小学生向けセブ島親子留学|勉強と遊びのバランス

はじめに

小学生のうちに海外で英語を学ばせたい――そう考えるご家庭に人気なのが「セブ島親子留学」です。
フィリピン・セブ島は日本から直行便で約4〜5時間、時差も1時間と少なく、親子で安心して滞在できる環境が整っています。

特に小学生年代は、英語の吸収力が高く、好奇心も旺盛。
セブ島では、“勉強と遊びをバランスよく両立できるカリキュラム” が充実しており、午前中はマンツーマン英語レッスン、午後はプールやビーチでリラックス、という理想的な1日が実現できます。

この記事では、小学生向けのセブ島親子留学を検討している方向けに、

  • どんなカリキュラムがあるのか

  • 勉強と遊びをどう両立するのか

  • 費用やスケジュールの目安
    などをわかりやすく解説します。

「英語を学びながら、南国の自然も満喫できる」――そんな体験を親子で叶えるための具体的なヒントを、ここで紹介していきます。


小学生向けセブ島親子留学とは?

セブ島の親子留学は、親子で一緒に英語を学びながら海外生活を体験できる留学スタイルです。
特に小学生(6〜12歳)を対象としたプログラムは、英語の基礎力を育てると同時に、異文化に触れ、自立心を育むことを目的としています。

セブ島はフィリピンの中でも教育水準が高く、英語を公用語として使用する国。
先生たちは英語を母語のように話し、発音もクリアでフレンドリー。
初めて海外に行く子どもでも、楽しみながら自然と英語に慣れていける環境です。


小学生留学が人気の理由

  1. 英語を「教科」ではなく「生活の中」で学べる
    学校やカフェ、ショッピングモールなど、英語を使う場面が毎日あります。
    子どもたちは「話したい」「伝えたい」という気持ちから自然にスピーキング力を伸ばします。

  2. 親子で同じキャンパスに滞在できて安心
    保護者は同じ学校で大人向けコースを受講したり、カフェでリモートワークをしたり。
    子どもの授業の様子を見守れる環境が整っています。

  3. 学びと遊びが両立できる南国ロケーション
    午前はしっかり勉強、午後はビーチやプールでリフレッシュ。
    勉強へのモチベーションを保ちやすく、集中力が続きやすいのが特長です。


小学生期に親子留学するメリット

この年齢で海外留学を経験する最大のメリットは、「英語を怖がらない感覚」を早くから身につけられること。
文法やテストよりも、“英語で話す楽しさ” を体感できるのがセブ島の学び方です。

また、外国人の先生や多国籍の友達と触れ合うことで、

  • 異文化への理解

  • 他者への思いやり

  • 新しいことへのチャレンジ精神
    が自然に育ちます。

親子一緒に滞在することで、親も子もそれぞれに刺激を受け、「一緒に成長できる時間」を共有できるのが、セブ島親子留学の最大の魅力です。


小学生留学のおすすめ時期と期間

小学生向けのセブ島親子留学は、年間を通していつでも参加できますが、実際には日本の学校カレンダーに合わせて計画する家庭がほとんどです。
無理なく実現するためには、長期休暇を利用する短期留学と、休学または転校を伴う中長期留学のどちらを選ぶかを考えるのがポイントです。


短期留学(1〜2週間)

夏休みや春休みを利用したサマープログラム型が代表的です。
セブ島の語学学校では、7〜8月、3月を中心に小学生向け親子プログラムを多数開講しています。

  • 午前:英語レッスン(マンツーマン+アクティビティ)

  • 午後:リゾートや観光体験

  • 週末:アイランドホッピングなどの親子イベント

英語を学びながら「南国リゾートで家族旅行」も楽しめる内容で、初めての留学としても人気です。
また、短期間でもリスニング・スピーキングへの抵抗感がなくなるという大きな効果が期待できます。


中期留学(3週間〜3か月)

少し時間に余裕がある家庭におすすめなのが、3週間〜3か月の中期留学。
英語学習を定着させるには、最低3週間以上の継続学習が効果的とされています。

この期間では、

  • 日常会話を英語でスムーズにこなせるようになる

  • 海外での生活習慣に慣れる

  • 子どもが自信を持って話し始める

といった成果が見られます。
また、学校によっては地元のインターナショナルスクール体験やボランティア活動ができるコースもあります。


長期留学(3か月〜半年以上)

