目次
- 親子留学の節約テクニック20選|無理なく賢くコストを抑える方法- はじめに
- 渡航時期をずらして航空券を安く取る
- LCC(格安航空)を活用する
- 滞在先は「コンドミニアム+自炊」が最強
- 学校のプロモーションを狙う
- 両替は空港ではなく市内で
- 通学距離を短くして交通費を削減
- 現地SIMカードを活用する
- 保険は「必要最小限+海外保険付きクレカ」で
- 親子で同じ学校に通うと割安になる
- 教材は中古やシェアでOK
- 週末レジャーは無料スポット中心に
- ローカル食堂・マーケットを活用
- 公共交通機関をうまく使う
- 水や日用品はまとめ買い
- 長期割引を活用
- 留学エージェントを比較する
- 中古やリサイクル用品を活用
- 子どものお小遣いルールを決める
- 現地の無料イベントをチェック
- 帰国時に不要品をリセール
- まとめ
- 親子留学の費用はどれくらい節約できる?
- ベストな出発時期は?(安いのはいつ)
- LCCは荷物が多い親子留学でも大丈夫?
- ホテルとコンドミニアム、どちらが安い?
- 学校のプロモーションはどう探す?
- 両替はどこがお得?
- 通学の交通費を下げるコツは?
- 通信費を節約する方法は?
- 保険はどう組み合わせれば安くて安心?
- 親は授業を受けない付き添いだけでもOK?
- 教材費を抑えるには?
- 休日のレジャー費を節約するには?
- 食費を下げる現地の使い方は?
- 公共交通機関は安全?使うべき?
- 日用品はどこで買うと安い?
- 長期申込は本当に得?注意点は?
- エージェントはどう比較する?
- 中古家具や家電はどこで入手?
- 子どもの無駄遣いを防ぐ方法は?
- 治安面と節約、どちらを優先すべき?
 
親子留学の節約テクニック20選|無理なく賢くコストを抑える方法
はじめに
親子留学を考えるとき、最初に気になるのはやっぱり「費用」ですよね。
授業料や滞在費、航空券、ビザ、保険……すべてを合わせると、短期でも数十万円、長期なら100万円を超えることも珍しくありません。
でも、実は少しの工夫でムダを減らし、満足度はそのままにコストを抑えることができます。
高いお金をかけなくても、子どもが英語を学び、異文化に触れ、家族の絆を深めることは十分可能です。
この記事では、経験者の声や現地でのリアルな工夫をもとに、
**「親子留学で無理なく節約できる20の実践テクニック」**をまとめました。
航空券や滞在費の節約から、現地での生活コツ、教材や食費の工夫まで、
“ちょっとした知恵”で何万円も変わる方法を紹介していきます。
これから親子留学を計画する方、
「できるだけ費用を抑えて実現したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
渡航時期をずらして航空券を安く取る
航空券代は、親子留学の費用の中でも大きな割合を占めます。
特に夏休み・春休み・冬休みといった日本の長期休暇シーズンは、需要が集中し、価格が2倍以上になることもあります。
節約のコツは、出発時期をずらすこと。
たとえば同じ行き先でも、
- 
ゴールデンウィーク後の5月中旬〜6月 
- 
10月〜11月 
- 
年明けすぐの1月中旬〜2月 
 は、航空券が大きく値下がりする傾向があります。
また、出発日を週末から平日にずらすだけでも1〜2万円安くなるケースも。
検索サイトで「±3日」で比較してみると、お得な日が見つかりやすいです。
さらに、LCC(格安航空会社)を利用するなら、
「早期予約割引」や「セール期間」を狙うのもおすすめ。
特にセブパシフィックやエアアジアでは、数か月前に予約すれば片道1万円以下のチケットも見つかります。
留学時期の柔軟性がある方は、まず航空券からスケジュールを組む発想に切り替えることで、大幅な節約が可能です。
LCC(格安航空)を活用する
親子留学では、航空券の選び方ひとつで費用が大きく変わります。
近年はLCC(Low Cost Carrier/格安航空会社)が充実しており、親子2人でも往復10万円以下で行けるケースもあります。
