セブ島観光ガイド【2025年最新版】完全攻略マニュアル
はじめに
フィリピン中部に位置するセブ島は、世界中の旅行者を魅了する人気リゾート地です。
透明度抜群の海、真っ白な砂浜、カラフルな魚たちとのシュノーケリング、そして歴史と文化が息づく街並み。マクタン島の高級リゾートから、モアルボアルの大自然、オスロブのジンベエザメまで、楽しみ方は無限大です。
日本からは直行便で4〜5時間とアクセスも良く、週末旅行から長期滞在まで幅広い旅行スタイルに対応可能。乾季は快晴の日が多く海遊びに最適、雨季は緑豊かな景色としっとりした空気が魅力です。
この「セブ島観光ガイド」では、初めて訪れる方にもリピーターにも役立つ、最新の観光情報を1ページに集約。おすすめスポット、エリア別の魅力、ホテル選びのコツ、アクティビティ、グルメ、交通手段まで、旅行計画に必要な情報を網羅しました。
ここからリンクされる各詳細ガイドを参考に、あなたの理想のセブ旅行プランを作りましょう。
セブ島の基本情報
地理と位置
セブ島(Cebu Island)はフィリピン中部・ビサヤ諸島に位置し、南北に細長い形をした島です。中心都市のセブシティはフィリピンで最も歴史ある都市のひとつで、近代的なショッピングモールとスペイン植民地時代の建造物が共存しています。セブ本島の東側にはマクタン島があり、国際空港や有名ビーチリゾートが集中しています。また、周辺にはボホール島、マラパスクア島、カモテス諸島など人気の離島も点在しています。
気候とベストシーズン
セブ島は年間を通して温暖な熱帯気候で、平均気温は約27〜30℃。
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乾季(11〜5月):晴天が多く、海の透明度も高いため観光・マリンアクティビティに最適。
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雨季(6〜10月):スコールのような短時間の雨が多く、緑が美しい季節。観光客が少なくホテル料金が下がる時期でもあります。
行き方
日本からは成田・関西国際空港からマクタン・セブ国際空港への直行便が運航されており、所要時間は約4〜5時間。マニラや韓国(ソウル・釜山)経由でアクセスする方法もあります。空港はマクタン島にあり、セブシティまでは車で約30〜40分です。
通貨と物価
現地通貨はフィリピン・ペソ(PHP)。2025年現在、1ペソは約2.5円前後です。
食事代はローカル食堂なら1食100〜150ペソ、高級レストランでも500〜1,000ペソ程度。リゾートホテルの宿泊費は3,000ペソ〜数万円まで幅広く、旅行スタイルに応じて選べます。
言語
公用語はフィリピノ語(タガログ語)と英語。セブ島ではビサヤ語(セブアノ語)が日常的に使われますが、観光エリアやホテル、レストランでは英語がほぼ問題なく通じます。
治安と注意点
セブ島は観光地として比較的安全ですが、人混みや公共交通機関ではスリに注意が必要です。夜間の単独行動は控え、Grabなど信頼できる移動手段を利用しましょう。
詳しくは「セブ島の気候とベストシーズン完全ガイド」や「セブ島旅行に必要な準備リスト」をご覧ください。
観光のハイライト
セブ島は、海・自然・歴史・都市の魅力がコンパクトに詰まった観光地です。ここでは、初めて訪れる方にもリピーターにもおすすめの代表的な観光体験を紹介します。
1. 白砂ビーチと高級リゾート
マクタン島には、世界的ホテルブランドの高級ビーチリゾートが集まっています。
シャングリラ マクタン リゾート&スパは透明度の高いプライベートビーチと豪華なスパで有名。モーベンピックホテルやクリムゾンリゾートも人気で、プールサイドでのんびり過ごしたり、海辺でアクティビティを楽しめます。
さらに、離島のバンタヤン島やカモテス諸島では、手付かずの自然と静かなビーチが広がり、穴場感を味わえます。
2. 歴史と文化を感じるシティ観光
セブシティはフィリピン最古の都市で、歴史的建造物が多く残っています。
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サントニーニョ教会:フィリピン最古の教会で、毎年1月にシヌログ祭りが開催されます。
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マゼランクロス:1521年にマゼランが建立した十字架が納められた小さな礼拝堂。
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カサゴロルド博物館:スペイン統治時代の暮らしが再現された邸宅博物館。
これらのスポットは徒歩圏で回れるため、半日観光にも最適です。
3. アイランドホッピング
セブ観光の定番アクティビティといえば、マクタン島を拠点としたアイランドホッピング。
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ナルスアン島:長い桟橋と浅瀬の美しい海。
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ヒルトゥガン島:ダイビングスポットとしても有名。
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オランゴ島:バードサンクチュアリ(野鳥保護区)で自然観察が楽しめます。
船をチャーターして複数の島を巡り、シュノーケリングやバーベキューランチを堪能できます。
4. ダイビング&シュノーケリング天国
セブ島周辺は世界的なダイビングスポットが点在しています。
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モアルボアル:数百万匹のイワシが群れをなす「イワシトルネード」が有名。
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マラパスクア島:ニタリザメ(Thresher Shark)との遭遇率が高い島。
