目次
親子留学でよくある質問100(FAQ拡張版)
はじめに
親子留学は、近年ますます注目を集めている留学スタイルです。親が子どもと一緒に海外に滞在し、語学を学びながら現地での生活を体験できるため、教育・キャリア・家族の絆づくりといった多方面のメリットがあります。
しかし同時に、通常の留学とは違って「親子」という形態ならではの疑問や不安も数多くあります。学費や滞在費といった費用面、子どもの年齢や英語力に応じた学習効果、治安や医療体制、親の過ごし方、帰国後の進学など、事前に知っておくべき情報は多岐にわたります。
そこで本記事では、「親子留学でよくある質問100」 をまとめました。
これから親子留学を検討する方が「疑問を整理し、不安を解消できる」ように、費用や生活面のリアルなポイントから、教育効果や安全性に関する実践的なアドバイスまで幅広く網羅しています。
まずは気になる質問から読み進めて、安心して準備を進めていただければ幸いです。
1. 基本情報
親子留学とは何ですか?
親子留学とは、親と子どもが一緒に海外に滞在し、語学を学びながら生活する留学スタイルです。子どもが語学学校や現地校に通うだけでなく、親自身も語学学習に参加できるプログラムが多く、家族で学びと成長を共有できるのが特徴です。
親子留学の対象年齢は何歳から可能ですか?
一般的には 3歳〜中高生 まで幅広く対応しています。未就学児の場合は「親が一緒に教室に入るスタイル」や「託児付きのプログラム」があり、小学生以上になると本格的な英語学習や現地校体験が可能です。
親子留学の主な目的は何ですか?
目的は家庭ごとに異なりますが、代表的なのは以下の通りです。
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子どもの英語力や国際感覚を育てたい 
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親自身も語学を学び直したい 
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家族で異文化体験を共有したい 
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将来の海外進学・移住の下準備をしたい 
親子留学はどの国が人気ですか?
人気の国・地域は以下が代表的です:
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フィリピン(セブ島など):費用が比較的安く、マンツーマン授業が多い 
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カナダ:治安が良く、教育水準が高い 
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オーストラリア・ニュージーランド:自然環境が豊かで親子留学向き 
- 
マルタ:欧州での短期留学先として人気 
親子留学の滞在期間はどのくらいが一般的ですか?
多くの家庭では 1〜3か月 が一般的です。夏休みや春休みの短期(2〜4週間)から、半年〜1年の中長期まで幅広く選択できます。
親子留学の費用の目安は?
費用は国や滞在スタイルによって差がありますが、目安は以下の通りです。
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フィリピン(1か月):30〜40万円(学費+宿泊+食費込み) 
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カナダ・オーストラリア(1か月):50〜80万円程度 
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航空券や保険、生活費を加えるとさらに必要になります。 
親子留学と通常の語学留学の違いは?
通常の留学は個人単位ですが、親子留学は 親が子どもをサポートしながら一緒に学べる 点が大きな違いです。子どもが小さくても参加できるほか、親が安心して同行できるため「初めての留学」に選ばれるケースが多いです。
親子留学に向いている親子のタイプは?
- 
子どもの英語教育に早めに投資したい家庭 
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異文化体験を家族で楽しみたい家庭 
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親も語学やキャリアのために学びたい人 
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日本での教育に一時的な休みを入れたい家庭 
夏休みや春休みだけでも可能ですか?
はい、可能です。2週間〜1か月の短期プログラム が多く、夏休み・春休み・冬休みを利用して参加する家庭が多いです。
長期(1年以上)の親子留学はできますか?
できますが、国によっては学生ビザや就労ビザが必要になります。フィリピンは長期滞在ビザの取得が難しいため 短期〜半年程度 が多く、1年以上の長期なら カナダ・オーストラリア・ニュージーランド などが選ばれます。
2. 渡航準備
パスポートはどのくらいの有効期限が必要ですか?
多くの国では 入国時に6か月以上の残存有効期間 が求められます。短期であっても余裕をもって更新しておくのが安心です。
親子留学に必要なビザの種類は?
