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AI時代のキャリア戦略:英語は話せた方がいいのか?
アメリカを中心に、日本でも本格的にAIの時代がやってきています。ChatGPTをはじめとする生成AIは、すでに一部のIT業界だけのものではなく、一般的なビジネスの現場にも急速に入り込んできました。
一方で、フィリピン・セブ島にいることが多いと、こうしたAIの波とはまるで別世界にいるような感覚になることがあります。
セブ島では、AIなどどこ吹く風といった様子で、街は相変わらず人で溢れています。ガソリンスタンドの友人店舗も増えてきていますし、新しい店やビジネスも次々と生まれています。体感的にも人口がかなり増えている印象です。
そうそう、最近になってフィリピンの人口がすでに日本の人口を追い抜いていることに気づきました。数字で見ても、そして現地で生活していても、それを実感させられます。
この「AIが加速する先進国」と「人口が増え続ける新興国」のギャップは、AI時代のキャリアを考えるうえで非常に象徴的だと思います。
AIは我々の仕事を奪うのか?
この問いに対する答えは、間違いなくYESです。
ただし、多くの人がイメージしている形とは少し違います。
想像以上に多くの仕事を失うのは、ブルーカラーではなく、ホワイトカラーと呼ばれてきた管理職養成型の人材です。
実際にAIを使ってみると、はっきりわかることがあります。それは、優秀な人材がAIを使いこなせば、5人分、10人分の仕事を簡単にこなせてしまうという点です。
資料作成、分析、レポート、企画書の下書きなど、これまで複数人で分業していた業務が、AIを使えば一気に圧縮されます。
例えば、ホワイトカラーの代表的な職種だった大手銀行などは、これまで毎年数百人規模でホワイトカラー人材を採用してきました。しかし将来的には、その人数が10分の1程度まで減る可能性は十分にあると考えています。
最近では、大手商社がブルーカラーの採用を復活させるというニュースもありました。一見するとポジティブな話題に見えますが、その裏側では、ホワイトカラーの採用人数を減らす流れが進んでいるように感じます。
AIの方が人間よりも「平均的な業務」においては優秀な時代が、ほぼ到来している以上、AIによって仕事を奪われるのは避けられません。むしろ、優秀な人材だけを厳しく選抜する時代に入っていくでしょう。
フィリピンは当面安泰
日本ではすでに自動レジが増えてきていますし、将来的には自動運転などの技術が普及すれば、ドライバーなどの仕事も奪われる可能性があります。
ブルーカラーの仕事や肉体労働が人間からAIやヒューマノイド(人間型ロボット)に置き換わるかどうかは、技術の進化そのものよりも、導入コストがどこまで下がるかに大きく左右されます。
現時点では、フィリピンの人件費は非常に安く、自動レジやロボットを導入するメリットは限定的です。そのため、こうした仕組みを導入しているのは一部の大手フランチャイズチェーンに限られています。
コンビニやローカル店舗、街中のさまざまな店に最先端のAIや自動化システムが普及するには、まだまだ時間がかかりそうです。
先進国の建設現場ですら、出稼ぎ労働者のコストは依然として安く、完全にロボットへ置き換わるには時間がかかっています。
体感としては、フィリピンは少なくとも今後5〜10年は安泰でしょう。30年後にどこまでAIやロボットが普及しているかは、結局のところ「人件費」と「先端技術のコスト」のバランス次第だと思われます。
英語は話せた方がいいのか?
AIが簡単に翻訳してくれる時代は、もうすぐそこにあります。
それでも英語は話せた方がいいのか?