小学生高学年の親子留学では、半年〜1年の滞在を選ぶ家庭も増えています。
この場合、親が仕事をリモートで続けたり、子どもをインターナショナルスクールに通わせるケースもあります。

長期留学の魅力は、英語が“生活の一部”になること
現地のスーパーやレストランで自然に英語を使い、国際感覚を身につけていきます。
また、長期滞在ほど費用を月割で抑えられる傾向もあります。


おすすめの出発時期

時期 特徴
3月 春休み短期プラン、気温が安定して過ごしやすい
7〜8月 夏休みシーズン。サマースクールや親子イベントが豊富
10〜11月 比較的空いており、費用も抑えやすい
年末年始 ホリデー気分を味わえるが、航空券が高騰しやすい

無理なく計画するには、親の仕事スケジュールと子どもの学校行事を早めに確認しておくことが大切です。
人気校は早期予約が必須なので、少なくとも3〜4か月前の準備がおすすめです。


小学生に人気の英語カリキュラム

セブ島の語学学校では、小学生向けのレッスンを専門に設計した「キッズプログラム」が用意されています。
この年代の子どもたちは、集中力が長く続かないため、**遊びや体験を通じて英語を学ぶ“アクティブ・ラーニング型”**が主流です。

カリキュラムの中心はマンツーマン授業ですが、ゲームや歌、会話練習を組み合わせることで、自然と英語が身につく仕組みになっています。


マンツーマン授業(1日3〜5コマ)

セブ島留学の最大の魅力が、このマンツーマン形式の授業
先生が一人ひとりの性格・レベルに合わせて指導してくれるため、初めて英語に触れる子どもでも安心です。

授業では以下のようなスキルをバランスよく伸ばします:

  • フォニックス(英語の音と文字の関係)

  • スピーキング練習

  • 単語・文法の基礎

  • 会話のロールプレイ(買い物・レストランなど)

先生がテンポよく進めるため、子どもたちは飽きずに集中し続けられます。


グループアクティビティ(1〜2コマ)

同年代の子ども同士で行う英語アクティビティも人気です。
ゲームや歌、発表、ミニスピーチなどを通して「英語で話すことが楽しい」と感じられるよう工夫されています。

また、国際的な環境に慣れる良い機会でもあり、外国人の子どもと一緒に活動することで英語を使う度胸が自然に育ちます。


英語+テーマ学習(アート・STEM・サイエンス)

最近では、英語と他分野を組み合わせたSTEAM教育型カリキュラムを導入する学校も増えています。
たとえば:

  • アートクラフト(色や形を英語で説明)

  • サイエンス実験(理科×英語)

  • ロボットやブロックプログラミング(STEM体験)

楽しみながら英語を“使う目的”を作ることで、学びがより深く、印象に残りやすくなります。


英語検定・受験対策コース

小学高学年の親子には、英検対策コーススピーキング集中コースも人気です。
短期でも「英検5〜3級レベルのリスニング強化」や「面接練習」を行うことで、帰国後の成果が見えやすくなります。

受験や帰国子女枠を視野に入れるご家庭にも対応できるのが、セブ島留学の柔軟さです。


カリキュラム例(1日の構成)

時間帯 内容
8:00〜9:00 フォニックス+単語練習(1:1)
9:10〜10:00 スピーキング(1:1)
10:10〜11:00 グループアクティビティ
11:10〜12:00 リーディング+ゲーム
13:30〜15:00 アート・クラフト or サイエンス体験
15:30〜 自由時間(プール・遊び)

このように、セブ島の小学生留学では勉強と遊びを自然に融合させたプログラム設計が特徴です。
「英語=楽しい」と感じられる経験は、帰国後も英語学習を続ける大きなモチベーションになります。


遊びと学びのバランスを取るスケジュール例(1週間)