代表的なLCCとしては、
- 
フィリピンなら セブパシフィック航空(Cebu Pacific) 
- 
東南アジア方面なら エアアジア(AirAsia) 
- 
韓国・台湾経由なら ZIPAIRやScoot 
 などが人気です。
LCCの最大のメリットは、必要なサービスだけを選べる自由さ。
機内食や受託手荷物、座席指定などを削れば、かなり安く抑えられます。
ただし、親子留学では荷物が多くなりがちなので、以下の工夫をしておくと安心です。
- 
受託手荷物はオンラインで事前予約(空港より安い) 
- 
1つの大きなスーツケースをシェアして重量を分散 
- 
機内持ち込みリュックを軽量化し、搭乗をスムーズに 
また、LCCはセール情報のチェックも重要。
メルマガ登録やアプリ通知を設定しておけば、「片道999円セール」などの限定チケットを逃さずゲットできます。
少し手間をかけるだけで、航空券代が半分以下になることも。
節約の第一歩として、LCC活用は外せません。
滞在先は「コンドミニアム+自炊」が最強
親子留学で最もコストがかかるのが「滞在費」と「食費」。
ホテル滞在を続けると、1泊1万円前後が相場で、1か月で30万円を超えることもあります。
一方で、キッチン付きのコンドミニアムやAirbnbを選べば、費用を半分以下に抑えることが可能です。
コンドミニアムの魅力は、生活の自由度の高さ。
炊飯器や電子レンジ、冷蔵庫が備え付けられている物件も多く、
子どもの食事やお弁当を自分で用意できるので、外食費を大幅にカットできます。
たとえばセブ島の場合、
- 
外食:1日3食×2人で 約1,500〜2,000ペソ(約4,000円) 
- 
自炊:1日2〜3食×2人で 約500〜700ペソ(約1,500円) 
と、1か月で約7万円以上の差になることもあります。
さらに、長期滞在なら月単位で賃貸契約できるため、
Airbnbよりも安い「ローカル不動産」経由の物件を探すのもおすすめです。
現地学校が提携している滞在先なら、通学も便利で安全面も安心。
親子留学では、
「ホテルよりも家庭に近い生活スタイル」が快適かつ経済的な選択肢です。
学校のプロモーションを狙う
語学学校の授業料は、親子留学の中でも大きな出費のひとつです。
しかし、時期やキャンペーンをうまく利用すれば、数万円単位で節約できます。
多くの語学学校では、以下のようなプロモーションを定期的に実施しています。
- 
早期申込割引(Early Bird):入学の3〜6か月前までに申し込むと5〜10%オフ 
- 
親子割・ペア割:親と子、または2人以上で一緒に申し込むとセットで割引 
- 
長期滞在割引:12週間以上など、一定期間以上の申込で授業料が安くなる 
- 
シーズンオフ割引:閑散期(5〜6月、10〜11月など)に特別価格を設定 
たとえばセブ島の学校では、
「4週間の授業料が1週間分無料」や「親子同時入学で宿泊費半額」など、
非常にお得なキャンペーンが出ることがあります。
また、留学エージェントによっても扱っているプロモーションが異なるため、
複数のエージェントから見積もりを取り、比較することが大切です。
最新情報は、
- 
学校の公式SNS(Facebook・Instagram) 
- 
留学エージェントのキャンペーンページ 
- 
現地留学生の口コミ投稿 
などをこまめにチェックしましょう。
ちょっとしたタイミングの違いで、総費用が10万円近く変わることもあります。
両替は空港ではなく市内で
現地での生活費を引き出す際、つい空港の両替所を利用してしまいがちですが、
空港レートは一般的に5〜10%ほど割高です。
親子2人分の生活費をまとめて換金すると、その差額だけで数千円〜1万円以上の損になることも。
おすすめは、市内の大型ショッピングモール内にある正規両替所を利用すること。
セブ島なら「Ayala Center Cebu」「SM City Cebu」「Robinsons Galleria」などにある両替所は、
安全でレートも良く、利用者が多いため信頼性も高いです。
節約のポイントは以下の通りです。