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オスロブ:ジンベエザメと一緒に泳げる体験が可能(環境保護の観点から最新情報要確認)。
5. 大自然の絶景
セブ島は海だけでなく、山や滝などの自然も魅力です。
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カワサン滝:エメラルドグリーンの美しい滝壺でキャニオニングが楽しめます。
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オスメニアピーク:標高1,013mからの絶景トレッキング。
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スミロン島:ブルーラグーンと白砂ビーチが魅力の無人島。
6. ナイトライフと都市の楽しみ
夜はセブシティのMango Square周辺やITパークのバー・レストランが賑わいます。
クラブで音楽とダンスを楽しむも良し、ルーフトップバーで夜景を眺めながらカクテルを味わうも良し。ショッピングはアヤラセンターやSMシーサイドなど大型モールが便利です。
詳しくは「セブ島のおすすめ観光スポット30選」や「アイランドホッピング完全ガイド」もご覧ください。
エリア別観光ガイド
セブ島は観光スタイルによって滞在エリアの選び方が変わります。ここでは、人気エリアごとの特徴と見どころを紹介します。
1. セブシティ(Cebu City)
特徴
セブ島の中心都市で、ビジネス・ショッピング・グルメ・歴史観光の拠点。空港から車で約30〜40分。大型ショッピングモールやホテルが多く、短期滞在やシティ観光に便利です。
おすすめスポット
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アヤラセンターセブ(高級ブランド〜ローカルショップ)
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SMシーサイドシティ(海を望む巨大モール)
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サントニーニョ教会、マゼランクロス
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Mango Square(ナイトライフ)
こんな人におすすめ
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買い物・グルメ重視
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短期間で観光スポットを効率よく回りたい人
2. マクタン島(Mactan Island)
特徴
マクタン・セブ国際空港があり、高級ビーチリゾートが集まるエリア。セブシティよりもリゾート感が強く、海遊びを中心に過ごしたい旅行者に人気。
おすすめスポット
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シャングリラ、クリムゾン、モーベンピックなどのビーチリゾート
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アイランドホッピング発着港
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マクタンシュライン(歴史的記念碑)
こんな人におすすめ
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ホテルのビーチでのんびり
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家族連れやカップルのリゾート旅行
3. モアルボアル(Moalboal)
特徴
セブ本島南西部に位置するダイビング・シュノーケリングの聖地。特に「イワシトルネード」は世界的に有名。海沿いにゲストハウスやダイブショップが並び、欧米人旅行者も多い。
おすすめスポット
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パナグサマビーチ(イワシトルネード)
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ホワイトビーチ
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キャニオニング(カワサン滝)とのセットツアー
こんな人におすすめ
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ダイビング・海のアクティビティ重視
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バックパッカーや長期滞在者
4. オスロブ(Oslob)
特徴
セブ本島南端近くに位置し、ジンベエザメと泳げることで有名。カワサン滝やスミロン島と組み合わせたツアーも人気。
おすすめスポット
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ジンベエザメウォッチング
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スミロン島日帰りツアー
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トゥマログ滝
こんな人におすすめ
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一生に一度の特別な体験を求める人
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早朝ツアーやアクティブ派
5. ボホール島(Bohol Island)
特徴
セブ島から高速フェリーで約2時間。チョコレートヒルズや世界最小のメガネザル「ターシャ」で有名。ビーチリゾートはパングラオ島に集中。
