目次
- TOEIC対策 おすすめ文法書ランキング
- はじめに
- 第1位:TOEIC公式問題集で学ぶ文法
- 第2位:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
- 第3位:一億人の英文法
- 第4位:TOEIC L&Rテスト 文法 出るとこだけ!
- 第5位:Grammar in Use(English Grammar in Use)
- まとめ
- FAQ:TOEIC対策 おすすめ文法書ランキング
- TOEICの文法対策はどのレベルから始めればいい?
- 公式問題集だけで文法対策は足りる?
- 短期間(2〜4週間)で伸ばしたい場合の1冊は?
- 演習量を最大化したい。周回のコツは?
- 一億人の英文法はTOEIC向けに有効?
- Grammar in Useは日本語解説がないけど大丈夫?
- 各書の使い分け・同時併用はどうする?
- 勉強時間が毎日30分しか取れない。進め方は?
- Part5/6で点が伸びない原因は?
- おすすめの周回記録方法は?
- 何冊も買うべき?1冊をやり込むべき?
- 直前1週間の追い込みプランは?
- 辞書やアプリは併用したほうがいい?
- 700→800を越えるための文法勉強の差分は?
- モチベ維持のコツは?
TOEIC対策 おすすめ文法書ランキング
はじめに
TOEICのスコアアップを目指すうえで、文法力は絶対に欠かせない基礎力です。特にリーディングセクションのPart 5(短文穴埋め)やPart 6(長文穴埋め)は、文法知識がそのまま得点につながるパートと言えます。また、リスニングでも「正しい文法の理解」があれば、聞き取った内容をより早く正確に処理できます。
しかし、世の中には数多くの英文法書があり、どれを選ぶべきか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?「学生時代に使った参考書では物足りない」「試験直前でも効率よく使える一冊を知りたい」など、学習目的やレベルによって最適な文法書は異なります。
そこで本記事では、TOEIC対策に特化したおすすめ文法書をランキング形式で紹介します。初心者から中級者、さらには800点以上を狙う上級者まで、自分のレベルに合った一冊を見つけることで、最短ルートでスコアアップを実現できるはずです。
第1位:TOEIC公式問題集で学ぶ文法
TOEIC対策で最も信頼できる教材といえば、やはりTOEIC公式問題集です。公式問題集はETS(TOEICを制作している機関)が発行しているため、出題形式・難易度・文法の傾向が本番と完全に一致しています。
特徴
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実際のTOEICと同じ形式の問題で学習できる
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解答・解説を通じて「文法知識がどのように問われるか」を体感できる
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文法だけでなく、リスニング・リーディング全体の学習にも活用可能
メリット
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出題傾向を最も正確に把握できる
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文法問題を「知識」として覚えるだけでなく「問題対応力」として身につけられる
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TOEICに直結する実践力が鍛えられる
おすすめ対象
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TOEIC 500〜700点を目指す学習者
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「文法を覚えたけど実際にどう出るのか知りたい」という人
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本番に近い形式で演習しながら文法を固めたい人
TOEICの文法対策で迷ったら、まずは公式問題集で実践感覚を養うのが一番の近道です。
第2位:TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
TOEICの文法対策といえば必ず名前が挙がる定番書が、**『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』**です。通称「でる千」と呼ばれ、多くの受験者から圧倒的な支持を集めています。
特徴
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本番形式に近い文法問題を1000問以上収録
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頻出文法を徹底的に網羅しているため、演習量が圧倒的
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解説がシンプルかつ実践的で、解きながら弱点補強が可能
メリット
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問題数が多いため、繰り返し解くことで文法知識が定着
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実際の試験に近いスピード感を養える
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解答パターンを体に覚え込ませることで、Part 5・6の正答率アップに直結
おすすめ対象
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600〜800点台を目指す中級者
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文法を体系的に覚えるよりも、問題演習で鍛えたい人
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「短時間で正答を導くスピード感」を身につけたい学習者
本気でTOEICの文法力を伸ばしたいなら、この「でる1000問」をやり込むのが最も効果的です。
第3位:一億人の英文法
文法書の中でも異色の存在として人気なのが、**『一億人の英文法』**です。TOEIC専用の参考書ではありませんが、英語を「感覚的に理解する」ことを重視しており、学習者から高い支持を得ています。
特徴
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ネイティブが自然に使う文法感覚を徹底的に解説
