2025/06/22
目次
SNSでの発信、動画編集、写真、デザイン、イラスト、ライティングなど――
自分の「得意」や「好き」を活かして、セブ島での留学に挑戦できるのが一芸留学です。
しかもこの制度、実はとても魅力的。
採用されれば、最大で4週間分の学費と滞在費が免除され、本人は現地での実費(航空券・現地費用・SSP等)を負担するだけで済むという、非常にありがたい制度なんです。
「お金がないけど、どうしてもセブ島に行きたい」
「自分のスキルを現地で試してみたい」
そんな方にとっては、まさに夢への扉が開くチャンス。
…ですが、ここでひとつ、知っておいてほしいことがあります。
一芸留学は年々人気が高まり、応募者も増加中。倍率が10倍以上になることも珍しくありません。
それにもかかわらず、実際に届く応募の中には、こんな一言だけのものが少なくありません:
「動画編集できます。よろしくお願いします。」
「SNSで紹介したいです。応募します。」
気持ちはとても嬉しいです。でも、残念ながら、これだけではあなたの魅力やスキルは伝わりません。
「一芸」は、ただ“できる”と言うだけでは評価できないのです。
どんなジャンルでも「見せられるもの」「伝えられる熱意」「具体的な提案」があってこそ、
選考する側も「ぜひ会ってみたい!」と思えます。
この記事では、倍率の高い一芸留学に本気でチャレンジしたい方に向けて、
どんな応募が歓迎されるのか、どうすれば自分の強みが伝わるのか、
そして、どんな人が実際に選ばれているのかをわかりやすくお伝えしていきます。
“やってみたい”気持ちは大歓迎。
でもその前に、“伝え方”の工夫を少しだけ意識してみませんか?
一芸留学は、最大4週間分の学費と滞在費が免除される特別な制度です。
これは金額にすると、約20万円相当、あるいはそれ以上のサポートになることもあります。通常の留学生が支払う費用の多くを免除するということは、それだけ学校側も「信頼して任せられる人」を選びたいという思いがあります。
しかし、実際に届く応募の中には、
自己紹介が一切ない
ポートフォリオの提示なし
やりたいことも書かれていない
「応募します。よろしくお願いします。」の一言だけ
といった極めて情報の少ない内容が目立ちます。
正直なところ、そういった応募を見るたびに、
「これで20万円分の支援をお願いするつもりなのか…?」と感じてしまうのです。
スキルがあるかもしれない、やる気があるかもしれない――
でも、それが一切伝わってこない応募では、選考の土俵にすら乗れません。
✉️「動画編集できます」
✉️「SNSフォロワー1万人います」
こうした一言では、本当に力があるのか、何ができるのか、どんなスタイルなのかが全くわかりません。
特にクリエイティブな分野で活躍したいと思っているなら、
自分の作品やスキルをどう伝えるかは、すでに「選考」の一部です。
なぜこの留学を希望するのか
どんなスキルを持っているのか
具体的にどんな形で学校に貢献できるのか
自分の作品やSNSの実績がどこで見られるのか
こういった情報があるかないかで、選ばれるかどうかは大きく変わります。
ここだけの話ですが――
一芸留学への応募メールのうち、実は半分以上が“最初の1通”で落選しています。
その理由はシンプルです。
内容が不十分で、判断材料がまったくないから。
自己紹介がない
何ができるのかがわからない
実績や作品の提示がない
提案や意欲が伝わってこない
これでは、どれだけスキルがあっても、その人が信頼できるか、現地で本当に動けるか、判断のしようがありません。
例えるなら:
就職の面接に「やる気はあります!」とだけ言って履歴書も提出せずに来るようなものです。
もちろん、全員がプロではありません。
実績が少なくても、スキルに自信がなくても構いません。
でも、「これから頑張りたい」という思いが伝わる努力があるかどうかは、応募の時点ではっきり見えます。
だからこそ、「一言メール」や「箇条書き3行」では、どんなに中身のある人でも、もったいない落選をしてしまっているのです。
一芸留学の応募メールに必要なのは、「自分がどんな人で」「何ができて」「現地でどう貢献したいか」を簡潔に、でも誠実に伝えることです。以下のような構成を意識するだけで、グッと印象が変わります。
