セブ島留学とオーストラリア留学の費用比較(2025年版)

1. はじめに

留学先を決めるとき、最初に気になるのは「どこが安いか」「どこで効果が出やすいか」という点ではないでしょうか。
同じ英語留学でも、国や都市によって授業料・滞在費・生活費は大きく異なります。

特にフィリピン・セブ島オーストラリアは、どちらも日本人に人気の留学先ですが、その特徴は大きく違います。
セブ島はマンツーマン授業を低価格で受けられ、短期間で基礎力を伸ばしやすいのが魅力。
一方、オーストラリアは生活全般が英語環境で、実践的な英会話力を身につけやすい反面、費用は高めです。

この記事では、セブ島とオーストラリアの費用や特徴を比較した上で、さらに英語力を最大化する方法として、
**「3か月セブ島+1か月オーストラリア+そのままオーストラリアでワーホリ」**という2か国留学プランもご紹介します。


2. セブ島留学の費用(3DアカデミーESLコース)

セブ島留学の大きな魅力は、授業料・宿泊費・食事代がすべて込みのパッケージ料金で、1日6〜8時間のマンツーマン授業を受けられる点です。
特に英語初心者や短期間でスピーキングを伸ばしたい人にとって、コストパフォーマンスは非常に高くなります。

授業料+寮費(内部寮1人部屋)

期間 コース費用 入学金(¥15,000)含む合計
4週間 ¥259,400 ¥274,400
8週間 ¥514,000 ¥529,000
12週間 ¥773,500 ¥788,500
24週間 ¥1,542,100 ¥1,557,100

※内部寮は2〜6人部屋も選べ、人数が多いほど費用はさらに安くなります。


現地諸費用(4週間の場合の目安)

  • SSP(就学許可証):約33,000円

  • 教材費:約2,700円

  • 管理費:約5,500円

  • 電気代:1,500〜3,000円程度

  • 空港ピックアップ:約4,100円
    → 合計:約4.5万円


航空券(日本〜セブ島往復)

  • 約6〜10万円(時期・出発地により変動)


3. オーストラリア留学の費用(大都市・学生寮/シェアハウス)

オーストラリア留学は、英語圏の中でも日本から比較的近く、温暖な気候と治安の良さで人気があります。
ただし、シドニーやメルボルン、ブリスベンなどの大都市は物価が高く、滞在費が留学費用全体の大きな割合を占めます。
成人留学ではホームステイよりも学生寮やシェアハウスでの自炊が主流です。


授業料+滞在費(4週間の目安)

  • 授業料(週20時間程度のグループ授業):20〜25万円

  • 滞在費(光熱費込み・個室または相部屋):15〜22万円

  • 食費(自炊):3〜5万円(外食中心だとさらに高額)


航空券(日本〜オーストラリア往復)

  • 約8〜15万円(時期・出発地により変動)


現地諸費用

  • 教材費:約5,000〜15,000円

  • 学生ビザ申請費:約3〜4万円(90日以上滞在の場合)


4. 総費用比較(4週間留学の場合)

セブ島(3Dアカデミー内部寮1人部屋)と、オーストラリア(大都市の語学学校+学生寮/シェアハウス)を同じ4週間で比較すると、以下のようになります。

項目 セブ島(内部寮1人部屋) オーストラリア(学生寮/シェアハウス)
授業料・滞在費 約27.4万円(3食込み) 約35〜47万円(食費別)
現地諸費用 約4.5万円 約1〜2万円
航空券 約6〜10万円 約8〜15万円
食費 0円(含まれる) 約3〜5万円
合計 約37.9〜41.9万円 約47〜69万円

