目次
セブ島移住者必見:ITパーク生活ガイド【2025年最新版】
はじめに
セブ島での移住先を選ぶとき、利便性と安全性を最優先するなら「ITパーク」は候補の筆頭です。ビジネス特区として整備されたこのエリアは、近代的な高層コンドミニアムやオフィスビルが立ち並び、24時間営業の飲食店やカフェ、スーパー、フィットネスジムなど生活に必要な施設が徒歩圏内に揃っています。さらに警備が行き届き、外国人居住者や短期滞在者にも人気が高いため、初めてのセブ島移住でも安心して暮らし始められる環境です。本ガイドでは、家賃相場や住まい探しのポイント、日常生活の便利スポット、メリット・デメリットまで、2025年最新版の情報を詳しくご紹介します。
2. ITパークとは?
2.1 概要
ITパークは、セブ市のLahug地区に位置する経済特区で、正式名称はCebu IT Park。かつてはゴルフ場だった場所が大規模に再開発され、現在ではBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業や外資系オフィス、飲食店、住宅コンドミニアムが密集するエリアへと変貌しました。
2.2 治安
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敷地全体が24時間警備され、複数のゲートにガードが常駐 
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防犯カメラ(CCTV)が主要道路や建物に設置 
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夜間でも明るく、人通りが多い環境 
2.3 雰囲気
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昼はビジネス街としてスーツ姿の人々で賑わい、夜はレストランやバーで活気が続く 
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外国人居住者や旅行者も多く、国際色豊か 
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歩道が整備されており、セブ市内でも珍しく歩きやすいエリア 
2.4 生活利便性
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徒歩圏内にスーパー、ドラッグストア、銀行、カフェ、フィットネスジムが集結 
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オンライン配車サービス(Grab)、タクシーが常に利用可能 
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インターネット回線の品質が高く、在宅ワークにも向いている 
3. 住まいの選び方と家賃相場(2025年)
3.1 家賃相場の目安
ITパーク内のコンドミニアムは、セブ市の中でも比較的高めですが、その分セキュリティや設備が充実しています。2025年現在の目安は以下の通りです。
| タイプ | 家賃相場(家具付き) | 広さ目安 | 
|---|---|---|
| スタジオ(ワンルーム) | ₱20,000〜₱30,000 | 22〜28㎡ | 
| 1ベッドルーム | ₱28,000〜₱45,000 | 35〜45㎡ | 
| 2ベッドルーム | ₱40,000〜₱65,000 | 50〜70㎡ | 
3.2 設備と特徴
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家具・家電付きが基本:冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、エアコンなどが揃っている 
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共用設備:プール、ジム、ラウンジ、会議室、BBQエリアなど 
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セキュリティ:IDチェック、24時間警備員、来客管理システム 
3.3 物件探しのポイント
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徒歩5分以内でスーパーやカフェに行けるか 
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インターネット回線(PLDTやGlobe Fiber)が契約可能か 
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長期契約なら家賃交渉の余地あり(特に1年以上) 
4. 生活インフラと日常便利スポット
ITパークは生活必需品から娯楽まで、徒歩圏内でほぼすべてが完結するエリアです。移住初日から快適に暮らせるよう、主な施設をカテゴリー別に紹介します。
4.1 スーパー・食料品店
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The Marketplace:輸入食材や高品質な生鮮食品が豊富 
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Landers Superstore(徒歩圏外だが近い):会員制大型スーパー、まとめ買いに便利 
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7-Eleven / Lawson:24時間営業のコンビニ、軽食や日用品も揃う 
4.2 カフェ&レストラン
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Starbucks Reserve:落ち着いた作業や打ち合わせに 
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The Coffee Bean & Tea Leaf:広い座席と電源あり 
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Sugbo Mercado(フードマーケット):毎晩開催される屋外フードフェス、ローカル&多国籍グルメが楽しめる 
4.3 フィットネス・健康
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Anytime Fitness:24時間利用可能、外国人会員も多い 
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YogaHub:ヨガやピラティスで健康維持 
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Cebu Doctors University Hospital(車で約10分):緊急時にも対応可能な大型病院 
4.4 交通アクセス
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Grab(配車アプリ):数分以内に車を呼べる 
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タクシー乗り場:主要ゲート付近に常設 
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徒歩移動が安全で快適なのもITパークの特徴 
5. メリットとデメリット
5.1 メリット
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治安の良さ - 
24時間体制の警備員とゲート管理で、夜間も安心して外出可能。 
 
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生活の利便性 - 
スーパー、カフェ、レストラン、銀行、病院が徒歩圏内に集結。 
 
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インターネット環境の安定 - 
光回線(PLDT、Globe Fiber)が利用でき、在宅ワークやオンライン学習に最適。 
 
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国際的な雰囲気 - 
外国人居住者が多く、英語だけで生活できるケースが多い。 
 
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5.2 デメリット
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家賃や物価が高め - 
セブ市の平均家賃と比べて20〜40%高い。 
 
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交通渋滞 - 
出退勤時間帯はゲート周辺で渋滞が発生しやすい。 
 
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自然環境が少ない - 
ビーチや山などの自然スポットまでは車移動が必要。 
 
