
2025年9月13日 3D ACADEMYマーケティングチーム

IELTSライティングのTask 1(Academic)は、多くの受験者にとって独特な難しさを感じるパートです。与えられるのは グラフ・チャート・図表 といった「視覚的データ」。それを 150語以上の英語で客観的に説明する ことが求められます。エッセイのように自分の意見を述べるのではなく、提示された情報を正確かつ論理的にまとめるスキルが必要になるため、独学では書き方のコツを掴みにくい部分でもあります。
試験時間全体は60分ですが、そのうちTask 1に割けるのはおよそ20分。短時間で構成を考え、主要な特徴を抽出し、読み手に伝わる英語で文章化しなければなりません。ここでつまずくとTask 2(エッセイ)に十分な時間が残らないため、効率的に得点を確保することが戦略上とても重要です。
本記事では、Task 1 Academicの出題形式の種類から、解答の基本構成、グラフやチャートの種類ごとの攻略法、頻出語彙・表現まで、徹底的に解説します。これを読むことで、どのような問題が出ても「型」に沿って安定した解答ができるようになることを目指します。
IELTSライティング Task 1(Academic)では、与えられる資料は必ず「視覚的なデータ」や「図解」です。つまり、数字や図を読み取り、それを英語で客観的に説明する力が求められます。出題パターンは大きく分けて以下の種類があり、それぞれに書き方のコツがあります。
1. 折れ線グラフ(Line Graph)
2. 棒グラフ(Bar Chart)
3. 円グラフ(Pie Chart)
4. 表(Table)
5. 地図(Map)
6. プロセス図(Process Diagram)
7. 複合型(Combination)
Task 1 Academic は「150語以上」という制約の中で、明確な型に沿って書くことが最も効率的です。多くの受験者が安定して得点を取るために使うのが 4パラグラフ構成 です。
1. イントロダクション(Introduction)
2. オーバービュー(Overview)
3. 詳細パラグラフ1(Details 1)
4. 詳細パラグラフ2(Details 2)
✅ ポイント
Task 1 Academic の最大のポイントは、グラフや図表の種類ごとに書き方の型を理解しておくことです。ここでは出題頻度の高い順に、効果的な攻略法を整理します。
1. 折れ線グラフ(Line Graph)
2. 棒グラフ(Bar Chart)
3. 円グラフ(Pie Chart)
4. 表(Table)
5. 地図(Map)
6. プロセス図(Process Diagram)
7. 複合型(Combination)
Task 1 Academic では、単純な「increase」「decrease」ばかりを繰り返すと減点対象になりやすいです。幅広い語彙・表現を身につけて使い分けることで、Lexical Resource のスコアを伸ばすことができます。ここでは頻出の語彙・フレーズをカテゴリー別に整理します。
1. 増加・減少を表す動詞
2. 変動・安定を表す動詞
3. 副詞(程度を強調する語)
4. 比較・対照を示す表現
5. 割合・比率を表す表現
6. 時間表現(時系列でよく使う)
✅ ポイント
Task 1 Academic は一見シンプルですが、採点官がチェックしているポイントを外すと大きく減点されます。以下は特に注意すべき点です。
1. すべての数字を羅列しない
2. 意見や推測を入れない
3. 主語・時制に注意する
4. 語彙の繰り返しを避ける
5. イントロの丸写し禁止
6. 字数不足に注意
7. Overviewを書かないのは致命的
問題例
The chart shows the percentage of households with internet access in three countries between 2000 and 2020.
模範解答(約172語)
The chart illustrates the proportion of households with internet access in three countries—Country A, Country B, and Country C—over a twenty-year period from 2000 to 2020.
Overall, it is evident that internet usage increased substantially in all three nations. Country A maintained the highest level of connectivity throughout the period, while Country C, which started with the lowest percentage, recorded the most dramatic rise and almost caught up with Country A by the end.
In 2000, around 30% of households in Country A had internet access, compared with 20% in Country B and only 10% in Country C. Over the following decade, figures grew steadily, reaching about 60% in Country A and 40% in Country B. Meanwhile, the figure for Country C tripled to 30%, although it remained the lowest among the three.
By 2020, nearly 90% of households in Country A were connected to the internet. Country B also showed significant progress, rising to approximately 75%. The most remarkable growth occurred in Country C, which surged from just 10% at the beginning to nearly 85% at the end of the period.
✅ この解答は イントロ → オーバービュー → 詳細パラグラフ1 → 詳細パラグラフ2 の型に沿っており、字数も十分です。Task Achievement と Coherence & Cohesion の基準を満たし、Lexical Resource(語彙)も幅広く使われています。
IELTSライティング Task 1 Academic は、単に数字を並べる作業ではなく、データを要約・比較・説明するスキルを試す課題です。ポイントは次のとおりです。
学習のステップとしては:
こうした流れを習慣化すれば、Task 1は安定して 6.5〜7.0以上 を狙えるセクションになります。
Q1. Task 1 Academic の最低語数は?
A. 150語以上が必須です。149語以下は即減点対象になります。安全のために170〜190語を目安に書きましょう。
Q2. すべての数字やデータを書かないといけませんか?
A. いいえ。すべて書く必要はありません。特徴的な傾向・最大値・最小値・顕著な変化に絞って要約することが評価されます。
Q3. Overview(全体のまとめ)は必ず必要ですか?
A. はい。OverviewはTask Achievementの評価で最重要です。書かないとバンド6以上は非常に難しくなります。
Q4. グラフの問題で自分の意見や推測を書いてもいいですか?
A. いいえ。Task 1は客観的な説明のみが求められます。「なぜそうなったか」や「自分の意見」はTask 2で扱う内容です。
Q5. 語彙は難しい単語を使ったほうが良いですか?
A. 難解な単語を使う必要はありません。幅広い言い換え(increase → rise, grow, climb)や副詞(slightly, significantly)を適切に使うことが評価されます。
Q6. グラフの数値をそのまま書き写すのはNGですか?
A. 数字は引用して構いませんが、問題文の表現をそのままコピーするのは減点対象です。イントロダクションでは必ずパラフレーズを行いましょう。
Q7. 受動態はどんなときに使いますか?
A. プロセス図(Process Diagram)や地図の説明でよく使います。例:The raw materials are processed in a factory.
Q8. Task 1にかける時間はどのくらい?
A. 全体60分のうち20分程度が理想です。残り40分はTask 2に使うべきです。
Q9. Task 1だけで高得点を狙うことはできますか?
A. Task 1は全体の3分の1の配点しかありません。Task 2の方が比重が高いため、Task 1では失点を最小限に抑えることが重要です。
Q10. 練習の仕方でおすすめは?
A. 公式問題集を使って: 問題を見てアウトラインだけ作る(5分) 20分以内に書く練習を繰り返す 模範解答と比較して「語彙・構成・データの取り上げ方」を学ぶ
Q11. どのくらいの練習で慣れますか?
A. 個人差はありますが、10〜15題を型に沿って書けるようになれば安定します。その後はTask 2に重点を移すのが効率的です。