- 
空港では最低限の交通費・1日分の生活費だけ両替する 
- 
市内到着後、複数の両替所でレートを比較する 
- 
両替時にレシートを必ず受け取る(トラブル防止) 
- 
両替額が大きい場合は、一度に全額ではなく分割で 
また、近年は海外対応のデビットカードやWise(旧TransferWise)カードを使うと、
為替手数料が低く抑えられ、現金を大量に持ち歩くリスクも減らせます。
現地到着直後の焦りで空港両替してしまうケースが多いですが、
ほんの少し待つだけで確実に節約できるポイントです。
通学距離を短くして交通費を削減
親子留学では、毎日の通学も大きなコストのひとつ。
特にタクシーやGrab(配車アプリ)を使う場合、1日数百ペソでも1か月で1〜2万円になります。
これを抑える最もシンプルな方法が、学校の近くに住むことです。
たとえば徒歩5〜10分圏内に住めば、
- 
毎日の交通費がゼロになる 
- 
通学ストレスが減る 
- 
雨の日や渋滞時も安心 
 と、費用だけでなく生活の快適さも向上します。
また、徒歩圏が難しい場合でも、Grabで片道5〜10分以内の距離を目安に選ぶと、
1回あたりの移動費が50〜100ペソ(約120〜250円)程度に抑えられます。
長期滞在なら、スクールシャトルや現地のシェア送迎を利用できるかも確認しておきましょう。
学校選びの際は、「授業料の安さ」だけでなく、
通学距離と立地を含めてトータルコストで比較することが大切です。
毎日の数百円の差が、1か月後には大きな節約につながります。
現地SIMカードを活用する
通信費も、親子留学中に見落とされがちな固定コストのひとつです。
日本のスマホをローミングで使うと、1日あたり2,000円前後の高額請求になることもあります。
節約のためには、現地SIMカードの利用が断然おすすめです。
フィリピン(セブ島)では主に
- 
Globe(グローブ) 
- 
Smart(スマート) 
 の2大キャリアが主流。
 空港の到着ロビーやショッピングモールで簡単に購入できます。
料金の目安は以下の通りです。
- 
SIMカード本体:50〜100ペソ(約150〜250円) 
- 
30日間データプラン:300〜600ペソ(約800〜1,500円) 
つまり、月1,000円前後で十分な通信環境が手に入ります。
また、通信量が多い場合は、アプリ(GigaLife・GlobeOneなど)でプラン追加も簡単です。
さらに、最近ではeSIM対応スマホを使えば、日本の番号を残したまま現地回線を追加できます。
現地SIMを使うことで、
- 
オンライン授業やナビアプリが快適 
- 
親子の連絡もLINEやMessengerで無料 
- 
Wi-Fiが不安定な環境でも安心 
と、通信費の節約だけでなく利便性と安全性もアップします。
保険は「必要最小限+海外保険付きクレカ」で
海外留学では、万が一の病気や事故に備えて保険加入が必須です。
ただし、フルカバーの海外保険を親子で加入すると、1か月で2〜5万円かかることもあります。
節約のポイントは、「本当に必要な補償」に絞ることです。
まず確認したいのが、クレジットカードの付帯保険。
最近のカード(特にゴールドカード以上)には、
「傷害治療」「疾病治療」「携行品損害」などが自動付帯または利用付帯されているものが多くあります。
たとえば、
- 
三井住友カード ゴールド(NL) 
- 
楽天プレミアムカード 
- 
エポスカード(海外旅行保険自動付帯) 
 などは、短期滞在(30〜90日)で十分な補償が受けられます。
その上で、
- 
滞在が90日を超える場合 
- 
クレカ補償がない期間をカバーしたい場合 
 には、短期の追加保険を1か月単位で契約するのが効率的です。
また、子どもの場合は、
「通院費用」「感染症」「歯のトラブル」などを重点的に確認しておきましょう。
大人と違い、小児科受診や軽いケガの頻度が高いためです。
保険料を節約しながらも、
「緊急時に困らない範囲」でバランスを取ることが大切。
クレカ付帯保険+短期追加の組み合わせなら、1か月数千円で安心を確保できます。
