IELTSライティング対策: IELTS Writing総合ガイド【2025-2026年版】

はじめに

IELTSライティングは、多くの受験者が最も苦戦するセクションのひとつです。制限時間60分の中で、Task 1(150語以上)Task 2(250語以上) を書き上げなければならず、英語力だけでなく「構成力」「論理展開力」「時間管理」が求められます。

さらに、Task 1はAcademicとGeneral Trainingで出題形式が異なるため、自分の受験目的に合わせた対策が必須です。Academicでは「グラフ・チャート・プロセス図・地図の要約」が課題となり、Generalでは「状況に応じた手紙」が課されます。一方で、Task 2は両方のモジュールで共通して「意見や議論を展開するエッセイ」が出題されます。

2025〜2026年の最新傾向を見ると、Task 2では教育・環境・社会問題といったグローバルに共通するテーマが頻出しています。採点基準も明確化されており、「アイデアの一貫性」「語彙の正確さ」「文法の多様性」などが特に重視される傾向があります。

本ガイドでは、IELTS Writing の基礎から応用までを体系的に解説し、さらにスコア別(Band 5〜8)の取得戦略やおすすめ教材、最新の予想トピックまで網羅しています。加えて、個別ページでは Task 1 の各出題タイプの攻略法テーマ別エッセイ対策(教育・環境・社会問題) を深掘りして紹介。独学で挑戦する方からコーチングを検討している方まで、幅広い受験者が活用できるよう設計しました。

このページを起点に進めることで、IELTS Writing の全体像を理解し、自分に合った学習ルートを見つけることができるはずです。


セクション1:IELTSライティングの全体像

1.1 IELTSライティングの試験時間と構成

IELTSライティングは 試験時間60分

  • Task 1(150語以上 / 約20分)

  • Task 2(250語以上 / 約40分)

時間配分は受験者自身に委ねられていますが、Task 2 の配点比率が高いため、40分をTask 2、20分をTask 1に使うのが一般的な戦略です。


1.2 AcademicとGeneral Trainingの違い

IELTSには Academic ModuleGeneral Training Module があり、ライティングも出題形式が異なります。

  • Academic

    • Task 1:グラフ・チャート・表・プロセス図・地図を分析し、要点をまとめる

    • Task 2:社会問題や意見を論じるエッセイ

  • General Training

    • Task 1:手紙を書く(Formal / Semi-formal / Informal)

    • Task 2:エッセイ(Academicと同様に意見を論じるが、より身近なテーマが多い)


1.3 Task 1とTask 2の配点比率

Task 1 と Task 2 は両方とも採点されますが、Task 2の比重は2倍

  • Task 1:全体の約33%

  • Task 2:全体の約67%

そのため、Task 2を優先的に対策するのが効率的です。ただし、Task 1でも基本的な文法や構成力を示せなければ大きく減点されるため、バランスを意識する必要があります。


1.4 ライティングに必要なスキル

IELTS Writingで評価されるのは単なる英語力ではなく、アカデミックライティングに必要な総合的スキルです。

  • 情報を整理・要約する力(Task 1)

  • 論理的に主張を展開する力(Task 2)

  • 適切な語彙と文法の使い分け

  • 一貫した構成・段落構成のスキル


セクション2:採点基準を徹底理解する

IELTSライティングは、単純に「文法の正しさ」や「単語の難しさ」だけで採点されるわけではありません。試験官は 4つの採点基準(Band Descriptors) を用いて、受験者の文章を総合的に評価します。これを理解していないと、努力が点数につながりにくいので必ず押さえておきましょう。


2.1 Task Achievement / Task Response

  • Task 1(Academic/General):与えられた情報を正確に要約できているか?主要な特徴や変化を的確に説明しているか?

  • Task 2:課題の質問に直接答えているか?自分の意見や立場を明確に示し、サポートする理由や例を展開できているか?

よくある減点例:

  • 問題文を無視して「一般的な話」に逸れてしまう

  • Task 1で細部を羅列するだけで「全体の傾向」を述べていない


2.2 Coherence and Cohesion(論理の一貫性と結束性)

  • 段落ごとに論点が整理され、読みやすく論理的に展開されているか?

  • 適切な接続詞や代名詞を使って、文章同士がスムーズにつながっているか?

