2025/06/9
目次
**「オタップ(Otap)」**は、セブ島を代表するローカルスイーツのひとつ。
一見すると日本のパイ菓子にも似ていますが、サクサクとした繊細な食感と、ほんのりとした優しい甘さが特徴の、フィリピン発祥の焼き菓子です。
楕円形に広がった薄い層が何層にも重なり、表面にはシャリッとしたグラニュー糖がまぶされており、かじるとほろっと崩れるような軽やかさ。
お茶うけや軽食にもぴったりで、現地の人にとっては「懐かしいおやつ」として親しまれてきました。
オタップは元々、セブ市近郊で代々ベーカリーを営んできた家庭から広まったと言われています。
中でも有名なのが、セブ市内に本店を構える「Shamrock(シャムロック)」ブランド。1950年代から続く老舗で、オタップといえばShamrockというほどの知名度を誇ります。
セブ島発祥のこのお菓子は、現在ではフィリピン全土のスーパーや空港でも買えるほど一般的になりましたが、本場・セブ島で買うオタップはひと味違うと、リピーターやお土産通のあいだで根強い人気を保っています。
オタップは見た目も可愛く、軽量で持ち運びやすいことから、セブ島のお土産としても非常に人気の高い商品です。
✔ 軽くてかさばらない
✔ 値段が手ごろ(1箱100〜200ペソ台)
✔ 日持ちする(賞味期限6か月〜)
✔ ローカル感があって話題になる
しかも、フィリピンの他地域ではなかなか買えない“セブ島ならでは”の伝統菓子という希少性もポイントです。
実際にオタップを食べると、まず印象に残るのはそのパリパリ、サクサクとした心地よい食感。
そのあと、バターと小麦の香ばしい風味がふわっと広がり、さらにグラニュー糖のほのかな甘さがアクセントになります。
紅茶やコーヒー、ミルクティーとの相性も抜群で、日本でいう“源氏パイ”のような存在感とも言えるでしょう。
オタップは、セブ島のお菓子の中でも特に「日本人のお土産ニーズ」と相性が良い伝統スイーツです。
ここでは、実際にお土産として選ばれる理由を、5つの観点から整理してご紹介します。
オタップの最大の魅力は、なんといっても軽やかで上品な食感と香ばしさ。
一枚のサイズは手のひらほどで、薄く層になったパイ生地を一口かじると、「パリッ、サクサクッ」とした音が心地よく響きます。
砂糖の甘さも強すぎず、ほんのりとした優しさが残る絶妙な味加減。日本のお菓子に例えるなら「源氏パイ」と「パイの実」の中間のような、どこか懐かしくも南国らしい一品です。
フィリピンのお菓子の中には、ドライマンゴーのように袋がベタついたり、瓶入りの調味料のように重くて割れやすいものもありますが、オタップは軽量で比較的割れにくいのがポイント。
袋入り/箱入り/プラスチックトレイ入り などパッケージ展開も豊富
スーツケースのすき間に入れられる
まとめ買いしても重くならない
帰国時に「あと何か1つだけ足したい」と思ったときにちょうどいいサイズ感と価格帯なのも、リピーターが多い理由です。
オタップは1箱100〜150ペソ程度(約300〜420円)で購入できる商品が多く、費用対効果のバランスが非常に高いです。
小箱なら50ペソ前後のものもあり、ばらまき用にもぴったり。
しかも、お土産店やスーパーでは**「3個で○○ペソ」「10箱セットで割引」といったまとめ買いセール**もよく行われているため、家族・職場・友人への複数配布に最適です。
セブ島発のお菓子ということもあり、パッケージに「Cebu」や「Philippines」の文字が入っているものが多く、旅行のお土産らしい雰囲気が出せます。
また、ブランドによってはココナッツやパイナップルといった絵柄が入っているデザインもあり、ビジュアル的にも華やか。
「いかにも海外のローカルスイーツ」という印象が伝わりやすく、話題性も抜群です。
最後に大事なポイントとして、オタップはフィリピン全土で流通しているわけではありません。
特に本場の「Shamrock」製や「Titay’s」製は、セブ島周辺か空港でしか手に入らない商品であり、首都マニラでもなかなか見かけません。
そのため、オタップを渡すと**「えっ、セブ島行ったんだ!」と分かりやすく伝えられる**お土産として重宝されているのです。
評価項目 | 評価 |
---|---|
持ち運びやすさ | ★★★★★(軽量・安定) |
価格の手ごろさ | ★★★★★(100〜150ペソ) |
日本人向けの味 | ★★★★☆(優しい甘さ) |
ローカル感・話題性 | ★★★★☆(セブ島限定) |
ギフト映え | ★★★★☆(箱入り多数) |
セブ島でオタップを買うなら、「どのブランドを選ぶか?」が重要なポイントです。
ここでは、特に有名で人気のある2ブランドを中心にご紹介します。
1950年代創業の老舗ベーカリー