親子で同じ学校に通うと割安になる
親子留学では、親と子が同じ学校に通うことで、費用面でもサポート面でも大きなメリットがあります。
実は、多くの語学学校が「親子プログラム」を設けており、授業料や滞在費の割引が適用されるケースがあるのです。
たとえば、
- 
「親子同時入学で親の授業料10%オフ」 
- 
「2人目の宿泊費半額」 
- 
「同室滞在で宿泊費を共有」 
 といったプロモーションを行う学校もあります。
また、親子が同じ施設内で学べることで、
- 
通学交通費が不要(同じ建物内や徒歩圏) 
- 
スケジュールを合わせやすい 
- 
子どもが安心して学べる 
 といった生活面での利便性も高まります。
特にセブ島などの親子留学向け学校では、
親は「一般英会話コース」、子どもは「ジュニアコース」に分かれ、同時間帯に授業を受ける仕組みが一般的です。
これにより、日中は学び、午後は一緒に観光や自炊を楽しむという効率的なスケジュールが組めます。
さらに、学校によっては「親は付き添いだけ(授業なし)」という選択も可能。
この場合、SSP(特別就学許可証)取得が不要になり、数万円の現地費用を節約できます。
親子同校スタイルは、費用面・安全面・生活面すべてでバランスの取れた選択肢です。
教材は中古やシェアでOK
留学中の地味な出費として見落とされがちなのが、教材費です。
特に親子2人分となると、1科目ごとに数百〜数千円のテキスト代が積み重なり、
1か月で5,000〜1万円を超えることもあります。
しかし、教材は必ずしも新品を買う必要はありません。
節約のポイントは、中古やシェアを上手に活用することです。
現地の学校では、前の留学生が使った教材を
「半額以下で譲ってくれる」ケースがよくあります。
また、Facebookの日本人コミュニティやLINEグループでは、
「帰国前に教材や学用品を無料・格安で譲ります」という投稿も頻繁に見られます。
さらに、親子で同じレベルの英語を学ぶ場合は教材を共有するのもおすすめ。
たとえば親が復習に使った教材を子どもが使う、といった形でも十分に学習効果があります。
オンライン教材を導入している学校では、
「印刷費を節約するためにPDFで閲覧」するのも一案。
タブレットを1台持参すれば、複数の教材をデジタルで管理できて便利です。
新品を買わなくても、工夫次第で学びの質は変わらない。
教材費を節約した分を、体験学習や週末アクティビティに回すのも良い使い方です。
週末レジャーは無料スポット中心に
留学中は、せっかく海外にいるのだからと、
週末にレジャーや観光を楽しみたくなるもの。
しかし、有料ツアーやリゾート施設を毎週利用すると、あっという間に出費がかさみます。
節約のコツは、無料または格安で楽しめるスポットを中心にプランを立てること。
たとえばセブ島の場合、
- 
近場の無料ビーチやパブリックリゾート 
- 
ITパークやアヤラモールの屋外イベント広場 
- 
地元のマーケットやナイトマーケット 
- 
教会・公園・展望台などの文化スポット 
など、お金をかけずに家族で充実した1日を過ごせる場所がたくさんあります。
また、学校によっては「無料の週末アクティビティ」や「現地交流イベント」を開催していることも。
ボランティア活動や文化体験などに参加すれば、英語力アップにもつながります。
どうしても有料ツアーに参加したい場合は、
現地で直接予約するか、複数のツアー会社を比較してオンライン手数料を節約しましょう。
SNSで「現地在住者おすすめ情報」を探すのも効果的です。
節約しながらも思い出に残る体験を。
無料スポットを上手に活用すれば、**“お金をかけずに海外を楽しむ力”**が自然と身につきます。
ローカル食堂・マーケットを活用
留学生活の中で、毎日の食費は大きな割合を占めます。
外食を続けると、親子2人で**1日あたり1,500〜2,000ペソ(約4,000円)**ほどになることも。
ですが、ローカル食堂(カレンデリア)やマーケットを上手に利用すれば、その費用を半分以下に抑えることができます。
セブ島のようなローカルエリアでは、