小学生の集中力を保ちながら英語をしっかり学ぶためには、「勉強」と「遊び」のリズムをうまく組み合わせることが大切です。
セブ島の語学学校では、午前中に英語レッスン、午後はアクティビティや自由時間を設定するスケジュールが主流です。
以下は、親子で1週間滞在した場合の一般的なモデルプランです。


平日のスケジュール例(1日)

時間帯 活動内容
7:00 朝食・登校準備
8:00〜12:00 英語レッスン(マンツーマン+グループ)
12:00〜13:00 親子ランチ・休憩
13:00〜15:00 午後アクティビティ(アート・サイエンス・外遊び)
15:30〜17:00 プールやショッピングモールでリフレッシュ
18:00〜19:00 夕食
19:30〜20:30 宿題・読書・家族団らんタイム

午前は集中して英語を学び、午後は体を動かしたり、自然の中で過ごす時間を確保。
勉強が“義務”ではなく“楽しい日常”として続くリズムが作られます。


1週間の過ごし方(例)

曜日 スケジュール
月曜日 オリエンテーション・レベルチェック・初回授業
火曜日 英語+アートアクティビティ
水曜日 英語+発音・スピーキング集中
木曜日 英語+グループプレゼン練習
金曜日 成果発表会・修了証授与・自由時間
土曜日 親子でアイランドホッピング(離島ピクニック)
日曜日 リゾートホテルで休養 or ショッピングデー

ポイント:バランスよく学ぶコツ

  1. 午前中は学習に集中する時間を固定する
    子どもは朝のほうが集中力が高く、理解度も上がります。

  2. 午後は体験型学習で「英語を使う場面」を増やす
    買い物・レストラン・アクティビティなど、学んだ英語を実践。

  3. 夜はリラックスタイムを確保する
    勉強の詰め込みすぎを避け、無理のないペースで続けることが大切です。


セブ島では、学校によっては親子一緒に参加できる「放課後アクティビティ」も開催されます。
英語の歌を歌ったり、簡単な料理を英語で作ったりと、学びを“遊びの延長”として体験できる時間が豊富です。


週末の親子アクティビティ例

セブ島の親子留学では、週末が家族の楽しみの時間です。
平日にしっかり英語を学んだあとは、週末に南国らしい体験やアクティビティを通して英語を“使う”時間に変わります。
勉強だけでなく、リゾート・文化・自然との触れ合いが子どもの成長をさらに広げてくれます。


アイランドホッピング(離島ピクニック)

セブ島滞在中に最も人気なのが、船に乗って小さな離島を巡るアイランドホッピングです。
透明度の高い海でスノーケリングを楽しんだり、サンゴ礁や熱帯魚を観察したりと、まさに南国の冒険。

ガイドや船員さんとの会話も英語なので、自然と英語を使う練習にもなります。
家族で一緒に海を楽しむことで、子どもは「英語=楽しい時間」と感じやすくなります。


オランゴ島エコツアー

セブ本島から船で約20分の**オランゴ島(Olango Island)**では、自然保護区やマングローブ林を巡るエコツアーが人気です。
地元ガイドの説明を英語で聞きながら、フィリピンの自然や環境保全について学べます。

英語学習を超えた“社会体験学習”として、環境教育にもつながる貴重なアクティビティです。


ウォーターパークや動物園での休日

子どもが喜ぶテーマパークや動物園も、セブ島には多数あります。

  • Anjo World Theme Park(セブ最大級の遊園地)

  • Cebu Ocean Park(水族館+アクアドーム体験)

  • Cebu Safari & Adventure Park(自然と動物のふれあい)

園内ではスタッフとの会話や看板も英語なので、楽しく英語環境に触れられます。


親子ボランティア・文化交流体験

一部の語学学校では、週末に親子ボランティア体験を企画しています。
地元の子どもたちと一緒に遊んだり、学用品を寄付したりする活動を通して、英語での交流力や社会性を育てることができます。

また、地元の伝統料理やフィリピン文化を学ぶワークショップに参加するケースもあります。
「学ぶ英語」から「伝える英語」へと成長できる機会です。


親子旅行としてのリゾート滞在

週末を利用して、少し足を延ばしてモアルボアル(Moalboal)やマクタン島などのリゾートに宿泊する家庭も多いです。
海辺のホテルでのんびり過ごすことで、日常の学習疲れをリセットし、翌週からの学びへのモチベーションを高められます。