セブ市内に本店があり、“本場の味”として定番人気
パイの層が多く、サクサク感が強い
甘さは控えめ、ほんのり塩気があるのも特徴
初めての人/失敗したくない人に◎
お土産としての信頼度が高く、パッケージも上品
SMシーサイド・アヤラモール・空港でも購入可
オタップ発祥地のひとつ「カルカル市」の老舗ブランド
厚めの生地で、ザクザクした食感
シャリっとしたグラニュー糖の存在感があり、甘さしっかりめ
少し濃い味が好きな人におすすめ
郊外の市場やKulturaなどで見かけることが多い
素朴で懐かしい味を求める人にぴったり
ブランド名 | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|
La Fortuna | やわらかめ&控えめな甘さ | 子どもや高齢者にも◎ |
Local no brand(市場品) | 安い/風味に個体差あり | 価格重視/お試し向け |
初心者・ギフト用:Shamrock
甘党・通向け:Titay’s
コスパ重視:ローカル市場の無名ブランド
オタップはセブ島の定番スイーツなので、観光・ショッピングのついでに立ち寄れる場所で簡単に手に入ります。
ここではおすすめの購入スポットを4つに絞ってご紹介します。
Metro SupermarketやKulturaなどでShamrock製の箱入りが購入可能
ギフト用・まとめ買いにも便利
館内が広いため、案内カウンターで売り場を確認するとスムーズ
Rustan’sやギフトショップでShamrock、Titay’sどちらも取り扱いあり
ラッピング済みのセット商品も多く、会社・職場向けに最適
買い忘れ対応に便利!
小サイズ/個包装/免税エリアでも販売あり
やや割高(1.5〜2倍)だが確実に入手できる
カルボン市場やカルカル方面の町のベーカリーでTitay’sや無名ブランドが豊富
手作り感のある素朴な味が多い
衛生面・保存状態に注意が必要
目的 | 場所 |
---|---|
観光のついでに安心して買いたい | SMシーサイド or アヤラモール |
大量買い・ギフト用途 | モール内Kultura/スーパー |
安くて素朴な味を探したい | ローカル市場・郊外ベーカリー |
忘れたときの最終手段 | 空港内ショップ |
オタップはお手頃価格で複数買いしやすいのが最大の魅力です。
容量 | 価格の目安 | コメント |
---|---|---|
小箱(4〜6枚) | 約50〜80ペソ | ばらまき向き、軽量 |
中箱(10〜12枚) | 約100〜130ペソ | 定番サイズ |
大箱(20枚以上) | 約150〜200ペソ | ギフト・家族向け |
※ブランドや販売場所により上下あり。空港は約1.5倍
モールのスーパー or Kulturaがバランス良し
3箱セットで割引されることも多い
ローカル市場では割安だが、賞味期限や包装に注意
パイ生地なので、強い圧で崩れやすい
箱入りでも中は仕切りがないものも多い
袋タイプはなおさら注意が必要
スーツケース中央部に入れて、衣類で包む
箱入りは横向きにしない
割れを気にしないなら袋タイプも◎(自分用に)
プチプチ(ギフト用保護)
ジップロック(割れたときの砂糖飛散防止)
ビニール袋(外袋が破れたときの保険)
1箱100ペソ前後でコスパ抜群
割れやすいので梱包にひと工夫を
箱タイプを選べば見た目&持ち運びの両方に◎
オタップはセブ島ならではのサクサク軽やかな伝統スイーツ。
価格も手ごろで見た目も可愛く、万人受けするお土産として非常に優秀です。
セブ島の本家本元、信頼と安定の味
サクサク感とほどよい甘さで万人向け
モール・空港で入手しやすい
甘さ強めで食べごたえあり
素朴なローカル感が魅力
市場やKultura向き
ややしっとり系、子ども・高齢者にも◎
モールやベーカリーでひっそり人気
用途 | ブランド |
---|---|
はじめて買う/ギフト | Shamrock |
甘党/素朴な味好き | Titay’s |
軽いおやつ/まとめ買い | 無名ローカルブランド/小袋タイプ |
「セブ島らしいお土産を渡したい」なら、まずはオタップを選べば間違いなし。
軽くて安くて喜ばれる、そんな理想のローカルスイーツです。
次のセブ旅では、**あなたのお気に入りの“推しオタップ”**をぜひ見つけてください!
フィリピン留学・セブ島留学なら3D ACADEMYへ。当校では、マンツーマン授業だけでなく、「未来に繋がる留学」をテーマに、将来的に英語を活かせる様な+αの技術や経験を習得できる学校サービスをご提供しております。
2020年最新情報!【7Dドライマンゴー】セブ土産と言えばコレ!品切れ続出!?人気の理由とお得情報「7Dマンゴー工場」って??