- 
カレンデリア(地元食堂)では1食 100〜150ペソ(約300〜400円) 
- 
マーケットでは野菜・果物・肉がスーパーの2〜3割安 
- 
炊飯器・調味料を揃えれば、1日あたり1,000円以下の自炊も可能 
たとえば、朝はマーケットで買った果物とパン、昼は学校でランチ、夜は自炊、
というスタイルにするだけで、1か月で3〜5万円の節約になります。
また、ローカル食堂では英語で注文する練習の場にもなり、
子どもにとっても実践的な英語体験のチャンス。
「このおかずは何?」「もう少し辛くして」など、日常会話の練習にも最適です。
ポイントは、
- 
清潔で人の出入りが多い店を選ぶ 
- 
現地の人が並んでいる場所は“当たり”のサイン 
- 
飲み物は必ずボトルウォーターを選ぶ 
こうした小さな意識の積み重ねで、食費を楽しみながら節約できます。
公共交通機関をうまく使う
親子留学中の移動で、毎回タクシーやGrab(配車アプリ)を利用していると、
1日あたり200〜300ペソ(約500〜800円)が積み重なり、
1か月で1〜2万円以上になることもあります。
節約のコツは、公共交通機関を上手に取り入れること。
フィリピン(セブ島)では、以下のような手段があります:
- 
MyBus(マイバス):空港や主要モールをつなぐ大型バス。冷房付きで快適、料金は25〜40ペソほど。 
- 
ジプニー(Jeepney):最も安い移動手段で、区間によっては1回15ペソ(約40円)程度。 
- 
トライシクル(Tricycle):近距離の移動に便利で、数十ペソで利用可能。 
ただし、ジプニーやトライシクルは慣れるまで少し難しく感じる場合もあるため、
最初は親がルートを調べ、慣れたら子どもと一緒に挑戦するのがおすすめです。
また、夜間や天候の悪い日は、安全面を考えてGrabを利用するなど、使い分けがポイントです。
学校や滞在先によっては、
無料シャトルバスや送迎付きプランがある場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
交通費の節約はもちろん、
ローカル交通を使うことで、現地の生活文化を肌で感じる体験にもなります。
水や日用品はまとめ買い
親子留学中は、毎日少しずつ買い足しているつもりでも、
気づけば日用品だけで毎月1〜2万円近く使っていることがあります。
特に水・お菓子・洗剤・おむつ・日焼け止めなどは、スーパーよりもコンビニで買うと2〜3割高いのが一般的です。
節約のポイントは、まとめ買い+プロモ(セール)を活用すること。
セブ島なら、
- 
SMスーパー、Robinsons、Landers、S&Rなどの大型スーパー 
- 
Metro SupermarketやAyala Supermarketなどのモール内店舗 
 では、定期的に「Buy 1 Take 1(1つ買うと1つ無料)」や「3 for 2(3個で2個分の値段)」といったプロモが行われます。
特に以下のようなものは、まとめ買いが圧倒的にお得です。
- 
6L〜10Lサイズのウォータージャグ 
- 
洗剤・シャンプー・ボディソープの詰め替え用 
- 
お菓子・インスタント食品・飲料 
- 
子どものおもちゃ・文房具などの消耗品 
また、**地元マーケット(wet market)**では、
フルーツや野菜、卵などがスーパーの半額程度で手に入ることもあります。
上手に使い分けると、1か月あたり3,000〜5,000円の節約も可能です。
コツは「よく使うものを把握して、定期的にストック補充」。
まとめ買いを習慣化すれば、時間とお金の両方を節約できます。
長期割引を活用
親子留学では、滞在期間が長くなるほどお得になるケースが多くあります。
語学学校・滞在施設・留学エージェントのいずれも、長期契約によるディスカウント制度を設けているからです。
たとえば、語学学校では以下のような割引が一般的です:
- 
4週間以上で授業料5%オフ 
- 
8週間以上で授業料10%オフ 
- 
12週間以上で宿泊費または食費の割引 