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観光地らしさは薄い - 
旅行気分よりも、都市生活寄りの環境。 
 
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6. 生活のコツ
6.1 家賃交渉を活用する
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長期契約(1年以上)を条件に月額₱2,000〜₱5,000程度の割引が可能な場合あり。 
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家具や家電の追加リクエスト(洗濯機、電子レンジなど)も契約前に交渉するとスムーズ。 
6.2 買い物の使い分け
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日常品:徒歩圏のThe Marketplaceやコンビニで調達 
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まとめ買い:Landers SuperstoreやS&R Membership Shopping(車移動) 
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生鮮食品:Sugbo Mercadoや近隣のローカルマーケット 
6.3 健康維持
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夜の散歩やジョギングは敷地内が安全 
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ジムやヨガスタジオを活用し、デスクワーク中心でも運動不足を防ぐ 
6.4 交通と移動の工夫
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通勤ラッシュを避けるなら、Grabのピーク料金が上がる時間帯(朝7:30〜9:00、夕方5:30〜7:00)を外す 
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タクシーはアプリ配車よりゲート前で拾うほうが安い場合もある 
7. まとめ
ITパークは、セブ島移住を考える人にとって安全性・利便性・快適さの三拍子がそろった理想的なエリアです。
高品質な住環境と24時間利用可能な施設、そして国際的な雰囲気は、初めて海外で生活する人にも安心感を与えてくれます。
もちろん、家賃や物価の高さ、自然スポットまでの距離といった課題もありますが、これらは事前に理解しておけば十分対応可能です。
短期滞在からスタートして雰囲気を体験してみるのもおすすめです。
2025年のセブ島移住では、ITパークは間違いなく「失敗しない選択肢」のひとつ。
都市型ライフスタイルを楽しみながら、快適で安全な海外生活をスタートさせましょう。
よくある質問(FAQ)— セブ島移住者必見:ITパーク生活ガイド
最初の住まいはホテル?コンド?
到着直後はホテル/サービスアパートで1〜2週間様子見 → 気に入ったコンドを1年契約が定石です。昼夜・平日/週末の騒音と交通を必ず現地確認しましょう。
家賃の目安は?(2025年)
- スタジオ:₱20,000〜₱30,000
- 1BR:₱28,000〜₱45,000
- 2BR:₱40,000〜₱65,000
家具・階数・眺望・設備で上下します。長期契約でディスカウント交渉可。
契約時の初期費用はどれくらい?
- 前家賃:1か月分
- デポジット:1〜2か月分(退去時精算)
- 電気・水道・ネット:別途実費(名義変更/開通費あり)
家具・家電の追加要望は契約前に合意しておくとスムーズです。
インターネットは安定する?
ITパークは光回線(PLDT/Globe Fiber)の敷設率が高め。内見時に「回線種類・実測・予備回線可否」を確認しましょう。モバイルデータは停電時のバックアップに有効です。
治安は?夜も歩けますか?
24hガード&CCTVでセブ市内では安全度が高いエリアです。深夜の単独行動は避け、明るい導線を歩き、貴重品は目立たせないのが基本。
買い物・食事はどこが便利?
- 食料品:The Marketplace、コンビニ(24h)
- 外食:各国レストラン多数、夜はSugbo Mercadoも人気
- まとめ買い:Landers/S&R(車移動)
病院やクリニックは近い?
近隣に総合病院(例:Cebu Doctors University Hospital)があり、軽症はITパーク周辺のクリニック/薬局で対応可能。保険(海外/現地)加入を推奨します。
支払いは現金?キャッシュレス?
日常はGCash/MayaのQR決済が主流。家賃や各種支払いもGCash対応が一般的です。現金は少額のみ携行すると安心。
交通手段は?車なしでも生活できる?
徒歩+Grabで十分に成り立ちます。出退勤のピークは料金が上がるため時間調整や徒歩移動で回避を。タクシー乗り場は主要ゲート付近に常設。
停電・水圧などインフラ面の注意点は?
- 発電機(Genset)搭載コンドが安心(共用のみ/全戸対応の違いを確認)
- 高層階は水圧チェック必須、ヒーターの有無も確認
- 大雨時の排水・冠水履歴は管理人に要確認
ペット可物件はある?
物件により可否・体重制限あり。管理規約(ペット可/不可、頭数、追加清掃費)を事前に確認してください。
騒音は気になる?
バー/工事/大通り沿いは時間帯で音が出ます。内見は平日・週末、昼・夜の複数回で確認し、角部屋・高層の防音性もチェックを。
コワーキングやワークスペースはありますか?
オフィス系施設やカフェが豊富。物件内のラウンジ/会議室が使えるコンドも多く、リモートワーク環境は整えやすいです。
家賃交渉のコツは?
1年契約・前払い・ノンスモーカー・長期の清掃維持など条件提示で₱2,000〜₱5,000の減額や家電追加が通る場合あり。仲介経由でも直接でもまず提案を。
短期滞在から長期へ切り替えるタイミングは?
到着1か月以内に本命エリア・物件を確定できるとスムーズ。人気物件は即日決断が必要なこともあるため、必要書類とデポジットを準備しておきましょう。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			