ポイント:

  • “Firstly, In addition, However, Therefore” などのディスコースマーカーを自然に活用

  • 同じ接続詞ばかり繰り返さず、バリエーションを持たせる


2.3 Lexical Resource(語彙の豊かさ)

  • 多様で適切な語彙を使えているか?

  • 同じ単語を繰り返さず、言い換えができているか?

  • コロケーション(自然な単語の組み合わせ)が使えているか?

減点される例:

  • “good” や “bad” を多用

  • 不自然な直訳表現を連発

  • 難しい単語を無理に詰め込んで不自然になる


2.4 Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確性)

  • 文法的な正確さが保たれているか?

  • 単文ばかりでなく、複文や関係詞を使ってバリエーションがあるか?

  • 動詞の時制・主語と動詞の一致・冠詞の使い方など基本が徹底されているか?

ポイント:

  • シンプルな文でも正確であれば減点されない

  • 間違った難文を書くより、正しい短文を組み合わせた方が評価が高い


2.5 採点基準を理解する意義

  • Band 6 以上を狙うには、すべての基準で「明確に伝わる」ことが必須

  • Band 7 以上を狙うには、語彙と文法の幅を広げつつ、論理展開の自然さを高める必要がある

採点基準を意識した練習をすれば、単に「英作文を書く練習」より効率的にスコアを伸ばせます。


セクション3:Task 1(Academic & General)の攻略法

3.1 Academic Task 1 の特徴

Academic Task 1 では、視覚情報(グラフ・表・チャート・図解・プロセス・地図など) を150語以上で要約することが求められます。意見や感想を書くのではなく、客観的にデータや変化を説明する力 が試されます。

よく出る出題タイプ:

  • グラフ・チャート・表:数値の比較・増減の傾向を要約

  • プロセス図(Process):手順や流れを段階的に説明

  • 地図問題(Map):過去と現在、または計画の比較を説明


3.2 Academic Task 1 の攻略ポイント

  1. 全体の傾向を先に書く(Overall Statement)

    • 例:「全体として、都市人口は増加傾向にあり、農村人口は減少している。」

  2. 主要な特徴をピックアップ

    • すべてを列挙せず、特に大きな変化や顕著な違いに絞る

  3. 比較表現や多様な表現を使う

    • increase, decrease, fluctuate, decline, significant, gradual など


3.3 General Task 1 の特徴

General Task 1 では、手紙(150語以上) を書く課題が出題されます。状況に応じて以下の3種類に分かれます。

  • Formal(フォーマル):ビジネスや公式な依頼・苦情

  • Semi-formal(セミフォーマル):先生・上司・知人など丁寧さが必要な場面

  • Informal(インフォーマル):友人や家族への手紙


3.4 General Task 1 の攻略ポイント

  1. 冒頭で目的を明確にする

    • “I am writing to inform you about …”

    • “I would like to request …”

  2. 課題で指定されたポイントを必ず盛り込む

    • 問題文には通常「3つの要素」が指示されている

  3. スタイルに合ったトーンで書く

    • フォーマルなら丁寧な表現(I would appreciate if …)

    • インフォーマルなら自然な会話調(Hope you are doing well!)


3.5 よくある減点ポイント

  • Academicで意見や推測を書いてしまう(✕ “This trend is good for the economy.”)

  • Generalでスタイルを間違える(フォーマルな相手にカジュアルな文体を使うなど)

  • 語数不足(150語未満)


3.6 まとめ

Task 1 は配点比率ではTask 2より低いですが、基本的な英語力・論理性を示す重要なパートです。ここで減点されると、全体のバンドスコアに大きく影響するため、タイプ別に練習して慣れておきましょう。


セクション4:Task 2(エッセイ)の攻略法

4.1 Task 2 の特徴

Task 2 では、社会的・学術的テーマに関するエッセイ(250語以上) を書きます。配点比率は全体の約67%と最も高く、IELTS Writing のスコアを大きく左右するパートです。

出題テーマの例:

  • 教育(例:大学は就職準備に焦点を当てるべきか、学問的知識を重視すべきか)

  • 環境(例:環境保護は政府の責任か、個人の責任か)

