2025/06/17
目次
英語の文で「〜しています」と言いたいとき、
たとえば「今まさに勉強中」「昨日の夜、テレビを見ている最中だった」など、
“動作の途中”を表現する方法として登場するのが「進行形」です。
たとえば:
I am studying English.(私は今、英語を勉強しています)
She was cooking when I got home.(私が帰宅したとき、彼女は料理をしていました)
このように、進行形は be動詞+動詞ing のセットで、「今している動作」や「過去のある時点でしていた動作」を生き生きと描写できます。
この第10章では、ChatGPTを使いながら以下のポイントをしっかり整理していきます:
現在進行形・過去進行形の文の作り方と意味
be動詞と動詞ingのルール
進行形が使える時と使えない時(状態動詞との区別)
英作文・会話文で進行形を自然に使う方法
「〜している」という表現がスッと出てくると、
英語らしいテンポのある文を作ることができ、会話でもグッと表現の幅が広がります。
ChatGPTと一緒に、英語の“いま起きていること”を上手に伝えられる力を身につけましょう!
進行形は、英語で「今、まさに〜している」という**“動作の途中”**を表すときに使われます。
現在進行形・過去進行形を中心に、まずは基本のしくみを確認していきましょう。
be動詞 + 動詞のing形
主語 | 現在進行形 | 過去進行形 |
---|---|---|
I | am playing | was playing |
you / we / they | are playing | were playing |
he / she / it | is playing | was playing |
I am studying English.
(私は今、英語を勉強しています)
She is cooking dinner.
(彼女は夕食を作っている最中です)
They are playing soccer now.
(彼らは今サッカーをしている)
→ 「今この瞬間にしていること」がポイントです。
I was watching TV at 9 p.m.
(夜9時にテレビを見ていました)
He was sleeping when I called him.
(私が電話したとき、彼は寝ていました)
We were studying all night.
(一晩中勉強していました)
→ 過去の“ある時点で進行中だったこと”を表現できます。
特徴 | 内容 |
---|---|
be動詞が変化する | 主語と時制によって am / is / are / was / were を使い分ける |
動詞はing形 | eat → eating / run → running など |
状態動詞には使えないことも | know, like, believe など(「動き」がない動詞)とは相性が悪い |
原形 | ing形 | 備考 |
---|---|---|
play | playing | 基本形そのまま |
run | running | 子音が重なる |
make | making | eを取って+ing |
lie | lying | ie→yに変化 |
進行形は「動作の途中」を表す文法
基本形は「be動詞+動詞ing」
主語や時制に応じて be動詞が変化する
状態動詞(like, knowなど)は進行形にしないのが基本
進行形には主に 現在進行形(be動詞+ing) と 過去進行形(was/were+ing) があります。
どちらも「動作の途中」を表す文法ですが、いつの時点での動作かによって使い分けます。
現在進行形は「今この瞬間にしていること・起きていること」を伝えるときに使います。
I am reading a book now.(今、本を読んでいます)
She is talking on the phone.(彼女は電話中です)
They are watching a movie.(彼らは映画を観ています)
now / at the moment / right now / today(現在の文脈)
過去進行形は「過去のある時間帯に進行していたこと」を伝えます。
I was sleeping at 10 last night.(昨夜10時に寝ていました)
He was studying when I got home.(私が帰宅したとき、彼は勉強していました)
We were eating dinner when the phone rang.(電話が鳴ったとき、私たちは夕食中でした)
at that time / when ~ / while ~ / last night(過去の文脈)
比較項目 | 現在進行形 | 過去進行形 |
---|---|---|
表す時点 | 今 | 過去のある時点 |
be動詞 | am / is / are | was / were |
例文 | I am cooking. | I was cooking at 7 p.m. |
She ( is / was ) talking to her friend now.
→ 正解:is(“now”=現在)
We ( are / were ) watching TV when he came in.
→ 正解:were(“when he came in”=過去)
I ( am / was ) walking to school at 8:00 yesterday.
→ 正解:was(“yesterday”=過去)
現在進行形は「今していること」
過去進行形は「過去の特定の時間にしていたこと」
be動詞の形が主語と時制によって変わる(am/is/are ⇄ was/were)
文脈やキーワード(now, whenなど)に注目すれば判断しやすい!
進行形は便利な文法ですが、すべての動詞に使えるわけではありません。
実は、「進行形に向かない動詞(=状態動詞)」というグループがあるのです。
このセクションでは、「進行形で使わない動詞」とその理由をしっかり解説します。
英語の動詞は、大きく2つに分けられます:
分類 | 説明 | 例 |
---|---|---|
動作動詞(Action Verbs) | 実際の行動・動き | eat, run, study, swim |
状態動詞(State Verbs) | 心や知識・存在などの「状態」 | know, like, love, need, be, belong |
進行形は「動作の途中」を表すので、“途中”という概念がない状態動詞には合わないのです。
I am knowing the answer. → ❌
She is loving cats. → ❌
They are needing help. → ❌
I know the answer.
