セブ島移住ガイド: ダイビングスポットTOP5

はじめに

セブ島は「東南アジアのダイビングパラダイス」と呼ばれるほど、海の魅力にあふれた場所です。フィリピンの中でも特に透明度が高く、カラフルなサンゴ礁、豊富な熱帯魚、そして世界的にも珍しい大型海洋生物に出会えることで、多くのダイバーから絶大な支持を得ています。

旅行者にとっては一生の思い出になる体験ですが、移住者にとってはダイビングを「日常の趣味」として楽しめるのが最大の魅力です。都市部から1〜2時間で行けるスポットもあれば、週末の小旅行で訪れたい離島スポットもあり、ライフスタイルに合わせて海を満喫できます。

また、セブ島にはPADIなど国際ライセンスを取得できるダイビングショップが多く、初心者からプロダイバーを目指す人まで安心して学べる環境が整っています。移住後に「新しい趣味」として挑戦するのもおすすめです。

この記事では、セブ島に移住したらぜひ訪れてほしい「ダイビングスポットTOP5」を厳選して紹介します。それぞれのスポットには独自の魅力があり、あなたのライフスタイルやダイビング経験に合わせて楽しむことができます。


1. モアルボアル(Moalboal)

セブ島南西部に位置するモアルボアルは、世界中のダイバーが集まる人気エリアです。特に有名なのは「イワシトルネード」と呼ばれる数百万匹ものイワシの大群。海中を渦を巻くように泳ぐ光景は圧巻で、一度見たら忘れられない体験となるでしょう。

特徴

  • イワシの大群:年間を通じて見られる希少な現象。他の地域ではシーズン限定のことが多いが、モアルボアルではほぼ毎日遭遇できる。

  • 海洋生物の多様性:ウミガメ、バラクーダ、カラフルな熱帯魚など、マクロ・ワイドどちらのダイビングも楽しめる。

  • シュノーケリングも可能:イワシの大群はビーチの目の前でも見られるため、ライセンスがない人も体験できる。

移住者におすすめの理由

  • ビーチタウンの利便性:レストランやカフェ、ゲストハウスが集まる「パナグサマビーチ」があり、長期滞在に便利。

  • 生活とダイビングの両立:セブシティから車で約3〜4時間と週末移動が可能。都市生活を送りつつ、週末は気軽にダイブ旅行ができる。

  • コミュニティ:世界各国のダイバーや移住者が集まるため、国際的な交流が楽しめる。

ポイント

モアルボアルは「日常の延長で非日常を味わえる」場所。セブ島に住んでいれば、ふと思い立った週末に絶景の海へ潜りに行けるのは大きな魅力です。

セブ島から日帰りOK!ウミガメと泳げる街・モアルボアル完全ガイド【2025年版】


2. マラパスクア島(Malapascua Island)

セブ島最北端からボートで渡る小さな島「マラパスクア島」は、ダイバーなら一度は訪れたい憧れの場所です。世界でも数少ない、ニタリザメ(Thresher Shark)に高確率で遭遇できるダイビングスポットとして有名で、国内外から多くのダイバーが訪れます。

特徴

  • ニタリザメとの遭遇:早朝のダイビング(モナドショール)では、ほぼ毎日のようにニタリザメが現れ、優雅に泳ぐ姿を間近で見られる。

  • マクロ生物の宝庫:ウミウシや小型のエビ、カニなどマクロ撮影向けの生物も豊富。

  • 静かな雰囲気:セブシティの喧騒とは無縁で、のんびりとした島暮らしが体感できる。

移住者におすすめの理由

  • 本格派ダイバーの聖地:プロ資格を取得したい人や、ダイビングをライフワークにしたい人に最適。

  • 落ち着いた生活環境:観光客は多いが、商業化されすぎていないため、田舎の島で穏やかに暮らしたい移住者に向いている。

  • 国際的コミュニティ:世界中から集まるダイバーと交流でき、英語を使った生活環境が自然に整う。

ポイント

マラパスクアは、海の迫力と穏やかな島時間を両方楽しめる特別な場所。セブ島に移住したら「一度訪れる」だけでなく、「定期的に通いたくなる」ダイビングスポットのひとつです。

