2017/08/18

3D学校生活

【第4回 セブ夢セミナー】~ワーキングホリデーのリアル、その後のキャリアへ活かす~

2017/08/18
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3D ACADEMYを卒業後にどのようなキャリアを歩んでいこうか迷っている方、ワーキングホリデーに行くことは決まっているがそこで何をするかは決まっていない方も多くいるのではないかと思います。3Dでは、『英語勉強×キャリア×夢』をテーマに毎月ゲストを招いて、セミナーを開催しています。その名も、”セブ夢セミナー”! 「セブ島でつかむ夢」と題し、留学生の英語学習意欲の向上や留学を将来につなげるビジョンの育成を目的として、生徒さんへのセミナーを行なっています。司会は、会いに行けるキャリアカウンセラー・池田 源成さん、そして3D ACADEMY代表・Yuさんもジョインし、講演会・座談会・ゲストとの交流会の3本立てで行います^^

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今回のブログでは、第4回セブ夢セミナーの様子をお届けします!ゲストは、株式会社キャリアコンシェルジュ勤務•海外留学キャリアカウンセラーの野村 浩平さん!”世界を初めてみた学生時代””ワーキングホリデーのリアル””ワーホリをどのように今のキャリアに繋げたのか?”などについてお話頂きました!

野村浩平さんってどんな人なの?

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京都外国語大学卒業後、新卒を捨てて、そのままオーストラリアにワーキングホリデーへ。その期間は2年間。帰国後、バイリンガルエンジニアとしてグローバルネットワーク業務に従事。社内の英語教育事業の立ち上げに参画。紆余曲折の後、現在は株式会社キャリアコンシェルジュで海外留学キャリアカウンセラーとしてセブ島で活躍されています!セブ島では、就職フェア(源成さんと共に開催)やワークショッップ等を開催し、留学生のキャリア支援を行なっています。ちなみに、私も何度かお食事を一緒にしたことがあり、お世話になっている方です^^そんな新卒を捨てて海外へ飛び出した野村さんのストーリーをご紹介していきます!

初の海外!人生を変える出来事

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大学2年生と3年生の間に、オーストラリアへ1人旅が行ったのが、初めての海外。初海外ということもあり、英語圏で安全と言われているオーストラリアにされたそうです。現地を肌で感じられる町並み観光が好きな野村さん、1人旅ということもあり、現地ではユースホステルに泊待っていたそうです。イギリスやドイツなどの様々な人たちと共同生活。このユースホステルこそが野村さんのその後の人生に大きな影響を与えた場所なのです!

世界中各国の人々が泊まるユースホステル。ある日、宿泊者のパーティーが開かれ、ドイツ・フランス・中国など多国籍な人たちが集まっていました。そこで面白い光景を目にしたのです。ドイツ人同士が話すときはドイツ語、フランス人同士はフランス語、日本人同士は日本語で話していました。しかし、目の前でドイツ人とフランス人が話し始めると、急にスイッチが変わったかのように英語になる。ごく当たり前のことなのですが、すごい強烈なインパクトを受けたそうです!「あ、世界共通語は英語なんだな」「じゃあ、英語を話せるようにならなきゃ。話せることが普通なんだな」って。

それまでは、大学生ながらも卒業してすぐに就職することへの違和感を覚えていたそうです。一方で、大学院に進学して何かを専門的に勉強したいという訳でもない。ただ、海外に出たいと思っと瞬間だけ、早く卒業したいと思ったそうです。ということは、本当にやりたいことなんだなって。帰国後は、迷わずに留学エージェントに頭金を納め、新卒を捨てて海外に行かざるを得ない状況を作り出したのです!