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文法を「ルール暗記」ではなく「イメージ」で理解できる
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TOEICだけでなく、英会話やライティングにも応用可能
メリット
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英語の「生きた使い方」を理解できるため、読解力が伸びやすい
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基礎を感覚的に理解することで、難しい文法問題にも応用できる
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長期的に見れば英語学習全般の基盤を作れる
おすすめ対象
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TOEICの点数だけでなく、実際の英語力を伸ばしたい人
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文法を暗記ではなく「使える形」で身につけたい人
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初心者〜中級者で、基礎をやり直したい学習者
TOEIC直前対策向けではありませんが、「英語力の底上げ」をしながらスコアアップを狙う人には非常におすすめの一冊です。
第4位:TOEIC L&Rテスト 文法 出るとこだけ!
短期間で効率的に文法を固めたい人におすすめなのが、**『TOEIC L&Rテスト 文法 出るとこだけ!』**です。その名の通り、TOEICで本当に出題される文法項目だけを厳選して収録しています。
特徴
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出題頻度の高い文法だけを凝縮
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コンパクトサイズで持ち歩きやすい
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スキマ時間でも学習できるシンプルな構成
メリット
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「やるべき範囲」が明確なので、短期間で集中して学べる
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直前対策に最適で、試験直前の総復習にも活用できる
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解説が簡潔でわかりやすいため、学習ストレスが少ない
おすすめ対象
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忙しい社会人で、短時間でスコアアップを狙いたい人
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試験直前の総仕上げに使いたい人
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初心者がまず「TOEIC文法の全体像」を把握したいとき
「がっつり演習」ではなく、効率重視で得点につながる文法だけ押さえたい人に最適な一冊です。
第5位:Grammar in Use(English Grammar in Use)
世界中で支持されているベストセラー文法書が、ケンブリッジ大学出版の**『Grammar in Use』シリーズ**です。日本でもTOEIC学習者に根強い人気があり、文法を英語で学ぶことに抵抗がない人に特におすすめです。
特徴
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英語で書かれた解説+豊富な例文と練習問題
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1ユニットごとに完結しており、短時間でも学習可能
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TOEICに必要な文法範囲をしっかり網羅
メリット
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英語で文法を学ぶことでリーディング力と理解力が同時に伸びる
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例文が実用的で、TOEICだけでなく日常英会話やビジネス英語にも応用可能
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独学でも理解しやすい構成で、学習の継続がしやすい
おすすめ対象
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英語で文法を学ぶことに抵抗がない学習者
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TOEIC 700点以上を目指す中上級者
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TOEICだけでなく、総合的な英語力を伸ばしたい人
TOEIC直結というよりは「英語力そのものを底上げしたい人」に最適で、長期的に役立つ一冊です。
まとめ
TOEICの文法対策では、自分の学習目的やレベルに合った一冊を選ぶことが最も重要です。
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実践形式で学びたいなら → 公式問題集
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徹底的に演習したいなら → でる1000問
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文法を感覚的に理解したいなら → 一億人の英文法
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短期間で効率よく仕上げたいなら → 出るとこだけ!
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長期的に英語力を底上げしたいなら → Grammar in Use
どの文法書も特徴が異なり、目的に合わせて選べば確実に力になります。特にTOEICは「出題パターンが決まっている試験」なので、頻出ポイントを押さえれば短期間でもスコアを大きく伸ばすことが可能です。
あなたの現状と学習スタイルに合う一冊を選び、ぜひTOEICのスコアアップに役立ててください。
FAQ:TOEIC対策 おすすめ文法書ランキング
TOEICの文法対策はどのレベルから始めればいい?