差額のポイント

  • 4週間で10〜27万円の差が出る

  • 航空券・滞在費・食費の3項目でセブ島が圧倒的に低コスト

  • セブ島は全ての費用込みなので、予算管理がしやすい


5. 費用以外の比較ポイント

費用面ではセブ島が優位ですが、留学先を選ぶ際には授業内容・生活環境・英語使用環境も重要です。
ここでは、両国の特徴を比較します。


授業形態

  • セブ島:マンツーマン授業が中心(1日6〜8時間)で、発話量が圧倒的に多く、苦手分野を徹底的に強化できる。

  • オーストラリア:グループ授業が中心(1日4〜5時間)で、多国籍のクラスメイトとディスカッションやアクティビティを通じて学べる。


生活費と利便性

  • セブ島:授業料・宿泊費に3食込み、外食も1食500円〜と格安。学校・寮・食堂が同じ敷地内にあることが多く、通学時間ゼロ。

  • オーストラリア:滞在費に食事が含まれないか週数回のみ。外食は1食2,000円以上が普通で、学校と滞在先が離れているケースも多い。


英語環境

  • セブ島:英語初心者にも安心のサポート環境。校内では英語使用ルール(EOP)を設定する学校も多い。

  • オーストラリア:生活全般が英語環境で、買い物・交通・アルバイトなどあらゆる場面で英語を使うことになる。


6. おすすめプラン:セブ島+オーストラリア2か国留学

英語力を効率よく伸ばし、その後のキャリアやワーキングホリデーにつなげたい方には、
**「3か月セブ島+1か月オーストラリア+そのままオーストラリアでワーホリ」**という2か国留学プランがおすすめです。

オーストラリア留学前にセブ島留学して2か国留学がおすすめな理由


プラン概要

  1. 3か月セブ島(集中マンツーマン学習)

    • 文法・発音・スピーキング基礎を徹底的に固める

    • 低コストで1日6〜8時間の集中授業

    • 費用:約79万円(航空券・現地諸費用込み)

  2. 1か月オーストラリア(実践+生活適応)

    • 現地生活に慣れながらグループ授業で会話力を実践強化

    • 費用:約60万円前後(航空券・滞在費込み)

  3. そのままオーストラリアでワーホリ

    • すでに英語基礎+現地生活経験があるため、仕事探しや人間関係構築がスムーズ

    • ワーホリ開始時点で面接や職場で困らないレベルを目指せる


メリット

  • 基礎と実践の両方を短期間で習得

  • セブ島で安く英語基礎を完成 → オーストラリアで現地英語に適応

  • ワーホリ開始時点で英語面接に通る可能性が高まる

  • 費用を抑えつつ、長期滞在の準備ができる

フィリピン・セブ島留学後に最適!ワーキングホリデービザ(ワーホリ)徹底解説【2025年版】


7. まとめ

  • 費用面では、セブ島留学はオーストラリア留学より1か月あたり10〜27万円安く、授業料・宿泊費・食事代込みで予算管理がしやすい

  • セブ島はマンツーマン授業中心で短期間でも英語基礎を固めやすい

  • オーストラリアは生活全般が英語環境で実践的だが、費用は高め


最適な選び方

  • 短期間で英語の基礎を固めたい人 → セブ島留学

  • 現地で英語を使いながら生活したい人 → オーストラリア留学

  • 基礎+実践の両方を確実に身につけたい人 → 「3か月セブ島+1か月オーストラリア+ワーホリ」


この2か国留学プランなら、セブ島で安く英語力を伸ばし、そのままオーストラリアで即戦力として働けるレベルを目指せます。
費用対効果と成果の両方を求めるなら、まさに最強の組み合わせといえるでしょう。

よくある質問(FAQ)

Q1. 本記事の比較前提は?

セブ島は3DアカデミーESLコースの内部寮1人部屋(3食込み)を基準、オーストラリアは主要都市(シドニー/メルボルン/ブリスベン等)の語学学校+学生寮またはシェアハウス(自炊)を基準に比較しています。※セブ島は2〜6人部屋を選べばさらに安くなります。

Q2. 3Dアカデミーの料金に含まれるものは?