  • 社会問題(例:高齢化社会の影響、インターネットの利点と欠点)


4.2 エッセイの基本構成

Task 2 のエッセイは以下の流れが基本です。

  1. Introduction(導入)

    • 問題を言い換えて提示(パラフレーズ)

    • 自分の立場を明確にする(意見あり型の場合)

  2. Body Paragraph 1

    • 1つ目の理由(トピックセンテンス)

    • 理由の説明・具体例・結果の展開

  3. Body Paragraph 2

    • 2つ目の理由

    • 補足例や反対意見への簡単な言及も可能

  4. Conclusion(結論)

    • 自分の立場を再確認

    • 主要なポイントを簡潔にまとめる


4.3 よく出る出題形式(エッセイタイプ)

  • Opinion Essay(意見を述べる型)

  • Discussion Essay(両方の意見を論じ、自分の立場を示す型)

  • Problem-Solution Essay(問題と解決策を提示する型)

  • Advantages-Disadvantages Essay(利点と欠点を論じる型)

出題形式ごとに適した構成を練習しておくと、時間短縮&高得点につながります。


4.4 高得点を取るためのコツ

  1. 問題文を正確に分析

    • “To what extent do you agree or disagree?” → 部分的同意も可能

    • “Discuss both views and give your own opinion.” → 両方の意見を必ず扱う

  2. 一貫した論理展開

    • Body Paragraph の中で1つの論点に集中する

    • 複数のアイデアを詰め込みすぎない

  3. 具体例を盛り込む

    • 実際の社会事例や統計を挙げると説得力が増す

  4. 語彙と文法のバリエーション

    • “important” を “crucial, vital, significant” などに言い換える

    • 複文(because, although, whereas など)や関係詞を活用する


4.5 よくあるミス

  • 結論を書かずに終わる

  • 問題文を読み違え、課題とずれた内容になる

  • 例を出さずに抽象的な意見だけを述べる

  • 語数不足(250語未満)


4.6 まとめ

Task 2 はIELTS Writingの中で最も重視される課題です。論理的構成・明確な立場・多様な語彙と文法 を意識することで、Band 7 以上を狙うことが可能になります。


セクション5:学習戦略とトレーニング方法

5.1 時間配分の練習法

  • 基本戦略:Task 1 に20分、Task 2 に40分

  • 模試や過去問演習では、必ずストップウォッチを使って練習する

  • 書き始める前に「2〜3分で構成メモ」を作ると、途中で迷わず書き切れる

コツ:Task 2 は配点比率が高いので、必ず時間を多めに確保すること。


5.2 語彙と表現を強化する方法

  • テーマ別単語帳を作成(例:教育・環境・テクノロジーなど)

  • 同義語・言い換え表現をストックしておく

  • コロケーション(自然な単語の組み合わせ) を意識

    • 例:make progress, take measures, play a vital role

「難しい単語を詰め込む」よりも「自然で適切な言い回し」が評価される。


5.3 文法スキルの鍛え方

  • 短文で正確に書く練習を優先

  • 慣れてきたら 複文・関係詞・分詞構文 を取り入れて幅を広げる

  • 動詞の時制や主語・動詞の一致、冠詞の使い方など 基礎の正確さ を徹底


5.4 エッセイテンプレートの活用法

  • イントロの型を持っておくと安心

    • “It is often argued that …”

    • “There is no doubt that …”

  • ボディ段落も「主張 → 理由 → 例 → まとめ」の型を意識

  • ただし、丸暗記ではなく トピックに合わせて柔軟に調整する力 が必要


5.5 独学 vs スクール活用

  • 独学のメリット:コストが安く、自分のペースで学べる

  • 独学のデメリット:添削やフィードバックが不足し、改善点に気づきにくい

  • スクール/コーチングのメリット:専門家の添削で短期間に弱点を修正できる

  • 併用戦略:基礎は独学で積み上げ、仕上げにスクールや添削サービスを利用


5.6 練習の進め方(ステップ別)

  1. 基礎構文・語彙を習得(短文トレーニング)

  2. Task 1・Task 2 の構成を理解(サンプルを分析)

  3. タイムマネジメント練習(時間制限ありで書く)

  4. 添削で改善点を確認(弱点克服)

  5. 本番シミュレーション(模試で60分フル演習)