学びと遊びをつなぐ「実践型体験」

週末の活動を通して、子どもたちは「授業で習った英語を実際に使う」練習ができます。

  • お店で注文する

  • スタッフに質問する

  • 写真を撮って感想を話す

こうした小さな成功体験が積み重なり、英語での自信がどんどん育っていきます。


滞在スタイル:親子寮 or コンドミニアム

セブ島の親子留学では、滞在方法をどう選ぶかが快適な留学生活のカギになります。
小学生連れの家庭の場合、特に重要なのは安全・清潔・通学のしやすさです。
セブでは大きく分けて「学校併設の親子寮」と「外部コンドミニアム滞在」の2タイプがあります。


学校併設の親子寮

最も一般的で人気が高いのが、学校の敷地内または隣接地にある寮タイプ
登下校の必要がなく、セキュリティがしっかりしているため、初めての海外でも安心して過ごせます。

特徴:

  • 通学不要で安全性が高い

  • 3食付きで食事の心配がない

  • 掃除・洗濯サービスがあり、生活管理がラク

  • 学校スタッフが常駐しており、トラブル対応がスムーズ

こんな家庭におすすめ:

  • 英語学習を中心に集中したい

  • 食事や生活を一括で任せたい

  • 小学低学年など、まだ一人で動けない子どもがいる

注意点:
外食や観光の自由度はやや下がります。食事メニューが学校によってはフィリピン風味に偏ることもあります。


コンドミニアム滞在(通学スタイル)

もう一つの選択肢が、学校近くのコンドミニアムに親子で滞在しながら通学するスタイル
キッチン付きの部屋で自炊ができ、生活の自由度が高いのが魅力です。

特徴:

  • 広めの部屋で長期滞在に快適

  • 自炊や外食を自由に選べる

  • 親のリモートワークや仕事にも向いている

  • 子どもが現地の生活に馴染みやすい

こんな家庭におすすめ:

  • 滞在を“海外生活体験”として楽しみたい

  • 親が在宅勤務をしながら留学したい

  • 中期〜長期で滞在予定

注意点:
登下校の送迎が必要になります。学校から距離がある場合、Grab(配車アプリ)を利用するのが一般的です。


比較まとめ

項目 学校併設寮 コンドミニアム
安全性 ◎(スタッフ常駐) ○(管理人あり)
生活の自由度 △(ルール多め) ◎(自炊・外出自由)
食事 3食付き 自炊 or 外食
掃除・洗濯 学校サービスあり 自分または外部委託
通学 不要 必要(Grab等で送迎)
滞在期間の適性 短期〜中期 中期〜長期

どちらの滞在方法もメリットがあり、家庭の目的や滞在期間によって最適な選択肢が異なります
「短期集中で英語漬け」なら学校寮、「海外生活を体験しながらゆったり」ならコンド滞在がおすすめです。


学校選びのポイント

小学生との親子留学では、学校の環境やサポート体制によって快適さが大きく変わります。
単に「英語が学べる」だけでなく、子どもが安心して過ごせる設備とサポートが整っているかを必ず確認しましょう。


1. キッズ専用講師がいるか

子どもに教えることに慣れた講師がいるかどうかは非常に重要です。
子ども向けの英語教育では、テンポや表現方法が大人とまったく異なります。

ポイント:

  • 幼児〜小学生専門のトレーニングを受けた講師がいるか

  • 歌・ゲーム・アクティビティを交えた授業ができるか

  • 子どもが先生を怖がらず楽しめる雰囲気か

学校見学時に「キッズ講師の授業動画」や「教室の様子」を確認できると安心です。


2. キッズルームやプレイルームの有無

特に低学年(6〜8歳)の子どもにとって、授業以外の時間をどう過ごせるかは大きなポイントです。

チェックすべき設備:

  • キッズルーム(室内遊び・お昼寝スペース)

  • 図書コーナー(英語絵本・アニメ視聴など)

  • 屋外プレイエリア(安全な遊具つき)