授業料、寮費、1日3食、無料インターネット、洗濯、掃除サービスが含まれます。別途、入学金15,000円が必要です。

Q3. 料金に含まれない費用は?(セブ島・現地精算)
  • 航空券、海外保険
  • 電気料金(メーター制)&管理費(500ペソ/週
  • VISA延長費用、SSP(12,040ペソ)、(8週以上)ACR I-Card
  • 教材費(例:4週で約1,000ペソ
  • 空港ピックアップ:1,500ペソ(特定時間帯は2,000ペソ
  • デポジット:1〜19週 4,500ペソ/20週以上 9,000ペソ
Q4. セブ島の部屋タイプで費用はどれくらい変わる?

内部寮は1人/2人/3〜6人部屋の設定があり、人数が増えるほど週あたりの料金が下がります。本比較は1人部屋ですが、複数人部屋にすると総額はさらに下がります。

Q5. ホテル寮・外部寮の追加料金は?
  • YELLOホテル寮:+10,000円/週
  • Prestigioホテル寮:+7,500円/週
  • MIT外部寮:+5,000円/週
Q6. オーストラリア側の月額費用の内訳は?
  • 授業料(週20h程度):20〜25万円
  • 滞在費(寮/シェア、光熱費込み):15〜22万円
  • 食費(自炊):3〜5万円(外食中心で増加)
  • 教材費:5,000〜15,000円
  • 90日以上は学生ビザ申請費の目安:3〜4万円

航空券の目安:日本⇔オーストラリア往復 8〜15万円(時期により変動)。

Q7. 4週間の総額はどれくらい差がある?

目安では、セブ島約38〜42万円に対し、オーストラリア約47〜69万円
差額は約10〜27万円です(為替や時期で変動)。

Q8. 2カ国留学(3か月セブ島+1か月オーストラリア)のメリットは?
  • セブ島でマンツーマン中心に基礎とスピーキングを短期集中で強化
  • オーストラリアで実生活×グループ授業により実践力を仕上げ
  • その後のワーキングホリデーでの仕事探し・生活適応がスムーズ
Q9. 2カ国留学の概算費用は?
  • セブ島3か月(授業・寮・3食+現地費用+往復航空券):約79万円 目安
  • オーストラリア1か月(授業・滞在+食費+往復航空券):約60万円前後 目安

合計の目安は約139万円前後(時期・為替・都市により上下)。

Q10. オーストラリアのワーホリは誰でも行ける?

年齢や国籍などの条件があり、要件・申請料・滞在可能期間は変更されることがあります。
最新の政府情報(ビザ種類・条件・必要書類)を必ず確認してください。

Q11. 学校選びのポイントは?
  • セブ島:マンツーマン比率、1日の授業時間、寮の設備・食事の質、電気代精算ルール
  • オーストラリア:ロケーション(通学時間)、クラス国籍比率、寮/シェアの契約条件(ボンド/光熱費込み/最低滞在期間)
Q12. 為替や料金の変動リスクはある?

あります。為替(円安/円高)や学校側の料金改定、サーチャージ等で総額は変動します。見積り時点と渡航時点で差が出る可能性があるため、最新見積りの取り直しを推奨します。

Q13. 支払いの流れは?

出発前に学費・宿泊費(入学金15,000円含む)を支払い、SSPやVISA延長、ACR、管理費、電気代、教材費、デポジット等は現地到着後に精算となります。

Q14. 最短どれくらいの準備期間が必要?

セブ島は比較的短期間でも手配可能ですが、繁忙期は満室になることがあります。オーストラリアはフライト・滞在先確保・ビザ準備を考えると1〜3か月程度の余裕があると安全です。

Q15. もっと費用を下げるコツは?
  • セブ島:2〜6人部屋を検討/電気代節約/閑散期に渡航
  • オーストラリア:自炊中心/郊外のシェア物件も比較/長期割引のある学校を選ぶ
  • 航空券:早期予約・曜日/経路の柔軟化でコスト最適化
Q16. 個別の見積りや相談はできる?

可能です。簡易お見積り/メールお問い合わせ/お申し込み/個別相談をご利用ください。電話受付は平日9:00〜18:00です。

Q17. 注意事項は?

掲載の金額は目安であり、告知なく変更される場合があります。最新の料金・空室状況・ビザ要件・為替レートを必ずご確認ください。

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