目次
外国人に人気のセブ島おすすめエリア【セブ島不動産ガイド】
はじめに
セブ島は、透き通る海と一年中温暖な気候、そして物価の安さと英語が通じる環境から、世界中の外国人に人気の移住先・投資先として注目されています。近年は大型ショッピングモールや国際病院、インターナショナルスクールの整備が進み、生活インフラは大きく向上。さらに、空港直結のマクタン島をはじめ、ビジネス街や高級住宅街、静かなビーチ沿いの町など、多様なエリアが揃っています。
不動産市場も活況で、海沿いの高級コンドミニアムから都市中心部の賃貸用ユニット、広い庭付きの一戸建てまで、幅広い選択肢があります。しかし、エリアごとに生活環境や価格帯、投資利回りは大きく異なるため、目的に応じたエリア選びが重要です。
本ガイドでは、外国人に特に人気の高いセブ島の主要エリアを、不動産の視点から詳しく解説します。これから移住や投資を検討している方はもちろん、長期滞在先を探している方にも役立つ内容となっています。
1. セブ市中心部(Cebu City)
特徴
セブ市は島内の経済・商業の中心であり、都市機能が集まるエリアです。Ayala Center Cebu や SM City Cebu などの大型ショッピングモール、国際的なレストラン、主要銀行、外資系企業のオフィスが集まり、生活の利便性は抜群です。また、セブ・ドクターズ病院やチョンワ病院など国際水準の医療機関も近く、医療面での安心感も高いのが魅力です。
こんな方におすすめ
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都会的な生活を求める人 
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車を使わず生活したい人 
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買い物・外食・娯楽を重視する人 
不動産事情
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物件タイプ:高層コンドミニアムが中心で、外国人が購入できるユニットも豊富。家具付きの賃貸も多く、すぐに生活を始められます。 
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投資面:ビジネスパーソンや学生、長期滞在者向けの賃貸需要が高く、空室リスクは低め。短期滞在向けAirbnb物件も多い。 
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相場感 - 
スタジオタイプ:20,000〜35,000ペソ/月 
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1ベッドルーム:30,000〜50,000ペソ/月 
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購入価格:1ユニット 400万〜1,000万ペソ 
 
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2. ITパーク(Lahug)
特徴
ITパークは、セブ島のビジネス・テクノロジーの拠点として発展したエリアで、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)企業や外資系オフィスが多く集まっています。敷地内は24時間稼働しており、夜でも明るく安全な雰囲気が魅力です。カフェやレストラン、コンビニ、フィットネスジムなどが徒歩圏内にそろい、車を持たなくても快適に生活できます。
こんな方におすすめ
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都市型の便利な生活を求めるデジタルノマド 
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外資系企業で働くビジネスパーソン 
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セキュリティと利便性を重視する単身者やカップル 
不動産事情
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物件タイプ:築浅・高層コンドミニアムが中心で、家具家電付きのユニットが豊富。 
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投資面:賃貸需要が非常に高く、特に短期〜中期滞在の外国人に人気。Airbnb運営との相性も良い。 
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相場感 - 
スタジオタイプ:25,000〜40,000ペソ/月 
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1ベッドルーム:35,000〜55,000ペソ/月 
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購入価格:1ユニット 450万〜1,200万ペソ 
 
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3. マクタン島(Lapu-Lapu City)
特徴
マクタン島は、セブ国際空港があるゲートウェイでありながら、白砂のビーチと透明度の高い海が広がるリゾートアイランドです。島内には高級リゾートホテルやダイビングスポットが多数あり、マリンアクティビティも充実。空港からセブ市中心部までは橋でつながっており、移動もしやすいのが特徴です。
観光客だけでなく、「海の近くで暮らす」 ことを望む外国人やリタイア層にも人気があります。近年は商業施設や飲食店も増え、生活の利便性も年々向上しています。
こんな方におすすめ
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海沿いの暮らしやマリンスポーツを楽しみたい人 
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リゾート感のある環境で仕事や生活をしたい人 
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空港アクセスを重視する出張族・旅行者 
不動産事情
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物件タイプ:ビーチフロントの高級コンドミニアム、海沿いのヴィラ、リゾート開発地内の戸建てが人気。 
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投資面:観光客向けの短期賃貸(Airbnb)が盛んで、高い稼働率が見込める。特に海ビューやプライベートビーチ付き物件は希少価値が高い。 
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相場感 - 
ビーチ沿い1ベッドルーム:35,000〜70,000ペソ/月 
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高級ヴィラ:80,000ペソ〜/月 
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購入価格:海沿いユニット 500万〜1,500万ペソ 
 