授業が終わっても校内で安心して過ごせる環境があれば、親も安心して自分のレッスンや仕事に集中できます。


3. 通学コース(外部滞在)に対応しているか

コンドミニアムやホテルに滞在しながら通学したい場合は、通学対応コースがあるかを確認しましょう。

確認ポイント:

  • 通学生の送迎サービス(Grab/専用車など)があるか

  • 登下校時の安全対策(入退室管理・保護者同伴ルール)

  • 通学コースでも食事提供やランチオプションが利用できるか

学校によっては「寮生のみ受け入れ」「6歳未満不可」といった制限がある場合もあるため、事前確認は必須です。


4. 日本人マネージャー・保護者サポート

初めて海外で子どもと生活する場合、トラブル時の対応力が重要です。

チェック項目:

  • 日本語で相談できるスタッフが常駐しているか

  • 体調不良時や病院受診のサポート体制があるか

  • 緊急連絡先(LINEや携帯)でいつでも連絡が取れるか

また、親向けのオリエンテーションや週次ミーティングを行っている学校は、情報共有がスムーズで安心感があります。


5. 医療・安全体制

小学生は体調を崩しやすいため、学校周辺の医療環境もチェックしましょう。

確認したいポイント:

  • 提携クリニックや救急病院が近くにあるか

  • 学校内に応急手当ができるスタッフがいるか

  • 校内や寮のセキュリティ(24時間ガード・監視カメラなど)


6. 親向けコースやリモートワーク環境

親も一緒に英語を学びたい、または仕事を続けながら滞在したい場合には、以下も要確認です。

  • 親向けの大人コース(General English, Business Englishなど)の有無

  • Wi-Fi速度や作業スペース(自習室・カフェエリアなど)の快適さ

  • 学校外出許可・外食の自由度


7. カリキュラムの柔軟性

子どもの英語レベルや性格に合わせて内容を調整できる学校ほど、満足度が高くなります。

  • マンツーマン中心か、グループ多めか

  • 授業時間の変更・追加が可能か

  • アクティビティ参加の選択制があるか


まとめ:家庭の目的に合わせて選ぶ

目的 向いている学校タイプ
初めての親子留学 寮併設・日本人スタッフ常駐校
のびのび過ごしたい コンド滞在+通学コース対応校
勉強重視 マンツーマン中心・英検対応カリキュラム校
体験重視 アクティビティやキッズイベントが豊富な学校

費用目安(1週間の場合)

セブ島の親子留学は、欧米圏よりもリーズナブルに英語を学べるのが魅力です。
ただし、授業料のほかに SSP・教材費・電気代・航空券(2名分) などの実費も発生します。
ここでは、小学生1名+保護者1名(どちらも授業を受ける場合) の1週間モデルを紹介します。


総額の目安(1週間)

項目 費用目安(1週間)
授業料+宿泊費(親子2名) 約1,200〜1,500 USD(約18〜23万円)
手続き費用(SSP×2名・教材・電気代など) 約28,000〜30,000ペソ(約7〜7.5万円)
航空券(往復・2名分) 約12〜18万円
現地生活費・週末アクティビティ 約1〜2万円/週

合計:約38〜50万円前後 が現実的な目安です。


SSP(Special Study Permit)について

SSP(特別就学許可証)は、フィリピンで学ぶ外国人に義務づけられている許可証です。
受講者1人につき約12,000〜13,000ペソ が必要となり、親子で授業を受ける場合は 2名分=約24,000〜26,000ペソ になります。

  • 有効期間:6か月(短期でも必須)

  • 学校が代行申請(入学時に現地支払い)

  • 保護者が授業を受けない場合は子ども分のみ必要


1か月滞在の目安(親子2名受講)

項目 費用目安(1か月)
授業料+寮費 約3,800〜4,800 USD(約60〜75万円)
SSP×2名・教材・電気・ビザ延長費 約35,000〜40,000ペソ(約8〜9万円)
航空券(往復・2名分) 約12〜18万円
生活費・週末レジャー 約3〜4万円/月