セブ島から行ける離島リゾート!マラパスクア島完全ガイド【2025年版】


3. オスロブ(Oslob)

セブ島南部に位置するオスロブは、世界的に有名なジンベエザメとの遭遇スポットです。ジンベエザメは世界最大の魚類で、その迫力ある姿を間近で見られる体験は一生の思い出になります。

特徴

  • ジンベエザメとの出会い:早朝の海で餌を食べに来るジンベエザメを、シュノーケリングやダイビングで間近に観察可能。

  • 初心者でも楽しめる:浅瀬で体験できるため、泳ぎが得意でなくても安心。家族連れやダイビング未経験者でも参加しやすい。

  • 周辺観光も豊富:オスロブの近隣には「トゥマログ滝」や「スミロン島」など、自然を満喫できる観光地が点在している。

移住者におすすめの理由

  • 週末旅行に最適:セブシティから車で約4〜5時間。都市部で生活しながら、週末に自然体験を楽しむことができる。

  • ダイビング以外の魅力:シュノーケルやアイランドホッピングなど、家族や友人と一緒に楽しめるアクティビティが多い。

  • 移住ライフのアクセントに:普段は都市生活を送りつつ、特別な週末体験としてジンベエザメに会いに行けるのは、セブ移住ならではの贅沢。

ポイント

オスロブは賛否が分かれる観光スタイル(餌付け)でもありますが、「世界最大の魚と一緒に泳ぐ体験」は他ではなかなかできない特別なもの。セブ島に移住したら、一度は体験しておきたいスポットです。

セブ島観光スポット: オスロブ・ジンベエザメウォッチング完全ガイド


4. カビラオ島(Cabilao Island)

セブ島の西側、ボホール島近くに位置する「カビラオ島」は、観光地化が進んでいない穴場のダイビングスポットです。手つかずのサンゴ礁やダイナミックなドロップオフが広がり、静かに海を楽しみたいダイバーに人気があります。

特徴

  • 美しいサンゴ礁:色鮮やかなハードコーラルやソフトコーラルが広がり、魚群とともに圧巻の景観を作り出す。

  • ドロップオフポイント:急激に深くなる海底地形があり、上級者向けダイビングに最適。

  • 混雑の少なさ:有名スポットに比べて人が少なく、プライベート感のあるダイブが可能。

移住者におすすめの理由

  • 静かな環境:観光地としてはまだ発展途上のため、自然をそのまま満喫できる。

  • ゆったり滞在:リゾートは少数精鋭で、アットホームな雰囲気があり、リピーターや長期滞在者に愛されている。

  • 週末小旅行に最適:セブシティからボートを利用してアクセスでき、都市生活と島暮らしを行き来できるのも魅力。

ポイント

カビラオ島は「静かに潜りたい」「観光客が少ない場所を探している」という移住者にぴったりのスポット。手つかずの自然に囲まれ、海と一体になれる感覚を味わえる場所です。

セブ島観光ガイド: カビラオ島(Cabilao Island)2025年最新版


5. ヒルトゥガン島(Hilutungan Island)

セブ・マクタン島の沖合にあるヒルトゥガン島は、アクセスの良さと豊かな海洋保護区で知られる人気ダイビングスポットです。セブシティやマクタン島に住んでいても、日帰りで気軽に訪れることができるのが最大の魅力です。