国によって異なります。
- 
フィリピン:観光ビザからの延長(学生ビザ不要のケースが多い) 
- 
カナダ・オーストラリア:学生ビザ(子ども)、保護者ビザ(親) 
- 
短期(3か月以内):観光ビザやビザ免除で対応可能な場合もあります。 
子どもだけ学生ビザを取ることはできますか?
可能ですが、多くの国では未成年者単独の留学は保護者同伴が原則です。親子留学では「子ども=学生ビザ」「親=保護者用の付帯ビザ」という組み合わせが一般的です。
親の滞在資格はどうなりますか?
国によっては「ガーディアンビザ」「同伴家族ビザ」などがあり、子どもをサポートするための滞在資格が発行されます。フィリピンなど短期留学先では観光ビザ延長で滞在するケースが多いです。
ビザ申請はどのくらい前に行うべきですか?
目安として 渡航の3〜6か月前 に準備を始めると安心です。国によっては健康診断や残高証明が必要になるため、余裕をもって取り組みましょう。
渡航前に必要な予防接種はありますか?
必須ではありませんが、推奨される予防接種があります。フィリピンや東南アジアではA型肝炎・B型肝炎・破傷風・日本脳炎などが勧められることがあります。国ごとに確認してください。
海外保険は必須ですか?
強く推奨されます。病気やケガの治療費は高額になる場合があり、救急搬送や入院費用は数百万円規模 になることもあるため、必ず加入しましょう。
どんな保険を選べばいいですか?
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医療費キャッシュレス対応 
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救急搬送・帰国費用の補償あり 
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子ども専用の補償内容(入院付添など) 
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賠償責任・携行品補償もあると安心 
荷物はどのくらい持って行けばいいですか?
長期の場合でも「衣類は1〜2週間分」を目安にして、現地で買い足すのがおすすめです。特に食品や子どもの学用品は日本から持参した方が安心です。
日本の家を一時的にどうする人が多いですか?
多くの家庭では以下のパターンがあります:
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家をそのまま残して短期留学(空き家管理や親族に任せる) 
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賃貸の場合は契約を一時解約 
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長期留学では「家具付きで賃貸に出す」ケースもあります。 
3. 学校・学習環境
子どもが通う学校はどんな種類がありますか?
主に以下の3種類があります:
- 
語学学校のジュニアクラス(短期〜中期向け) 
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インターナショナルスクール(長期向け、現地の外国人子女と一緒に学ぶ) 
- 
現地の公立・私立校体験(国によって可能、不可能あり) 
インターナショナルスクールと語学学校の違いは?
- 
インターナショナルスクール:現地で長期的に生活する外国人家庭が多く、正規カリキュラムを英語で学ぶ 
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語学学校:短期で英語力アップを目的とした集中型プログラムが中心 
 親子留学では 短期=語学学校、長期=インターナショナルスクール が一般的です。
親も一緒に授業を受けられますか?
はい。親用に大人向けの英語コースが用意されている学校が多いです。親はマンツーマンやグループレッスンを受け、子どもはジュニア向けプログラムに参加する形が一般的です。
親はフルタイム受講とパートタイム受講を選べますか?
学校によって異なりますが、多くは フルタイム・パートタイム両方対応 しています。小さな子どもがいる場合、親が午前だけ受講して午後は子どもと一緒に過ごすスタイルも可能です。
日本人が多い学校と少ない学校、どちらが良いですか?
目的によって異なります。
- 
日本人が多い学校:初めての親子留学で安心 
- 
日本人が少ない学校:英語漬けになりやすい 
 不安が大きい最初の留学は日本人スタッフ常駐の学校を選ぶと安心です。
学校の授業スタイルは?マンツーマン?グループ?
- 
フィリピン:マンツーマン授業が多く、子どもも集中しやすい 
- 
欧米諸国:グループ授業中心で、友達を作りやすい 
- 
学校によってはマンツーマンとグループの組み合わせがあります。 
授業時間は1日どのくらいですか?
国や学校により異なりますが、一般的には 1日4〜6時間程度。フィリピンは1日7〜8コマと集中型、欧米は比較的ゆったりとしたスケジュールです。
子どもの英語力がゼロでも大丈夫ですか?
