まとめ
英検のリスニングは、毎日の「英語を聞く量」と「慣れ」の積み重ねがスコアアップの鍵です。リスニングアプリを活用すれば、机に向かわなくてもスマホひとつで本格的な練習ができます。
今回紹介した5つのアプリには、それぞれ得意分野があります。
自分のレベルや目的に合わせて組み合わせれば、英検のリスニング問題が「聞き取れない」から「自然に理解できる」に変わっていきます。今日から少しずつ、耳を英語に慣らす習慣を始めましょう。
よくある質問(FAQs)
どのアプリから始めればいい?(レベル別)
英検5級〜3級はDuolingo、3級〜2級は英検公式スタディギア、準2級〜2級はスタディサプリENGLISH、準1級〜1級はBBC Learning EnglishとTED/TED-Edの組み合わせがおすすめです。
1日どれくらい聴けば効果が出る?
最低20〜30分を目安に、朝と夜で10〜15分ずつ分割すると継続しやすく定着も良くなります。試験前2週間は合計45〜60分に増やすのが理想です。
シャドーイングはどのアプリでできる?
スタディサプリENGLISHはスクリプト&区間リピートでシャドーイングに適しています。BBCやTEDでも字幕と速度調整を使えば同様の練習が可能です。
速度調整は何倍が良い?
理解7割を保てる最速を基準に、0.8〜1.0倍→1.25倍→1.5倍と段階的に上げます。正答率が70%を下回ったら一段階戻すのがコツです。
スクリプトは見るべき?それとも耳だけ?
初回は耳だけ→2回目でスクリプト確認→3回目でスクリプトなし再挑戦、の3サイクルが効率的です。答え合わせ後は難所のみ部分リピート。
無料で十分?有料プランは必要?
基礎固めは無料(BBC、TED、Duolingo)でも可能ですが、級別の模試や弱点分析まで行うならスタディギアやスタディサプリの有料機能が時短になります。
オフラインで学習できる?
アプリにより異なります。事前ダウンロードに対応していれば通学中のトンネルや機内でも学習可能です。試験直前は重要素材を端末に保存しておくと安心です。
英米アクセントはどちらを優先すべき?
英検は多様なアクセントが出題されます。まずは自分が聞き慣れない方(例:イギリス英語=BBC)を重点的に慣らし、バランスを取るのが得策です。
イヤホンとスピーカー、どちらが良い?
細部の聞き取りはカナル型イヤホンが有利。実試験の環境を想定して、時々はスピーカーや生活ノイズ下でも練習しておくと本番耐性が上がります。
進捗はどう測る?
週1回、同難度の素材で「正答率・再生回数・速度設定」を記録。正答率が80%超&速度1.25倍以上で維持できれば次の級・難度へ進みます。
直前2週間の追い込みプランは?
平日:模試形式(スタディギア)20分+弱点パート復習10分+シャドーイング10分。週末:模試2セット+TED/BBCで長めの素材(20〜30分)を1本精聴。
語彙が足りず内容が入ってこない…対処法は?
聞き取れない原因が音か語彙かを切り分けます。内容が分からない場合は頻出語彙を先に補強し、同じ素材を3サイクル(耳→台本→耳)で回します。
5つのアプリはどう組み合わせる?
平日:スタディギア(形式慣れ)+スタディサプリ(技能統合)。週2回:BBC/TEDで実践素材。毎日5分:Duolingoで基礎の耳慣らしと継続習慣を維持。
子ども(小中学生)にも向いている?
Duolingoはゲーミフィケーションで継続しやすく、小中学生にも好相性。レベルによりスタディギアの級別ドリルと併用すると成果が出やすいです。
モチベが続かないときの工夫は?
1日1チャレンジ(最短3分)と連続記録の可視化、週末に好きなトピック(TED-Ed)を「ご褒美学習」に設定して習慣化を途切れさせないのがコツです。
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