短期よりも長期で申し込むことで、1か月あたりの平均費用が数万円下がることも珍しくありません。
また、滞在先も「1か月ごとの賃貸」よりも「3か月以上の契約」にすることで、
家賃を5〜15%割引してもらえる場合があります。
現地オーナーとの直接交渉では、長く住む前提で値引き相談をしてみるのもおすすめです。
さらに、航空券や保険でも「長期割」が適用されることがあります。
たとえば海外保険を3か月まとめて契約すると、月単位よりも割安になる場合があります。
長期留学を予定しているなら、
まとめて契約して一括払いにするほうが、トータルで安く済む傾向にあります。
ただし、学校変更や延長の可能性がある場合は、返金ポリシーを事前確認しておきましょう。
「少し長めに申し込む」だけで、数万円の差が生まれることも。
長期割引は、親子留学の節約において最も確実なコツのひとつです。
留学エージェントを比較する
同じ学校・同じ期間・同じプランでも、申し込むエージェントによって費用が大きく異なることがあります。
これは、エージェントごとに取り扱うプロモーションや手数料、サポート体制が違うためです。
たとえば、あるエージェントでは
- 
授業料10%オフキャンペーンを実施中 
 でも、別のエージェントでは
- 
無料ピックアップ+教材費無料特典 
 など、内容がまったく違うこともあります。
節約のためには、最低でも3社以上のエージェントに見積もりを依頼し、
内訳を細かく比較することが大切です。
特にチェックしたいポイントは以下の通り:
- 
授業料・滞在費・SSPなどの現地支払い費用を含むか 
- 
エージェント手数料の有無(無料サポートかどうか) 
- 
キャンペーンや割引コードの適用可否 
- 
返金ポリシーやサポート期間 
また、口コミやSNSのレビューで「実際にサポートが丁寧だったか」「現地トラブル時の対応」も確認しておくと安心です。
エージェントによっては、直接申し込みより安くなるケースも多くあります。
とくに親子留学は、学校+宿泊+送迎+生活サポートを一括で依頼できるため、
信頼できるエージェントを選ぶことで、費用と時間の両方を節約できます。
比較を面倒がらず、丁寧に選ぶことが、最終的な節約につながります。
中古やリサイクル用品を活用
親子留学では、家具や家電、子どもの学用品など、生活用品の初期費用が意外と大きな負担になります。
新品で全部そろえると、最低でも2〜5万円ほどはかかってしまいます。
しかし、現地では帰国前の留学生や長期滞在者が、
まだ使える家具・家電・おもちゃなどを格安または無料で譲ってくれるケースが多くあります。
探す場所の定番は以下の通りです:
- 
Facebookグループ(例:「Cebu日本人掲示板」など) 
- 
学校内・学生寮の掲示板 
- 
LINEコミュニティや現地在住者グループ 
こうしたコミュニティでは、
「帰国前セール」「譲ります/買います」などの投稿が頻繁にあり、
テーブル、扇風機、キッチン用品、子どものおもちゃなどを半額以下で入手できます。
また、フィリピンなどでは**セカンドハンドショップ(中古店)**も一般的。
家具家電だけでなく、ベビーカーや学用品なども見つかることがあります。
使い終わったら、自分が帰国前に次の留学生へ譲ることで、
ゴミを減らし、他の家族の助けにもなります。
新品でなくても、清潔で使えるものなら十分。
リユース文化を上手に取り入れることが、節約と環境配慮の両立につながります。
子どものお小遣いルールを決める
親子留学中は、子どもが新しい環境にワクワクして、つい買い物やお菓子をねだる機会が増えます。
しかし、何もルールを決めずにお金を渡すと、無意識のうちに浪費が増える原因になります。
節約のコツは、「お小遣いの仕組み」をあらかじめ決めておくこと。
おすすめは、
- 
週ごとに一定額を渡す「週払いスタイル」 
- 
お手伝い・勉強などの成果で少しずつ増やす「達成型ルール」 
たとえば、
「今週は300ペソまで」「毎日宿題をしたら追加で50ペソ」など、
目標を設定してあげると、子どもも楽しみながらお金の管理を学べます。
