、ジプニーは8〜15ペソ、MyBusは13〜50ペソが目安です。
Q3. ラッシュ時のベストな移動は?
渋滞が激しい朝夕はバイクタクシー(Angkas等)が最速。安全装備と雨具は必携です。
Q4. ぼったくりを避けるコツは?
タクシーはメーター使用を乗車前に確認。Grabは料金確定制なので安心です。
Q5. 深夜の移動は安全?
可能ならGrabを利用し、明るい場所で乗降。徒歩移動は最小限にし、荷物は体の前で保持しましょう。
Q6. 空港から市内へは何が便利?
荷物が多ければイエロータクシーやGrab。安く移動するならMyBusが現実的です。
Q7. 小銭は必要?
ジプニーや一部バスでは小額紙幣・硬貨が便利。タクシーもお釣りが不足しがちなので小銭を用意しましょう。
Q8. 雨季の移動で注意することは?
冠水と遅延に注意。余裕を持って出発し、バイクタクシーは雨量が多い日は回避すると安全です。
Q9. 子ども連れに向いている交通手段は?
Grabやタクシーが無難。チャイルドシートは基本的に持参・手配が必要です。
Q10. 現金以外の支払いは使える?
Grabはカード/GrabPay対応、MyBusはプリペイドカードが便利。タクシー・ジプニーは現金が主流です。
Q11. ジプニーの乗り方が不安です
行き先とルート番号を確認し、乗車後に運賃を渡します。降車は「パラポ!(止めて)」など声かけで合図します。
Q12. フェリーで近隣島へ行くときのポイントは?
出港30〜60分前到着、身分証携行、天候による欠航に備え代替プランを用意しましょう。
Q13. 通勤に向くのはどれ?
定時性重視なら早朝Grab/タクシー、コスト重視ならルートが合えばMyBus。雨天とイベント日は出発を前倒しに。
Q14. 渋滞を避ける時間帯は?
早朝6時台や午前中の中抜け、夜21時以降は比較的スムーズ。ただしモール周辺は週末に混雑します。
Q15. 自転車や徒歩は現実的?
短距離なら可。ただし日中の暑さと歩道状況に注意し、夜間の単独移動は避けるのが無難です。
Q16. スリ対策の基本は?
バッグは前掛け、スマホは人前で長時間見せない、乗降時は周囲を確認。混雑車内ではチャックを閉める。
Q17. 初心者におすすめの移動アプリは?
GrabとAngkas(バイク)。地図はGoogle Mapsを併用し、ピックアップ地点を正確に設定しましょう。
Q18. タクシーでトラブル時は?
車両番号と時間・場所を記録。可能なら領収書を保存し、モールの警備やアプリ窓口に相談します。
Q19. 大荷物・複数人での移動は?
Grabの6人乗りやタクシー2台手配、またはレンタカーが現実的。フェリー利用時は荷物料金にも注意。
Q20. 最終的な使い分けのコツは?
急ぎ=バイク、快適=Grab/タクシー、節約=ジプニー、定期動線=MyBus、島間=フェリー、と覚えると判断が早いです。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			