おすすめスポット
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チョコレートヒルズ
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ターシャ保護区
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アロナビーチ(パングラオ島)
こんな人におすすめ
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自然・動物好き
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日帰りまたは1泊2日の小旅行を楽しみたい人
6. バンタヤン島(Bantayan Island)
特徴
セブ本島北端からフェリーでアクセスできる穴場ビーチアイランド。観光地化されすぎておらず、素朴な雰囲気が魅力。
おすすめスポット
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サンタフェビーチ
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オマゴク島日帰りツアー
こんな人におすすめ
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静かに過ごしたいカップルや長期滞在者
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ローカルな島暮らしを体験したい人
7. カモテス諸島(Camotes Islands)
特徴
手付かずの自然が残る隠れ家リゾートエリア。セブ本島からフェリーでアクセスでき、ビーチや洞窟探検が楽しめます。
おすすめスポット
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ブキリオンビーチ
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ブコビーチ
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ブカシ洞窟
こんな人におすすめ
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人混みを避けたい旅行者
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アドベンチャーや自然探索が好きな人
詳しくは「セブ島のおすすめエリア比較ガイド」をご覧ください。
アクティビティ完全ガイド
セブ島は、ただのビーチリゾートではありません。海、山、街、文化、夜遊びまで、あらゆるジャンルのアクティビティが揃っています。ここでは、旅行者に人気の体験をテーマ別に紹介します。
1. 海のアクティビティ
アイランドホッピング
セブ観光の定番といえばこれ。マクタン島やモアルボアルを拠点に、複数の島を船で巡ります。
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ナルスアン島:長い桟橋と遠浅の海がフォトジェニック
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ヒルトゥガン島:ダイビングにも最適な透明度
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オランゴ島:野鳥保護区やローカル集落も楽しめる
半日〜1日のツアーが主流で、船上バーベキューランチ付きのプランが人気。
ダイビング
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モアルボアル:世界的に有名な「イワシトルネード」
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マラパスクア島:ニタリザメ遭遇率が高い
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ヒルトゥガン島・ナルスアン島:初心者向けにもおすすめ
シュノーケリング
ビーチエントリーでも楽しめますが、ツアーで沖合まで行くと魚影の濃さが段違いです。
マリンスポーツ
ジェットスキー、パラセーリング、SUP(スタンドアップパドル)、バナナボートなど。マクタン島のリゾートホテルや専用ショップで体験可能。
2. 陸のアクティビティ
トレッキング
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オスメニアピーク:標高1,013mからの絶景。乾季は視界がクリアでおすすめ。
キャニオニング
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カワサン滝周辺の川を飛び込みやロープで渡りながら下っていくスリル満点のアクティビティ。モアルボアル発のツアーが主流。
自然探索
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トゥマログ滝(オスロブ):霧のように降り注ぐ滝が幻想的。
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スミロン島ブルーラグーン:澄んだブルーの海で遊泳。
3. 文化体験
歴史散策
サントニーニョ教会やマゼランクロスを訪れ、スペイン統治時代の歴史に触れられます。
ローカルマーケット
カルボンマーケットでは、野菜や果物、雑貨、衣類など地元の日常を感じられるアイテムが揃います。
料理教室
フィリピン料理のレチョンやシシグ、デザートのハロハロ作りを体験できるクラスも。
4. ナイトライフ
バー・クラブ
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Mango Square:ナイトクラブやバーが集まるエリア