5.7 まとめ

効果的な学習戦略は、「正確さ → 構成力 → 時間配分 → フィードバック」 の流れでステップアップすることです。短期間でのスコアアップを狙う場合は、独学と添削サービスの組み合わせが最も効率的です。


セクション6:最新トピックと予想問題【2025–2026年版】

6.1 最近の出題傾向

過去数年の出題を分析すると、IELTS Writing Task 2 では以下のテーマが繰り返し出題されています。

  • 教育:オンライン教育、大学の役割、試験制度

  • 環境:気候変動、プラスチックごみ、再生可能エネルギー

  • 社会問題:高齢化、都市化、SNSやテクノロジーの影響

  • 仕事・経済:在宅勤務、AIと雇用、国際貿易

2025年以降も、グローバルに議論されている社会的テーマが中心になると予想されます。


6.2 Task 1 の最新傾向

  • Academic では「複合チャート(棒グラフ+折れ線など)」や「プロセス図」「地図問題」が頻出

  • General では「フォーマルな依頼文」や「クレームの手紙」が増加傾向

特に Academic Task 1 は データの比較+全体の傾向 を明確に示す練習が必須です。


6.3 予想されるトピック(Task 2)【2025–2026】

  • 教育

    • 大学教育は専門スキルよりも幅広い知識を重視すべきか?

    • オンライン学習は対面学習を置き換えるか?

  • 環境

    • 環境問題の解決は政府の責任か、それとも個人の責任か?

    • 大都市での交通渋滞を減らす最善の方法は公共交通機関の改善か?

  • 社会問題

    • 高齢化社会は経済にどのような影響を与えるか?

    • SNSは人々を孤立させるのか、それともつなげるのか?

  • 仕事・テクノロジー

    • 在宅勤務は生産性を高めるか下げるか?

    • 人工知能は雇用を奪うか、それとも新しい機会を生み出すか?


6.4 キーワードの準備

トピックに応じた 頻出語彙・フレーズ を事前にストックしておくと安心です。

  • 教育:curriculum, lifelong learning, academic achievement

  • 環境:renewable energy, carbon emissions, conservation

  • 社会問題:aging population, urbanization, social inequality

  • テクノロジー:automation, digital divide, innovation


6.5 まとめ

IELTS Writing では「予想問題を丸暗記」するのではなく、頻出テーマに共通する論理展開の型を身につけることが重要です。2025〜2026年は教育・環境・社会問題・テクノロジーの分野が引き続き中心になるため、サンプル問題で練習を重ねておきましょう。


セクション7:おすすめ教材とリソース

7.1 公式教材

  • Cambridge IELTS Official Guide(ケンブリッジ公式問題集シリーズ)

    • 実際の過去問に基づいており、本番形式に最も近い演習ができる

    • 解答例・採点基準も掲載されており、自己採点や弱点分析に役立つ

    • 2025年時点で最新版(IELTS 19まで刊行予定)を優先的に活用

  • The Official Cambridge Guide to IELTS

    • Academic・General両方に対応

    • 初級者〜中級者が基礎を固めるのに適している


7.2 無料で使えるリソース

  • IELTS公式サイト(British Council, IDP, Cambridge)

    • サンプル問題や解答例が公開されている

  • オンライン添削サービスの無料トライアル

    • 初回無料添削を利用して、自分の弱点を把握

  • YouTube学習チャンネル

    • ネイティブ講師によるTask 1・Task 2解説動画が豊富


7.3 添削サービス・アプリ

  • IELTS Writing Correction Service

    • 本番基準で添削してもらえるため、独学では気づけない改善点が分かる

  • Grammarly, QuillBot

    • 文法や言い換えのチェックに便利

  • IELTS-specific apps(IELTS Prep App, IELTS Writing Sampleなど)

    • スマホで手軽に学習・サンプル確認が可能


7.4 語彙・表現強化に役立つ教材

  • Oxford Collocations Dictionary

    • 自然なコロケーション表現を習得できる

  • Academic Vocabulary List (AWL)

    • Task 2 で役立つアカデミック語彙を重点的に学習


7.5 効率的な活用法

  • 公式問題集で実戦演習 → 添削サービスで改善点チェック → 語彙強化

  • 無料リソースは「サンプル分析」「自己診断」に活用

  • 有料教材は「実戦力強化」に集中投資


7.6 まとめ

教材は数多くありますが、重要なのは「少数を徹底的に活用すること」です。特に 公式問題集+添削サービス+語彙強化ツール の組み合わせが、2025〜2026年の短期スコアアップに最も効果的です。


セクション8:よくある質問(FAQ)

Q1. Task 1 と Task 2 の時間配分はどうすればよいですか?