はい、大丈夫です。初心者向けのクラスや年齢別のカリキュラムが用意されています。特にフィリピンはマンツーマン授業が中心なので、英語が初めてでも安心して学べます。
授業についていけないときはどうなりますか?
先生がレベルに合わせて授業を調整してくれる場合が多いです。学校によっては「レベルチェックテスト後にクラスを変更」する仕組みもあります。
親子で同じ時間帯に授業を受けられますか?
はい。スケジュールを調整して、親子が同じ時間に授業を受けられる学校が多いです。親子で同じキャンパスに滞在できるため、安心して学習に集中できます。
4. 滞在先・生活環境
滞在先はどんなタイプがありますか?
代表的なのは以下の3つです:
- 
学校寮(費用込みで便利、他の留学生との交流がある) 
- 
ホテル滞在(短期向け、快適だが費用は高め) 
- 
コンドミニアムやアパートメント(長期滞在や家族連れに人気) 
学校寮とホテル、どちらが多いですか?
フィリピンでは 学校寮 が主流、欧米では ホームステイやホテル滞在 が多いです。短期留学なら寮、快適さを優先するならホテル、生活体験を重視するならホームステイが選ばれます。
コンドミニアム滞在は可能ですか?
はい、可能です。特にセブ島などでは、コンドミニアムを借りて自炊しながら生活する家庭が増えています。キッチン付きで家族連れには便利です。
食事はどのように提供されますか?
- 
学校寮:1日3食付きが多い 
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ホテル:朝食付きプランが多い 
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コンドミニアム:自炊スタイル 
 小さな子どもがいる場合は「日本食が出る学校」を選ぶと安心です。
日本食は手に入りますか?
大都市(セブ島、マニラ、バンクーバーなど)では、日本食レストランやスーパーがあります。調味料やお米は比較的手に入りますが、好みの味を確保したい場合は日本から持参する人も多いです。
子どもが好き嫌いが多い場合は大丈夫ですか?
学校によっては日本食メニューや子ども向けメニューを提供しています。また、コンドミニアム滞在なら自炊できるため、好き嫌いのある子どもにも対応しやすいです。
掃除や洗濯はどうなりますか?
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学校寮:スタッフによる掃除・ランドリーサービス付きが多い 
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ホテル:清掃サービスあり 
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コンドミニアム:自分で行うか、ハウスキーパーを雇う家庭もあります。 
インターネット環境は快適ですか?
都市部ではWi-Fi完備の学校やコンドミニアムが多いですが、通信速度は日本より遅いことがあります。長期滞在ならポケットWi-FiやSIMカードを準備すると安心です。
滞在中に病気になったらどうしますか?
学校やエージェントが提携する病院を紹介してくれることが多いです。保険に加入していれば、キャッシュレス診療が可能な病院を案内されます。
日本語が通じる病院はありますか?
セブ島やマニラ、バンクーバー、シドニーなどの大都市には 日本語通訳が常駐する病院 や 日本人医師がいるクリニック があります。事前に場所を調べておくと安心です。
5. 費用・お金
学費と滞在費の平均はどれくらいですか?
- 
フィリピン(1か月):35〜45万円(授業料+寮+食費込み) 
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カナダ・オーストラリア(1か月):50〜80万円 
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欧州(マルタなど、1か月):40〜70万円 
 ※親と子ども2人分の合計目安です。
航空券代はどのくらいかかりますか?
シーズンによって変動します。
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フィリピン:往復5〜10万円 
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カナダ・オーストラリア:往復10〜20万円 
 夏休みや年末年始はハイシーズンで高騰します。
保険やビザ代はどのくらい必要ですか?
- 
海外保険:1か月 2〜3万円(親子で5〜6万円) 
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学生ビザ:数千円〜数万円(国による) 
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滞在延長費用(フィリピンなど):月1〜2万円程度 
生活費(月々の食費・交通費など)は?
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フィリピン:月2〜4万円(外食・タクシー・日用品) 
- 
カナダ・オーストラリア:月5〜10万円程度 
- 
自炊か外食中心かで大きく変わります。 
学校によって料金はどう違いますか?