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ITパーク:おしゃれなルーフトップバーやカフェが多く、安全性も高め
ナイトマーケット
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Sugbo Mercado(ITパーク):フードトラックと屋台が集まる人気スポット
5. ショッピング
大型モール
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アヤラセンターセブ:高級ブランドからローカルショップまで幅広く揃う
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SMシーサイド:海を望む大型モールでレストランやアミューズメントも充実
お土産
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ドライマンゴー(世界的に有名なセブ特産)
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ギター(マクタン島はギター製造の名所)
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ピーナッツキス(ココナッツと砂糖の焼き菓子)
詳しくは「セブ島おすすめアクティビティ完全ガイド」をご覧ください。
グルメ・レストランガイド
セブ島の魅力は海や観光だけではありません。フィリピン料理を中心に、多国籍なグルメシーンが楽しめます。高級レストランからローカル食堂、屋台まで幅広く紹介します。
1. セブ名物料理
レチョン(Lechon)
セブ島を代表する料理といえば、豚の丸焼き「レチョン」。パリパリの皮とジューシーな肉が絶品で、祝祭や特別な日に欠かせない一品。Rico’s LechonやCNT Lechonが有名です。
シシグ(Sisig)
豚肉や鶏肉を細かく刻み、玉ねぎや唐辛子と一緒に鉄板で炒めた料理。ライムを絞って食べると爽やかな酸味が加わります。
ハロハロ(Halo-Halo)
カラフルなかき氷デザートで、アイスクリーム、ゼリー、甘く煮た豆、フルーツなどが盛りだくさん。暑い日の休憩にぴったりです。
2. 人気レストラン
高級レストラン
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Abaca Baking Company(マクタン島):ホテル併設のレストランで、地中海料理と海沿いの絶景。
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Anzani(セブシティ):欧風料理とおしゃれなインテリアで特別な夜におすすめ。
中価格帯・ローカルレストラン
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Lantaw Native Restaurant:海沿いでフィリピン料理を楽しめる。夕日が美しい。
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House of Lechon:ローカルスタイルのレチョンを堪能できる人気店。
フードコート・カジュアル
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Sugbo Mercado(ITパーク):屋台形式で多国籍料理が集まるナイトマーケット。
3. カフェ文化
セブはカフェの数が多く、観光の合間の休憩にも便利です。
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The Social(アヤラセンター):昼はカフェ、夜はバーとして営業。
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Tightrope Coffee:スペシャルティコーヒーが人気。
特にITパークやアヤラモール周辺は、おしゃれなカフェが集中しています。
4. 屋台グルメ
ローカルな味を楽しみたいなら屋台へ。
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カルカルのレチョン:マクタン島から車で1時間半ほど、豚の丸焼き発祥の地。
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ラルズバーベキュー:安くて美味しい串焼きの定番。
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ナイトマーケットのBBQ屋台:甘辛いタレのグリルがクセになる味。
5. グルメの注意点
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水道水は飲まず、ミネラルウォーターを利用する
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屋台やローカル食堂では作り置きに注意
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辛い料理が苦手な人は注文時に「No spicy」と伝える
詳しくは「セブ島おすすめレストラン&グルメ完全ガイド」や「屋台グルメで楽しむローカルフード体験」をご覧ください。
ホテル・宿泊エリアの選び方
セブ島旅行では、宿泊エリアの選び方で滞在の満足度が大きく変わります。
海を満喫したいのか、観光を効率的に回りたいのか、あるいは静かに過ごしたいのか——目的に合わせて選びましょう。
1. 初めての旅行者向け:セブシティ
特徴
空港から車で30〜40分、ショッピング・グルメ・歴史観光の拠点。モールやレストランが近く便利で、短期滞在や初めてのセブ旅行に最適。
ホテルの傾向
中価格帯〜高級ホテルまで幅広く、ビジネスホテルも充実。
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例:Radisson Blu、Quest Hotel、Bai Hotel