A. 一般的には Task 1 に20分、Task 2 に40分 が推奨されます。Task 2 の配点が高いため、優先的に時間を確保することが大切です。


Q2. Task 1 Academic では意見を書いてもいいですか?

A. いいえ。Task 1 は データや情報の要約が目的です。意見や感想は不要で、客観的に説明することが求められます。


Q3. General Training の Task 1 で、フォーマルとインフォーマルの区別を間違えると減点されますか?

A. はい。文体の適切さも採点基準の一部です。フォーマルな手紙では敬語を使い、友人宛では自然な会話調を使いましょう。


Q4. Task 2 のエッセイは何段落で書くべきですか?

A. 4〜5段落が一般的です。

  • Introduction(導入)

  • Body 1(理由①)

  • Body 2(理由②)

  • Conclusion(結論)
    ※場合によっては Body を3つに分けてもOKですが、時間と内容のバランスに注意しましょう。


Q5. Task 2 で中立的な立場を取っても大丈夫ですか?

A. 問題文の指示によります。

  • “To what extent do you agree or disagree?” → 部分的同意も可

  • “Discuss both views and give your own opinion.” → 必ず自分の意見を明確に示す必要あり


Q6. 語数が150語(Task 1)や250語(Task 2)に満たないとどうなりますか?

A. 語数不足は大きな減点対象です。最低語数を下回ると Task Achievement / Task Response でスコアが大幅に下がります。


Q7. 難しい単語を無理に使った方が高得点になりますか?

A. いいえ。難解な単語を誤用すると逆効果です。自然で正確な表現を使う方が評価されます。多様性+正確さが大事です。


Q8. エッセイの冒頭は暗記しても大丈夫ですか?

A. 部分的にはOKです。例えば イントロの型(問題の言い換え+立場表明) を覚えておくと便利です。ただし、丸暗記のテンプレートをそのまま使うと不自然になり減点対象になることもあります。


Q9. Task 1 と Task 2 の両方を必ず仕上げるべきですか?

A. はい。片方を白紙にすると、スコアは大幅に下がります。どちらも最低限の構成で書き切ることが重要です。


Q10. 独学だけで Band 7 は取れますか?

A. 可能ですが、効率は低くなります。特にライティングは 自己添削が難しいため、Band 7 以上を目指す場合は添削サービスや指導を受けるのがおすすめです。


Q11. Task 2 の結論部分はどのくらい書くべきですか?

A. 結論は 2〜3文程度で簡潔にまとめましょう。新しいアイデアを出すのはNGです。


Q12. 文法ミスが少しあっても高得点は可能ですか?

A. はい。多少の文法ミスは減点されますが、全体の論理性・語彙の幅・構成が優れていれば Band 7 以上も狙えます。


Q13. IELTS Writing と TOEFL Writing の違いは?

A. IELTS は 時間配分と形式の違いが大きいです。特に IELTS Task 1 Academic はデータ要約形式で、TOEFLにはありません。また、IELTSは手書きまたはPC試験どちらも選択できます。


Q14. パラフレーズ(言い換え)が苦手です。どうすればいいですか?

A. 同義語の暗記よりも、シンプルに文を言い換える練習を重ねましょう。

  • “Many people think …” → “It is widely believed that …”

  • “This problem is big.” → “This issue is significant.”


Q15. 公式問題集だけで十分ですか?

A. 公式問題集は必須ですが、それだけでは不十分です。語彙強化・添削サービス・サンプル分析を組み合わせて学習することで、効率よくスコアを伸ばせます。


投稿ページへのリンク集(日本語サイト向け・IELTSライティング徹底版)

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バンドスコア取得戦略編


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IELTS対策・受験総合ガイド – 完全攻略【2025−2026年版】