目次
セブ島移住者向けMyBus路線と利用方法【2025年最新版】
1. はじめに
セブ島での移住生活を始めると、まず考えるのが「どうやって移動するか」という日常の足問題です。Grabやタクシーは便利ですが、頻繁に使うと交通費が意外と高くなります。一方でジプニーは安いけれど、路線や乗り方に慣れるまでは少しハードルが高めです。
そんな移住者にとって、快適さと低料金のバランスが取れた公共交通機関が「MyBus(マイバス)」です。冷房完備の大型バスで、決まった路線を一律料金で走るため、観光客だけでなく地元住民や移住者からも支持されています。
特に空港 ⇄ 市内や主要モール間を結ぶ路線は移住初期に大活躍。大きな荷物があっても安心して移動でき、専用停留所での乗降なので安全性も高めです。
本記事では、2025年時点の最新情報をもとに、MyBusの主な路線、料金、利用方法、そして移住生活での活用術まで詳しく解説します。この記事を読めば、到着初日からでもMyBusをスムーズに使いこなせるようになるはずです。
2. MyBusの基本情報
1. 運営と特徴
MyBusはセブ島の大手ショッピングモール運営企業「SM Prime Holdings」が運営する公共バスサービスです。観光客や移住者、地元住民の移動手段として人気があり、冷房完備・清潔な車内・専用停留所が大きな特徴です。
2. 車両タイプ
- 
大型の低床バスで乗り降りがしやすい 
- 
冷房が効いており、天候に左右されず快適 
- 
座席はゆったりしており、荷物置きスペースもあり 
3. 運行時間(目安)
- 
始発:午前5時〜6時台(路線による) 
- 
最終:午後9時〜10時台 
- 
路線によっては日中のみ運行の場合もあるため、事前確認が推奨されます 
4. 料金システム
- 
基本的に一律料金(20〜50ペソ程度) 
- 
距離による加算はなし 
- 
空港線はやや高め(例:50ペソ前後) 
5. 利用シーン
- 
空港到着後の市内移動(Grabより安く、ジプニーより快適) 
- 
大型モール間の移動(例:SMシティ ⇄ SMシーサイド) 
- 
ITパークや主要ビジネスエリアへの通勤・通学 
3. 主な路線と停留所
MyBusはセブ市内と空港、主要モールを結ぶ限られた路線を走ります。路線数は多くありませんが、移住生活でよく使うのは以下の3つです。
1. 空港 ⇄ SMシティ・パークモール方面
- 
ルート概要:マクタン・セブ国際空港(Mactan Cebu International Airport)からマンダウエ市のパークモール経由でSMシティセブまで運行 
- 
運賃目安:50ペソ前後 
- 
所要時間:約30〜45分(渋滞なしの場合) 
- 
おすすめ利用者:到着直後の移住者、荷物が多い人 
2. SMシティ ⇄ SMシーサイド
- 
ルート概要:市内北部のSMシティと南部のSMシーサイドを結ぶ直通路線 
- 
運賃目安:25〜30ペソ程度 
- 
所要時間:約25〜35分 
- 
特徴:海沿いの景色を楽しみながら移動できる 
3. ITパーク ⇄ SMシティ(経由便)
- 
ルート概要:セブビジネスパークやアヤラ周辺を通り、ITパークとSMシティを結ぶ 
- 
運賃目安:25ペソ前後 
- 
所要時間:約20〜30分 
- 
おすすめ利用者:通勤・語学学校通学者 
停留所の目印
- 
専用バスベイ(SMモール前、空港到着ターミナルなど) 
- 
青と白の「MyBus」ロゴ看板 
- 
多くは屋根付きで、ベンチも設置されている 
4. 料金と支払い方法
1. 運賃の目安(2025年時点)
- 
空港線:50ペソ前後(空港〜SMシティ) 
- 
市内モール間:25〜30ペソ(SMシティ〜SMシーサイドなど) 
- 
短距離区間:20ペソ前後 
※MyBusは基本的に一律料金制なので、距離が長くても料金は同じです。
2. 支払い方法
現金払い
- 
乗車時に運転手または車掌へ支払い 
- 
大きな紙幣は避け、小額紙幣・硬貨を用意 
ICカード(Top-Up Card)
- 
MyBus専用カードを購入(約200ペソ、うち100ペソはチャージ残高) 
- 
カードは停留所カウンターや車内で販売 
- 
停留所カウンター、SMモール内サービスカウンターなどでチャージ可能 
3. お得に使うコツ
- 
長期的に利用する予定があるならICカードの方が支払いがスムーズ 
- 