答えは、間違いなくYESです。
これは、「便利になるかどうか」という話ではなく、使う側になるか、使われる側になるかの選択に近い問題です。
AIによって、学校の宿題は聞けばすぐ答えが出てくる時代になりました。しかし、AIに頼って宿題をこなすだけの子供が、その先の社会で活躍できるとは思えません。なぜなら、そこでは何も身につかないからです。
これは翻訳も同じです。AIによる翻訳は非常に便利ですが、英語学習者にとっては「宿題の答えを丸写しする」のとほぼ同じ行為になります。
英語を理解し、ある程度使いこなせている上でAIの翻訳や校正を使うのは非常に有効です。しかし、最初から最後まで翻訳をAIに任せてしまうと、英語はいつまで経っても話せるようになりません。
AIで英語は話せるようになりますが、AIに頼り切るのは非常に危険だと感じています。
英語ができないホワイトカラーが最も危険な理由
AI時代において、最もリスクが高いのは「英語ができないホワイトカラー」です。
これは決して感情論ではなく、構造的な問題です。
ホワイトカラーの仕事の多くは、情報収集、分析、調整、資料作成、報告といった「言語」を中心とした業務です。そしてこの分野こそ、AIが最も得意とする領域でもあります。
つまり、英語ができないホワイトカラーは、AIと正面から競合してしまう立場に置かれています。
日本語だけで完結する仕事は、真っ先にAIに置き換わる
AIはすでに、日本語での要約、翻訳、資料作成、企画書の下書きまで高い精度でこなします。
日本語だけで完結する業務は、「AIにとって最も学習しやすく、再現しやすい仕事」になりつつあります。
その結果、企業側から見ると、
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日本語で資料を作る
-
日本語で報告書を書く
-
日本国内向けに調整を行う
こうした業務は、人を大量に抱える理由がなくなってきているのが現実です。
AI+少人数で十分に回るからです。
英語ができない=情報が常に一段遅れる
AIの進化、ビジネス活用事例、新しいツールやサービスの多くは、まず英語圏から出てきます。
英語ができないということは、それらの情報を「翻訳された後」にしか知ることができない、ということを意味します。
この差は、想像以上に致命的です。
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すでに海外では常識になっている手法を
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日本では数年遅れで導入し
-
それを「新しい仕事」としてやっている
こうした構造の中で、日本語しか使えないホワイトカラーの付加価値は、どんどん下がっていきます。
「英語ができない管理職」はAIで代替しやすい
特に危険なのが、英語ができない管理職層です。
会議の取りまとめ、資料チェック、報告の取り次ぎといった業務は、AIが最も得意とする分野だからです。
一方で、英語ができる人材は、
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海外チームとの直接交渉
-
英語情報を一次情報として理解
-
AIを使いながらグローバルに仕事を進める
といった役割を担えます。
この差は、単なるスキル差ではなく、「代替可能かどうか」の差です。
英語ができない=AIを「使われる側」になる
英語ができない人は、AIを便利な道具として使っているつもりでも、実際にはAIに依存して仕事をしている状態になりやすいです。
翻訳、要約、資料作成をすべてAIに任せると、自分の理解はどんどん浅くなります。
一方で、英語ができる人は、
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内容を理解した上でAIを使う
-
自分の思考を拡張するためにAIを使う
-
AIのアウトプットを判断・修正できる
つまり、AIを使う側に立つことができます。
英語は「差別化」ではなく「生存条件」になる
これからの時代、英語ができることは特別な強みではなくなります。
むしろ、英語ができないことが致命的な弱点になります。
特にホワイトカラーにとっては、
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日本語だけ
-
国内だけ
-
社内だけ
という環境は、AIによって最も圧縮されやすい領域です。
結論:英語ができないホワイトカラーは、最初に削られる
AI時代において、
英語ができないホワイトカラーは、最もコスト削減の対象になりやすい存在です。
逆に言えば、
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英語ができる
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AIを使いこなせる
-
国境を越えて価値を出せる
この3点を満たす人材は、AI時代でも生き残りやすくなります。
英語はもう「あると便利なスキル」ではありません。
ホワイトカラーが生き残るための最低条件になりつつあります。
英語×AIで年収が二極化する理由
AI時代において、年収の二極化はすでに始まっています。そしてその分岐点になっているのが、英語×AIを使えるかどうかです。
これは努力や根性の問題ではなく、仕事の市場がどこにあるかという構造の問題です。
AIは「平均的な仕事の価値」を一気に下げる
AIが普及すると、真っ先に起きるのは「平均的な仕事の価値」が下がることです。
資料作成、翻訳、リサーチ、分析、文章作成など、これまでホワイトカラーの主要業務だった仕事は、AIによって誰でも一定水準以上でこなせるようになります。
その結果、
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そこそこのスキル
-
日本語だけ
-
国内市場向け
という条件の仕事は、単価が急速に下がっていきます。
なぜなら、AIを使えば誰でもできるからです。
英語ができると「市場」が一気に広がる
一方で、英語ができる人材は、最初から戦う市場が違います。
日本国内だけでなく、世界市場を相手に仕事ができるからです。
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海外企業との直接取引
-
グローバルプロジェクトへの参加
-
英語圏向けのサービスや情報発信
これらの仕事は、日本国内の相場とはまったく別の価格帯で動いています。
同じスキルでも、「日本向け」か「世界向け」かで、年収が大きく変わるのは当然です。
AIを使える人は「労働力」ではなく「増幅装置」になる
英語×AIを使える人材は、単なる労働力ではありません。
自分の能力を何倍にも増幅できる存在になります。
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1人で複数人分のアウトプット