- 
フィリピン:マンツーマン授業が多いため「授業数に比例」 
- 
欧米:グループ授業が基本で「授業時間数+施設の質」に比例 
 親子プランや日本食提供の有無でも価格差があります。
クレジットカードは使えますか?
都市部や大手施設では利用可能ですが、地方や小さな商店では現金が必要です。少額紙幣を常に持っておくと安心です。
現地通貨はどうやって準備すればいいですか?
- 
到着時は空港で最低限両替 
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大きな額は市内の両替所や現地銀行がレートが良い 
- 
クレジットカードのキャッシングを利用する人もいます。 
子どもの授業料は大人と同じですか?
一般的に 子ども用コースは割安 です。未就学児は託児サービスやキッズクラスを利用するため、さらに安くなることがあります。
家族割引はありますか?
学校によっては「親子割引」や「兄弟割引」が用意されています。2人目以降の授業料が10〜20%安くなるケースもあります。
支払いは日本円?現地通貨?
- 
フィリピンの語学学校:日本円で前払いすることが多い 
- 
欧米の学校:現地通貨建てが一般的 
 エージェントを通す場合、日本円での振込が多いため安心です。
6. 教育・子どもの成長
英語がどのくらい伸びますか?
期間や年齢によりますが、1〜3か月で日常会話に慣れる子が多いです。特に小学生以下は吸収が早く、語彙や発音が自然に身につきやすいです。
年齢によって効果に差はありますか?
あります。
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幼児〜小学生:発音・リスニングが自然に伸びやすい 
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中高生:文法理解や読解力が伸びやすい 
- 
親:会話力や実用英語を集中的に学びやすい 
帰国後の英語力は維持できますか?
帰国後に継続学習をするかで差が出ます。英会話スクールやオンライン英会話を利用すると、留学で培った英語力を維持・強化できます。
子どもが外国人の友達を作れるか心配です。
最初は日本語で話したがる子どもも多いですが、遊びやアクティビティを通して自然に友達ができます。特にサマースクールやインターナショナルスクールでは多国籍の友人を作るチャンスがあります。
現地で日本の勉強はどうすればいいですか?
- 
日本の教科書を持参する 
- 
タブレット学習(通信教材)を使う 
- 
毎日30分〜1時間程度、自習の時間を取る 
 親子留学中も日本の学習習慣を続ける家庭が多いです。
ホームスクーリングと両立できますか?
はい。短期であれば日本の学校を休んで補習感覚で通う家庭もあります。長期の場合は「在籍校に許可を得て休学」や「インターナショナルスクール+日本の教材併用」で両立する例があります。
子どもの性格によって向き不向きはありますか?
- 
社交的な子:友達作りや英語習得が早い 
- 
内向的な子:マンツーマン授業が多い学校の方が安心 
 ただしサポート体制がある学校なら、どんな性格でも対応可能です。
子どもが学校に馴染めない場合どうしますか?
日本人スタッフやカウンセラーに相談できる学校を選んでおくと安心です。場合によってはクラス変更や時間割調整も可能です。
親が英語できなくても大丈夫ですか?
はい。日本人スタッフ常駐校を選べばサポートを受けられます。また、親も一緒に英語を学ぶことで子どもと共通の学習体験ができます。
帰国子女入試に役立ちますか?
長期の親子留学(1年以上)でインターナショナルスクールに通う場合は、帰国子女入試の条件を満たすケースがあります。短期でも英語面接や国際感覚をアピールできることがあります。
7. 治安・安全
親子留学先は安全ですか?
国や地域によって差がありますが、多くの留学先は留学生や観光客が多く、比較的安全です。ただし、日本と同じ感覚で過ごすのではなく、常に基本的な防犯意識を持つことが大切です。
子どもだけで外出できますか?
基本的におすすめできません。特にフィリピンなどでは必ず親が同伴してください。欧米でも小学生以下の単独外出は避けるのが安心です。
日本と比べて治安はどうですか?
日本よりもスリや置き引きなどの軽犯罪は多いです。外出時は スマホや財布を見せない・荷物を前に持つ・夜の外出を控える といった対策が必要です。
夜の外出は避けたほうがいいですか?