2. ビーチリゾート重視:マクタン島
特徴
空港がある島で、セブ屈指の高級リゾートが集まります。プライベートビーチやスパ、マリンアクティビティをホテル内で完結可能。
ホテルの傾向
高級〜超高級が中心。オールインクルーシブプランも多い。
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例:Shangri-La Mactan、Crimson Resort、Mövenpick Hotel
3. アクティビティ派:モアルボアル・オスロブ
特徴
モアルボアルはダイビングやシュノーケリングの拠点、オスロブはジンベエザメ体験の玄関口。自然アクティビティを存分に楽しめます。
ホテルの傾向
ゲストハウスや小規模リゾートが多く、アットホームな雰囲気。
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モアルボアル例:Quo Vadis Dive Resort
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オスロブ例:Seafari Resort Oslob
4. 穴場&静寂派:バンタヤン島・カモテス諸島
特徴
観光地化されすぎていないエリアで、のんびりとした島時間を過ごせます。人混みを避けたい人におすすめ。
ホテルの傾向
小規模リゾートやコテージタイプが中心。海の目の前の宿も多い。
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バンタヤン例:Anika Island Resort
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カモテス例:Mangodlong Paradise Beach Resort
詳しくは「セブ島おすすめ宿泊エリア比較ガイド」をご覧ください。
交通アクセス
セブ島観光では、空港からホテルや観光地への移動方法を事前に知っておくと安心です。
ここでは、空港アクセスから市内移動、周辺島への行き方までまとめます。
1. 空港から市内・リゾートへの移動
**マクタン・セブ国際空港(MCIA)**はマクタン島にあり、国際線・国内線ともに新ターミナルが利用されています。
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Grab(配車アプリ)
最も安全で快適な移動手段。アプリで事前に料金が分かるため、ぼったくりの心配なし。 -
空港タクシー
白タクではなく正規タクシーを利用。到着ロビー出口に乗り場あり。 -
ホテル送迎
高級ホテルやリゾートは空港送迎サービスを提供。到着後すぐに安心して移動可能。
所要時間の目安:
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空港 → セブシティ:30〜40分(渋滞時は1時間以上)
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空港 → マクタン島リゾート:10〜30分
2. 市内の移動
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Grab / タクシー:市内観光やショッピングの移動に便利。
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ジプニー(Jeepney):ローカルの足。料金は安いが観光客にはやや分かりづらい。
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MyBus:空港〜SMシティ、SMシーサイド間を運行する路線バス。冷房付きで快適。
3. 長距離移動
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Ceres Bus:セブ本島各地への長距離バス。オスロブ、モアルボアル、バンタヤン港方面へ運行。
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バン(V-hire):中距離移動に便利な乗合バン。バスターミナル発着。
4. 周辺島へのアクセス
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ボホール島:セブ市内のフェリーターミナルから高速フェリーで約2時間。
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マラパスクア島:セブ北端のマヤ港までバスで約4時間+ボートで30分。
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カモテス諸島:ダナオ港からフェリーで約2時間。
詳しくは「セブ島交通ガイド完全版」や「空港からホテルまでの移動方法」をご覧ください。
季節ごとのおすすめ
セブ島は一年を通して温暖ですが、乾季と雨季で楽しみ方が変わります。旅行計画の際は、気候やイベントに合わせて訪れる時期を選ぶのがおすすめです。
1. 乾季(11〜5月)
特徴
晴天が多く湿度も低めで、海の透明度が高いシーズン。ビーチリゾートやアイランドホッピング、ダイビングにはベストな時期です。特に12〜4月は雨がほとんど降らず、観光全般に適しています。
おすすめアクティビティ
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シュノーケリング・ダイビング
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トレッキング(オスメニアピーク)
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ビーチでのんびり
2. 雨季(6〜10月)
特徴