✈️ 総額:約85〜100万円前後 が平均的な目安です。


費用の内訳

項目 内容
SSP 1名あたり約12,000〜13,000ペソ(受講者全員分必要)
教材費 約200〜500ペソ/週
電気・水道代 約500〜1,000ペソ/週(使用量により変動)
ビザ延長(30日超) 約4,000〜4,500ペソ/人
空港送迎 約1,000〜1,500ペソ(片道)

費用を抑えるコツ

  1. LCCを早期予約(ZIPAIR・セブパシフィックなど)
     2名往復で10〜12万円も可能。

  2. オフシーズン(10〜11月・2月)に行く
     授業料が最大20%安くなることも。

  3. コンド滞在+自炊
     1日あたり500ペソ前後節約可能。

  4. 親子同室プランを選ぶ
     滞在費・光熱費をまとめて節約。


注意点

  • SSPやビザ関連費用は現地支払い(現金ペソ) が基本。

  • 保険は親子2名とも海外旅行保険必須

  • 週末アクティビティ(アイランドホッピングなど)は別途支払い。


セブ島の親子留学は、2名分の受講+SSP込みでも欧米1人分より安価
費用対効果が高く、短期間でも子どもの英語力や海外適応力を大きく伸ばせるプログラムです。


セブ島親子留学で得られる効果

セブ島の親子留学は、単なる語学学習にとどまらず、子どもの将来に大きな影響を与える貴重な体験になります。
小学生のうちに海外で英語や異文化に触れることは、柔軟な思考力や自信を育てる絶好の機会です。


1. 英語を「勉強」ではなく「使うもの」として身につける

日本では英語を“教科”として学びますが、セブ島では英語を日常的に使う環境が整っています。
授業中だけでなく、先生との会話、買い物、アクティビティなど、あらゆる場面で自然に英語を使うことで、
「英語=生活の一部」という感覚が身につきます。

特に小学生年代は耳が柔軟で、正しい発音やリズムを吸収する力が非常に高い時期。
マンツーマンレッスンを通して、短期間でもスピーキング・リスニング力の伸びがはっきり見られます。


2. 自立心とチャレンジ精神が育つ

慣れない環境での生活は、子どもにとって小さな挑戦の連続です。

  • 自分で英語を使って伝える

  • 異文化の中で行動する

  • 新しい友達や先生と関わる

これらの体験を通じて、失敗を恐れずに挑戦する力が自然と身につきます。
親から少し離れて授業を受ける時間は、子どもが自立する第一歩でもあります。


3. 異文化理解と国際感覚を身につける

セブ島の学校では、韓国・台湾・ベトナムなどアジア各国からも多くの親子が集まります。
多国籍な環境の中で学ぶことで、

  • 他の国の子どもと遊びながら交流

  • 文化や言葉の違いを尊重する姿勢

  • 英語を“共通語”として使う経験

といったグローバルな視点を自然に育てられます。

「英語を学ぶ」だけでなく、「英語で世界を理解する」経験を早くから積めるのがセブ島留学の大きな価値です。


4. 親にとっても学びと気づきがある

親子留学は、子どもだけでなく親にとっても“気づきの時間”になります。

  • 子どもの学び方や成長スピードを間近で見られる

  • 英語を一緒に学ぶことで共通の話題が生まれる

  • 家族で新しい環境に挑戦する経験が絆を深める

特に、親も英語コースを受講する場合は「親が学ぶ姿勢を見せること」が最高の教育になります。
子どもにとって、“親も頑張っている”という姿が何よりの刺激です。


5. 帰国後にも続くポジティブな変化

留学後、子どもたちの多くが次のような変化を見せます。

  • 英語に対する抵抗感がなくなる

  • 外国人を前にしても堂々と話せる

  • 授業中の発表やコミュニケーションが得意になる

短期でも「英語=楽しい」と感じる経験は、その後の英語学習へのモチベーションを大きく左右します。


まとめ:親子で一緒に“世界を体験”する留学

セブ島の親子留学は、英語力だけでなく、家族の絆・自立心・国際感覚を育てる総合的な教育体験です。
南国の明るい環境の中で、

  • 朝は勉強

  • 昼はアクティビティ

  • 週末は家族でリゾート体験

という理想的な1週間が過ごせます。

子どもが世界を感じ、親が成長を実感できる——
それが「セブ島親子留学」で得られる最大の効果です。


FAQs

小学生向けセブ島親子留学のベストシーズンは?