はい。夜間はトラブルのリスクが高まります。やむを得ず外出する場合はタクシーやGrabなどの配車アプリを利用し、人通りのあるエリアを選びましょう。
学校周辺の治安はどうやって確認できますか?
事前にエージェントや学校に質問したり、Googleマップや口コミで確認するのがおすすめです。実際に留学経験者のブログやSNSをチェックするのも有効です。
貴重品の管理はどうするのが安全ですか?
- 
部屋のセーフティーボックスを利用 
- 
現金は必要最低限を持ち歩く 
- 
クレジットカードは1枚だけ携帯し、残りは部屋に保管 
 このように分散管理が基本です。
タクシーや配車アプリは安心ですか?
正規のタクシーや配車アプリ(Grab、Uber)は比較的安全です。ただし、流しのタクシーや無許可車両は避けた方がよいでしょう。
犯罪や詐欺に巻き込まれることはありますか?
観光客を狙った詐欺や過剰請求はあります。料金を事前に確認する、知らない人からの誘いに乗らない ことで大半は防げます。
自然災害に備える必要はありますか?
フィリピンは台風、ニュージーランドは地震など、地域ごとにリスクがあります。現地の避難ルートや学校の緊急マニュアルを事前に確認しておきましょう。
緊急時の連絡先はどう確保しますか?
- 
滞在国の 日本大使館・領事館の連絡先 を控えておく 
- 
学校の緊急連絡先を常に持つ 
- 
親子それぞれに携帯電話やSIMカードを準備する 
 これで緊急時も落ち着いて行動できます。
8. 医療・健康
現地の病院は日本と比べてどうですか?
都市部の私立病院は設備も整っており、国際水準の医療が受けられます。ただし費用は高額になることが多いため、保険加入が必須です。公立病院は安いものの混雑しており、留学生は私立病院を利用するケースが一般的です。
子どもが熱を出したときの対応は?
まずは学校スタッフや現地コーディネーターに相談します。軽い場合は市販薬で対応できますが、38度以上の発熱が続くときはすぐに病院を受診 するのが安心です。
薬は日本から持参したほうがいいですか?
はい。常備薬(解熱剤、整腸剤、風邪薬、虫刺され薬など)は日本から持参する家庭が多いです。現地でも購入可能ですが、成分や容量が異なるため、使い慣れた薬を持って行くと安心です。
医療費は高いですか?
国や病院によりますが、海外では 診察だけで数千〜1万円以上、入院すると数十万円規模 になることがあります。海外保険があればキャッシュレス診療が可能な病院もあります。
日本語通訳がいる病院はありますか?
セブ島、マニラ、バンクーバー、シドニーなど主要都市には 日本語通訳が常駐する病院や、日本人医師が勤務するクリニック があります。留学前にリストアップしておくと安心です。
健康診断は必要ですか?
短期留学では不要ですが、長期留学や一部の国(例:オーストラリア学生ビザ)では健康診断の提出が求められることがあります。
食中毒などのリスクはありますか?
東南アジアでは水や生野菜に注意が必要です。ミネラルウォーターを使用し、火の通った料理を選ぶ ことでリスクを大きく減らせます。
水道水は飲めますか?
多くの国では水道水は飲めません。フィリピンやマルタでは必ずミネラルウォーターを利用しましょう。カナダやオーストラリアの都市部では飲用可能な地域もあります。
食事で気をつけることはありますか?
- 
生ものや屋台料理は避ける 
- 
子どもにはスパイシーな料理を控える 
- 
野菜や果物は必ず洗う 
 こうした基本的な注意で体調を崩すリスクを下げられます。
コロナ後の衛生管理はどうなっていますか?
学校や寮ではアルコール消毒・検温・換気の徹底が一般化しました。渡航前にはワクチン接種証明や陰性証明を求められる場合もあるため、最新の入国条件を必ず確認しましょう。
9. 親の過ごし方
親は授業を受けずに同行だけでも可能ですか?
はい、可能です。親が授業を受けずに「付き添い」として滞在できるプランがあります。この場合、子どもの学習をサポートしたり、現地で生活を楽しむことが中心になります。
親がフルタイムで勉強する場合、子どもは誰が見るのですか?