また、買い物のときに値段を一緒に確認する習慣をつけると、
「これを買うと残りはいくら?」という感覚が自然と身につきます。
これは単なる節約だけでなく、
“お金の教育”にもなる大切な機会です。
海外で現地通貨を使うことで、
数字の読み方や英語でのやり取りを学ぶことにもつながります。
無駄遣いを防ぎつつ、学びのチャンスに変える。
親子留学中だからこそできるリアルな金銭教育です。
現地の無料イベントをチェック
親子留学中は、勉強だけでなく「現地の文化や人とふれ合う体験」も大切な学びです。
しかし、ツアーや有料体験を頻繁に利用すると、出費がすぐに増えてしまうもの。
そんなときにおすすめなのが、無料または低価格で参加できる現地イベントです。
セブ島などでは、モールや観光局、語学学校が主催する無料イベントが多く開催されています。
たとえば:
- 
ショッピングモールのキッズワークショップ(英語アクティビティ) 
- 
文化祭・ダンスフェス・ミュージックイベント 
- 
ボランティア活動(清掃・子ども支援など) 
- 
語学学校主催の週末クラブ活動や英会話カフェ 
これらは無料または参加費が数百ペソ(数百円)程度で、
子どもも大人も気軽に楽しめる内容が中心です。
情報収集のコツは、
- 
Facebookの「Events(イベント)」機能で「Cebu free event」などを検索 
- 
モールの公式SNS(Ayala、SMなど)をフォロー 
- 
現地の学校掲示板やLINEグループをチェック 
こうした無料イベントは、単なる遊びではなく、
英語を自然に使う練習の場としても非常に効果的です。
楽しく学びながら、現地の人との交流も広がる。
「お金をかけずに経験を増やす」一石二鳥の節約テクニックです。
帰国時に不要品をリセール
親子留学を終えて帰国する際、家具や家電、生活用品をどう処分するか悩む方は多いです。
しかし、それらをただ捨ててしまうのはもったいない!
上手にリセール(再販売)すれば、数千円〜数万円を回収できる節約テクニックになります。
フィリピンなどでは、帰国前の留学生が自分の持ち物を売る文化が根付いており、
「現地版メルカリ」のように使えるサービスもあります。
代表的な方法はこちら:
- 
Facebook Marketplace:最も利用者が多く、安全に取引可能 
- 
日本人コミュニティの掲示板・LINEグループ 
- 
学校内の掲示板に「帰国セール」告知を掲載 
リセールに向いているアイテムは、
- 
扇風機、ケトル、炊飯器などの家電 
- 
机、椅子、収納ボックスなどの家具 
- 
おもちゃ、英語教材、絵本 
- 
雑貨や未使用の消耗品 
「譲ります/売ります」投稿は、帰国の2〜3週間前に始めるのがベストです。
早めに出せば、まとめ買いしてくれる人も見つかりやすくなります。
また、次に留学する人に安く譲ることで、
コミュニティのつながりや感謝の輪も広がります。
最後まで賢く活用して、使ったものを価値に変える。
これも立派な“留学上級者の節約術”です。
まとめ
親子留学は、子どもの成長や家族の絆を深めるかけがえのない経験です。
しかし、費用面の負担が大きく、最初の一歩を踏み出せない家庭も少なくありません。
今回紹介した20の節約テクニックは、どれも無理をせず実践できるリアルな方法ばかり。
ほんの少しの工夫を積み重ねることで、トータルで数十万円単位の節約も可能です。
特に意識したいポイントは次の3つです:
- 
出発前に「時期・学校・滞在先」をしっかり比較すること 
- 
現地では“ローカルの暮らし方”を取り入れること 
- 
節約の目的は“我慢”ではなく、“体験にお金を回す”こと 
節約の本当のゴールは、
お金を減らさないことではなく、より多くの「学び」と「思い出」を得ることです。
「少し工夫すれば、もっと自由に、もっと豊かに学べる」
それが、親子留学の魅力を最大限に引き出すコツ。
今回の20選を参考に、ぜひあなたの家族に合った留学プランを組み立ててみてください。
賢く節約しながら、心に残る留学体験を――。
親子留学の費用はどれくらい節約できる?