現在のスコア目安で選びましょう。400〜600点は基礎整理(「出るとこだけ!」+公式)、600〜800点は演習量重視(「でる1000問」)、800点以上は精度とスピード最適化(公式+弱点別ドリル)がおすすめです。
公式問題集だけで文法対策は足りる?
実戦形式の把握には最適ですが、演習量は不足しがちです。公式で傾向を掴み、穴埋めの演習を「でる1000問」で補う組み合わせが効率的です。
短期間(2〜4週間)で伸ばしたい場合の1冊は?
時間が限られるなら「TOEIC L&Rテスト 文法 出るとこだけ!」で頻出範囲を圧縮学習し、本番形式確認として公式問題集を1冊回すのが現実的です。
演習量を最大化したい。周回のコツは?
「でる1000問」をA周=全解く、B周=×だけ、C周=要復習タグのみと絞り込み周回。タイマー(Part5換算:1問20〜25秒)で制限時間を常に意識します。
一億人の英文法はTOEIC向けに有効?
直接のスコア直結というより基礎概念の定着に有効です。理解の土台を作る目的で並行または先行させると、Part5/6の応用判断が安定します。
Grammar in Useは日本語解説がないけど大丈夫?
英語解説に抵抗がなければ理解が深まります。各ユニットを「例文→ルール→練習→ミスの振り返り」で完結させ、TOEIC頻出章(時制、品詞、関係詞、仮定法、前置詞、分詞、比較)を優先しましょう。
各書の使い分け・同時併用はどうする?
基本は「軸1冊+補助1冊」。例:軸=でる1000問(演習)、補助=公式(実戦)。基礎不安がある場合は一億人の英文法を並走して空所判断の根拠を強化します。
勉強時間が毎日30分しか取れない。進め方は?
平日:文法演習15分(×問題の再トライ中心)+解説読み10分+暗記カード5分。週末:公式問題集でPart5をセット演習(20問/20分)→誤答分析30分。
Part5/6で点が伸びない原因は?
①品詞問題での手順欠如、②前置詞・接続詞の機能混同、③語彙で当てにいく癖、④タイムマネジメント不足。誤答を「文法カテゴリ別」にタグ付けし、同型問題で再テストを繰り返すと改善します。
おすすめの周回記録方法は?
問題番号を「◯=正解」「△=要再演習」「×=不正解」に分類。2周目は×のみ、3周目は△+新規。周回ごとに正答率と平均解答時間を記録し、弱点章を可視化します。
何冊も買うべき?1冊をやり込むべき?
原則は「1冊完走→弱点補強のためのもう1冊」。中途半端に複数へ手を出すより、1冊の定着率80%以上を先に狙うほうがスコア効率は高いです。
直前1週間の追い込みプランは?
- Day1–2:でる1000問の×章総洗い出し
- Day3–4:公式Part5/6を2セット通し→誤答章のミニドリル
- Day5:品詞・接続詞・代名詞・前置詞の頻出まとめ暗記
- Day6:20問×2本の模擬→タイム調整
- Day7:軽い復習と睡眠最優先
辞書やアプリは併用したほうがいい?
はい。演習中に辞書検索の回数を制限し、解説→自分の言葉でルール再表現→例文1つ自作までをワンセットに。暗記は例外とセットで覚えると定着します。
700→800を越えるための文法勉強の差分は?
「解ける」から「速く・確信を持って解く」への移行。既知パターンの即断(1問15〜20秒)と、未知問題の切り捨て判断(30秒で見切る)を徹底します。
モチベ維持のコツは?
週次でKPI(演習数、正答率、平均秒数)を可視化し、達成できたらご褒美を設定。小さな成功体験を積む仕組みが継続を支えます。