日本の長期休暇に合わせた3月7〜8月が参加しやすく、費用を抑えるなら10〜11月2月のオフシーズンがおすすめです。

滞在期間はどのくらいが効果的?

初回は1〜2週間の短期で“英語=楽しい”を体験。定着を狙うなら3週間〜1か月、飛躍を狙うなら3か月以上が目安です。

SSPは必要?費用はいくら?

受講者1人につきSSP(特別就学許可)が必要です。約12,000〜13,000ペソ/人。親子で授業を受けるなら2名分=約24,000〜26,000ペソ。付き添いのみの保護者は不要です。

航空券は何枚必要?相場は?

親子2名分が必要。往復の相場は1名あたり約6〜9万円(時期・航空会社で変動)。早期予約で総額を抑えられます。

キッズルームやプレイルームはある?

学校により異なります。キッズルーム・図書コーナー・屋外プレイエリアの有無、利用可能時間、年齢制限を事前確認しましょう。

コンドミニアム滞在で通学は可能?

多くの学校で通学コースに対応。送迎(Grabやスクールカー)の有無、入退室管理、ランチ提供の有無を確認してください。

1週間の費用目安は?

  • 授業料+宿泊(親子2名):約1,200〜1,500 USD
  • 現地手続き(SSP×2・教材・電気):約28,000〜30,000ペソ
  • 航空券(往復2名分):約12〜18万円
  • 生活・週末レジャー:1〜2万円

合計:約38〜50万円前後が目安です。

1か月の費用目安は?

授業料+寮費(親子2名)約60〜75万円、現地費用約8〜9万円、航空券2名約12〜18万円、生活費約3〜4万円合計:約85〜100万円前後が目安です。

小学生向けの授業内容は?

マンツーマン3〜5コマグループ1〜2コマが主流。フォニックス、会話、語彙、発音、アクティビティ(アート・サイエンス・STEM)など。

平日の1日の流れは?

午前:英語(1:1+グループ)/午後:アクティビティ・自由時間/夜:宿題・読書・家族時間。

週末は何をする?

アイランドホッピング、オランゴ島エコツアー、テーマパーク(Anjo World等)、水族館や動物園、親子ボランティアなど。

寮とコンドミニアム、どちらが良い?

寮=通学不要で安全・管理が楽(短期向け)。コンド=自炊可・生活自由度高(中長期向け)。目的と期間で選択。

安全面と医療は大丈夫?

24時間セキュリティの有無、提携病院、緊急連絡体制、日本人スタッフ常駐の有無を確認。海外旅行保険の加入は親子とも必須

英語初心者でも大丈夫?

レベルチェック後にマンツーマン中心で調整。初心者でも安心して始められます。

年齢制限や受け入れ条件は?

小学生(6〜12歳)対象。学校により下限年齢・保護者同伴条件が異なるため事前確認が必要です。

親も受講した方が良い?

親が受講すると学ぶ姿勢のロールモデルになり効果的。受講する場合は保護者分のSSPも必要。

ビザはどうなる?

30日以内はビザ免除入国が一般的。31日以上でビザ延長費(約4,000〜4,500ペソ/人)が発生します。

支払い通貨は?

授業料はUSD建てが多く、現地費用(SSP・教材・電気等)はペソ現金払いが一般的。

Wi-Fiやリモートワーク環境は?

学校・寮・コンドでWi-Fi提供が一般的。速度や作業スペースの有無は事前に確認を。

食事はどうなる?

寮は3食付きが主流。コンドは自炊や外食を自由に選べます。子どもの食事対応(辛さ・アレルギー)も確認を。

持ち物の注意点は?

  • 常備薬・虫よけ・日焼け止め・ラッシュガード
  • 筆記用具・薄手の長袖・携帯用除菌グッズ
  • 国際ブランドのクレジットカードと少額のペソ現金

いつから準備を始めればいい?

人気校はすぐ満室に。出発の3〜4か月前を目安に学校・航空券・保険を手配しましょう。

親子留学ガイド|親子で英語留学【2025-2026年版】

類似投稿