出発時期の工夫、LCC活用、自炊型コンドミニアム、長期割・親子割の併用で、同条件のホテル滞在+レガシー航空より月あたり数万円〜十数万円の圧縮が可能です。
ベストな出発時期は?(安いのはいつ)
日本の長期休暇を外した1月中旬〜2月/5〜6月/10〜11月が狙い目です。週末発→平日発にずらすだけでも下がることがあります。
LCCは荷物が多い親子留学でも大丈夫?
事前の受託手荷物追加と、スーツケースの重量配分で問題ありません。機内食・座席指定は必要分だけ。アプリ通知でセールを逃さないのがコツです。
ホテルとコンドミニアム、どちらが安い?
長期はキッチン付きコンド+自炊が有利。食費が1/2〜1/3になり、洗濯設備でランドリー代も抑えられます。
学校のプロモーションはどう探す?
学校公式SNS、エージェントのキャンペーンページ、在校生コミュニティを定期チェック。早割・親子割・長期割・閑散期割の有無を見積もりで比較します。
両替はどこがお得?
空港は最小限のみ。到着後に市内モールの正規両替所で比較。海外対応デビットやWiseカード併用で手数料を下げられます。
通学の交通費を下げるコツは?
まず学校近くに住むのが最強。難しければGrabで5〜10分圏を目安に。スクールシャトルやシェア送迎の有無も確認しましょう。
通信費を節約する方法は?
現地キャリアのプリペイドSIM(eSIM可)を利用。月1,000円前後で十分なデータ量が確保できます。ローミングは高額になりがちです。
保険はどう組み合わせれば安くて安心?
クレカ付帯保険+必要分だけ短期追加が定番。90日超や小児の通院頻度を考慮して、疾病治療・救援者費用・携行品を中心に設計します。
親は授業を受けない付き添いだけでもOK?
学校や国により可。付き添いのみなら学費・一部現地費用(例:学習許可)が不要になり、数万円の節約につながることもあります。
教材費を抑えるには?
中古譲渡・先輩からの引き継ぎ・PDF教材の活用・親子シェアで節約。帰国時は次の留学生へ譲渡して循環させましょう。
休日のレジャー費を節約するには?
無料ビーチや公園、モールの無料イベント、学校のアクティビティを活用。有料ツアーは現地直予約や複数社比較で手数料を抑えます。
食費を下げる現地の使い方は?
ローカル食堂とマーケット+自炊の組み合わせ。清潔な店を選び、飲み物はボトルウォーターを徹底。
公共交通機関は安全?使うべき?
日中・主要路線は活用価値あり(大型バスなど)。夜間・雨天は配車アプリに切替。安全と節約のバランスを取るのが基本です。
日用品はどこで買うと安い?
コンビニは割高。大型スーパーのプロモ(Buy1 Take1等)や会員制ストア、マーケットを使い分け、まとめ買いで時短&節約。
長期申込は本当に得?注意点は?
授業料・家賃が下がりやすく総額は有利。ただし返金ポリシーを必ず確認。学校変更の可能性がある場合は分割も検討。
エージェントはどう比較する?
最低3社で総額・特典・手数料・現地サポート・返金条件を同条件で比較。同じ学校でも条件差が出ます。
中古家具や家電はどこで入手?
Facebook Marketplace、在住日本人グループ、学校掲示板。帰国時は早めにリセール告知すると回収額が上がります。
子どもの無駄遣いを防ぐ方法は?
週次の定額お小遣い+達成型ボーナスでルール化。買い物は価格確認を一緒に行い、金銭教育の機会に。
治安面と節約、どちらを優先すべき?
常に安全が最優先。危険な時間帯・エリア回避、信頼できる交通手段と滞在先を選ぶことが、結果的に医療費やトラブルコストの回避につながります。

 
		 
		 
			 
			 
			 
			 
			