件名:一芸留学応募のご連絡(SNS/動画編集など)
はじめまして。〇〇と申します。
一芸留学の制度を拝見し、ぜひ応募したくご連絡いたしました。
私は現在、〇〇を中心に活動しており、これまでに以下のような実績があります。
SNS運用(Instagramフォロワー約5,000人/個人ブランドで運用中)
ショート動画の編集(After Effects/Premiere Pro使用歴3年)
ポートフォリオはこちら:https://○○○○
今回の一芸留学では、セブでの滞在中に以下のようなアウトプットを予定しています:
3本以上のSNS投稿用リール動画制作
学校紹介コンテンツのテンプレート作成
自身のSNSを通じたリアルな現地体験の発信 など
留学を通じて自分のスキルをさらに実践的に伸ばしつつ、学校の魅力を第三者目線でしっかり伝えていきたいと考えています。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
件名:応募します
本文:動画編集できます。よろしくお願いします。
→ 何ができるのか、どんな経験があるのかが一切伝わりません。最も多く即落選になるパターンです。
件名:一芸留学応募(動画編集希望)
本文:はじめまして。動画編集を日常的に行っており、これまでにYouTubeチャンネルの運用経験や商品PR動画の制作経験があります。
サンプル動画はこちら(URL)。セブ滞在中は学校紹介や体験レポートを動画にまとめ、現地の雰囲気を映像で伝える活動を予定しています。
SNSで発信できます。フォロワー8,000人います。詳細教えてください。
→ 自慢っぽく聞こえてしまううえ、こちら側に“提案”がないため、受け身の印象になってしまいます。
Instagram(フォロワー8,000人)で英語学習・海外生活に関心のある20代女性層を中心に発信しています。セブ滞在中には現地の生活や授業の様子をリアルに発信し、学校への関心を高める投稿を計画しています。ご興味いただけましたら、ぜひ詳細をご案内ください。
一芸留学は、単なる“スキル披露の場”ではありません。
あくまで、3D ACADEMYという実在する英語学校が、あなたに“信頼して託す”という判断をするかどうかの制度です。
ですから、採用の可否を左右するのは、「すごいことができる人かどうか」ではなく、
“この人にお願いしたら、ちゃんと任せられそう”と思えるかどうかに尽きます。
その判断材料として、最低限、以下の3つは必要です:
「どんな人が応募してきているのか」がわからない応募は、どれだけスキルがあっても信頼につながりません。
ニックネームだけ、SNSのリンクだけでは、学校側は選びようがないのです。
3D ACADEMYが数ある応募者の中からあなたを選ぶ理由は、あなた自身が説明する必要があります。
「できること」だけでなく、「なぜ自分がやりたいのか」「なぜ3Dでやりたいのか」まで書けると、説得力がぐっと増します。
学校は、あなたの活動を通じて何かプラスの効果があることを期待しています。
例えば:
学校のSNSやWebサイト用の動画を撮影・編集したい
現地でのリアルな体験を発信し、留学検討者の不安を取り除く情報を届けたい
学生インタビューや体験記事を制作し、説得力のあるコンテンツを残したい
こういった**“具体的な提案”がある応募は、圧倒的に強い**です。
応募の段階でここまで丁寧に伝えることができる人は、実はそう多くありません。
だからこそ、しっかり準備して臨めば、選考通過の可能性は確実に高まります。
一芸留学は「選ばれること」が目的ではなく、選ばれたあとに本当に力を発揮できるかどうかが大事です。
だからこそ、最初のメールから「この人と一緒に面白いことができそう」と思ってもらえるような工夫をしてみてください。
「気合を入れて書いたメール」は、それだけで他の応募者と一歩差がつきます。
フィリピン留学・セブ島留学なら3D ACADEMYへ。当校では、マンツーマン授業だけでなく、「未来に繋がる留学」をテーマに、将来的に英語を活かせる様な+αの技術や経験を習得できる学校サービスをご提供しております。