さらなる海外、ドイツへ

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新卒を捨てようと決めた後は、まだオーストラリアしか行ったことがない状況だった野村さん。大学では、ドイツ語学科だったということもあり、ドイツへの40日間の1人旅へ。40日間ドイツだけを旅する人は珍しかったらしく、空港職員に何回も疑われたのだとか(笑)

真冬のドイツ。知り合いもいない土地での1人旅で、最初は精神的にダメになったこともあるそうです。だが徐々に、知り合いもでき、旅も楽しくなっていく。都市から都市へ、毎日が出会いと別れ、出会いの中でたくさんの刺激を受けたそうです。

また、1人で歩くドイツの雪道。野村さんが自分と向き合える大切な時間。海外では、日本と異なる環境という不便さがあり、不便さがあるからこそ自分と向き合える時間がある。ドイツで自分と向き合っている時は、オーストラリアでどんなことにチャレンンジしたいかをずっと考えていたそうです。

オーストラリアでのワーホリ、そのリアル。

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みなさん、オーストラリアへのワーホリは最大で2年行けますが、2年行くには何をしなければならないかご存知ですか?英語力とかではないんです。第1次産業で、3ヶ月間働かないといけないんです。正確には、実質勤務労働日が3ヶ月。なので6ヶ月くらい農場などにいる場合もあるとのこと。野村さんの場合は、フルーツ農場で働き、マンゴーやぶどうなどのフルーツを採っていたそうです。とても過酷な労働。1箱12.5キロの箱を1日1,000箱運んでいたのだとか。さらに、マンゴーアレルギーの発症。現在はセブにいらっしゃいますが、マンゴーは食べられないそうです。さらに過酷なのは、農場で泊まっていた部屋。狭い部屋に大人数が泊まる状況でした。みんな働いて帰ってくるので、独特な臭い。ただ、不思議なことに3日ぐらいで慣れるそうです。

また、働いていたのは農場だけではありません。いろんな仕事を体験できるチャンスがあるのが、ワーキングホリデービザの強み。野村さんは、日本食レストラン・現地のツアーガイド・コールセンンター業務・犬のトリマーのアシスタントなどもやられていたそうです。さらに、新卒を捨てていたので、就労経験を積みたかった野村さん。オーストラリアの2つの学校でインターンシップを経験。1つは、現地の小学校から高校までの一貫校のビジネスアドミン。同僚は、ほぼオーストラリア人だったそうです。ただ頑張って働こうとすると、「働きすぎなくていいよ」と言われてしまう状況。これはまずいなとお思いながら2年目に突入。働く職場を帰るべく、観光マップで語学学校を印し、飛び込みでインターンシップを申し込み、採用をもらう。そこで様々なことにチャレンジしていると、地球の歩き方よりインタビューを受け、「ワーキングホリデー完ペキガイド」にその記事が載ったそうです!

留学経験やワーホリ経験をキャリアへ活かすには

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野村さん曰く、”何事にも目標地点が必要”!ワーホリは、唯一ニートができるビザ。学生ビザや労働ビザとは異なるビザです。本当に何もしなくても良いビザだが、その後のキャリアに繋げるためには、何か目標を定めた方が良い。何をやりたいのかを考えることが大切だそうです。”自分と向き合って、自分を知る”。野村さんの場合は、ドイツでの1人旅の時やオーストラリアでのワーキングホリデーの際に、それまでしてきたことの棚卸しやマインドマップの作成などを行なっていたそうです。そのように自分と向き合い、自分は何がしたいのか、どんな成長をしたいのかを考えていきましょう!

最後に、野村さんの好きな古い英語の詩、そしてメッセージをご紹介します。
“Full many a flower is born to blush unseen.And waste its sweetness on the desert air”
(たくさんの花が見られずに咲いている。すごいいい匂いのする花だけれど、砂漠の風の中でその匂いもかき消され無駄になっている。)

みんな、1人ひとりいい匂い(才能)を持っており、それを伝えるすべを持っていないと、世の中には伝わりません。その広める役目を担う”風”になりうるのが、”英語”。逆に風だけ吹いていてもだめ。”自分の専門性×英語”で、世界へ羽ばたいていきましょう!

最後に

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野村さんの講演の後は、座談会・そしてゲストの人との交流会が行われました!これは、毎回行われていることであり、ゲストの人に気になったことを直接質問することができますので、この機会を逃さずどんどん質問していってくださいね!もちろん、池田 源成さんや3D ACADEMY代表のYuさんへも質問することも可能です!

みなさん何かの目的をそれぞれセブに来られていると思います。特に将来海外でキャリアを築いていきたい人、このセブ夢セミナーをきっかけに何かを掴んで頂けたらと思います。毎月1回開催されます。参加費は無料!みなさんぜひ参加してみてくださいね!

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