学校によっては「キッズルーム」や「託児サービス」があり、小さな子どもを預けられます。小学生以上なら子どもも授業に参加している時間が多いので、同じキャンパス内で安心して学べます。
子どもが授業を受けている間、親は何をしている人が多いですか?
- 
語学レッスンを受ける 
- 
自習やオンラインで仕事をする 
- 
現地のスーパーで買い物 
- 
観光やリラックスタイム 
 学びつつ、自分の時間を楽しむ方が多いです。
親も英語力が伸びますか?
はい。特にマンツーマン授業を受けると、短期間で「旅行英語」や「日常会話」に自信がつきます。親自身が学ぶ姿を子どもに見せることも、良い教育効果につながります。
親が現地で仕事をすることは可能ですか?
観光ビザや保護者ビザでは就労は認められません。ただし、リモートワーク(オンライン仕事) は可能なので、在宅ワークを続けながら滞在する親も多いです。
ボランティアや趣味活動に参加できますか?
可能です。現地のボランティア活動や趣味のサークルに参加することで、親自身も国際交流を楽しむことができます。
親もインターンや交流活動ができますか?
就労は不可ですが、学校主催のイベントや地域交流プログラム に参加することで、現地の人々や他の留学生とつながるチャンスがあります。
親が病気のときは子どもはどうなりますか?
学校スタッフやエージェントがサポートしてくれます。短期的にはスタッフが子どものケアを手伝うこともあり、緊急時には病院付き添いや日本大使館への連絡体制も整っています。
日本人コミュニティはありますか?
主要都市には日本人会やママ友ネットワークがあります。特にセブ島やバンクーバーなどでは、親子留学経験者のコミュニティがあり、情報交換が活発です。
帰国後に親のキャリアに活かせますか?
英語力の向上や国際経験は、仕事に活かせます。特に教育関係・観光・国際業務などの分野で「海外滞在経験+英語力」が評価されるケースがあります。
10. その他
短期留学でも効果はありますか?
はい。2週間〜1か月でも「英語に慣れる」「外国文化を体験する」効果 は十分にあります。特に子どもは短期でも発音やリスニングに敏感に反応します。
長期留学のデメリットは?
- 
日本の学校の授業に遅れるリスク 
- 
費用が高額になる 
- 
親の仕事・生活拠点の調整が必要 
 ただし、英語力や国際感覚の向上 というメリットは大きいです。
子どもが小さい場合(未就学児)でも可能ですか?
はい。託児付きのプログラムや、親子一緒に参加する親子クラスが用意されている学校もあります。遊びながら英語に触れさせることができます。
中学生・高校生と親の組み合わせは可能ですか?
可能です。子どもは語学学校や現地校で本格的に学び、親はサポートや語学学習を行う形で参加できます。進学を意識した家庭に人気です。
一人親でも親子留学できますか?
はい。多くの学校で一人親+子どもというスタイルの受け入れがあります。学校寮やホテル滞在なら安全面でも安心です。
兄弟姉妹で一緒に留学できますか?
可能です。兄弟で同じ学校に通う場合、兄弟割引があることもあります。授業レベルや年齢に合わせて別々のクラスに振り分けられます。
留学エージェントは必要ですか?
必須ではありませんが、初めての場合は利用をおすすめします。エージェントは学校手配・ビザ申請・生活サポートまで対応してくれるため、不安が少なくなります。
親子留学経験者の体験談はどこで見られますか?
- 
留学エージェントの公式サイト 
- 
口コミサイトやSNS 
- 
YouTubeやブログ 
 実際の声を調べることで、リアルな生活や費用感を知ることができます。
帰国後の進学に有利になりますか?
長期でインターナショナルスクールに通った場合は、帰国子女枠入試が利用できる場合があります。短期の場合でも、英語面接や国際的な経験がプラス評価されることがあります。
親子留学を成功させるコツは何ですか?
- 
学校・滞在先をしっかりリサーチする 
- 
親子の目的を共有しておく 
- 
日本の勉強も最低限続ける 
- 
無理をせず、現地の生活を楽しむ姿勢を持つ 
 これらを意識することで、親子留学の経験がより充実したものになります。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			