2018/05/17

3D学校生活

【第12回 セブ夢セミナー】花田和奈 ~幸せを与えるには自分が幸せになること~

2018/06/26
この記事は約 3 分で読めます

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今回の夢セミナーのゲストさんは…
フォトグラファー花田和奈さん(Lovegraph)とお馴染みのキャリアカウンセラーの池田源成さんにお越し頂きました。花田さんの今回の留学で得たことやこれまでの人生設計、どのよな経緯で現在の職を選んだのかをお話して頂きました。

花田 和奈
経歴:京都生まれ京都育ち
職業:Photogrpher
花田和奈さんのSNS!!!
twitter: (花田 和奈kazuna hanada)@kazuna_hana 
Facebook:花田 和奈

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留学のきっかけ

最初は留学したいな~という興味本位からでした。しかし、ただ生徒として活動したいとうよりも生徒+αで留学したいと考え、色々調べた結果、3Dの一芸留学を見つけました。

授業を受けて思ったのは、英語で専門的な表現するのは難しいことです。ただ、難しいことで逆にやりがいがでて授業中は楽しく過ごすことができました。

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一芸留学を通して得たもの

今回の留学で得たものは3つ。理解力行動力、そして自己理解

理解力

長いセンテンスになると理解するのが難しく、未だに完璧な理解はできていない状態です。しかし、完璧な理解ができないからこそ、文脈から分からない部分を補おうという意識が芽生え理解力が以前より増したと実感しています。

行動力

友達と遠出をしたりもしましたが、一人でタクシーやバイクを使って様々な場所に行き写真を取ったり、食事を取ったりと、自分の時間を有効に使うことができました。能動的に動くというのが勝手に身についているのを実感することができました。

自己理解

自分とは何か?自分は何ができるのだろうか?フォトグラファーだけでなく、他のこともチャレンジできるのでは?様々な分野で自分は挑戦できるのではないのか?と探る良い機会となりました。

その他にも留学の醍醐味と言える仲間ができたのは良かったです。3Dの生徒は一人一人に個性があり、留学中に様々な方とお話することができ良い刺激をもらう事出来ました。

これまでの経緯

大学時代からカメラで何かを撮るのが趣味で色々な場所に行き撮影をしていました。しかし、それ自体は趣味の一つでやっていたという感じでした。大学時代専攻していた学部は写真と直接関係しているようなものでもありませんでした。そのため大学の3回生の時は普通に日本で就職活動をして日本の会社で働こうと思っていました。

しかし、就職活動をしようとした時に何か自分の中で引っかかりを感じました。そして、自分は作る側の方が向いていると就職活動を通して感じ、大学4回生の時に大学と写真の専門学校に通うダブルスクールという形をとるようになりました。専門学校に通う理由としては、技術的な不足補うことと、フォトグラファーとしての採用情報を収集するために通いました。最終的にフォトグラファーとして募集している会社に就職することができました。

しかし、実際働いてみると自分自身の想像していた世界と乖離していました。通常何人かで分担し合う位の機材を一人で、エレベーターを使わず、地下4階から地上に持っていくのを繰り返す毎日でした。その生活が続いたためか私は鬱気味になってしまいました。その結果、仕事から離れる期間がありました。ただ、今思うとこの期間があったからこそ、これからのことを様々な観点から見ることができたんだと思います。

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花田さんの仕事に対する考え方

私は何で人は生き、死ぬのかを考えました。そして私なりに出した答えが『次の人のために生きることである』でした。歴史の過ちから、次の世代が見習う、学ぶ様に、後世の利益になることが人間が存在する意義であり、概念だと思っています。それを仕事を通してやりたいと思いました。

私が所属する組織ではLovegraph(=世界中の愛を形にをコンセプトとすること)を掲げ、写真で世界に愛を届ける事を仕事としています。

私がこの会社に所属する理由としては、この会社の理念が私のやりたいことに一致していたことと、

自分が幸せじゃないのに誰かを幸せにすることは出来ないと考えるからです。

幸せを与える側が幸せだからこそ相手も幸せを感じれるのだと信じているからです。私はこの考えで今後もお仕事を続けていきたいと思っています。

落ち込んだ時からの立ち直り方

完璧主義からの脱却

自分のこうでありたいを思い描いて、それができたら褒める!!前は30パーセントの達成率だとこんなじゃダメだ。もっとできる。もっと質の高いものが自分なら…という風に考えていました。ただ、それだと精神的にもたないのを実感しました。

利己的に自己中心的な生活

相手を思いやる心を捨てろというわけではありません。しかし、他者のことを考えることで、自分が使える時間を削るのはもったいないと思います。そして何より他者と比較するのはナンセンスでこれだけ多くの人が生きている中で全ての人に勝つというのは精神的な負担になるだけのことの方が多いです。

座談会

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質問者:お話の中で『好きなことを見つける』が大切であると仰っていましたが。何が基準でどうやったら見つかると思いますか?

花田さん:基準というより、直観に身を任せることが大切だと思っています。自分が心から楽しいと思えることを常に自分に問いかけて見てください。そして何か自分の中で見つかったらやってみてください。まず、行動を起こすことが大切だと思います。

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質問者:『発信力』が大切であると言われていますが、どう思いますか?

花田さん:私も発信力は大切だと思います。どれだけ良い作品が出来ても、認知されなければ、価値のあるものとして扱われません。認知してもらう上でSNSを活用することは有効だと思います。私もSNSを通して直接お会いしたことのない方と繋がることで、自分の可能性を広げることが出来ました。

ただ私の場合、SNSは発信というよりも残すことが前提です。自分が生きた証であり、その証を次の世代に繋げたいと考えているからです。

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まとめ

今回はフォトグラファーの花田和奈さんに自身のキャリアの形成の仕方や留学で得たことをお話して頂きました。

お話を通して感じたのが、一つ一つの行動に対して常に意味を持って行動している方なのだと感じました。休む時は休み、勉強をするときは勉強をし、楽しみたい時には楽しむ、一つ一つに集中し、その中で自分が何をしたいのか、何をしなければならないのかを明確にしていたからこそ充実した留学生活が送れたのだと思います。

また現在ではフォトグラファーとして活躍していらっしゃる花田さんですが、その裏には相当な努力と葛藤があったのだと感じました。人とは違う何かを手にする、確立していくにはそれに見合った努力が必要なのだと学ばせて頂きました。
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