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4. バニラッド(Banilad)
特徴
バニラッドは、セブ市北部に位置する高級住宅街エリアで、外国人駐在員や富裕層、長期滞在者に特に人気があります。落ち着いた環境ながら、バニラッドタウンセンター(BTC)やカントリーモールなどの商業施設があり、日常の買い物にも便利です。インターナショナルスクールや高級スーパー、医療機関も近く、子育て世帯や家族連れの移住者にとって理想的な立地です。
こんな方におすすめ
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家族でセブ島に移住する予定の方 
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庭付きの広い住宅を探している方 
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静かな環境と利便性の両方を重視する方 
不動産事情
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物件タイプ:広い庭付き一戸建て、セキュリティ付きのゲーテッドコミュニティ内のタウンハウス、高級コンドミニアム。 
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投資面:賃貸需要は安定しており、特に長期契約で外国人家族に貸し出すケースが多い。 
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相場感 - 
庭付き一戸建て:50,000〜120,000ペソ/月 
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タウンハウス:40,000〜80,000ペソ/月 
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購入価格:一戸建て 800万〜2,000万ペソ 
 
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5. タリサイ市(Talisay City)
特徴
タリサイ市はセブ市の南側に位置し、海沿いに広がる比較的静かな住宅エリアです。都市中心部から車で30〜40分程度とアクセスは良好で、混雑や騒音の少ない落ち着いた環境が魅力。海沿いにはローカルなレストランや市場があり、**「観光地化されすぎていない生活感のあるセブ」**を楽しめます。
リタイア後に穏やかに暮らしたい外国人や、広い敷地の一戸建てを探す家族層に人気があります。近年は大型の住宅開発や新しい商業施設も増え、利便性が徐々に向上しています。
こんな方におすすめ
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喧騒から離れた静かな生活を送りたい方 
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広い土地や庭付き住宅を希望する方 
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車移動が中心で、郊外型ライフスタイルを好む方 
不動産事情
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物件タイプ:海沿いの戸建て、郊外型ゲーテッドコミュニティの住宅、大型タウンハウス。 
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投資面:中心部ほど賃貸需要は高くないが、長期契約や別荘利用向けに安定したニーズがある。 
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相場感 - 
庭付き一戸建て:35,000〜80,000ペソ/月 
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タウンハウス:25,000〜50,000ペソ/月 
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購入価格:一戸建て 500万〜1,200万ペソ 
 