特徴

  • マリン保護区:魚が多く、透明度の高い海で、初心者から経験者まで楽しめる。

  • 豊富な魚影:カラフルな熱帯魚の群れ、ウミガメ、時には大物まで姿を見せる。

  • シュノーケリングも充実:浅瀬のサンゴや魚が近くで見られるため、家族連れにも人気。

移住者におすすめの理由

  • 都市部から近い:セブシティやマクタン島からボートで約30〜40分。仕事や生活をしながら、気軽に「放課後ダイブ」も可能。

  • 初心者フレンドリー:体験ダイビングやライセンス講習にも最適な環境。移住後に新たにダイビングを始めたい人におすすめ。

  • 日常の延長で楽しめる:わざわざ長距離移動しなくても、平日や休日のちょっとした時間で海に潜れる。

ポイント

ヒルトゥガン島は「生活圏から近い海」を求める移住者にとって理想的なスポット。仕事や学びの合間に、ふらっと世界レベルの海に潜りに行ける贅沢を味わえます。

セブ島観光ガイド: ヒルトゥガン島(Hilutungan Island)2025年最新版


まとめ

セブ島は、世界的に見てもトップクラスのダイビングスポットが集まる場所です。
今回紹介した TOP5スポット を振り返ると、それぞれに個性があり、移住後のライフスタイルに合わせて楽しめます。

  • モアルボアル:イワシの大群とウミガメに出会える、アクセス良好な人気エリア

  • マラパスクア島:ニタリザメに会える世界的に有名なダイビングアイランド

  • オスロブ:ジンベエザメとの迫力ある体験ができる南部の観光地

  • カビラオ島:人混みを避けて自然と静寂を楽しめる穴場スポット

  • ヒルトゥガン島:都市部から日帰り可能、初心者にも優しいマリン保護区

セブ島に移住することで、これらの海を「旅行先」ではなく「日常の一部」として楽しめるのは大きな魅力です。週末のリフレッシュに潜りに行ったり、仕事終わりに軽くシュノーケルをしたりと、海と共に生きるライフスタイルが待っています。

ダイビングは健康維持にもリフレッシュにもつながり、世界中の仲間と出会える趣味。セブ島移住を考えている方は、ぜひダイビングを生活の一部に取り入れてみてください。


FAQ

セブ島でダイビングを始めるのにライセンスは必要ですか?

体験ダイビングやシュノーケリングならライセンスは不要ですが、本格的に続けるならPADIなどの国際ライセンス取得がおすすめです。セブ島には多くのダイビングショップがあり、数日でライセンスを取得できます。

セブ島でダイビングするベストシーズンはいつですか?

一年中潜れますが、乾季(12月〜5月)は海況が安定し、透明度も高くベストシーズンです。雨季でも問題なく潜れますが、台風シーズン(7〜10月)は天候チェックが必要です。

初心者におすすめのスポットはどこですか?

ヒルトゥガン島やモアルボアルは浅瀬でも魚が多く、初心者や体験ダイビングに適しています。インストラクターが常駐するショップも多いため安心です。

移住後に気軽に行けるスポットはありますか?

セブシティやマクタン島に住んでいる場合、ヒルトゥガン島やオランゴ島周辺が日帰り圏内です。仕事の休みや週末にふらっと潜りに行けるのが、移住者にとって大きな魅力です。

セブ島でのダイビング費用はどのくらいですか?

1回のファンダイビングは2,500〜3,500ペソ(約6,000〜9,000円)が相場です。ライセンス取得は20,000〜25,000ペソ程度(約5〜7万円)。長期的に続ける場合、ショップの会員割引やパッケージを利用するとコストを抑えられます。

移住者がダイビングを趣味にする場合、生活との両立は可能ですか?

はい。セブシティに住みながら週末にモアルボアルやオスロブへ小旅行に行ったり、平日はマクタン沖のスポットで日帰りダイブするなど、生活とダイビングを無理なく両立できます。

移住後にダイビング仲間は見つかりますか?

セブ島には国際的なダイビングコミュニティがあり、ショップやSNSを通じて仲間を作りやすい環境です。移住者同士の交流も盛んで、趣味を通じて友人を増やすきっかけになります。

セブ島移住ガイド 2025年版|ビザ・生活費・住まい・治安まで徹底解説

類似投稿