目次
- 学費と総費用の違い|親子留学でかかるお金の内訳- はじめに
- 学費とは?(授業料+登録料など)
- 総費用とは?(留学に関わるすべての支出)
- 学費だけを見て決めると失敗する理由
- 費用を比較するときのポイント
- まとめ
- FAQs
- 学費と総費用はどう違いますか?
- 親子2人で1か月の総費用の目安は?
- 学費の内訳には何が含まれますか?
- 総費用の主な内訳は?
- 学費が安い国を選べば総費用も安くなりますか?
- 費用の一般的な配分割合は?
- 短期と長期ではどちらが割安ですか?
- 親も学ぶ場合と付き添いのみで費用はどう変わる?
- 見積もりで見落としやすい「隠れコスト」は?
- 国別比較はどう進めれば良いですか?
- 滞在形態で費用はどのくらい変わりますか?
- 節約のコツは?
- 為替リスクにはどう備える?
- 最終的な予算の立て方は?
 
学費と総費用の違い|親子留学でかかるお金の内訳
はじめに
親子留学の情報を調べていると、「学費30万円〜」などの金額をよく見かけます。
しかし実際に留学を始めると、「あれ?想像よりお金がかかる…」と感じる方が少なくありません。
その理由は、学費=留学の総費用ではないからです。
学費はあくまで「授業に関する費用」であり、生活に必要な滞在費・航空券・保険・食費などを含めた“総費用”を把握しなければ、現実的な予算は立てられません。
この記事では、学費と総費用の違いをわかりやすく整理し、実際に親子留学でかかるお金の内訳を具体的に紹介します。
「思っていたより安かった」「予想より高くついた」と後悔しないためにも、まずは費用の全体像を正しく理解しておきましょう。
学費とは?(授業料+登録料など)
親子留学の「学費」とは、学校で学ぶために支払う純粋な教育関連の費用を指します。
主に以下のような項目が含まれます。
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授業料(Tuition Fee):授業そのものの費用。授業時間やコースの種類(一般英語・親子クラスなど)によって金額が異なります。 
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入学金(Registration Fee):学校への登録手数料。1回のみの支払いで、5,000〜15,000円程度が一般的です。 
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教材費(Material Fee):教科書・ワークブック・プリント代など。週500〜1,000円ほどが目安。 
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アクティビティ費(Activity Fee):学校主催のイベントや課外活動に参加する際の費用。 
このように、「学費」は授業を受けるための費用に限定されており、生活や滞在にかかる費用は一切含まれません。
たとえば、セブ島で親子2人が語学学校に通う場合、
1か月あたりの学費(授業料+登録料+教材費)はおよそ10万〜20万円前後が目安です。
ただし、これに滞在費や生活費を加えると、実際の支出はその2〜3倍になることもあります。
総費用とは?(留学に関わるすべての支出)
一方で「総費用」とは、学費に加えて、留学生活全体にかかるすべての出費を含めた金額のことを指します。
つまり、現地で生活を送るうえで必要な費用をすべて合計した「リアルな支出額」です。
主な内訳は次の通りです。
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学費:授業料・登録料・教材費など 
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滞在費:学校寮、アパート、ホームステイなどの宿泊費および光熱費 
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食費:自炊や外食にかかる食事代 
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航空券代:往復の国際線チケット費用 
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海外留学保険料:万が一の病気や事故に備えるための保険費用 
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ビザ関連費用:申請料・延長料・証明書発行料など 
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交通費:通学、週末の外出、空港送迎などの移動費 
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通信・日用品費:SIMカード、生活雑貨、洗濯用品など 
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娯楽・観光費:休日のアクティビティや観光に使うお金 
これらをすべて含めると、
親子2人での1か月あたりの総費用は約30万〜60万円前後が一般的です。
たとえば、学費が安い国でも滞在費が高いと総費用が膨らみますし、逆に物価の安い国では学費が多少高くても全体として安く収まることもあります。
つまり、「総費用」を把握することが、本当にコスパの良い留学先を選ぶための第一歩なのです。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			