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まとめ
セブ島は、エリアごとに生活環境・不動産価格・賃貸需要が大きく異なります。
都市中心部では利便性と投資効率の高さ、ビーチ沿いではリゾートライフ、郊外では静かで広々とした住環境と、それぞれに独自の魅力があります。
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都市生活重視 → セブ市中心部、ITパーク 
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ビーチリゾート生活 → マクタン島 
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教育環境・家族向け → バニラッド 
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静かな郊外ライフ → タリサイ市 
物件探しの際は、自身のライフスタイル・予算・目的(居住/投資/リタイア) を明確にし、現地の環境を実際に見て確認することが重要です。特に外国人の場合、購入可能な物件の種類や法的制限があるため、信頼できる不動産会社や専門家のサポートを受けることをおすすめします。
セブ島は、観光地としてだけでなく、暮らす場所・投資先としても成長を続ける都市です。
自分に合ったエリアを見つけ、理想のセブライフを実現してください。
よくある質問(FAQ)
セブ島(Cebu)での居住・投資を検討する外国人の方向けに、エリア選び・賃貸/購入・生活インフラ・運用までをQ&A形式でまとめました。スキーマなしの純HTMLです。
基本情報
Q. 初めて住む外国人に人気のエリアは?
A. 都市利便性ならセブ市中心部とITパーク(Lahug)、リゾート志向ならマクタン島、家族・教育重視ならバニラッド、静かな郊外ならタリサイ市が定番です。
Q. セブ島で英語はどの程度通じますか?
A. ビジネス・行政・教育の場では英語が広く通用します。日常生活でも英語で概ね対応可能です。
Q. 安全面は心配ありませんか?
A. 主要エリアは比較的安全ですが、夜間の単独行動や人通りの少ない場所は避ける、貴重品管理を徹底するなど基本的な対策は必要です。コンドミニアムやゲーテッドコミュニティはセキュリティが手厚い傾向です。
賃貸・購入
Q. 外国人はセブ島で不動産を購入できますか?
A. コンドミニアムの区分所有は購入可(ただし建物全体の外国人保有比率が最大40%まで)。土地の直接所有は不可です(一般的な例外を除く)。土地が必要な場合は長期賃借や法人スキーム等を専門家に相談してください。
Q. 長期賃貸の契約期間はどれくらい?
A. 賃貸は通常6〜12か月が一般的です。更新可否、解約通知期間(例:30日)やデポジット返還条件は契約書で必ず確認しましょう。
Q. 家具付き物件はありますか?
A. ITパークや中心部のコンドは家具・家電付き(「fully furnished」)が豊富です。バニラッドやタリサイの戸建ては半家具付き〜空室の幅があります。
Q. 光熱費や管理費は家賃に含まれますか?
A. 多くの場合、電気・水道・インターネットは別途、管理費(HOA/condo dues)は家賃に含む/含まないが物件次第です。契約前に内訳を明確化してください。
エリア選び
Q. 車なしでも生活しやすいのは?
A. ITパークとセブ市中心部は徒歩圏に店舗が集中し、配車アプリも充実。車なし生活が最もしやすいです。
Q. 家族・子どもの教育環境を重視するなら?
A. バニラッド周辺はインターナショナルスクールや高級スーパーが近く、戸建て・タウンハウスが多いので通学と生活動線を両立しやすいです。
Q. 海の近くで暮らしたい場合は?
A. マクタン島が第一候補。ビーチアクセスやマリンアクティビティが魅力で、空港アクセスも良好です。
Q. 静かで広い家を探すなら?
A. タリサイ市は比較的静かで、庭付きの広い戸建てや郊外型コミュニティが見つかりやすいです。
生活インフラ
Q. インターネット環境は安定していますか?
A. 主要エリアのコンドや新興住宅地では光回線が普及しています。物件によって速度やプロバイダが異なるため、実測や入居者レビューの確認がおすすめです。
Q. 医療機関へのアクセスは?
A. セブ市中心部には私立病院が複数あり、英語対応が可能です。救急時の搬送時間を考え、通院先までの動線でエリアを選ぶと安心です。
Q. 空港アクセスを重視するなら?
A. 空港に近いマクタン島が有利。市内中心部からでも橋でアクセス可能ですが、ピーク時の渋滞は考慮しましょう。
Q. 洪水・騒音・停電などの環境リスクは?
A. 低地の一部は大雨時に冠水リスクがある場合があります。物件の標高・排水状況、非常用発電機(Genset)の有無、通りの騒音レベルを内見時に確認してください。
投資・運用
Q. 賃貸需要が高いのはどこ?
A. ITパークとセブ市中心部はビジネス需要が厚く、稼働が安定しやすい傾向です。マクタン島は観光需要に連動しやすく、短期運用と相性が良い物件もあります。
Q. Airbnb等の短期賃貸は可能ですか?
A. 建物規約やローカルルールにより可否が異なります。コンドの管理規約・市の規定・必要な許可を必ず事前確認してください。
Q. 表面利回りを上げるコツは?
A. 需要が安定するロケーション選定、内装の見栄え向上、家具家電の即入居性、適切な賃料設定、空室期間の短縮(プロ写真・多言語掲載・迅速対応)が鍵です。
手続き・注意点
Q. 契約時に注意するポイントは?
A. 名義・物件登記の状態、管理費や修繕費の負担、付帯設備の引渡し範囲、違約・解約条項、原状回復、支払い通貨・為替条件などを英文契約書で明確化してください。
Q. 外国人のビザと居住の関係は?
A. ビザ種別により滞在可能期間や手続きが異なります。長期滞在や就労・投資計画がある場合は、最新の入国管理情報を専門家に確認してください。
Q. 物件探しは個人でも可能?エージェントは必要?
A. 個人でも探せますが、契約・法務・管理規約・慣習への理解が必要です。信頼できるライセンス保持エージェントや弁護士のサポートを推奨します。
Q. 初期費用の目安は?
A. 賃貸は通常、前家賃1か月+保証金1〜2か月分が目安。購入は手付金、各種税金・フィー(書類作成・登記関連・管理移転費など)を想定。物件と契約形態で変動します。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			