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24時間、世界中の情報にアクセス
-
高速で仮説検証と改善ができる
企業やクライアントから見ると、こうした人材は「高くても欲しい存在」になります。
結果として、年収は上に引っ張られやすくなるのです。
英語ができないと、AIは「賃金を下げる装置」になる
逆に、英語ができない場合、AIは味方ではなくなります。
AIによって誰でも仕事ができるようになると、その仕事の単価は下がります。
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日本語だけ
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社内向け業務
-
代替可能な作業
こうした仕事は、「人である必要がない」領域に近づいていきます。
その結果、年収は下方向に引っ張られることになります。
同じAIを使っても、結果が真逆になる理由
ここが重要なポイントです。
英語×AIを使える人と、使えない人は、同じAIを使っていても結果が真逆になります。
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英語×AI → 生産性が上がり、単価が上がる
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日本語×AI → 代替されやすくなり、単価が下がる
この差は、時間が経つほど広がっていきます。
年収二極化は「能力差」ではなく「接続先の差」
AI時代の年収差は、能力そのものよりも、
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どの市場につながっているか
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どの言語で価値を提供しているか
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AIを武器にしているか、補助輪にしているか
といった接続先の違いで決まります。
英語ができる人は、AIを通じて世界市場につながる。
英語ができない人は、日本市場の中でAIと競争する。
この構造が、年収の二極化を生み出しています。
結論:英語×AIは「年収を守る最低ライン」になる
これからの時代、英語×AIは一部のエリートだけのものではありません。
むしろ、ホワイトカラーが年収を維持・向上させるための最低条件になっていきます。
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英語ができる
-
AIを使いこなせる
-
世界と直接つながれる
この3つを持つ人材は、AI時代でも選ばれ続けます。
逆に、どれかが欠けると、年収は静かに、しかし確実に下がっていくでしょう。
まずは3D ACADEMYへの留学をおすすめしたい理由
ここまで読んで、「英語とAIが重要なのはわかった。でも、何から始めればいいのか分からない」と感じている人も多いと思います。
結論から言えば、まずは英語を実際に使う環境に身を置くことです。
その最初の一歩として、フィリピン・セブ島の3D ACADEMYへの留学をおすすめしています。
英語は「勉強」ではなく「使用」で身につく
AIを使えば、英語の文法説明や単語の意味はいくらでも教えてくれます。しかし、それだけで英語が話せるようになることはありません。
英語は知識ではなく、使用経験の積み重ねだからです。
3D ACADEMYでは、
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毎日英語を使う生活環境
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マンツーマン中心の実践的な授業
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間違えても使わざるを得ない状況
が自然に作られています。これは、日本にいながらではなかなか得られない環境です。
AI時代だからこそ「対面の英語環境」に価値がある
オンライン英会話やAI英会話は便利です。しかし、それだけでは限界があります。
画面越しでは得られない、
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相手の表情
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間の取り方
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会話の空気感
こうした要素は、実際に対面で人と話すことでしか身につきません。
AI時代だからこそ、リアルな英語環境の価値はむしろ上がっていると感じています。
セブ島は「英語×AI時代の準備」にちょうどいい場所
セブ島は、
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英語を実践的に使える
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生活コストが比較的低い
-
多国籍な環境がある
という点で、英語×AI時代の準備をする場所として非常にバランスが取れています。
英語を「完璧に話せるようになる」ことよりも、
英語を使って考え、伝え、仕事につなげる感覚を掴むことが重要です。
最近は日本人以外の生徒も急増している
最近、3D ACADEMYでは日本人以外の生徒が大きく増えています。
アジア、中東、南米など、さまざまな国籍の生徒が集まる環境は、英語を「国際共通語」として使う感覚を養うのに最適です。
これは単なる英語学習ではなく、グローバルな価値観に触れる経験でもあります。
いきなり完璧を目指す必要はない
英語×AI時代において重要なのは、「今すぐ完璧になること」ではありません。
まず一歩踏み出し、英語を使う側に回ることです。
3D ACADEMYは、
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初心者でも始めやすい
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短期留学でも意味がある
-
社会人でも参加しやすい
という点で、最初の一歩として非常に現実的な選択肢です。
結論:最初の一歩として、3D ACADEMYへ
AI時代において、英語は「あると有利」なスキルではなくなりつつあります。
英語を使えるかどうかで、将来の選択肢そのものが変わる時代です。
だからこそ、悩み続けるよりも、
まずは3D ACADEMYで英語を使う環境に飛び込んでみることをおすすめします。
そこから先は、AIをどう使うか、どの市場で戦うかを考えればいい。
最初の一歩としては、それで十分です。