スコールのような短時間の雨が多く、1日中降り続くことは稀。観光客が少なく、ホテルや航空券の料金が下がるため、コスパ重視派におすすめです。緑が一層鮮やかになり、滝や川の水量も豊富になります。
おすすめアクティビティ
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シティ観光(歴史スポット巡り)
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ショッピング&グルメ
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滝巡り(カワサン滝、トゥマログ滝)
3. 年間イベント
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シヌログ祭り(1月第3日曜日)
フィリピン最大級の宗教祭り。パレードや伝統舞踊で街が熱気に包まれます。 -
ホーリーウィーク(3〜4月頃)
キリスト教の聖週間。特別なミサや宗教行事が各地で行われます。
詳しくは「セブ島のベストシーズン完全ガイド」をご覧ください。
モデルプラン
セブ島はコンパクトながら観光資源が豊富で、滞在日数や目的によって楽しみ方が大きく変わります。ここでは、代表的な旅行スタイルに合わせたサンプル行程をご紹介します。
1. 2泊3日初心者プラン(短期旅行向け)
1日目
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午後:マクタン・セブ国際空港到着
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夕方:ホテルチェックイン(セブシティまたはマクタン島)
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夜:アヤラセンターまたはITパークでディナー
2日目
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午前:マクタン島発アイランドホッピング(ナルスアン島・ヒルトゥガン島など)
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午後:ホテルプールまたはスパでリラックス
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夜:ルーフトップバーで夜景鑑賞
3日目
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午前:サントニーニョ教会・マゼランクロス観光
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午後:空港へ
2. 5泊6日アクティブ派プラン
1〜2日目:セブシティ観光&ショッピング
3日目:モアルボアルでイワシトルネード&カワサン滝キャニオニング
4日目:オスロブでジンベエザメ体験+スミロン島
5日目:マクタン島ビーチリゾートで1日満喫
6日目:お土産ショッピング後、帰国
3. リゾート満喫プラン(ゆったり滞在)
滞在エリア:マクタン島高級リゾート
内容:ホテルプライベートビーチ、スパ、サンセットディナー、半日アイランドホッピング、ルームサービスで贅沢な時間。
「観光よりも休養重視」という旅行者に最適です。
詳しくは「セブ島おすすめ旅行プラン集」をご覧ください。
旅行準備チェックリスト
セブ島旅行を快適に過ごすためには、事前準備が大切です。出発前に以下のポイントを確認しましょう。
1. 必需品
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パスポート(有効期限6か月以上)
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現金(フィリピン・ペソ)と国際対応クレジットカード
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日焼け止め・サングラス・帽子(紫外線対策は必須)
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防水バッグ・スマホ用防水ケース(海や船での移動に便利)
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虫除けスプレー(特に雨季)
2. 通信手段
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空港や市内で購入できるプリペイドSIMカード(Globe、Smartなど)
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ポケットWi-Fiレンタル(複数人利用やPC接続に便利)
3. 健康と安全
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海外旅行保険(医療・盗難補償付き)
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常備薬(整腸剤、酔い止め、解熱剤など)
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屋台やローカル食堂では衛生状態を確認
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飲料は必ずミネラルウォーターを利用
詳しくは「セブ島旅行持ち物リスト完全版」をご覧ください。
まとめ
セブ島は、エメラルドグリーンの海、高級リゾート、世界的なダイビングスポット、そして歴史と文化が融合した多彩な観光地です。
乾季はビーチやマリンアクティビティ、雨季はシティ観光や滝巡りなど、季節ごとに異なる魅力を楽しめます。
本ガイドを起点に、エリア別・アクティビティ別・グルメ情報など各詳細ページもチェックして、自分だけの旅行プランを作りましょう。
初めての方もリピーターも、きっと新しいセブ島の魅力に出会えるはずです。