空港到着直後にMyBusカードを買っておくと、その後の市内移動が便利 
- 
カード残高は利用前に確認しておく(不足すると車内で現金払いに切り替え) 
5. MyBusの乗り方ステップガイド
1. 路線と時刻を確認する
- 
公式Facebookページや停留所の掲示板で最新の時刻表をチェック 
- 
渋滞や天候で遅延することもあるため、余裕を持って移動 
2. 停留所で待機する
- 
MyBusは専用停留所のみ停車 
- 
屋根付きのバスベイが多く、SMモールや空港など大きな施設前に設置されている 
3. 乗車する
- 
乗車時にICカードをタップ、または現金で支払い 
- 
座席は自由席で、空いていれば荷物置き場近くを確保すると便利 
4. 車内での過ごし方
- 
冷房が効いているため羽織ものがあると快適 
- 
大型荷物は荷物置き場か足元へ 
- 
Wi-Fiが利用できる車両もあるが、接続は不安定な場合あり 
5. 降車する
- 
MyBusは停留所で必ず停まるため、ブザーを押す必要なし 
- 
降車時もICカードをタップ(現金払いの場合はそのまま降車) 
- 
降りた後は安全を確認してから移動 
6. 利用時の注意点
1. 時刻表通りに来ないことがある
- 
セブ島は渋滞が多く、特に平日朝夕は大幅に遅れることがあります 
- 
乗り継ぎや予定がある場合は余裕を持った行動を 
2. ピーク時間は混雑する
- 
朝7〜9時、夕方5〜7時は満席になることも 
- 
大きな荷物がある場合は混雑時間帯を避けるのが無難 
3. 停留所以外では乗降できない
- 
ジプニーのように道端で乗降は不可 
- 
停留所まで距離がある場合は徒歩やタクシーとの組み合わせが必要 
4. 大雨や台風時の運休・遅延
- 
台風警報発令時は運休になる場合あり 
- 
最新情報は公式Facebookページやモールの案内カウンターで確認 
5. 防寒対策
- 
冷房が強く効いている車両もあるため、薄手の羽織ものを持参すると快適 
7. 移住生活での活用例
1. 空港到着直後の移動
- 
大きな荷物を持っていても、座席や荷物置き場があるため安心 
- 
Grabより安く、ジプニーより快適に市内へ移動可能 
2. モール間移動
- 
SMシティ ⇄ SMシーサイドは観光や買い物で頻繁に使える定番ルート 
- 
家族や友人が遊びに来た際にも便利 
3. 通勤・通学
- 
ITパークやビジネスパーク周辺にアクセスできる路線は、語学学校や勤務先への通勤にも使える 
- 
朝夕の混雑を避ければ快適 
4. 他の交通手段との組み合わせ
- 
MyBus+タクシー(またはGrab):停留所までタクシーで移動し、そこからバスで長距離移動 
- 
MyBus+ジプニー:主要モールまでMyBus、その後ジプニーで住宅地へ 
5. 観光の足として
- 
海沿いの景色を眺めながらの移動が可能 
- 
長距離移動時の移動コストを抑えられるため、節約派の観光にもおすすめ 
8. まとめ
MyBusは、セブ島移住者にとって快適・安全・低料金の三拍子がそろった公共交通手段です。
ジプニーよりも利用ルールが明確で、停留所や路線が固定されているため、初めての移住者でも使いやすいのが魅力です。
- 
空港 ⇄ 市内移動に最適(Grabより安く、大荷物でも安心) 
- 
主要モール間の移動で買い物や外出がスムーズ 
- 
ICカード利用で支払いが簡単&スピーディー 
渋滞や天候による遅延はありますが、それを差し引いても日常生活での使い勝手は非常に高く、移住後の交通費削減にも大きく貢献します。
セブ島での新生活をより快適にスタートさせるために、ぜひMyBusを日常の移動手段に取り入れてみてください。
セブ島移住者向けMyBus FAQ
MyBusはどこで乗れますか?
空港から市内(SMシティ)までいくらですか?
市内モール間の運賃は?
現金とICカード、どちらが使えますか?
時刻表はどこで確認できますか?
停留所以外で乗り降りできますか?
ラッシュはいつですか?混雑を避けるには?
荷物が多くても大丈夫?
車内は寒いですか?服装のコツは?
夜間の利用は安全ですか?
台風や大雨のときは?
ITパークやアヤラ方面にも行けますか?
子ども連れでも使いやすいですか?
座席は指定制ですか?

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			