She loves cats.
They need help.
意味 | 動詞 |
---|---|
知識・認識 | know, understand, remember, believe, mean, forget |
感情・好み | like, love, hate, prefer, want, need |
所有・存在 | have, own, belong, be |
知覚 | see, hear, smell, taste, feel(※使い方によっては動作動詞になる) |
実は一部の動詞は、「意味や文脈によって」進行形になることがあります。
I have a car.(所有)→ ❌ I am having a car.
I am having lunch.(昼食をとっている=行動)→ OK
I see the mountain.(見える=知覚)→ 進行形 ×
I am seeing a doctor.(診察を受けている=行動)→ 進行形 OK
→ 意味が“行動”に変わると、進行形で使えるようになります。
状態動詞(know, like, belongなど)は進行形にしない
進行形は「動作の途中」を表すもの → 状態は対象外
一部の動詞は意味によって進行形で使える(have, see など)
文脈を判断する力がカギ!
進行形の文法を理解したら、次は実際に**「使ってみる」トレーニングが大切です。
ここでは、ChatGPTを使った英作文練習・会話練習・誤文修正**の方法を具体的に紹介します。
進行形の基本パターンを使って、ChatGPTに例文作成を依頼しましょう。
→ 出力例:
I am studying English now.(私は今英語を勉強しています)
She is cooking dinner.(彼女は夕食を作っています)
→ 出力例:
I was watching TV at 9 p.m.(夜9時にテレビを見ていました)
They were studying when I arrived.(私が到着したとき、彼らは勉強していました)
ChatGPTに「進行形の間違い探しと修正」を頼むことで、間違いに気づく力が身につきます。
→ 解説つきで、正しい文に直してくれます。
ChatGPTに会話文を作ってもらい、自分で応答の練習をしてみましょう。
→ 出力例:
A: What are you doing now?
B: I’m reading a book.(本を読んでいます)
→ 動詞変化のルールを視覚的に整理できます。
24時間いつでも練習できる
誤りを丁寧に指摘してくれる
質問・回答どちらの練習にも使える
自分のレベルに応じたトレーニングが可能
ChatGPTは進行形の「例文作り・誤文チェック・会話練習」に最適
主語と時制に応じたbe動詞、動詞のing形がしっかり使えているかを意識
状態動詞など「使えないケース」も含めて感覚をつかもう!
進行形は「動作の途中」を表す英語の基本的な時制表現です。
この章では、現在進行形・過去進行形を中心に、以下のようなポイントを学びました。
項目 | 内容 |
---|---|
進行形の形 | be動詞 + 動詞のing形 |
現在進行形 | 今まさに起きている動作を表す(am / is / are) |
過去進行形 | 過去のある時点で起きていた動作(was / were) |
状態動詞 | 基本的に進行形では使わない(know, like, need など) |
動詞のing形 | 規則変化と不規則変化に注意(run → running, lie → lying) |
ChatGPT活用 | 例文作成・誤文修正・会話練習・文法クイズなど |
「いま話してるところ」「そのとき勉強してた」などの時間の感覚を伝えられる
状況説明や実況的な表現(例:I’m watching the game now!)が自然にできる
会話でもナチュラルなフレーズが増える
目的 | プロンプト例 |
---|---|
要点の整理 | 「現在進行形と過去進行形の違いをまとめてください」 |
実用文練習 | 「“今していること”を3文、進行形で作ってください」 |
間違い探し | 「次の英文の進行形が正しいかどうか教えてください」 |
会話練習 | 「A: What are you doing now? に対する自然な会話例を3つ教えてください」 |
進行形をマスターしたら、以下の項目に進むと理解が広がります:
I’m meeting my friend tomorrow.(明日友達と会う予定)
→ 未来の予定も「進行形」で表せる!
I’ve been studying for 3 hours.(3時間ずっと勉強している)
→ 継続のニュアンスを強く出せる表現
シーン | 進行形の使いどころ |
---|---|
自己紹介 | I’m working at〜 / I’m learning〜 |
日常会話 | I’m cooking dinner. Want to join? |
試験問題 | 適切な時制の選択肢として登場(特に過去進行形) |
進行形は、覚えるだけではなく、日々使って練習することで定着する表現です。
ChatGPTはあなた専属の英語トレーナーとして、いつでも練習相手になってくれます。
例文練習
状況説明
文法の誤りチェック
会話形式のアウトプット
…など、さまざまな場面で進行形の理解を深めていきましょう!
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